JP6096174B2 - 鼻フィルタ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年5月4日に出願された米国特許仮出願第61/482,275号の利益を主張するものであり、本出願の開示は、参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、主に、スクリーン鼻拡張器を有する鼻フィルタ構造物に関する。
本開示の目的は、装着しても美的に満足できる呼吸用鼻フィルタを提供することである。
本開示の別の目的は、使用者の鼻孔に広がる呼吸用鼻フィルタを提供することである。
第1の実施態様によれば、鼻フィルタ構造物が、使用者の鼻の開口部の周辺部に合わせてサイズ調整された外側周辺部及び内側周辺部を有する外環と、外環の内側周辺部よりは大きいものの、外環の外側周辺部よりは小さく、外環の一側面に接着されている外側周辺部を有するフィルタ層と、外環の反対側にあって、外環を使用者の鼻の鼻柱、下縁、翼状側壁、及びファセットに接着する為の接着剤と、上記接着剤と対向する場所にあって、使用者の鼻の自然な変曲点に接着するように配置された追加接着剤と、追加接着剤の間に配置された拡張器と、を含む。他の実施態様では、本開示による鼻フィルタ構造物が、フィルタ層の上に配置された外側フィルタ層を含む。
添付図面及び以下の説明において、1つ以上の実施態様の詳細を示す。これらの説明、図面、及び特許請求の範囲から、他の特徴も明らかになるであろう。
本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態の概略図である。 図1の構造物の切欠図である。 本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態の概略図である。 本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態が鼻道内に配置された様子を示す図である。 乃至 拡張器を含む、本開示による鼻フィルタ構造物を示す図である。 乃至 本開示による拡張器の一実施形態を示す図である。 本開示による拡張器の一実施形態を示す図である。 乃至 本開示による拡張器の一実施形態を示す図である。 本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態を示す図である。 アプリケータ上の、本開示による鼻フィルタ構造物を示す図である。 鼻に配置された、本開示による鼻フィルタ構造物を概略的に示す図である。
図1は、本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態の概略図である。図1を参照すると、鼻フィルタ10が、人の鼻の開口部、即ち、人の鼻孔の周辺部の通常サイズより若干大きい寸法の略楕円形状構成を含む。図2は、図1の構造物の切欠図である。図2では、鼻フィルタ10は、微孔性フィルタ材料を含むフィルタ層12を含む。フィルタ層12の微孔性フィルタ材料は、望ましくない粒子、細菌、又はウィルスを濾過して取り除くのに十分な孔サイズを有する耐湿性フィルタ材料を含んでよい。
本開示の一実施形態では、微孔性フィルタは、例えば、スパンレースポリエステル不織布であってよい。不織布の一例として、ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)(47960、インディアナ州モンティセロ、S.フリーマン通り2787(2787 S. Freeman Rd., Monticello, IN 47960))から入手可能なPS−1025があり、これの技術開示は、参照により本明細書に組み込まれている。PS−1025は、3/4オンス、ベージュ色の開口スパンレースポリエステル布地であり、総厚さが0.003インチである。当業者であれば理解されるように、鼻フィルタの色が使用者の肌の色及び色合いに可能な限り近くなるように、更には、装着時の鼻フィルタを目立たなくする為に、様々な色の不織布を利用してよい。同様に、透明な不織布を利用してもよく、この場合も、装着時の鼻孔フィルタが目立ちにくくなるであろう。この布地は、着け心地がよく、且つ、機械的に安定している為、本明細書に開示の鼻フィルタにおいて効果的に用いることが可能である。フィルタ12は又、粒状物質及び他の物質(呼吸飛沫や発がん物質など)のスクリーニングに最大99%効果的であるように設計されることが好ましい。
