JP3112293U - 錠剤用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】消臭・除菌に効果のある、二酸化塩素錠剤を入れた錠剤用袋を提供する。
【解決手段】通気性の優れた素材の中袋に、二酸化塩素錠剤を入れ、これを更に通気性のない素材の外袋に入れて開口部を密閉する。使用する時に外袋を開封して錠剤の入った中袋ごと使用する。
【選択図】図2
【解決手段】通気性の優れた素材の中袋に、二酸化塩素錠剤を入れ、これを更に通気性のない素材の外袋に入れて開口部を密閉する。使用する時に外袋を開封して錠剤の入った中袋ごと使用する。
【選択図】図2
Description
安定化二酸化塩素が消臭、除菌に優れた効果のある事はよく知られている事であるが、気体、あるいは液体状で使用するには発散消滅してしまう為、一般的にはその効果を持続させるのは困難であった。
近年、これを、例えばイソシアミル酸を主成分とした塩素系錠剤に二酸化塩素を安定化させ、この錠剤より徐々に放出される二酸化塩素ガスによって消臭、除菌を行う方法もとられるようになった。
しかし、この錠剤が空気中の水分に反応して、二酸化塩素がガス化して大気中に放出され、場合によって相違はあるものの、30日から数十日とゆう短期間にその効力を失う為、その使用については、使用者の十分な理解と、取り扱いに関する注意が必要であった。
しかもこの錠剤については、無害ではあるが皮膚が直接触れる事、又他の薬品の錠剤、あるいは菓子等と混同して口に入れてしまう恐れがあった。
更に、錠剤の設置場所、設置器具、設置方法等も千差万別であり、これら種々の状況に対応する方法が必要であった。又製造年月日、設置時期と有効期間の判別、廃棄の判断等を解りやすくする必要があった。
この様に多くの課題がある為、広く一般市場に提供する事が困難であった。本考案は、これらの課題をいっきに解決しようとするものである。
錠剤をメッシュ状の布等通気性の優れた素材の中袋に入れる、更にこれをポリエチレン、ポリプロピレン等通気性のない素材の外袋に入れ、この外袋の開口部を、二酸化塩素ガスが外界に漏れ出す事のない様に密閉する。
中袋の素材はメッシュ状の布とは限らず、紙でも、木でも、樹脂でも、あるいは金属でも良好な通気性の確保できる素材と構造であれば何でも良い。但し、塩素と反応して、人体や環境に悪影響を及ぼす恐れのあるものは避ける。
中袋の形状は袋状とは限らず、箱型でも、筒型でも、他の形状でもその使用にあたって支障のないものであり、良好な通気性の確保出来るものであれば何でも良い。
中袋の開口部は、接着したり、縫合したりして、錠剤が中袋の外にこぼれない様にする。
中袋に吊り下げ用の穴を設けると、その使用時に簡単に釘やフックに吊り下げられるので便利である。
中袋に両面テープを接着しておく。この場合両面テープは着脱可能なものを使用すれば、他の器具や家具等に貼り替えたり、中袋ごと廃棄するのに便利である。
中袋に、製造年月日入りで、外袋の開封年月日を記入出来る様にしたシールを貼っておく、これは錠剤から二酸化塩素ガスが放出されつくしても外見上判別できかねるからである。但し、前述した両面テープや、この項で説明したシールによって、中袋の通気性が出来る丈阻害されない様留意する必要がある。
したがって錠剤製造後直ちに中袋及び外袋に封入する事が肝要である。
外袋はポリエチレン、ポリプロポレン、アルミ等通気性のない素材を使用し、図1及び図2で説明すると、ファスナーdと接着部eがあり、切り取り部fを設けておく。もちろん接着部eだけでも良いが、使用上の便宜をはかる為には接着部及びファスナーの二重構造が望ましい。
外袋に接着部を設けたのは、ファスナーが何らかの理由で、少しでも開いていると二酸化塩素ガスが外界に放出されてしまうからである。外袋の開口部の接着は接着剤によるのも良いが、ポリエチレン等の熱溶着が可能な素材の場合は熱溶着するのが良い。
外袋は袋状とは限らず箱型でも筒型でも、通気性がなく、開口部を密閉できるものであれば良い。
この錠剤用袋は、中袋と外袋の二重構造とは限らず、その使用目的を満たす事が出来るものであれば、多重構造とする事も可能である。
錠剤を通気性の良好な布や紙等に包んでから中袋に入れると、中袋の中で錠剤がガタつくのを防ぎ、中袋の外からは錠剤が見えないので美観を保つことが出来る。この場合例えば綿に銅イオンを重合させた消臭繊維を使用すると消臭効果を増す事が出来る。
