JP3111135U - ボトル用名札およびボトル用名札ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】 名札保管用のバー材およびボトルにも容易に着脱できるようにした名札を提供し、また名札保管用のバー材を名札の探し出し、着脱等の操作をしやすくするホルダーを提供する。
【解決手段】 ボトル用名札を、下部に表示用プレートを吊下げ可能なU字状部と、このU字状部の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部と、この狭隘部の上方に突出する拡開口部を形成するように弾性線材を折り曲げてなり、上記狭隘部を通過してバー材に装着および取外し可能とした。
また、ボトル用名札のホルダーは、基板部に垂直状に固定された柱部材と、水平面内で回動可能に柱部材に取付けた複数段の水平のバー材とからなり、水平のバー材にはボトル用名札をその狭隘部を通して着脱可能とした。
【選択図】 図3
【解決手段】 ボトル用名札を、下部に表示用プレートを吊下げ可能なU字状部と、このU字状部の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部と、この狭隘部の上方に突出する拡開口部を形成するように弾性線材を折り曲げてなり、上記狭隘部を通過してバー材に装着および取外し可能とした。
また、ボトル用名札のホルダーは、基板部に垂直状に固定された柱部材と、水平面内で回動可能に柱部材に取付けた複数段の水平のバー材とからなり、水平のバー材にはボトル用名札をその狭隘部を通して着脱可能とした。
【選択図】 図3
Description
本考案は、飲食店(バー等)におけるウイスキーなどのアルコール飲料のボトルに付ける名札、およびその名札を保管するためのホルダーに関する。
従来、飲食店(バー等)において、客のボトルを預かるいわゆるボトルキープをする場合、そのキープボトルには、氏名、日付などを記すプレートをリング状の紐、鎖などに吊下げた名札を掛けて保管するようにしている。
しかし、ボトル保管用の棚として奥行きの深い棚を使用し、ボトルを何列かに配置して保管すると、奥の方に置かれたボトルは、その名札が手前から見えなくなる。そのため店全体のキープボトルの本数が多大な場合にも名札が見える状態で棚などに保管できるようにするためには、保管場所として広大な前面面積が必要となる。
しかし、ボトル保管用の棚として奥行きの深い棚を使用し、ボトルを何列かに配置して保管すると、奥の方に置かれたボトルは、その名札が手前から見えなくなる。そのため店全体のキープボトルの本数が多大な場合にも名札が見える状態で棚などに保管できるようにするためには、保管場所として広大な前面面積が必要となる。
このような状態に対応するためのボトルキープの方式として、例えば10区画程度に区分した十分に奥行きのある棚を用意し、客から飲食後のボトルを預かるときに、ボトル中の残量を、例えば10%程度の刻みに目測等で測り、氏名、残量をノートなどに記帳すると共に、同程度の残量(例えば50%程度)のボトルをすべて同じ区画の棚に一括して保管することとし、その際、ボトルから名札を外して同程度の残量(例えば50%程度)の名札をまとめて一括して保管することとする。
そして客が次に来店したときには、ノートの記載から氏名、残量を確認し、その残量(例えば50%程度)のボトルを一括して保管している区画から名札のないボトルを1本取出し、一方、保管中の名札の中から当該客の名札を探して取出し、その名札をボトルに掛けて客に提供するようにする方式が行なわれている。
ところが、客が来店したときの上記のような店側の作業においては、同一程度の残量に該当するものとしてまとめて保管中の多数の名札の中から、当該客の名札を探し出すことが容易でなく手間がかかる。
また、リング状の紐、鎖などを棒部材などに通して多数の名札を保管している場合には、探し出した所要の名札をその棒部材から外して取出すためには、一旦、その棒部材にある他の多数の名札も同時に取外し、所要の名札を取出した後、再度、他の多数の名札の紐、鎖などを棒部材に通して保管状態にする必要があるために、その操作に時間がかかり迅速な対応に欠けるという問題点を有していた。
なお、上記においては、ウイスキーなど飲料、またはボトルの種類が、一種類である場合について説明しているが、これらが多種類にわたる場合には、ボトルおよび名札について種類毎の保管管理が必要となり、更に複雑化していた。
本考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、名札保管用の棒部材(バー材)、およびボトルにも容易に着脱できるようにした名札を提供することにあり、また第2の目的は、名札保管用の棒部材(バー材)における名札の探し出し、着脱等の操作をしやすくするホルダーを提供することである。
以上の課題を解決するため、本考案に係るボトル用名札は、下部に表示用プレートを吊下げ可能なU字状部と、このU字状部の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部と、この狭隘部の上方に突出する拡開口部を形成するように弾性線材を折り曲げてなり、上記狭隘部を通過してバー材に装着および取外し可能としたものである。
また、ボトル用名札ホルダーは、基板部に垂直状に固定された柱部材と、水平面内で回動可能に柱部材に取付けた複数段の水平のバー材とからなり、水平のバー材にはボトル用名札をその狭隘部を通して着脱可能としたものである。
さらに、ケース付きボトル用名札ホルダーでは、ケース内の一側部を上記柱部材として形成されており、各水平のバー材はケース内に収納された格納位置と、ケース前部に露呈される展開位置との間を水平に回動するように構成されているものである。
本考案に係るボトル用名札は、保管時には各ボトルの残量に応じた区分に従った水平のバー材に拡開口部、狭隘部を通して装着しておく。そして、来客時には当該区分における名札の中から該当する名札を探して下方に引くだけで取外すことが出来、着脱が容易であり、客に名札を付けてボトルを提供するなどの操作が迅速にできるという効果がある。
また、本考案のホルダーは、柱部材から水平方向に延出し、水平面内で回動可能な複数段の水平のバー材に、ボトルの残量により区分した多数のボトル用名札をその狭隘部を通して着脱可能としたものであるから、所要の名札を探し、また、着脱の操作を極めて容易迅速に行なうことができる効果がある。
さらにボトル用名札のケース付きホルダーでは、ケース内の一側部を上記柱部材として各水平のバー材を水平面内で回動することにしており、保管時にはケース内に格納して収納し、要すれば蓋を閉めて保管することができ、名札を探し取出すときには、水平のバー材をケース前部に展開することにより、その操作がしやすくなるという効果がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案に係るボトル用名札1の実施の形態を示しており、ボトル用名札1は、全体を針金のような弾性線材を折り曲げて形成されている。
