JP2019200371A - 支持器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、手で把持せずに物品を支持できる支持器具を提供する。【解決手段】本発明の支持器具は、ユーザーの手に取り付ける取付手段と、楽器、楽器の付属品、電気製品、電気製品の付属品、及び装飾品からなる群から選択された少なくとも一つを支持する支持部2、を備える。また、本発明の支持器具において、支持部は、載置部を有することが好ましい。また、本発明の支持器具において、取付手段が、フック状部材1及びバンド状部材の少なくとも一方を含むことが好ましい。【選択図】図1
Description
本発明は、物品の支持器具に関するものであり、特に、物品をユーザーの手で把持せず手に付帯させるように支持する器具に関するものである。
一般的に、ユーザーが使用する物品に、関連する別の物品や装飾品を直接付加することはしばしば行われる。また、複数の物品を同時使用するとき等、物品をユーザーの手で把持せずに付帯させたい場合がある。
例えば、電気製品の小型化及び多彩な機能の進化・発展・応用を背景に、そのような一つの電気製品をユーザーの手に付帯させると同時に、別の物品、関連する付属品や装飾品をユーザーの手に付帯させることが一層望まれるようになってきている。
また、物品の一例としての楽器に関しては、演奏の演出や記録の延長で、奏者の演奏技術を邪魔せずに、奏者の手の近くに電気製品、その付属品や装飾品を付加することも望まれている。
例えば、携帯電話機2を手に持って操作する時の指の付根付近に係止部21を設け、その係止部に1本あるいは2本の紐で形成されたストラップ本体11を係止し、ストラップ本体11の先端にストッパー12を2本指ではさんだ状態で通し、使用状況に合わせた位置ではさんだ指を離してストッパー12を固定する取付構造が知られている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1を含め、従来の取付具は、把持せずに付帯しようとすれば、支持する物品が脱落する虞もあり、把持によって支持が確実になるものが多いという問題点を有する。
物品、例えば、楽器の中には、演奏時に楽器本体を支えることに専念できる機能や、補助具、又は演奏者の身体の部位(演奏に直接使用せず楽器を支えることに専念できる体の部位)を用いるため安定した状態で演奏が可能なものがある。これらの楽器は、基本的に楽器を安定させる方法を演奏技術というより、楽器の構造面で考慮されているが、中にはこのような考慮がなされていないものも存在する。例えば、演奏者の手で支持しながら指で演奏する楽器の中には、そのような楽器を安定させる構造がなかったものが存在する。
したがって、本発明の目的は、上記のような従来の問題を解決するために、物品を手で把持せずに支持できる支持器具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明者は、手で把持せずに支持可能な支持器具について鋭意検討を行った結果、本発明を見出すに至った。
すなわち、本発明の支持器具は、ユーザーの手に取り付ける取付手段と、楽器、楽器の付属品、電気製品、電気製品の付属品、及び装飾品からなる群から選択された少なくとも一つを支持する支持部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記支持部は、載置部を有することを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記取付手段が、フック状部材、又はバンド状部材の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記取付手段を装着する装着部を有するバーと、前記バーに接続可能なステイと、をさらに備え、前記ステイは前記支持部と連結可能であることを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記バーは、前記取付手段と着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記ステイは、前記バーに着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記支持部は、載置面の角度を調節可能な調節部を有することを特徴とする。
また、本発明の支持器具の好ましい実施態様において、前記電気製品が、携帯電話、音響機器、映像機器、照明機器及び計測機器からなる群から選択された少なくとも一つであることを特徴とする。
本発明の支持器具によれば、本発明の支持器具を介してユーザーの手に付加した物品によりユーザーは指の動きを邪魔されず、指を動かしたり、さらに別の物品の保持・操作等が可能となるという有利な効果を奏する。
