JP3111433U - 羽毛布団用シート状カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造改良でありながら、羽毛布団の使用に際して、隙間風が足元から入らなくなり、足元の冷えを未然に回避できながら、ベッドに入ると同時に、足先に対する肌触りの冷感が無く、温かみが伝わるようにすること。
【解決手段】シート状カバー本体3の長手方向の一側端部3Aに、羽毛布団1が収納されない所定長さのシート部3Aが、該シート状カバー本体3をそのまま長手方向に延長する状態で区画延設され、前記シート部3Aが前記シート状カバー本体3と一体構成で、両者の間がミシン目8により区画され、前記シート部3Aの端部の裏面から前記シート状カバー本体3の略中間の裏面にかけて毛布地4を逢着してある。
【選択図】 図1

Description

本考案は、特に、羽毛布団を収容するシート状カバーの改良に関する。
技術背景
羽毛毛布は、柔らかく、軽く保温性に優れていることで、布団としては最高級のものとされている。
しかし、羽毛布団の保温性を高めるために、毛布を併用することは古くから行われている。この場合、基本的には、羽毛布団の上に毛布を被せ、肌に触れるに羽毛布団を位置させて、羽毛布団の保温機能を充分に発揮させるように用いるのであるが、肌触りが冷たいという理由で毛布を下に、羽毛布団をその上に被せて用いる者もいる。
何れの毛布使用形態を採るにしても、羽毛布団を用いる場合には、そのまま用いるのでなく、これをシーと状のカバーに収容して用いる。これにより、選択の出来ない羽毛布団が直接汚れるのを防ぎ、汚れたカバーを取り外して洗濯して取り替えることが出来るようにしている。
かかる羽毛布団とシーと状カバーに関しては、次のものが提案されている。ふ
特開2002−209697。これは、羽毛布団とカバーの取り付け一手段を示す。 特開2002−125822。これは、羽毛布団と上下カバーをファスナーで係合させて取り付けるものである。 特開平11−123131。これは、保温力を高めるために掛け布団の周辺に重りを取り付けるものである。 特開2001−211980。これは、肩や襟元の保温を図るべく、掛け布団の上端を折り返し部を設けたものである。
上述した引用文献にも示されているように、羽毛布団をカバーに入れて用いることは普通に行われていたことであり、また、肩や襟元の冷えを改善し、或いは布団の隙間を生じないようにする工夫がなされていたものである。
しかし、羽毛布団は、その特性として、非常に軽いにもかかわらず、布団全体としては、保形性を有する、即ち、嵩高いものでありながら形を崩し難いという特性、換言すると、一ヶ所を摘んで持ち上げると全体が持ち上がり、容易に垂れ下がったりしないという特性がある。
従って、図5に示すように、ベッドに仰向けに寝て羽毛布団1を被ると、踵で立ち上がって足先が羽毛布団1を持ち上げることになり、その結果、羽毛布団とベッド7の端部床面との間に隙間Cが形勢され、ここから冷気が侵入して、足が冷たくなるという問題があり、特に、長尺の羽毛布団(通常210cm)であっても、比較的長身の者(175cm程度)がベッドで使用すると、この現象が顕著に表れる。
このような状態を回避しようとして、上に掛ける毛布6を重量あるものにすると、その重みで羽毛布団1が圧縮されてしまい、その保温力を充分に活かすことができなくなり、また、その毛布6を足元に長く垂らすようにすると、寝返り等の際に毛布6が羽毛布団1の上を滑ってベッドからずり落ちることになるという問題があった。
本考案は、かかる問題点に鑑み、簡単な構造改良でありながら、羽毛布団の使用に際して、隙間風が足元から入らなくなり、足元の冷えを未然に回避できながら、ベッドに入ると同時に、足先に対する肌触りの冷感が無く、温かみが伝わるようにすることを目的とする。
本考案にかかる羽毛布団用シート状カバーは、上記課題を解決するために、羽毛布団1を内部に収納できるように開閉手段2を備えた袋状の羽毛布団用シート状カバーであって、
前記シート状カバー本体3の長手方向の一側端部3Aに、前記羽毛布団1が収納されない所定長さのシート部3Aが、該シート状カバー本体3をそのまま長手方向に延長する状態で区画延設され、
前記シート部3Aが前記シート状カバー本体3と一体構成で、両者の間がミシン目8により区画され、
前記シート部3Aの端部の裏面から前記シート状カバー本体3の略中間の裏面にかけて毛布地4を逢着してあることを特徴とする。
本考案によれば、羽毛布団を収容するシート状カバー本体3の一側端部をミシン目8の区画を介して延長構成して、柔らかなシート部3Aを形成し、更に、このシート部3Aからシート状カバー本体3の略中間に亘って、毛布地4を裏打ちしてあるので、前記シート部3Aが足元からベッド(或いは床)の下に柔らかく垂れ下がって、足先が羽毛布団を持ち上げていても、ベッドの端部床面と羽毛布団との間の隙間を塞ぐことが出来て、そこからの隙間風が侵入するのを未然に回避できて、常に暖かい状態で就寝できるのである。
そして、裏打ちされた毛布地4の存在によって、足先は勿論のこと、脚全体に対する肌触りが、従来のシート(布)に対する冷たい肌触りとは異なり、暖かな感触を与えることができ、ベッドに入った際に足元に寒気を感じることがないものである。これによって、羽毛布団全体の保温力を活かしながら、足元の保温効果を高めることが出来る。
更に、カバー本体を取り外して選択する場合にも、毛布地4が略半分程度の面積であるので、毛布の嵩が少なく、洗浄し易いのである。
