JP3112176U - 金管楽器用プロテクター - Google Patents

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Abstract

【課題】保護具本体に保持手段であるバンドを結合させることによって、ホルン、トランペット、トロンボーン等の金管楽器本体を保護しながらも、金管楽器本体に直接保持手段を講じることも無く演奏時にかかる手や指、身体にかかる負担を軽減させ、優れた保持効果を提供する。
【解決手段】本考案のプロテクターは図1で示すように保護具本体1とそれに結合したバンド3で構成され、管楽器本体の握り部に巻付け装着し、保護具とバンドの間に手先を挿入し演奏することによって、金管楽器本体の握り部を保護しながらも管楽器本体の金属に影響を与えることなく楽な姿勢で演奏ができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、金管楽器を持った時の手から出る汗や脂、水分から楽器を保護し、それだけではなく金管楽器本体の金属に影響を与える管楽器本体の部品の移動や新たな金属部品を溶接することなく肩や手、指への負担を軽減させ、また楽器を構えた時の姿勢を点検、安定させるための金管楽器用プロテクターに関するものである。
演奏時に握り部分から出る手の汗や脂、水分による金管楽器本体の錆、磨耗、傷などの劣化を防ぐための手段として使われていた保護具は、装着することによって握り部分の厚みが増し、体や手が小さい人や指が短い人は手首が曲がるなど楽器本体の保持が不安定になり、音を変える手段であるロータリーやピストンがうまく押せなかったり悪い姿勢で演奏しなければならず、演奏者は疲労し、演奏の質そのものにも悪影響を及ぼす可能性があった。
体や手が小さい人や指が短い人は、演奏中姿勢を悪くしたり握り部分の手がズレてくるのを抑える為に、保持手段として小指掛けを移動もしくは可動式の物に交換したり、ハンドレストなどの金属部品を楽器本体に溶接などで固着している為、その本来の金管楽器以外の異質部品による音響変化、更には演奏者の違和感によって微妙なプレッシャーを感じさせた。
また、前記保持手段を講じることによって保護具の装着が困難になり、また、小指掛けの移動等により移動前の場所が金属の早期劣化を促すという問題点もあった。
本考案は前記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、金管楽器を用いて演奏する際、演奏者は金管楽器本体握り部の保護手段と保持手段を同時に得ることができ、握り部の手から出る汗や脂、水分から楽器本体を保護し、また演奏者は楽に楽器を保持することができると共に肩、手、指にかかる負担も軽減でき、金管楽器本体の金属部品の移動や溶接等による楽器本体へ影響を及ぼすことなく楽器の保持を可能にした金管楽器用プロテクターを提供することを特徴とする。
前記保護具に前記ベルトを結合し、そこに手先を入れて楽器を持つことによって金管楽器本体の握り部の金属劣化を防ぎながらもなおかつ金管楽器本体の部品の移動や溶接などによる金管楽器本体の金属に影響を与える可能性のあることをする必要も無く姿勢を安定させ肩や手、指にかかる負担を軽減できるようにした。
更に前記保護具と前記ベルトの間に設けられた結合部にホック、フック、ボタンなどの脱着可能な結合部材で接合、又は該ベルトの中央部に該ベルトの分離、接合を可能にする為の係止部を設けることによって演奏時の必要に応じて前記保持手段の使い分けができるようにした。
また、前記ベルトに長さ調整用係止部を講じることによって、異なる手の大きさに対して対応できるようにした。
本考案の金管楽器用プロテクターを使用することにより、金管楽器本体の握り部の金属を手の汗、脂、水分等から保護しながらも管楽器本体の指掛けの移動や保持手段であるハンドレストなど本来の金管楽器以外の異質部品を管楽器本体へ固着させることによる金管楽器本体の影響を避け、演奏時の肩や手、指への負担軽減させ、また手のズレを抑え安定した姿勢が得ることができる。
本考案は、図面を参照して以下で詳細に説明される。