さらに、本発明の支持器具の一例によれば、手のひらの中心付近において、指の代わりに物品を支えるように物品等の本体を触れさせることで、あたかも6本目の指で常に物品等を支えているような状態を作ることも可能であるという有利な効果を奏する。また本発明の支持器具の一例によれば、物品がオカリナの場合、これにより特別な奏法を用いずともオカリナ等を難なく安定させることができるという有利な効果を奏する。
本発明の一実施形態の支持器具は、ユーザーの手に取り付ける取付手段と、物品の支持部と、を備える。本発明の一実施形態の支持器具の支持部が支持する物品は、例えば、楽器、楽器の付属品、電気製品、電気製品の付属品、及び装飾品からなる群から選択された少なくとも一つとしてもよい。ユーザーの手に取り付ける取付手段は、特に限定されず、手に取り付けることが可能であれば足りる。
本発明の支持器具の好ましい実施態様において、取付手段は、フック状部材、又はバンド状部材からなる群から選択される少なくとも1種の部材を備えてもよい。この取付手段は、ユーザーの手の横又は任意の指の間に引っ掛けられるようにするもの、又は、ユーザーの手に巻き付けるようにするものを例示することができ、形状、素材は特定されない。例えば、フック状部材の場合には、指の間に引っ掛けて装着することができる。指に直接触れない為、物品が楽器の場合、演奏時にフック状部材が動くことはなく、後述のステイを併用する場合にも、当該ステイを安定させることが出来る。また、フック状部材は、手のひらの横側から掛けたり、横断するようにしても良い。フック状部材は、かける指を変えることで左右の位置調整が可能である。
また、バンド状部材の場合、バンドを巻くように装着することもできる。バンド型は左右回しずらすことで位置調整が可能である。また、上下にずらして上下位置調整も可能である。さらに、フック状部材等の取付手段のなかで、手の甲側に飾りをつけることで物品使用時のアクセサリにすることも可能である。
本発明において、物品の支持部についても、物品を支持することが可能であれば、特に限定されない。物品側に孔や取り付け機構を用意して、支持してもよく、支持したい物品と支持部とを直接つないでもよい。
また、支持部は、一つ又はそれ以上とすることができる。例えば、支持部が一つの場合、当該支持部に装飾品、楽器等を単独で備えてもよい。また、支持部を複数、例えば、2つとすると、一方の支持部へ装飾品やマイクを設置して、もう一方の支持部へ、楽器等を設置することができる。また、支持したい物品をねじ等の固定手段によって、固定させるものでもよく、完全に固定させずに、台のようなものを設置しても可能である。また、物品の支持部は、前記取付手段に接続させてもよく、取付手段から直接物品を支持できるようにしてもよい。また、本発明の好ましい実施態様において、支持部は、物品を載置する載置部を備えてもよい。載置部は、楽器等の物品を載置するのに適することができる。例えば、載置部の物品との接触面には、当該物品がスライドしないように、当該支持部より高い摩擦係数を有する載置面としてもよい。楽器等の物品との接触部(載置面)の材質はエラストマー、ポリウレタンなどの硬度が柔らかい粘着性を有するものや、ウレタン、スポンジなどの柔らかい材質のものが適しているが、材質は問わない。直接楽器等の物品に穴を開ける場合は、この素材は必要ない。
なお、支持部は、物品と直接接触するパーツであり、後述するステイを用いる場合には、当該ステイと共に、フック状部材などの取付手段に取り付ける事で楽器等の物品の支えとなることができる。ステイを用いる場合において、ステイを挿入するための穴を支持部に開ける際、角度の異なるネジ式の穴を複数あけておくことで、楽器等の物品にあたる際の支持部の角度の調整や個体差を考慮した、ステイの長さの調整が可能となる。または、差し込み穴の角度を調整できるよう稼働する設計にしても良い。楽器等の物品自体に穴をあけておくことで、本発明の支持器具へ直接繋ぐことも可能である。プラスティックオカリナなどの楽器が物品であればあらかじめネジ式の穴を用意して成形が可能となる。
本発明においては、支持器具は、マイクの取り付け、楽器の支え、カメラで手元を撮影可能など、幅広く適用することができ、物品が楽器である場合には、演奏の邪魔をすることなく、これらの部材を支持することができ、いわば、多機能型演奏補助具としての機能も有することができる。
好ましい態様において、本発明の支持器具は、取付手段を装着する装着部を有するバーと、前記バーに接続可能なステイと、をさらに備えてもよい。当該バーは、取付手段の特定位置に固定することもでき、当該取付手段内を可変可能に設置させることができる。取付手段の任意の位置で当該バーが移動することが可能となり、ひいては、当該バーに接続可能なステイも自由に移動可能とすることができる。