すでに述べてきた様に、中袋と外袋の二重構造にする事により、必要分ずつ外袋を開封して、使用できるので、外袋の開封前、数ヶ月間は錠剤の効力を維持させておく事が出来る。即ち、必要分ずつ有効に使用する為に錠剤を少量ずつ中袋と外袋に納めていることを特長とする。
外袋に錠剤の入った中袋を、一個ずついれるとは限らず、使用目的によって複数個入れることも可能である。
錠剤製造後、外袋を開封しなければ数ヶ月間錠剤の効力を維持できる。したがって、使用時に外袋を開封し、錠剤の入った中袋ごと使用すれば、1ヶ月以上消臭・除菌の効力を発揮できる。
取扱いが簡単であり、籠やトレーなど、他の器に入れるのもよし、化粧袋に入れて飾りを兼ねたり、釘やフックがあれば、どこにでも吊り下げられる。
他の薬品錠剤や菓子等との混同を防ぎ、錠剤に直接手を触れる事がないので清潔であり、更に有効期限の確認が出来る。
吊り下げ、接着等が可能なので、生ゴミ用バケツのフタ、トイレ(化粧室)の中、扉付下駄箱、冷蔵庫、食品収納庫、乗用車、食品輸送車のコンテナ、霊柩車の柩室、祭壇等の葬具収納箱のフタ、更には御遺体を納めた柩のフタ、特にこの柩については、二次感染予防にもなる。
すでに説明してきた様に、使用する時に外袋を開封して、錠剤の入った中袋ごと使用する事が出来る様にした事により、安全に有効にそして多目的に利用出来る、したがって、広く一般市場に提供する事が出来る。
a 外袋
b 中袋
c 錠剤
d ファスナー
e 接着部分
f 切り取り部分
g 両面テープ
h 吊り下げ用穴
i 錠剤を包んだ布
b 中袋
c 錠剤
d ファスナー
e 接着部分
f 切り取り部分
g 両面テープ
h 吊り下げ用穴
i 錠剤を包んだ布
Claims (3)
- 二酸化塩素ガスを放出する安定化二酸化塩素錠剤(以後錠剤と称する)を通気性の優れた素材の袋(以後中袋と称する)に入れ、更にこれを通気性のない素材の袋(以後外袋と称する)に入れ、外袋の開口部を密閉できる錠剤用袋。
- 中袋には吊り下げ用の穴が設けられている請求項1の錠剤用袋。
- 中袋には両面テープが貼りつけられている請求項1の錠剤用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002357U JP3112293U (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 錠剤用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005002357U JP3112293U (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 錠剤用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3112293U true JP3112293U (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=43274719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3112293U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172002B1 (ja) | 2011-09-08 | 2013-03-27 | 和気 清弘 | 袋入り抗菌剤 |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005002357U patent/JP3112293U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5172002B1 (ja) | 2011-09-08 | 2013-03-27 | 和気 清弘 | 袋入り抗菌剤 |
EP2754349A1 (en) * | 2011-09-08 | 2014-07-16 | Wak Co. Ltd | Bagged anti-bacterial agent |
EP2754349A4 (en) * | 2011-09-08 | 2015-04-01 | Wak Co Ltd | ANTIBACTERIAL AGENT INSULATED |
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