JP3098042U - ネームカード収納部を有するボトルカバーキャップ - Google Patents

Abstract

【課題】狭い棚に多数の和洋酒瓶が林立している中から、特定のキープされたボトルを一目で見分けて取り出すことができるようにする。
【解決手段】ボトルカバーキャップ本体１の下部を蓋Ｂへの嵌合部２とし、上部をネームカード５を挿入することによって、透明表示部３にキープ客名を表示可能としてなるボトルカバーキャップ。
【選択図】　　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、和洋酒瓶（Ａ）の蓋（Ｂ）の上にかぶせることのできる透明表示部（３）を有するボトルカバーキャップである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、和洋酒瓶（Ａ）には中身が蒸発しないための蓋（Ｂ）が必ずなされている。また、そのボトルのキープを表示するためのカードを紐で吊下げたり、ラベルの上に書き込みをしたりしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
和洋酒瓶（Ａ）の蓋（Ｂ）を外し、グラスに注いで飲酒するのが一般的である。
五〜六本程度の瓶を棚に並べておき、この中から好みの瓶を取り出して飲酒する場合は特に問題ない。
【０００４】
しかしながら、数十本の和洋酒瓶（Ａ）を狭い棚に並べているスタンドバーなどでは、その取り出しに難儀する。特に、常連客がキープしている特定の瓶を探して取り出すのに苦労するものである。
キープされている瓶には、カードを吊下げたり書き込みを入れたりして目印を付けているものであるが、狭い棚に幾重にも重なり合って並べられているので、奥の瓶の表示は全く見えない。そのため、前列の瓶をいちいちのかして探し出さねばならない。手間と時間がかかる上に落としたりする恐れもあるし見苦しい光景でもある。
【０００５】
そこで本考案は、狭い棚に多数の瓶がぎっしり重ねて並べてあっても、一目で全てのネームカードを知ることができ、キープされた目的の瓶をスピーディ且つスマートに取り出すことができるものである。
【０００６】
【考案の実施の形態・実施例】
和洋酒瓶（Ａ）の蓋（Ｂ）の頭上に、密に嵌合することのできる嵌合部（２）の上部を、ネームカード挿入孔（４）を有する透明表示部（３）としたボトルカバーキャップ本体（１）としてなるものである。
【０００７】
キープされた客の名前を記載したネームカード（５）を、ネームカード挿入孔（４）から挿入すると共に、これをキープされた多数の和洋酒瓶（Ａ）の蓋（Ｂ）の上へ密に嵌合する。
従って、狭い棚に多数のキープされた和洋酒瓶（Ａ）が林立していても、前記透明表示部（３）のみは突出しているので、前列の瓶群に隠れて見えないことがなく、一目で全ボトルのキープ客名を把握することができる。故に、迅速且つスマートに目的のボトルを取り出すことができ、ルックスのよい店としての評価が得られる。
なお、該ネームカード（５）を男や女、常連、新規の別、あるいはキープ時の期間などをカードの色分けによって見やすく管理することもできる。
【０００８】
【考案の効果】
狭い棚に多数のボトルを林立収納してあっても、突出した透明表示部（３）に挿入されたネームカード（５）の記載客名を一目で知ることができるので、その取り出しが迅速且つスマートに行うことができると共に、蓋（Ｂ）の開閉もカバーキャップ本体（１）を付けたままできる能率的にして便利重宝な有益考案を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施状態を示す側面図（一部断面図、透視図）
【図２】本考案の実施状態を示す平面図
【図３】本考案の斜視図
【符号の説明】
１　　　ボトルカバーキャップ本体
２　　　嵌合部
３　　　透明表示部
４　　　ネームカード挿入孔
５　　　ネームカード
Ａ　　　和洋酒瓶
Ｂ　　　蓋

Claims (1)

1. ボトルカバーキャップ本体（１）の下部に蓋（Ｂ）への嵌合部（２）を設け、上部にネームカード（５）を透視可能に収納する透明表示部（３）を備えてなるボトルカバーキャップ。

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