前記ステイは前記支持部と連結可能であってもよい。このステイを支持部に連結可能とするときは、ステイを任意の長さに変更できるように、摺動・係止手段をさらに設けてもよい。あるいは、長さの異なる複数のステイの中から少なくとも一つを選択して連結に用いるようにしてもよい。このようにすることにより、ステイに接続可能な支持部自体も、取付手段の設置状況に合わせて可動可能となり、ひいては、支持部に支持される物品の位置も可動可能となり、配置の自由度を高めることができる。このように、ステイは複数の長さを用意し、ベース側をネジ状にしておくことで、指の長さや楽器のサイズに合わせて、長さを調整可能になる。支持部とステイの連結はネジ式等とすれば、無段階で挿入の深さを調整できるためほぼ完璧に、個体差に合わせた調整ができる。ねじ式以外にも長さを調整する方法としては、例えば、長さの違うステイを大量に用意、突っ張り棒の構造などの手法をとっても、楽器と手のひらまでの距離(ステイの長さ)を調整できれば良い。
また、好ましい実施態様において、本発明の支持器具において、前記バーは、前記取付手段と着脱可能であってもよい。バーと取付手段とを互いに着脱可能な構成とする場合、一例として、取付手段にさらに棒状部を設け、バーには棒状部を挿入可能な貫通孔を設けたものとしてもよい。また、棒状部の貫通孔への挿入長さを任意の長さに変更してバーに係止する機構をさらに設けてもよい。
好ましい実施態様において、本発明の支持器具において、前記ステイは、前記バーに着脱可能であってもよい。ステイをバーに着脱可能とする構成としては、ねじ式の締結機構を一例として挙げられる。ねじ式の場合、ステイの一端とバーとのどちらをおねじ・めねじとするかは、限定されない。
また、バーに、ステイを異なる向きで装着できるように、孔であれば、深さ方向の向きが異なる孔を複数設けてもよい。バーにおねじ状の部材を設ける場合は、おねじ状の部材の突出方向を変えて、複数設けてもよい。このように、前記バーをフックなど取付手段に装着し、ステイを差し込むことができる。フックなどの取付手段に挿入する際、深さを決められる為、上下の位置調整が可能となる。手の甲側にバーを取り付ける事で手の甲側の任意の位置に、任意のアクセサリ取付を可能にできる。また、2本のフックの両端をバーで固定するようにしても良い。さらに、バーには、ステイを差し込む穴が空いているものあり、角度の異なる穴を複数用意することで、ステイの伸びる方向、角度を調整しつつ取り付けることが可能である。また、複数用意せずとも、差し込み穴を稼働するように設計すれば、ステイの角度は如何様にも調整できる。
本発明の一実施形態の支持器具の支持部は、物品を載置する面とする載置面の角度を調節可能な調節部を有してもよい。このように調節することで、ユーザーの好みに合わせて、載置したい物品の角度を調節することができる。調節部の一例として、ステイを載置部に取り付ける部分に、球状部材と、球状部材を受けて保持する窩状部材とを用いる機構を挙げられる。
本発明の一実施形態の支持器具により支持する電気製品は、携帯電話、音響機器、映像機器、照明機器及び計測機器からなる群から選択された少なくとも一つとしてもよい。より具体的には、スマートフォン、マイクロフォン、カメラ、センサー等を例示するが、これらに限定されない。
また、本発明の一実施形態の支持器具において、ユーザーの手のひら側、甲側、どちらにも、物品の支持・取付等が可能な構造にすることで、一物品の支持、別の物品を取り付ける、さらに別の物品を取り付けるなど、多用途に使用することができる。また、ユーザーの手の側部にも、付加的、選択的に物品の支持・取付等を可能としてもよい。以上の調整方法を組み合わせることで極めて自由度の高い、個体差に対応した補助具、支持器具を作ることができる。
ここで、本発明の実施例を説明するが、本発明は、下記の実施例に限定して解釈されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱することなく、適宜変更することが可能であることは言うまでもない。
本発明の支持器具の実施例を図面を用いて以下説明する。支持器具10を用いる物品の一例としてオカリナの場合を取り上げる。支持器具10は、ユーザーである奏者の手に取り付けるフック1と、フック1を装着し、ステイ4を差し込むバー3と、ステイ4に連結されオカリナを載置するベース2と、を備える(図1)。フック1は、取付手段の一例であり、ベース2は、支持部の一例である。
支持器具10は、フック1を奏者の指の間に引っ掛けて装着する(図2A及び図2B)。フック1は指に直接触れない為、演奏時(指を動かす「フィンガリング」の際)にフック1が動くことはなく、ステイ4を安定させることができる。
取付手段として、フック1(図1)に替えて、図3に示した灰色帯のように、手のひらの横側から掛けたり、横断するようにしても良い。いいかえると、支持器具10は、フック状又はバンドを巻くように装着する取付手段によって、手のひら中心付近に、バー3を位置させることができるとよい。これにより、奏者の手のひらの中心付近より、指の代わりに楽器を支えるための支柱を立て、オカリナを触れさせることで、あたかも6本目の指で常に楽器を支えているような状態を作れる。
