JP3112803U - ユニット詰物体型敷布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】外傷又は奇形等のにより仰向けに寝ることが困難である障害者が使用する敷布団で、骨格または筋肉の偏在を補正し、快適に仰向けに寝られ、また下半身が不随である被介護者が使用し、布団の上で排泄したとしても、分解により家庭用洗濯機で洗濯できる大きさに分解できる敷布団を提供する。
【解決手段】抗菌ネット製の袋にカットパイプ等粒状の中綿を封入したセル、抗菌ネット又は布製の袋にセルを複数個入れファスナーで開口部を閉めたユニット、このユニットをファスナーで複数個連結することによって、敷布団を製作し、セルの中の粒状の中綿の量を調整して骨格または筋肉の偏在を補正できるようにし,また汚した場合はユニットごと、セルごとに、粒状の中綿を散らかさずに家庭用洗濯機で洗濯できる。
【選択図】図6
【解決手段】抗菌ネット製の袋にカットパイプ等粒状の中綿を封入したセル、抗菌ネット又は布製の袋にセルを複数個入れファスナーで開口部を閉めたユニット、このユニットをファスナーで複数個連結することによって、敷布団を製作し、セルの中の粒状の中綿の量を調整して骨格または筋肉の偏在を補正できるようにし,また汚した場合はユニットごと、セルごとに、粒状の中綿を散らかさずに家庭用洗濯機で洗濯できる。
【選択図】図6
Description
本考案は、平面である敷布団に仰向けに寝ることが困難である障害者に使用される、凹凸を自由に作れるユニット詰物体型敷布団に関する。
従来、外傷や奇形等によって、仰向けに寝ることが困難な障害者に使用される敷布団は、その障害を補正するような布団を職人に作ってもらうか、雑誌等を下
に敷いて補正することで仰向けに寝ることを可能としているが、職人に作ってもらう場合は高価であり、また納期もかかるため、汚すなどによって使用不可能と
なった場合作り直しとなり、高額の費用が必要で、作っている間は、雑誌等を下に敷いて補正しなくてはならない。また雑誌等で補正する場合は、万年床の場合
以外は寝るたびに正確に雑誌等を置いてから敷布団を敷かないと正しく補正できない。
に敷いて補正することで仰向けに寝ることを可能としているが、職人に作ってもらう場合は高価であり、また納期もかかるため、汚すなどによって使用不可能と
なった場合作り直しとなり、高額の費用が必要で、作っている間は、雑誌等を下に敷いて補正しなくてはならない。また雑誌等で補正する場合は、万年床の場合
以外は寝るたびに正確に雑誌等を置いてから敷布団を敷かないと正しく補正できない。
前項の障害者の場合寝返りを打つことが困難な場合が多く、繊維質の綿の布団では通気性が悪いため背中部分がムレ、床ズレや熱中症の原因となる場合があ
る。
る。
下半身が不自由である被介護者の排泄の処理は、紙オムツによることが多いが、交換中に排泄してしまった場合。また嘔吐や食事をこぼすなどによって、その
ままでは使用できないほど汚れた敷布団は、天然繊維綿の布団は家庭では洗濯できず、また合成繊維の布団であっても洗濯には浴槽を用い、屋外にまる一日干さ
なければならないために、悪天候が続くといつまでも洗濯できない状態となってしまう。
ままでは使用できないほど汚れた敷布団は、天然繊維綿の布団は家庭では洗濯できず、また合成繊維の布団であっても洗濯には浴槽を用い、屋外にまる一日干さ
なければならないために、悪天候が続くといつまでも洗濯できない状態となってしまう。
カットパイプやそば殻などの粒状の中綿により構成される布団や枕の、生地または中綿を洗濯する場合は、生地から中綿を取り出さなければ大きすぎて家庭用
の洗濯機で洗濯することは困難である。
の洗濯機で洗濯することは困難である。
外傷または奇形等の障害により、平面である敷布団に仰向けに寝ることが困難である障害者が、骨格又は筋肉の偏在を補正し、快適に仰向けで寝られる敷布団
を安価に提供する。
を安価に提供する。
下半身が不随である被介護者が、布団の上で排泄してしまった場合でも、家庭用洗濯機で容易に洗濯できる敷布団を提供する。
本考案の請求項1記載の敷布団は、それ
ぞれ異なった厚みのユニット布団を、ファスナー等により連結することによる。
ぞれ異なった厚みのユニット布団を、ファスナー等により連結することによる。
本考案の請求項2記載の敷布団は、前項のユニット布団に、生地に抗菌樹脂製のネットを、中綿にカットパイプ等の抗菌樹脂素材を用いることによて、家庭用
洗濯機で洗濯、脱水までを行い、自然乾燥でもすばやく乾くようにする。
洗濯機で洗濯、脱水までを行い、自然乾燥でもすばやく乾くようにする。
厚みの異なるユニットの組み合わせにより、凹凸のある敷布団を作ることが出来、平面である敷布団に仰向けに寝ることが困難である障害者が、快適に仰向け
で寝ることが出来る。また標準化されたユニットにより、量産が可能となり、安価に提供することができる。
で寝ることが出来る。また標準化されたユニットにより、量産が可能となり、安価に提供することができる。
下半身が不随である被介護者が、敷布団に排泄してしまった場合。また嘔吐や食事をこぼすなどによって、そのままでは使用できないほど汚れてしまった場
合、汚れた部分のユニットを家庭用洗濯機で洗濯、脱水までを行い、自然乾燥でもすばやく乾くため、悪天候が続く場合でも洗濯でき、また予備のユニットと交
換することにより、長時間敷布団が使用できない状態を避けることが出来る。
合、汚れた部分のユニットを家庭用洗濯機で洗濯、脱水までを行い、自然乾燥でもすばやく乾くため、悪天候が続く場合でも洗濯でき、また予備のユニットと交
換することにより、長時間敷布団が使用できない状態を避けることが出来る。
ユニットごとの洗濯ができるため、カットパイプ等を使用した布団や枕であっても、生地から中綿を取り出さずに洗濯することができ、カットパイプ等の粒状
の中綿を散らかさずに洗濯することが出来るため、洗濯後は容易に元の敷布団に組み立てることが出来る。
の中綿を散らかさずに洗濯することが出来るため、洗濯後は容易に元の敷布団に組み立てることが出来る。
