JP3111428B2 - 衛星通信ネットワークシステム - Google Patents

衛星通信ネットワークシステム

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JP3111428B2
JP3111428B2 JP6057191A JP6057191A JP3111428B2 JP 3111428 B2 JP3111428 B2 JP 3111428B2 JP 6057191 A JP6057191 A JP 6057191A JP 6057191 A JP6057191 A JP 6057191A JP 3111428 B2 JP3111428 B2 JP 3111428B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信衛星を介して一箇
所の送信局から複数箇所の受信局へ同報通信を行う衛星
通信ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星通信によるデータ伝送が普及
している。衛星通信の場合には、送信局の設備が非常に
高価であり、汎用的な双方向のネットワークを構成する
ことが不向きであるため、一箇所の送信局から複数箇所
の受信局へと同一情報を一斉同時に送る同報通信を主と
した通信形態が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衛星通信ネ
ットワークシステムでこの様な従来の同報通信を採用し
た場合には、各受信局では各受信局が正常に受信できた
ことを示すACK信号を、ISDNやアナログ網等の地
上網を介して送信局へ返信している。
【0004】このため、受信局が多い場合には受信局か
らのACK信号が送信局へ集中し、送信局の負荷が大き
くなるので、送信局がそのACK信号の受信処理に対応
できないという問題が生じる。
【0005】そこで、本発明はこのような問題点に着目
してなされたもので、各受信局からACK信号が返信さ
れても、送信局の受信処理が増大しないようにした衛星
通信ネットワークシステムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、通信衛星を介して一箇所の送信局から複数箇
所の受信局へ同報通信を行う衛星通信ネットワークシス
テムにおいて、上記各受信局から返信される各受信局が
正常に受信できたことを示す信号を受信し、その信号を
一括して上記送信局へ返信する中継局を設け、 上記中継
局は上記送信局から送信される中継局指定情報に基づき
指定されることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成では、中継局が各受信局から返信され
る各受信局が正常に受信できたことを示す信号を受信
し、その信号を一括して送信局へ返信するため、送信局
では、その各受信局からの正常受信を示す信号の受信処
理をスムーズに行うことができる。また、中継局は送信
局からの指定に基づいて任意に指定されるので、1つの
中継局が担当する受信局の数を制御でき、各中継局にか
かる負荷を調整することができる。また、中継局が故障
した場合でも別の中継局へ簡単に切り替えることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る衛星通信ネットワーク
システムを図面に基づいて説明する。
【0009】図1はこの発明の第1の実施例を示してお
り、中継局として受信親局を指定したものである。同図
において、この衛星通信ネットワークシステムは、一箇
所の送信局1と、通信衛星2と、親局および子局の受信
局、つまり受信親局31,41と、受信子局32,3
3,42とから構成されている。
【0010】送信局1は同一の情報やデータ等を同時に
複数の受信局へ送るいわゆる同報通信を行うもので、送
信アンテナ1bから通信衛星2へその送信データを送る
送信部1aと、電話交換網やISDN等の地上網5と接
続されるインタフェースであるゲートウエイ(GW)1
cとを有し、送信部1aと自局のゲートウエイ1cとを
接続している。送信データとしては、一般の通信情報の
他に、後述する中継局を指定する情報(以下、中継局指
定情報という)を含んでおり、この中継局指定情報は予
め通信局側で設定しておく。図2に示すこの実施例で
は、送信データ中に、中継局として各受信局の親局、つ
まり受信親局31,41を指定した中継局指定情報が予
め設定されている。
【0011】受信親局31は、通信衛星2を介して送信
局1から送信されてきた送信データを受信アンテナ31
bを介して受信する受信部31aと、地上網5と接続さ
れるインタフェースであるゲートウエイ31cと、端末
31dとを有する。
【0012】端末31dは、受信親局31が中継局とし
て指定されているので、受信部31aで受信したデータ
を処理すると共に、この受信親局31が正常にデータを
受信できたこと示すACK信号の返信機能だけでなく、
この受信親局31に対して子局の関係にある受信子局3
2,33からの正常受信を示すACK信号を受信して、
そのACK信号を一括し、つまり自局31とACK信号
を返信してきた各受信局32、33とのコードをまとめ
て地上網5を介して送信局1に返信する機能を有してい
る。
【0013】また、受信子局32は、受信親局31と同
様に受信部32a、受信アンテナ32bおよびゲートウ
エイ32cを備えていると共に、受信部32aにより受
信された送信局1から上記中継局指定情報を解読し、一
番近い中継局、つまりこの場合には図1に示すように受
信親局41より受信親局31の方が近いので受信親局3
1を選択し、自局32が正常に受信できたことを示すA
CK信号をその受信親局31の端末32dへ返信する端
末32dを備えている。
【0014】さらに、図1において、受信子局33は受
信親局31の子局となるので、受信子局32と同一に構
成されている。また、受信親局41は受信親局31と同
様に、受信子局42等は受信子局32,33と同様に構
成されており、受信子局42の場合は受信親局31より
受信親局41に近いので、受信子局42のACK信号の
返信は、受信親局41の端末41dを介して受信親局4
1のACK信号の返信と共に行われる。
【0015】以上が図1に示すこの第1実施例の構成で
あり、次に、この実施例における各受信局からのACK
信号返信の処理手順を、図1および図2を参照して説明
する。ただし、ここでは受信局として、受信親局31、
受信子局32,33を例に説明する。
【0016】まずは、送信局1が通信衛星2を介して各
受信局31〜33へデータを送信する(ST10
0)。
【0017】この送信データにはメッセージなどの一
