JP3112218U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】織布や不織布を用いて作られたマスク本体の、左右の側端辺の夫々に、耳掛紐を取付けたものにおいて、鼻部の隆起形状に忠実に倣って密着させ、フィット感をより向上させたマスクを提供する。
【解決手段】織布や不織布を用いて作られ、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えたマスク本体の側端辺の夫々に、耳掛紐を取付けたマスクであって、可撓性を備えるアタッチメントを、前記マスク本体裏面の上縁部近傍に付着してなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、鼻との気密性を改良したマスクに関する。詳しくは、可撓性を備える別体のアタッチメントを、鼻の隆起形状に倣って密着させて既存のマスクの裏面に付着することにより、鼻との間の気密性を改良したマスクに関する。
従来から、マスクには、鼻への装着感を改善するために種々の工夫がなされている。図5に示すマスクB1は、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備え、複数枚のガーゼ等の織布と不織布とを重ね合わせたマスク本体11の、左右の側端辺14、14の夫々に、ゴム輪状の耳掛紐12を挿通させるための紐通し部13を設けている。そして、マスク本体11の上縁部近傍の真中部分にVカット状の摘み部19を設けることによって、マスク本体11が鼻部の隆起形状に倣って密着、フィットする様に工夫されている。
しかしながら、この摘み部19は、マスク本体11の裏面において、真中の生地を三角状に折って凹みを形成させたもので、鼻部の隆起形状との気密性、あるいは、フィット感は十分とは言えないばかりか、製造過程において複雑な作業を余儀なくされコストアップにもなる。
また、本出願人は、同様なマスクについて先に提案している(例えば特許文献1参照)。本提案のものを、マスクの裏面側から見た斜視図として図6に示す。このマスクB2は、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備え、複数枚のガーゼ等織布と不織布とを重ね合わせたマスク本体11の、左右の側端辺14、14の夫々に、ゴム輪状の耳掛紐12を挿通させるための紐通し部13を設けている。
マスク本体11の上縁部近傍には、マスクの着用状態で、顔面から隆起している鼻の形状に密着させるために、塑性変形性を備える帯板状のアタッチメント15を取付けたものである。
マスクB2を両耳に掛けた後、マスク本体1の上縁中央部を、鼻の隆起形状に倣う様にして指先等で押圧すると、この部分に取付けてある、塑性変形性を備えるアッタチメント15が、鼻の隆起形状に倣って屈曲されるので、この部分の気密性が確保される。しかしながら、塑性変形が十分ではないので隙間が生じ、アッタチメント15と鼻との密着性に欠け、あるいは、気密性が劣るという難点があった。また、この塑性変形の状態を長く保持することが困難であった。
実用新案登録第3100600号公報
昨今の様に、吸入感染性による悪質なウイルスが次々に発見され、季節が巡る毎に多くの人々が花粉症に苦しめられている現状を考えれば、或いは、各種の生産施設や廃棄物処理施設等で、有害な粉塵に曝さらされている人々の健康管理を考えれば、これ等の問題の最も手軽な解決手段となるマスクに関し、粉塵やウイルスの吸入阻止機能をより高めて行く必要性がある。
そこで、本考案の目的は、織布や不織布を用いて作られた既存のマスク本体の、左右の側端辺の夫々に、耳掛紐を取付けたものにおいて、鼻の隆起形状に忠実に倣ってマスク本体との気密性、あるいは、フィット感をより向上させて快適に装着できるマスクを提供することである。
上記の目的を達成するための、本考案によるマスクは、織布や不織布を用いて作られ、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えたマスク本体の側端辺の夫々に、耳掛紐を取付けたマスクであって、可撓性を備えるアタッチメントを、前記マスク本体裏面の上縁部近傍に付着してなることを特徴とする。
上記の構成を備えた本考案によるマスクは、従来のマスクに比べて以下に示す様な優れた機能を備えている。即ち、マスク本体の裏面において、可撓性を備えるアタッチメントを上縁部近傍に付着したことによって、マスクと隆起した鼻の部分との気密性が向上する。そのため、粉塵ヤウイルス等の吸入阻止機を顕著に高められる。また、アタッチメントの可撓性によって、鼻への圧迫感が軽減される。