その構造は、下部に表示用プレート2のリング3を通して吊下げ可能なU字状部4と、このU字状部4の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部5と、この狭隘部5の上方に突出する逆八の字状に拡がる拡開口部6を形成している。
上記表示用プレート2には、客の氏名、日付、要すればボトルの種類などを表記する。表示用プレート2の表記する面は、ホワイトボードと同じ素材を使い、これにより名札の表記の変更に対応できる。
その構造は、下部に表示用プレート2のリング3を通して吊下げ可能なU字状部4と、このU字状部4の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部5と、この狭隘部5の上方に突出する逆八の字状に拡がる拡開口部6を形成している。
上記表示用プレート2には、客の氏名、日付、要すればボトルの種類などを表記する。表示用プレート2の表記する面は、ホワイトボードと同じ素材を使い、これにより名札の表記の変更に対応できる。
この表示用プレート2を下方に吊下げたボトル用名札1は、図2に示すように、ボトル8の首部にはU字状部4の部分を従来の紐、鎖などと同様に一つのリングとして、ボトル8の先端から着脱することができる。
また、ボトル用名札1を後述する水平のバー材14に取付けて保管する場合には、ボトル用名札1を水平のバー材14に対して上下動することにより、拡開口部6および狭隘部5を通過して着脱することができる。
図3は、本考案のボトル用名札ホルダー10を示しており、基板部11に垂直状に固定された柱部材12と、ヒンジ13により水平面内で回動可能に柱部材12に取付けた3段の水平のバー材14とからなり、水平のバー材14にはボトル用名札1をその狭隘部5を通して着脱可能にしている。
水平のバー材14は、その断面形状が四角形で、一つの対角線を上下方向に向けて配置してあり、その傾斜面が、ボトル用名札1を上下動して着脱するとき楔として働くことにより、その着脱操作を容易にしている。
また水平のバー材14の開放側の先端部には装着したボトル用名札1が脱落するのを防止するストッパー片15が取付けてあり、また、水平のバー材14の長さ方向の中途には、ボトル用名札1を装着したとき、他の区分のボトル用名札1との混同を避けるために、仕切り片16が幾つか設けられている。
また水平のバー材14の開放側の先端部には装着したボトル用名札1が脱落するのを防止するストッパー片15が取付けてあり、また、水平のバー材14の長さ方向の中途には、ボトル用名札1を装着したとき、他の区分のボトル用名札1との混同を避けるために、仕切り片16が幾つか設けられている。
水平のバー材14は、ヒンジ13により水平面内で回動可能に柱部材12に取付けてあるため、所要のボトル用名札1を探し、または着脱するとき手前に回動して、他の物との干渉を避けて操作をすることができる。
図4は、上記実施例によるボトル用名札ホルダー10を、ケース20内に収容した実施例であり、前面に開閉蓋21を有するケース20の一側部に柱部材12を固定して、これに水平のバー材14を回動可能に取付けており、各水平のバー材14はケース内に収納された格納位置とケース前部に露呈される展開位置との間を回動するようにしている。
この場合の水平のバー材14の構成、作用などは、図3に示したものと同様である。
この場合の水平のバー材14の構成、作用などは、図3に示したものと同様である。
1 ボトル用名札
2 表示用プレート
4 U字状部
5 狭隘部
6 拡開口部
8 ボトル
10 ボトル用名札ホルダー
14 水平のバー材
15 ストッパー片
16 仕切り片
20 ケース
2 表示用プレート
4 U字状部
5 狭隘部
6 拡開口部
8 ボトル
10 ボトル用名札ホルダー
14 水平のバー材
15 ストッパー片
16 仕切り片
20 ケース
Claims (3)
- 下部に表示用プレートを吊下げ可能なU字状部と、このU字状部の上部に設けた弾性的に開閉可能な狭隘部と、この狭隘部の上方に突出する拡開口部を形成するように弾性線材を折り曲げてなり、上記狭隘部を通過してバー材に装着および取外し可能なボトル用名札。
- 基板部に垂直状に固定された柱部材と、水平面内で回動可能に柱部材に取付けた複数段の水平のバー材とからなり、水平のバー材にはボトル用名札をその狭隘部を通して着脱可能にしたボトル用名札ホルダー。
- 柱部材がケース内の一側部に固定されており、各水平のバー材はケース内に収納された格納位置とケース前部に露呈される展開位置との間を回動する、請求項2記載のボトル用名札ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002091U JP3111135U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | ボトル用名札およびボトル用名札ホルダー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005002091U JP3111135U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | ボトル用名札およびボトル用名札ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005002091U Expired - Fee Related JP3111135U (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | ボトル用名札およびボトル用名札ホルダー |
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JP (1) | JP3111135U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013039937A (ja) * | 2011-08-15 | 2013-02-28 | Chigusa Katsumata | 飲料容器吊り下げ保持具 |
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2005
- 2005-04-08 JP JP2005002091U patent/JP3111135U/ja not_active Expired - Fee Related
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