本開示による鼻フィルタ構造物を鼻道内に装着することにより、装着者が息を吐き出す際に本構造物が自動的に清浄化されるようにすることが可能である。従って、本開示による鼻フィルタ構造物は、長い使用期間又は長い動作期間にわたって自己清浄式である。この効果は、外環により、スクリーンを鼻道に近接して配置することによっても高められる。
フィルタ層12は、(好ましくは透明なプラスチック材料からなる)楕円環状ベース層14の上面に固定的に接着される。ベース層14の下面には、接着剤16が塗布されている。接着剤16は、人の鼻孔の周辺端部に確実に接着されるように、且つ、必要に応じて剥がすことができるように設計されている。環状ベース層14は、鼻孔の周辺端部にのみ接着されるように、一般的な鼻孔サイズに適合する、しかるべきサイズ及び構成を含んでよい。
本開示の好ましい一実施形態では、フィルタ層12及び環状ベース層14は、可撓性である。可撓性であれば、鼻フィルタは鼻孔を完全に封止することが可能である。本開示の好ましい一実施形態では、環状ベース層14は、好ましくは1インチ幅のわずか1/16であり、好ましくは1インチ幅のわずか1/32である。このような、材料の最小限のサイズと可撓性の組み合わせは、使用者それぞれの鼻孔がどのような形状及びサイズであっても、鼻孔フィルタ10を使用者の鼻孔にしっかりと装着するのに十分である。
図1乃至図3を参照すると、本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態の鼻フィルタは、副外側フィルタ層17を含んでよい。副外側フィルタ層は、フィルタ層12への追加として適用されてよい。副外側フィルタ層17は、フィルタリング効率が低めでもよい。本開示の一例示的実施形態では、副外側フィルタ層17は、ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)(47960、インディアナ州モンティセロ、S.フリーマン通り2787(2787 S. Freeman Rd., Monticello, IN 47960))製のPS−1025−2aのような材料を含んでよい。この例示的材料を用いると、より細かい部分が副外側フィルタ層17を通り抜けてフィルタ層12に向かう。本開示の一実施形態では、副外側フィルタ層17(例えば、その外側表面)に、非常に弱い接着剤を吹き付けてよい。接着剤の一例として、ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)(47960、インディアナ州モンティセロ、S.フリーマン通り2787(2787 S. Freeman Rd., Monticello, IN 47960))から入手可能なPS−1034Aがある。この弱い接着剤により、副外側フィルタ層17が、より大きな粒子を捕捉することが可能であり、その後、顕微鏡で検査して、人が何にさらされているかを特定することが可能である。そのように、フィルタで捕捉された物質を後で分析することにより、人がさらされているものであって、その人にとってのアレルゲンでないものに関して人を治療することが可能である。これにより、何十億ドルもの節約と多くの人命の救済が可能であり、特に、モールド及び粒状物質に関して効果的である。
図3は、本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態の概略図である。図3を参照すると、本発明の鼻フィルタ10の一実施形態が、透明な楕円環状ベース層14を含み、ベース層14の下側に接着剤16が塗布される。フィルタ層12は、透明なベース層14より小さいサイズで形成され、ベース層14の下側に貼り付けられ、副外側フィルタ層17は、図示された例示的実施形態ではフィルタ層12より大きいが、ベース層14よりは小さい。図3からわかるように、フィルタ層12が接着剤16によってベース層14の下側に接着されるように、ベース層14は、フィルタ層12の周辺端部とわずかに重なっている。一方、ベース層14のサイズは、フィルタ層12の周辺を超えてベース層14上に接着領域14Aを画定するのに十分な大きさである。従って、接着剤16は、フィルタ層12をベース層14の下側に永続的に接着するように動作するとともに、人の鼻孔の周辺部のまわりの人の皮膚に着脱自在に接着される接着領域14Aを提供する。
なお、接着領域14Aには更なる接着性を与えてもよい。より具体的には、フィルタ層12の、ベース層14と重なっている内側部分に、より強い接着剤165を塗布してよい。図示されるように、より強い接着剤165は、フィルタ層12とベース層14とが重なり合っている部分の両面に塗布された、接着剤165のスポットを含んでよい。この点において、人の鼻孔の周辺端部への十分な接着を提供するには、スポットが2つあればよいと考えられる。