天然皮革、合成皮革、樹脂シートなどの可撓性を有する素材からなる保護具本体1は、金管楽器本体Xの握り部Yに巻付け装着すると共に、その巻付け両側片を重ね合わせて結合するマジックテープ等の係止部2a2bより成っているその表面の、巻付け装着した際の金管楽器本体の握り部に相当する保護具のほぼ中央部に、保持手段となる手先が挿入されると共に滑り止めとなる天然皮革、合成皮革、樹脂シートなどの可撓性を有する素材からなる幅2.5〜3.5cmのバンド3を縫着、加熱溶着、又はホック、マジックテープ等で係止する等の結合手段を講じて結合し、図2で示すように保護具本体を金管楽器本体の握り部に巻付け装着される。
これによって図1、図3、図4で示すようにこの保護具本体1に結合されたバンド3に、手先を挿入し演奏することによって装着しないで演奏する時に指や手の局部などにかかる楽器の重さがバンド3によって分散される。
更に、図5で示すように保護具本体1と保持手段となるバンド3にホック、ボタンなどの係止具4a4bを講じて結合させることよって、練習や演奏の用途に応じてバンドの脱着を可能にした。
又、図6で示すようにバンドの両端を重ね合わせて結合させる為のホック、ボタン、マジックテープ等の長さ調整用係止部5a5bを設けるか、もしくは図5で示すように長さ調整用係止部をのアジャスター6とすることによって異なる手の大きさに合わせて保持手段の長さを調整することができる。
保護具本体1の両側片に切込み部7を設けたり、保護具本体に穴8を設けるなどの手段を講じることことにより、金管楽器本体の握り部から突出する金管楽器本体の管体を支える支柱や指掛けZなどの金管楽器の異なる金属部品の部位に適度に対応し、金管楽器本体に巻付け装着する際にその支柱や金属部品が障害にならないようにした。
本考案の金管楽器用プロテクターを金管楽器であるホルン本体の握り部に装着し、演奏していることを示す斜視図である。 本考案の金管楽器用プロテクターの金管楽器本体への巻付け装着時を示すものである。 本考案の金管楽器用プロテクターをホルン本体の握り部に装着し、手先を挿入したことを示すものである。 本考案の金管楽器用プロテクターを金管楽器本体への巻付け装着し、手先を挿入した時の断面図である。 バンドの保護具本体への結合手段を係止具とし、そのバンドの長さ調整用にアジャスターを講じたことを示すものである。 バンドの長さ調整用係止部にマジックテープを講じたことを示すものである。
符号の説明
1 保護具本体
2a 一方側巻付け装着用係止部
2b 他方側巻付け装着用係止部
3 保持手段のバンド
4a 一方側バンド結合用係止部
4b 他方側バンド結合用係止部
5a 一方側長さ調整用係止部
5b 他方側長さ調整用係止部
6 アジャスター
7 切り込み部
8 穴
X 金管楽器本体
Y 金管楽器本体の握り部
Z 指掛け

Claims (6)

  1. 金管楽器本体の握り部に巻付け装着すると共に、その巻付け両側片を重ね合わせて結合する係止部を有する可撓性の保護具本体と、更にこの保護具本体のほぼ中央部に手先が挿入されると共に、滑り止めとなるバンドとでなしたことを特徴とする金管楽器用プロテクター。
  2. バンドは両端を重ね合わせて結合する長さ調整用係止部を有することを特徴とする請求項1記載の金管楽器用プロテクター。
  3. 長さ調整用係止部をアジャスターとしたことを特徴とする請求項2記載の金管楽器用プロテクター。
  4. 保護具本体とバンドとの結合部に、脱着可能な結合部材を講じたことを特徴とする請求項1、2、3記載の金管楽器用プロテクター。
  5. 保護具本体の両側片には、金管楽器本体の管体から突出している管体を支えるための支柱が入り込む切込み部を設けた請求項1、2、3、4記載の金管楽器用プロテクター。
  6. 保護具本体に管楽器本体から突出している指掛け用の金属部品を通す為の穴を設けた請求項1、2、3、4、5記載の金管楽器用プロテクター
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019200371A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社オフィス樹エージェンシー 支持器具

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