また、高年齢者特有の肩、襟元の寒さを訴える者には、上記羽毛布団を天地逆にして用いることが出来る。この場合には、前記シート部3Aが胸元から頭部方に柔らかく垂れ下がって、肩や襟元を隙間無く覆うことが出来、肩部で羽毛布団が立ち上がっていても、肩や襟元周囲において、ベッドの床面と羽毛布団との間に隙間が形成されることがなく、そこからの隙間風が侵入するのを未然に回避できて、常に暖かい状態で就寝できるのである。
本考案の実施に際しては、前記シート部3Aが前記シート状カバー本体3と一体構成で、両者の間がミシン目により区画されているのが、前記シート部3Aを記シート状カバー本体3と別体構成として、しかる後に両者を逢着する構成を採っても良いことは言うまでもない。
また、前記シート部3Aが、前記シート状カバー本体3の長手方向に、15cm乃至25cmの長さに構成されているのが好ましい。
このような長さに設定することで、足元側に垂らしても、肩、襟元側に垂らしても、絡み付きの少ない状態で、且つ、隙間風の侵入を防ぐ機能を十分に発揮できる。
更に、前記毛布地4の起毛がボア加工のマイヤー毛布であるのが好ましい。
このようにボア加工とすることで、肌触りの柔らさと、空気の包含状態を良好に保持できて、温かみの感触を向上させることが出来る。
本考案の好適実施例について、図面を参照して詳述する。
図1は、羽毛布団1を収納した状態の羽毛布団用シート状カバーを示す、裏面側(身体側に位置)からの斜視図であり、図2は、その表面側からの斜視図であって、羽毛布団1を内部に収納し、取り出すことが出来るように、そのシート状カバー本体3の表側に、開閉手段2、ここでは、図2に示すように、ファスナー5を、羽毛布団1の長手方向に沿って、且つ、挿脱を容易にするように一側部に偏移させた状態で設けてある。このシート状カバー本体3は、綿布であるが、適宜化繊を用いてよい。6は、羽毛布団1の上の掛け毛布である。
そして、前記シート状カバー本体3の長手方向の一側端部3A、即ち、この実施例説明での足元側に、前記羽毛布団1が収納されない所定長さのシート部3Aが、該シート状カバー本体3をそのまま長手方向に延長する状態で区画延設されている。即ち、このシート部3Aは、この実施例では、前記シート状カバー本体3を大きめ目の袋状(全長230cm)に構成し、その長手方向一端部側を、約20cm残してミシン目8を入れ、羽毛布団1を収納する本体部と、シートだけの部分とに区画している。この区画の長さは、20cmが好適であるが、15cm乃至25cmの長さがあれば十分に目的を達するものであり、この範囲についても、近似の範囲、例えば、10cm〜35cm程度であれば本考案の目的は達成される。
そして、図1に示すように、前記シート部3Aの端部の裏面から前記シート状カバー本体3の略中間の裏面にかけて毛布地4を逢着してある。その長さは、120cm(内、シート部3Aが20cm)。
前記毛布地4は、ここではマイヤー毛布を起毛し、ボア加工しているものを用いている。しかし、毛布地であれは、適宜の毛布及び加工を用いてよいものである。
このシート状カバー本体3に羽毛布団1を収納して、例えば、前記シート部3Aが足元側に位置するように用いると、図3に示すように、そのシート部3Aが、毛布地4を裏打ちされた柔らかなシートのみであるので、これが柔らかく垂れ下がり、ベッド7の端部の空隙を塞ぎ、足元からの冷気侵入を防ぐことが出来る。
また、このシート状カバー本体3に羽毛布団1を収納して、例えば、前記シート部3Aが頭部側に位置するように用いると、図4に示すように、そのシート部3Aが、毛布地4を裏打ちされた柔らかなシートのみであるので、これが柔らかく垂れ下がり、肩、襟元部を隙間なく被覆することが出来て、肩部による羽毛布団1の立ち上がりによる空隙を塞ぎ、首、肩が冷えるのを防ぐことが出来る。
本考案のシート状カバーは、特に羽毛布団に対して有効であるが、通常の合綿布団等、特に、ベッドに対して使用可能な適宜の形態の布団に対しても用いることは可能であり、その適用範囲は広い。
実施例の羽毛布団用シート状カバーの裏面を示す斜視図。 実施例の羽毛布団用シート状カバーの表面を示す斜視図。 実施例の羽毛布団用シート状カバーの一使用状態を示す側面図。 実施例の羽毛布団用シート状カバーの一使用状態を示す側面図。 従来例を示す羽毛布団用シート状カバーの一使用状態を示す側面図。
符号の説明
1:羽毛布団
2:開閉手段2
3:シート状カバー本体
3A:一側端部
4:毛布地

Claims (2)

  1. 羽毛布団1を内部に収納できるように開閉手段2を備えた袋状の羽毛布団用シート状カバーであって、
    前記シート状カバー本体3の長手方向の一側端部3Aに、前記羽毛布団1が収納されない所定長さのシート部3Aが、該シート状カバー本体3をそのまま長手方向に延長する状態で区画延設され、
    前記シート部3Aが前記シート状カバー本体3と一体構成で、両者の間がミシン目8により区画され、
    前記シート部3Aの端部の裏面から前記シート状カバー本体3の略中間の裏面にかけて毛布地4を逢着してある、
    羽毛布団用シート状カバー。
  2. 前記シート部3Aが、前記シート状カバー本体3の長手方向に、15cm乃至25cmの長さに構成されている、
    請求項1の羽毛布団用シート状カバー。
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