様々な用途に応じて、様々な強度の接着剤を利用してよい。例えば、高レベルの空中浮遊汚染物質が存在する産業用途では、強い接着剤のほうが好都合である。こうした強い接着剤は、使用者の鼻孔周辺の封止を確実に維持して、汚染物質が使用者の鼻道に入らないようにする。好ましい産業用接着剤としては、両面塗布型の医療用グレードのアクリル系感圧接着剤があり、これは例えば、ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1006であり、これの技術仕様は、参照により本明細書に組み込まれている。ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1006は、54# C2S紙製差動剥離ライナ上にポリエチレン担体を有する、両面塗布型の高性能医療用グレードのアクリル系接着剤である。ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1006のような接着剤は、ほとんどの多孔性若しくは非多孔性の面とよく接着する。更に、これらの接着剤は、初期の粘着性が強い為、鼻フィルタをその包装から取り出した後、すぐに使用者の鼻孔に貼り付けることが可能である。同様に、これらの接着剤は、皮膚粘着性が非常に良好であり、皮膚から剥がしたときにかすが残らない。
一方、汚染物質レベルがそれほど深刻でない、よりレクリエーション的な用途の場合は、より軽量の接着剤で十分である。好ましいレクリエーション用接着剤としては、片面塗布型の医療用グレードのアクリル系感圧接着剤があり、これは例えば、ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1010であり、これの技術仕様は、参照により本明細書に組み込まれている。ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1010は、54# C2S紙製差動剥離ライナ上にポリエチレン担体を有する、片面塗布型の高性能医療用グレードのアクリル系接着剤である。ポリマーサイエンス社(Polymer Science, Inc.)のPS−1010のような接着剤は、ほとんどの多孔性若しくは非多孔性の面とよく接着する。更に、これらの接着剤は、初期の粘着性が強い為、鼻フィルタをその包装から取り出した後、すぐに使用者の鼻孔に貼り付けることが可能である。同様に、これらの接着剤は、皮膚粘着性が非常に良好であり、皮膚から剥がしたときにかすが残らない。
図1及び図3を参照すると、本開示による鼻フィルタ構造物は、拡張器15を含んでよい。拡張器15は、目立たないように、透明なプラスチックからなることが好ましい。拡張器15は、鼻フィルタ構造物のターゲットとなる用途又はコストに応じて様々な構造であってよい。例えば、拡張器15は、固形物であってよく、ヒンジロックであってもよく、軟質ながら堅固なプラスチックのラチェットピースであってもよい。本開示の一例示的実施形態では、拡張器15は、中央部分15Aと、2つの曲線部分15B及び15Cとを含んでよい。曲線部分15B及び15Cは、鼻フィルタ構造物の曲線の形状、並びに鼻道の変曲点の自然な曲線の形状に合わせた曲がりであることが好ましい。2つの曲線部分15B及び15Cは、個々の鼻道形状に合わせた曲がり及び形状となることも可能であり、例えば、図4に示されるように、鼻道の中央で端から端まで延びる中央エクステンション15Aによって接続されている。拡張器15は、鼻フィルタ構造物をぴんと張り、鼻道を通常時より広げて通気性を高める為の剛心を形成する。好ましい実施形態では、中央エクステンション15Aは、固形物であってよく、或いは、ラチェットであってよく、或いは、定位置にロック又はスナップされる中央自己ロックヒンジアセンブリを含んでよい。中央エクステンション15Aは又、鼻スクリーンが吸い込まれたり、偶発的に挿入されたりすることを防ぐ。図4は、本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態が鼻道内に配置された様子を示している。図4に示されるように、拡張器15は、鼻の変曲点間に延びて鼻道を開くことを支援する。一例示的実施形態では、2つの曲線部分15B及び15Cは、両封止材に挟まれて、図3に示される、鼻道半月形状内側封止材165の下(例えば、真下)にあってよい。この設計及び配置は、支持を強化することに役立ち、且つ、拡張器15を鼻の変曲点に適正配置することに役立つ。