また、支持器具10は、奏者の手のひらにおける左右の位置調整を可能としてもよい。フック1については、フック1をかける指の変更が、その位置調整の一例である。図3中の灰色帯のようなバンド型では、奏者の手のひらにおいて左右に回しずらすことが、位置調整の一例である。さらに、支持器具10は、奏者の手のひらにおいて上下にずらして上下位置調整をできるようにしてもよい。
図4は物品の一例であるオカリナの概略を示し、このようなオカリナを支持器具10に載置しようとする状況を、図5に示す。
フック1(図6A)又はバー3(例えば、図6B及び図6Cに示す二つのバー3の一方)の手の甲側に別の物品を直接取り付けられる部材を備えることで、オカリナ演奏時のアクセサリにすることも可能である。このアクセサリとして、例えば装飾品、オカリナ用補助機材、携帯電話、音響機器、映像機器、計測機器及びそれらの付属品を例示するが、これらに限定されない。
支持器具10を楽器類に適用すると、上記のようにアクセサリの付加が可能となるので、奏者の手元から楽器に向けて、手の動きに追従するように、集音、撮影を行いたい場合に非常に効果的である。装飾品の場合、演奏時に特に目立つ、手の甲に装着ができるため、聴衆に向けて装飾品の存在を印象付けやすい。
次に、支持器具10のバー3とフック1との構成関係は、フック1に装着する構成でも、フック1への装着に替えてフック1にバー3を挿入して装着するでもよい。この挿入の際、フック1の挿入深さ(又はフック1の挿入長さ)を変更することで、演奏者の手のひらにおける支持器具の上下の位置調整できるようにしてもよい。さらに、フック1をバー3について摺動可能とし、所望の位置で係止する機構を備えてもよい。
また、図6Aにフック1のみの概略を示す。フック1は、図6Bに示すように二本の湾曲部材からなるものとしてもよく、図6Cに示すように一本の湾曲部材からなるものとしてもよい。複数のバー3にフック1を装着するようにしてもよい。
また、バー3は、ステイ4を差し込む窪み又は孔を少なくとも一つ備える(図1及び図7)。例えば、向きの異なる窪み又は孔を複数用意することで、ステイの伸びる方向、角度を調整できるようにしてもよい。例えば、複数の窪み又は孔に替えて、一つの窪み又は孔を備えるバーの中心部を稼働可能な構造として、ステイの角度を調整できるようにしてもよい。
支持器具10のステイ4(図8)は、(1)長さの異なるステイ(図9A及び図9B)、(2)ステイ4の少なくとも一端(ベース2側の端部)をネジ状にしておくこと、又は前記の(1)及び(2)の組み合わせとすることができる。これにより、支持器具使用時のベースとバー3との間の長さを調節可能とし、奏者の指の長さやオカリナのサイズに適合可能とする。
また、ベース2とステイ4の連結に例えばねじ式を用い、無段階で挿入の深さを調整できるようにし、さらに奏者の身体的違いやスタイルの好みに合わせた調整をするようにしてもよい。
ねじ式以外にも、ステイ4の長さ(又はオカリナと手のひらまでの最短距離)を調整する手段を採用し得ることはいうまでもない。ステイの長さ等を調整するために、例えば、長さの違うステイ4を複数用意する、向かい合う面の間に押し当てて固定する伸縮性のある棒状部材など多様な手段を採用し得る。
支持器具のベース2(図10及び図11)は、オカリナと直接接触するパーツであって、オカリナの置き台とする部材(支持部の備える載置部の一例)である。ステイ4との接続のため、例えば、孔5を設ける(図11)。孔に替えて、溝や窪みを用いてもよい。ステイ4を挿入するための孔5を開ける際、角度の異なるネジ式の孔を複数設け、オカリナに接するベースの角度の調整、奏者の個体差・好みを考慮し、ステイの長さ及び向きの少なくとも一つを調整可能としてもよい(図12A、図12B及び図12C)。
なお、オカリナ自体に孔(溝、あり溝、窪み)を設けて、ベースを使用せず、ステイとオカリナを直接接続してもよい。プラスチック製のオカリナ等であれば、製造例としては、予めネジ式の孔等を型に設けて、成型して製造してもよい。
支持器具10にベース2を含むときは、ベース2とオカリナとの接触部(又はオカリナの載置部)の材質はエラストマー、ポリウレタン等の硬度が低く、柔らかい粘着性のあるものが好ましいが、特には限定されない。なお、ベースを用いない場合又は直接オカリナに孔等を設ける場合は、接触部を設けないこととしても、接触部を取り外せるようにしてもよい。
支持器具10により、物品としてオカリナを用いる場合、手のひらの中心付近より、指の代わりに楽器を支えるための支柱を立て、楽器を触れさせることで、あたかも6本目の指で常に楽器を支えているような状態を作る。これにより特別な奏法を用いずともオカリナを難なく安定させることができる。そして、支持器具10は、オカリナ演奏時の指の動き(フィンガリング)を邪魔することがない。