本考案の実施の形態を、添付図面に示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本考案の実施例について、図1〜4を参照しながら説明する。 図1は、この実施例のマスクA1を裏面から見た斜視図、図2は、アタッチメンが鼻に密着する状態を示す説明図、図3は、マスクA2を裏面から見た斜視図、図4は、マスクA3を裏面から見た斜視図である。
図1に示すマスクA1は、ガーゼ等の織布を重ね合わせたマスクである。口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えた既存のマスク本体1と、マスク本体1の左右の側端辺4、4の夫々に、ゴム輪状の耳掛紐2を挿通させるための紐通し部3を設けている。
図1示す様に、マスク本体の横幅寸法Lはマスクの着用状態で、その両側端辺4、4の夫々が、口の左右両端に近いもので、従来のマスクと比べて格別に異なるところはない。即ち、一般大人用としてマスク本体の横幅寸法Lは13.5cmに設定されたものである。
マスク本体1の上縁部近傍には、マスクの着用状態で、顔面から隆起している鼻の隆起形状に倣って密着させるために、可撓性を備えるアタッチメント5を付着している。付着する方法は、マスク本体1の裏面の上縁部近傍に、両面テープによってアタッチメント5を貼着する。
アタッチメント5は、上部において二つ山の間に谷を有する曲面と、下部において平坦面6を有し、平坦面6には両面テープを付着している。図2に示すように、アタッチメント5は、可撓性を備える海綿質体を鼻の隆起形状に合わせて二つ山の間に谷を有する様に成形され、山と山との間の凹みが鼻の隆起形状にフィットする。即ち、アタッチメント5は、山状部51、51との間に凹部52を有し、この凹部52が鼻部Nの隆起形状に密着する。
ここで、アタッチメント5の材質としては、可撓性を備える軟質の材料が好ましい。そして、弾力性に富むこと、耐油性が良いこと、耐候性が良いこと等が必要とされる。さらに、鼻へのタッチがソフトであり、圧迫感を有しないことが重要である。具体的なアタッチメント5の材質は、海綿質の可撓性を備えるもので、大分類すると、ゴム材質のもの、ウレタン材質、あるいは、プラスチック材質等があり、マスクの使用態様に応じて適宜選択すればよい。ゴム材質の種類としては、天然ゴムの他、合成のゴムクロロプレン、ブタジエン、ブチル、フッ素、シリコン、ウレタン、アクリル、ニトリル等がある。ウレタン材質としては、エーテル、エステル等がある。また、プラスチック材質としては、アクリル、塩ビ、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、ナイロン等がある。また、アタッチメント5の材質は、ソフトタッチの可撓性を備える材料であれば、織布や不織布でもよい。以下のマスクA2、A3についても同様である。
他のマスクの例で、図3に示すマスクA2は、ガーゼ等の織布や不織布を用いて作られ、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えたマスク本体1において、横幅方向に襞7を複数本設け、鼻の隆起形状に倣って膨らむ様に工夫したマスクである。ここで、襞7は、折り返し部を有する二重折りのものである。マスク本体1に関しては、既存品と比べて格別に異なるところは無い。ただし、マスク本体1の上縁部近傍に可撓性を備えるアタッチメント5を貼着しているところが異なる。
また、図4に示すマスクA3は、ガーゼ等の織布や不織布を用いて作られ、口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えたマスク本体1の一部で、上縁部近傍に折り返し状の重ね折り部8を設けたものである。マスク本体1の横幅寸法に関しては、一般大人用のA1のマスクよりも長く、マスク本体の横幅寸法Lは20cmである。そして、マスク本体1の上縁部近傍に可撓性を備えるアタッチメント5を貼着しているところが異なる。
以上の様に構成され、次に作用について説明する。
言うまでもなく、マスクに求められる機能は、身体に有害な花粉、粉塵、あるいは、ウイルス等の微粒物体が、呼気と共に体内に吸い込まれことを最大限に防ぐことである。