拡張器15を曲線部分15B及び15Cとともに使用する必要は必ずしもない。図5A及び図5Bに示されるような、鼻フィルタ構造物の一実施形態では、本開示による鼻フィルタ構造物において、拡張器15を、曲線部分15B及び15Cなしで使用してよい。この実施形態では、拡張器15は、フィルタ媒体(例えば、フィルタ層12及び副外側フィルタ層17(使用されていれば))をぴんと張ることを支援する。
図6A、図6B、及び図6Cは、本開示による拡張器の中央エクステンション15Aの一実施形態を示す。図6A、図6B、及び図6Cは、ロック機構を示している。図6A、図6B、及び図6Cの例示的実施形態では、ロック機構は、ヒンジロック機構を含んでおり、これはシリンダロック機構であってよい。図6Bを参照すると、中央エクステンション15Aは、シリンダ200と相補形曲線部分210とからなる可撓シリンダロック機構を含んでいる。シリンダ200は、相補形曲線部分210内にスナップされるか、圧入される。一例示的実施形態では、シリンダ200及び相補形曲線部分210は、それぞれがラッチ部分を有する。一例示的実施形態では、ラッチ部分は、シリンダ200又は相補形曲線部分210のいずれかにおける凹面部分と、シリンダ200又は相補形曲線部分210の他方における凸面部分とからなるものであってよい。可撓シリンダロック機構が、図6Cに示されるようなロック状態にある場合は、対応するラッチ部分同士が掛かり合っている。図6Aは、可撓シリンダロック機構が、緩んで掛かり合っていない状態を示している。例えば、上述の例示的ラッチ部分においては、可撓シリンダロック機構がロック状態にある場合、凸面部分と凹面部分とが噛み合って、(例えば、凹部移動止め(dimple and detent)式の動作によって)構造物を定位置に保持しようとする。
図7は、ロック機構を含む、本開示による拡張器の一実施形態を示す。図7の例示的実施形態では、ロック機構は、ラチェット機構を含む。図7を参照すると、拡張器15は、対向する2つのアーム215及び220を含む。これらの対向アームは、ラチェット機構225によって連結されている。拡張器15の長さ方向に圧力をかけると、ラチェット機構225内のクリップ230がロックする。ラチェット機構225は、装着者が延ばし量を調節することが可能であり、従って、鼻道を拡張する程度を調節することが可能である。一例では、ラチェット機構225は、クリップ230当たり1/8インチ延ばすことが可能である。拡張器の寸法及び所望の延ばし量次第では、空気流を100%まで高めることが可能である。
図8A及び図8Bは、本開示による拡張器の一実施形態を示す。図8A及び図8Bを参照すると、拡張器15は、副エクステンション235を含む。副エクステンション235は、(例えば、層14の)エクステンション240まで延びる。この構造により、エクステンション235及び240は、鼻道の広がった部分の自然な曲線の周囲に適合することが可能である。副エクステンション235は、小さな外向きの引き手を形成する。そのような小さな外向きの引き手により、使用者の呼吸能力が向上し、空気流が増える傾向がある。好ましい一実施形態では、副エクステンション235は、図8A及び図8Bに示されるように、目立たないままとなるよう、透明な接着剤からなる曲線タブで覆われてよい。
上述の例示的実施形態では、鼻フィルタ構造物に外向きの力をかけると、拡張器15の2つの側面の間が引き延ばされる。この操作を行うと、ロック機構が閉じる(例えば、パチンと閉じる)。これにより、拡張器が鼻道を開くことが可能になり、使用者は、本開示による鼻フィルタ構造物を使用しない場合より多くの量の空気を吸うことが可能になる。
図9は、本開示による鼻フィルタ構造物の一実施形態を示す。図9を参照すると、本開示による鼻フィルタ構造物は、タブ250を含んでよい。タブ250は、鼻フィルタ構造物と使用者の鼻255との位置決めを支援する。これは、鼻フィルタ構造物全体、そして特に拡張器15を適正に位置決めすることを支援する。
