JPH07500430A - 商品提供システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称：商品提供システム 本発明は、電池パッケージのマーチヤングイジングシステム（ｍｅｒｃｈａｎｄ ｉｓｉｎｇ　ｓｙｓｔｅｍ）、つまり商品提供システムに関する。具体的には、 本発明は、関連性、を有す−るがサイズの異なる電気化学電池を、小売店のプラ ノグラム（ｐｌａｎｏｇｒａｍ）の夫々のハンガーに吊るすシステムに関する。

より具体的には、本発明は、特定の商品を特定のハンガーに吊るして展示するこ とが重要視される装置構成に関する。

小売店では、ブリスターパックのような透明パッケージ（背後を堅い基材で支え られ、上端部に引掛は用の孔があけられた透明プラスチックケース）に容れられ た電池等の商品は、一般的にはハンガーに吊るされて、ハンガーは縦型ペグボー ド（ｐｅｇｂｏａｒｄ）に支持される。ハンガーは、一般的には、針金を細長い Ｕ字状に屈曲させて作られており、０字の脚部は、ペグボードの孔に嵌まるよう にホーン形突出部を上向きに形成している。ホーン形突出部の両端はベグボード の裏面に対して前方に押し当てられ、ハンガーを片持ち梁成に支持する。次に、 ブリスターパックに容れられた商品は、夫々の基材に設けた引掛は用孔を通して ハンガーに吊るされる。

小売店では、サイズの異なる品物を入れたパックを夫々、ハンガーに掛けるため に、幾つかの似かよったハンガーを準備することがしばしばある。しかし、店員 は、夫々のサイズに応じたハンガーに、ブリスターパックをいつもきちんと吊る すとは限らない。例えば乾電池の場合だと、”Ｄ”、”Ｃ”、”ＡＡ”及び”Ａ ＡＡ”の如くサイズの異なる電池が様々な態様でハンガーに掛けられることがあ る。

例えば、”ＡＡ“電池用ハンガーが一杯で“Ｄ”サイズ電池用ハンガーに余裕が あり、使用推奨期限経過後の商品を倉庫に返すのが面倒なときや忙しすぎてでき ないとき、”ＡＡ“電池パックが”Ｄ”サイズ電池パック用ハンガーに掛けられ ることがある。

次に、”Ｄ°サイズの電池パックがまとまって入荷したとき、店員は、°Ｄ”サ イズのラックが一杯になっているのを見て、“ＡＡ”電池パックを“Ｄ”ラック から外さずに、“Ｄ“サイズ電池用ハンガーを補充することがある。その結果、 客は、”ＡＡ”サイズ電池のブリスターパックで一杯の”Ｄ”用ハンガーを見て 、“Ｄ”サイズ電池は品切れであると思い込んでしまう。或はまた、サイズの異 なる電池を購入するかもしれない。

あるブランドの電池パック用ハンガーが空のとき、その電池メーカーと競争メー カーの電池パックが同じハンガーに掛けられているのを見て、客をさらに混乱さ せることもある。

従来の技術では、この問題に対応することができない。

ベグボードに使用できるように作られたこれまでの陳列ハンガーの場合、ハンガ ーの上方にハンガーとは別の支持要素の上に識別用マーク（ｉｄｅｎｔｉｆｙｉ ｎｇ　１ｎｄｉｃｉａ）、つまり目印が施される。

また、前述のハンガーと同じ普遍型のハンガー構造として、回転防止手段と盗難 防止装置を含むものがある。

これは、パックに特別の孔を設け、ハンガーの前部に特別なフックを設けている ため、ブリスターパックをハンガーから取り外すにはパックを手で操作せねばな らない。

さらに、洗濯ラックの分野では、洗濯物に取り付けられるタグに、洗濯物の所有 者識別用として使用される要素の形状に合うように孔を設けたものもある。洗濯 タグを、その本体部材によって識別される洗濯物と関係づける必要がある場合、 本体部材の形状に適合するような形状の孔が設けられる。しかしながら、このよ うな装置及び構成は、前述した如き商品提供時の問題を解決するのに有効でない 。