そのための対策は、マスク本体1の材質と形状に関し、顔の立体形状、特に、鼻の隆起形状に倣って密着する材料を吟味することが大事である。
本考案によるマスクA1、A2、A3は、上記の対策の強化を目指して成されたものである。 即ち、これらのマスクを着用すると、図2に示した様に、アタッチメント5は、山状部51、51との間に凹部52を有し、この凹部52が鼻部Nの隆起形状に倣って密着する。
マスクA1、A2、A3を両耳に掛けた後、マスク本体1の上縁部中央を、鼻の隆起形状に沿わせる様にすると、この部分に貼着された、可撓性を備えるアタッチメント5が、鼻の隆起形状に忠実に倣って変形するので、この部分の気密性が十分に確保される。
特に、マスクA3は、マスク本体の横幅寸法Lを長くして、左右両頬の部分まで覆い被せることができる長さにしたもので、顔面の横からの外気を入り難くしたものである。三重に折り返した状態の重ね折り部8が、鼻の隆起形状に倣ってソフトに密着する機能を有する、所謂、ノーズカバーであるとともに、鼻の隆起形状に倣って変形するアタッチメント5を付着することにより、ニ段に外気を入り難くすることができる。身体に有害な粉塵あるいはウイルス等の微粒物体が、吸気とともに体内に吸い込まれることを、最大限に防ぐことができる。そのうえ、アタッチメント5が鼻にソフトに接触するので、圧迫感をもよおすことがない。
以上の実施例では、二つ山状のアッタッチメント下部の平坦面6に接着性の両面テープを付着し、マスク本体1の上縁部近傍にアタッチメント5を貼着することで説明したが、必ずしもその必要はなく以下の様な使い方でもよい。
アッタッチメント下部の平坦面6に接着剤を付しないものでもよい。マスク裏面の上縁部において、二つ山状のアッタッチメント5を布で包むように縫い込み、アッタッチメント5を布の中に潜り込ませることでもよい。
また、二つ山状のアッタッチメント下部の平坦面6をマスク裏面の上縁部近傍に縫い付けることでもよい。
以上の実施例では、アタッチメント5をマスクに付着する説明をしたが、必要に応じてアタッチメント5を外してマスクを使うことも可能であり、また、アタッチメント5が汗ばんできて湿り感が出てきた時には、アタッチメント5のみを随時、新品のものに交換することも可能である。
マスクの裏面の上縁部近傍において、アタッチメント下部の平坦面6に両面テープを使った例を説明したが、両面テープの代わりに、マジックバンド、あるいは、面ファスナー等の公知の手段によって付着することも勿論可能である。また、両面テープの代わりに、アタッチメント5の下部の平坦面6に接着剤として、アクリル系、シリコン系等の公知の接着剤を使用することも十分可能である。
本考案のマスクの実施例を示すもので、展開状態のマスクをその裏面から見た斜視図である。 同上、鼻部へフィットする状態を示す説明図である。 同上、他のマスクの実施例を示すもので、展開状態のマスクをその裏面から見た斜視図である。 同上、他のマスクの実施例を示すもので、展開状態のマスクをその裏面から見た斜視図である。 従来例を示すもので、マスクの裏面から見た斜視図である。 同上、マスクの裏面から見た斜視図である。
符号の説明
A1、A2、A3 マスク
B1、B2 マスク
L マスク本体の横幅寸法
N 鼻部
1 マスク本体
2 耳掛紐
3 紐通し部
4 側端辺
5 アタッチメント
51 山状部
52 凹部
6 平坦面
7 襞部
8 重ね折り部
11 マスク本体
12 耳掛紐
13 紐通し部
14 側端辺
15 アタッチメント
17 襞部
19 摘み部

Claims (1)

  1. 織布や不織布を用いて作られ、
    口および鼻孔を覆うに足る大きさと形状を備えたマスク本体の側端辺の夫々に、
    耳掛紐を取付けたマスクであって、
    可撓性を備えるアタッチメントを、
    前記マスク本体裏面の上縁部近傍に付着してなることを特徴とするマスク。





















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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020532666A (ja) * 2017-09-01 2020-11-12 クリアーマスク,エルエルシー 透明なプラスチック片を有するフェイスマスク

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