図10は、アプリケータ265上の、本開示による鼻フィルタ構造物を示す。図10を参照すると、アプリケータ265は、上述のタブ250を含む。各鼻フィルタ構造物は、逆さまの状態でアプリケータ265上に配置され、剥がしやすい接着剤260で定位置に保持される。この剥がしやすい接着剤により、鼻フィルタ構造物をアプリケータ265上の定位置に保持することが可能であるとともに、所定の場所で鼻フィルタ構造物からアプリケータ265を剥がすことが容易に可能であり、その際には、例えば、タブ250の使用が使用者の鼻に対する鼻フィルタ構造物の位置決めを支援する。アプリケータを使用すると、ユーザが装着時に鼻フィルタ構造物に接触することが回避されることにもなり、不要な汚染のリスクが低減される。上述のように、タブ250を、鼻のいずれかの側の鼻道の先端に配置すると、鼻フィルタ構造物が自動的に位置決めされる。これにより、鼻道の方向に関係なく、装着が容易になる。
図11は、人の鼻270に配置された、本開示による鼻フィルタ構造物を概略的に示す。図11を参照すると、外側の透明な封止材16が、鼻道275の形状に適合している。図示された実施形態では、拡張器15の曲線部分15B、15Cは、半月部分165の領域内に配置されており、これは、図示された実施形態では、使用者の鼻270の自然な変曲点に対応する。
以上、本開示の本発明の例示的実施形態を詳細に、且つ、各実施形態を参照することにより、説明してきたが、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱することのない修正及び変形が可能であることは明らかであろう。
〔付記1〕
使用者の鼻の開口部の周辺部に合わせてサイズ調整された外側周辺部及び内側周辺部を有する外環と、
前記外環の前記内側周辺部よりは大きいものの、前記外環の前記外側周辺部よりは小さく、前記外環の一側面に接着されている外側周辺部を有するフィルタ層と、
前記外環の反対側にあって、前記外環を前記使用者の鼻の鼻柱、下縁、翼状側壁、及びファセットに接着する為の接着剤と、
前記接着剤と対向する場所にあって、前記使用者の鼻の自然な変曲点に接着するように配置された追加接着剤と、
前記追加接着剤の間に配置された拡張器と、
を備える鼻フィルタ。
〔付記2〕
前記フィルタ層の上に配置された外側フィルタ層
を更に備える、付記1に記載の鼻フィルタ。
〔付記3〕
前記フィルタ層は不織布材料を含む、付記1に記載の鼻フィルタ。
〔付記4〕
前記外側フィルタ層は不織布材料を含む、付記2に記載の鼻フィルタ。
〔付記5〕
前記拡張器は、その末端部において曲線部分を含む、付記1に記載の鼻フィルタ。
〔付記6〕
前記拡張器はロック機構を含む、付記1に記載の鼻フィルタ。
〔付記7〕
前記ロック機構はヒンジロック機構を含む、付記6に記載の鼻フィルタ。
〔付記8〕
前記ロック機構はシリンダロック機構を含む、付記7に記載の鼻フィルタ。
〔付記9〕
前記ロック機構はラチェットロック機構を含む、付記6に記載の鼻フィルタ。

Claims (9)

  1. 鼻フィルタであって、
    使用者の鼻の開口部の周辺部のサイズを有する外側周辺部及び内側周辺部を備えた外環と、
    前記外環の前記内側周辺部よりは大きいものの、前記外環の前記外側周辺部よりは小さ外側周辺部を備えたフィルタ層であって、前記外側周辺部が前記外環の下側に接着されているフィルタ層と、
    前記外環の前記下側にあって、前記外環の前記下側に前記フィルタ層の前記外側周辺部を接着すると共に、
    前記外環の上側にあって、前記外環を前記使用者の鼻の鼻柱、下縁、翼状側壁、及び側面に接着する接着剤と、
    前記フィルタ層と前記外環との重畳部分において、2つのスポットに相互に対向するように設けられている追加接着剤と、
    鼻腔を開くように構成されている拡張器であり、前記鼻フィルタの構造にフィットするように構成されていると共に、前記使用者の鼻の自然な変曲点にフィットするように構成されており、かつ鉛直方向における前記追加接着剤に対応する位置に取り付けられている複数の曲線部分を備える拡張器と、
    を備える鼻フィルタ。
  2. 前記フィルタ層の下の外側フィルタ層
    を更に備える、請求項1に記載の鼻フィルタ。
  3. 前記フィルタ層は不織布材料を含む、請求項1に記載の鼻フィルタ。
  4. 前記外側フィルタ層は不織布材料を含む、請求項2に記載の鼻フィルタ。
  5. 前記拡張器は、前記拡張器の各端部において曲線部分を含む、請求項1に記載の鼻フィルタ。
  6. 前記拡張器はロック機構を含む、請求項1に記載の鼻フィルタ。
  7. 前記ロック機構はヒンジロック機構を含む、請求項6に記載の鼻フィルタ。
  8. 前記ロック機構はシリンダロック機構を含む、請求項7に記載の鼻フィルタ。
  9. 前記ロック機構はラチェットロック機構を含む、請求項6に記載の鼻フィルタ。
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