般情報と、中継局として機能すべき受信局を指定した中
継局指定情報とが含まれており、正常受信できた各受信
局31〜33では、その送信データをそれぞれ受信ア
ンテナ31b〜33bを介して受信部31a〜33aに
より受信し、そのデータを端末31d〜33dに送
る。
【0018】端末32d,33dはそれぞれ受信データ
を受取り、メッセージ等の一般情報を検出すると共に、
中継局指定情報を検出して解読し、中継局として機能す
る受信局を選択してその受信局へACK信号を返信す
る。この場合、中継局として受信親局31,41が指定
されており、各受信子局32,33は受信親局41より
受信親局31に近いので、受信親局31が選択され、端
末32d,33dはACK信号をゲートウエイ32
c,33cを介して受信親局31の端末31dに送信す
る(ST200)。
【0019】一方、受信親局31の端末31dでも、受
信子局32,33と同様にその受信データの中継局指定
情報を解読し、中継局として機能する受信局を検出す
る。この場合、中継局は自局であるので、端末31dは
各受信子局32,33からのACK信号を所定時間待機
して受信し、各受信子局32,33から送られてきたA
CK信号と、自局のACK信号とを一括して、ゲート
ウエイ31c、地上網5を介して、送信局1へ返信する
(ST300)。
【0020】送信局1では、地上網5およびゲートウエ
イ1cを介して一括して返信されてきたACK信号を
受信して、そのACK信号から正常受信できた受信局を
知る。
【0021】従って、この実施例では、送信局1へは各
受信局31〜33から各ACK信号がそれぞれ返信され
るのではなく、中継局である受信親局31を介して一括
して返信されるので、送信局1でのACK信号受信処理
がスムーズに行えると共に、送信局1のACK信号受信
処理能力の低減化が図れる。
【0022】また、この実施例では、中継局の指定を送
信局からの送信データ中の中継局指定情報により行い、
その中継局の指定を変更可能にすると共に、各受信局が
一番近い中継局としての受信局を選択してそこへACK
信号を返信した後、中継局としての受信局が一括して送
信局へ返信するようにしたので、送信データの内容や、
地域等により中継局を変えることが可能になると共に、
各受信局におけるACK信号送信時の負荷を減じること
ができる。
【0023】次に、この衛星通信ネットワークシステム
の第2の実施例を説明する。図3はこの第2実施例を示
しており、中継局として受信子局32´,42´を指定
したものである。
【0024】つまり、この実施例では、送信局1からの
送信データ中に中継局指定情報として受信子局32´,
42´を指定する情報が記載されており、各端末31
´,33´が送信データを受信して中継局指定情報を解
読した際に、受信親局31´および受信子局33´は受
信子局42´より受信子局32´に近いので、受信子局
32´を選択してその端末32´dにそれぞれのACK
信号をいったん送信する。
【0025】受信子局32´の端末32´dは自局のA
CK信号と、各受信局31´,33´から送られてきた
ACK信号とを一括して送信局1へ返信する。
【0026】このため、この第2の実施例によっても、
第1の実施例と同様に、送信局1でのACK信号の受信
処理がスムーズに行えると共に、送信局1のACK信号
受信処理能力の低減化が図れ、さらに送信データの内容
等により中継局を変えることが可能になると共に、各受
信局におけるACK信号送信時の負荷を減じることがで
きるという効果が得られる。
【0027】尚、上記各実施例では、中継局の機能を受
信局である受信親局あるいは受信子局に持たせて説明し
たが、本発明ではそれらに限らず、新たに中継局を設け
るようにしても勿論よい。
【0028】また、上記各実施例では受信局から送信局
へのACK信号の返信を、地上網5を介して行うように
していたが、通信衛星2を介して返信することも考えら
れる。この場合には、上記各実施例にあっては各受信局
に衛星通信送信機能を設ける必要がなく、中継局あるい
は中継局として機能する受信局だけに衛星通信送信機能
を持たせればよいので、衛星通信を介して返信する場合
でも安価にこのシステムを構築できることになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、中継局が各受信局から返信される各受信局が正常に
受信したことを示す信号を受信し、その信号を一括して
送信局へ返信するため、送信局はその信号の受信処理を
スムーズに行うことができると共に、受信処理能力の低
減化が図れる。また、中継局は送信局からの指定に基づ
いて任意に指定されるので、1つの中継局が担当する受
信局の数を制御でき、各中継局にかかる負荷を調整する
ことができる。また、中継局が故障した場合でも別の中
継局へ簡単に切り替えることができる。
【0030】また、受信局からの正常に受信したことを
示す信号を衛星通信を介して返信するようにした場合に
は、本発明では、各受信局に衛星通信送信機能を設ける
必要がなく、中継局だけに衛星通信送信機能を持たせれ
ばよいので、衛星通信を介した返信の場合でも安価にこ
のシステムを構築できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衛星通信ネットワークシステムの
第1実施例を示す説明図。
【図2】第1実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図3】本発明に係る衛星通信ネットワークシステムの
第2実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 送信局 2 通信衛星 31,41 受信親局(中継局) 32,33,42 受信子局 31´,41´ 受信親局 32´,42´ 受信子局(中継局) 33´ 受信子局

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星を介して一箇所の送信局から複
    数箇所の受信局へ同報通信を行う衛星通信ネットワーク
    システムにおいて、 上記各受信局から返信される各受信局が正常に受信でき
    たことを示す信号を受信し、 その信号を一括して上記送信局へ返信する中継局を
    け、 上記中継局は上記送信局から送信される中継局指定情報
    に基づき指定される ことを特徴とする衛星通信ネットワ
    ークシステム。
JP6057191A 1991-03-25 1991-03-25 衛星通信ネットワークシステム Expired - Fee Related JP3111428B2 (ja)

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