敷布団の部分の厚みを調整し、骨格又は筋肉の偏在を補正する目的と、家庭用洗濯機で洗濯することを同時に可能にした構造である。
本考案のユニット型敷布団の最小単位を構成するセルの構造を、図1を用いて説明する。セルは、抗菌樹脂製の洗濯ネット状の生地1に、中綿である抗菌樹脂製
のカットパイプ2を封入したものである。この中綿の量により敷布団を構成した場合の部分の高さを調整するため、ネットの口はファスナー3で閉じる形状とす
る。本考案に係わる中綿はカットパイプであることを要さず、そば殻及び木炭片等を用いることもできる。
図2に示すユニットは、ユニット袋5にセル4を複数個封入する。ユニット袋は抗菌樹脂製のネットの生地で、セルを封入するポケットを有し、ファスナー6
で開口部を閉じる形状とする。以後ユニット袋にセルが封入されたものをユニットと呼ぶ。本考案に係わるユニット袋はネットによる生地であることを要さず、
布で
あっても使用することが出来る。
で開口部を閉じる形状とする。以後ユニット袋にセルが封入されたものをユニットと呼ぶ。本考案に係わるユニット袋はネットによる生地であることを要さず、
布で
あっても使用することが出来る。
ユニット袋にはユニット間を連結する連結用ファスナー7を有し、複数ユニットを連結して図3に示す敷き布団とする。
本考案の用途は敷布団に限定するものではなく、ユニット袋に入れるセルの個数、ユニットの連結数により、座布団、長座布団、及び枕にも応用可能である。
不時の排泄等により一部分を汚し、使用できない場合は、ファスナーを取り外し、ユニット袋及びセルを洗濯機で洗濯する。このときセルを分解する必要が無
いため、中綿であるカットパイプがセルから出ることなく、容易にもとの敷布団に組上げることが出来る。
いため、中綿であるカットパイプがセルから出ることなく、容易にもとの敷布団に組上げることが出来る。
本考案による敷布団は、セルの標準化による量産化により安価に生産可能なため、介護ベッド用の敷布団をはじめ、洗濯可能な通気性のよい敷布団として、健
常者用の布団として
も利用できる。
常者用の布団として
も利用できる。
本考案による敷布団は、セルを組み合わせる個数により、座布団や枕、また敷布団でもシングルサイズ及びダブルサイズに組替えることが出来るため、これま
で専門の職人に依頼していた打ち直しを家庭で出来るようにすることが出来る。
で専門の職人に依頼していた打ち直しを家庭で出来るようにすることが出来る。
1 セルの生地
2 中綿であるカットパイプ
3 セルのファスナー
4 ユニット袋
5 セル
6 ユニット袋のセル封入用ファスナー
7 ユニット連結ファスナー
2 中綿であるカットパイプ
3 セルのファスナー
4 ユニット袋
5 セル
6 ユニット袋のセル封入用ファスナー
7 ユニット連結ファスナー
Claims (2)
- 平面である敷布団に仰向けに寝ることが困難である障害者に使用される敷布団で
、ネットの袋に、カットパイプ等
の粒状の中綿を封入したセルと、ネット又は布製の袋で、複数個のセルを封入し、ファスナー、ボタン等で開口部を閉じたユニット、このユニットを複数個組み
合わせ、
ファスナー、ボタン等で連結して1枚の敷布団とする構造の敷布団で、セルの中の中綿の量を調整し、骨格又は筋肉の偏在を補正することにより、快適に仰向け
で寝られる
ことを特徴とするユニット詰物体型敷布団の構造。 - 請求項1の布団で、下半身が不随である被介護者等に使用し、布団の上で排泄、嘔吐等で汚してしまった時、家庭用洗濯機で洗濯できる大きさのユニット及び
セルに分解で
きて、粒状の中綿を封入したまま洗濯、乾燥できることを特徴としたユニット詰物体型の布団、座布団、枕等の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003632U JP3112803U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | ユニット詰物体型敷布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003632U JP3112803U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | ユニット詰物体型敷布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3112803U true JP3112803U (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=43275205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003632U Expired - Fee Related JP3112803U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | ユニット詰物体型敷布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112803U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015008871A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 日の本寝具株式会社 | 敷寝具 |
-
2005
- 2005-05-25 JP JP2005003632U patent/JP3112803U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015008871A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 日の本寝具株式会社 | 敷寝具 |
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Legal Events
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