以上のように、本発明により、極めて自由度の高い、ユーザーの個体差・好みに対応した物品ホルダー、物品の支持器具を提供する。
このように、本発明の支持器具を、アクセサリ取り付け用土台等として使用した場合、支持部に直接的に、また、手の甲側のバー、またはフック等を利用して、マイク、カメラ、装飾品などを取り付けることができることが分かる。
また、楽器等の物品を併用した場合、手元から楽器に向けて、手の動きに追従するように、集音、撮影を行いたい場合に非常に効果的である。装飾品の場合、演奏時に特に目立つ、手の甲に装着ができるため、聴衆に向けて装飾品の存在を印象付けやすい効果を有する。
また、支持器具を楽器、例えば、オカリナホルダーとして使用した場合も、手のひらの中心付近より、指の代わりに楽器を支えるための支柱を立て、楽器を触れさせることで、6本目の指で常に楽器を支えているような状態を作ることができる。これにより特別な奏法を用いずとも楽器を難なく安定させることができることが判明した。
本発明の支持器具は、一物品をユーザーの手に支持しやすくなるのみならず、複数物品をユーザーの手に付帯可能となるので、用途が幅広いものである。
1 フック
2 ベース(支持部)
3 バー
4 ステイ
10 支持器具
2 ベース(支持部)
3 バー
4 ステイ
10 支持器具
Claims (8)
- ユーザーの手に取り付ける取付手段と、
楽器、楽器の付属品、電気製品、電気製品の付属品、及び装飾品からなる群から選択された少なくとも一つを支持する支持部と、
を備える支持器具。 - 前記支持部は、載置部を有する請求項1記載の支持器具。
- 前記取付手段が、フック状部材、又はバンド状部材の少なくとも一方を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の支持器具。
- 前記取付手段を装着する装着部を有するバーと、前記バーに接続可能なステイと、をさらに備え、前記ステイは前記支持部と連結可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載の支持器具。
- 前記バーは、前記取付手段と着脱可能である請求項4記載の支持器具。
- 前記ステイは、前記バーに着脱可能である請求項4又は5に記載の支持器具。
- 前記支持部は、載置面の角度を調節可能な調節部を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の支持器具。
- 前記電気製品が、携帯電話、音響機器、映像機器、照明機器及び計測機器からなる群から選択された少なくとも一つである、請求項1から7のいずれか1項に記載の支持器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018095941A JP2019200371A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 支持器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018095941A JP2019200371A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 支持器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019200371A true JP2019200371A (ja) | 2019-11-21 |
Family
ID=68611325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018095941A Pending JP2019200371A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 支持器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019200371A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3112176U (ja) * | 2005-04-07 | 2005-08-04 | 泰士 張 | 金管楽器用プロテクター |
JP3195685U (ja) * | 2014-11-14 | 2015-01-29 | 雅士 大宮 | 携帯端末支持具 |
-
2018
- 2018-05-18 JP JP2018095941A patent/JP2019200371A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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