及匪０１賃 本発明は、細長いハンガーを備えた商品提供システムに関するもので、ハンガー は、後端部を例えばベグボードの垂直面に取り付けることができるようにしてお り、前端部には見出しとなるヘッド部を設け、該ヘッド部の外面は店員や顧客が ハンガーに掛けられるべき商品を見分けることができるような形状に形成してい る。本発明のシステムは、商品の上端部に、商品を引っ掛けるための孔を設けて おり、孔は、商品を識別するために商品毎に特定の形状をしている。

本発明の一実施例では、商品を所定のハンガーに掛けることができるようにする ため、商品は、ヘッド部と−れる。また、サイズ等の異なる商品は、ヘッド部の 孔の形状が夫々異なるから、同じヘッド部を通すことはできない。

このように、商品のサイズ又はメーカーが異なると、その商品はヘッド部を通す ことはできないから、そのハンガーには、予め定められたサイズ又はメーカーの 商品しか掛けることができない。幸いなことに、今まで一般的に行なわれてきた 陳列方法を変えても、顧客は戸惑うことはない。顧客は所定ハンガーに所定サイ ズの商品が陳列されているのがわかり、店員は特定のハンガーにある商品をはっ きりと識別できる。

店開にとっては、商品をきちんとストックできる利点があるし、顧客は、店員に 尋ねるまでもなく一見しただけで所望の商品を正確に見つけ出すことができ、展 示された商品の状態が簡単にわかる利点がある。

区血旦皿里μｍ朋 本発明の更なる目的及び特徴は、図面に示す実施例に関する以下の説明によって 明らかになるであろう。なお、実施例は本発明を限定するものではない。

図１は、本発明に係るハンガーを有するプラノグラムベグボードの一部分と、ブ リスターパックの孔がハンガーの前部と同一線上に位置するときのブリスターパ ックを正面から見た図である。

図２は、−組のブリスタールックをハンガーに吊るした状態を示す斜視図である 。

図３は、本発明に係るハンガーをベグボードに取り付けた状態を示す平面図であ る。

図４は、その側面図である。

図４ａは、図４の４ａ−４ａ線上に沿う拡大断面図である。

図４ｂは、図４ａのハンガーに嵌まる孔の輪郭を示す図である。

図５は、ハンガーのヘッド部の目印（ｉｎｄｉｃｉａ）を示す図であって、ハン ガーの部分はヘッド部から後方に伸びている。

図５ａは、図５のヘッド部に対応する孔を基材に形成したブリスターパックを一 部破断して示す図である。

図６は、他のハンガーのヘッド部の目印を示す図であって、ハンガーの部分はヘ ッド部から後方に伸びている。

図６ａは、図６のヘッド部に対応する孔を基材に形成したブリスターパックを一 部破断して示す図である。

図７は、ハンガーの他の実施例であって、上部の一部分を破断して示す平面図で ある。

図８は、図７のハンガーをベグボードに取り付けた状態を示す側面図である。

図９は、図８の９−９線上に沿う断面図である。

図１０は、図８のハンガーの前端部を示す図である。

図１１は、ハンガーのさらに他の実施例の平面図である。

図１２は、図１１に示す本発明の実施例をベグボードに取り付けた状態を示す側 面図である。

図１３は、図１２図のヘッド部の表示体を正面から見たときの図である。

望ましい　の説０ 図１において、本発明の実施例にかかる構成システムを符号（ｌＯ）で示す。シ ステム（１０）は、孔（１４）が公知のパターンに形成されたベグボード（１２ ）を備えている。システム（１０）はさらに符号（１６）で示すハンガーと、符 号（１８）で示す商品を備えている。

図示の商品（１８）は、基材（ｃａｒｄ）　（２４）を有するブリスターパック の透明ハウジング（２２）の中に乾電池（２０）を収容したパッケージである。

図示のブリスターパッケージは、基材をブリスター（２２）の背部に設けている が、基材に開口部を形成し、ブリスターハウジングを基材の両側に設けて、電池 （２０）を基材面に対称に収容することにより、両側がら電池を見ることかでき る。或はまた、ブリスターバックは、２倍厚さの透明パネルを用いて、ハウジン グ全体を完全な透明体に形成することも可能である。基材を背部又は中央に設け るパッケージの場合も、また基材に透明パネルを用いるパッケージにも、その上 端部には引掛は用孔（２６）を形成する。

通常の場合、商品は引掛は用孔（２６）をハンガーの前端部に通すことにより、 ハンガー（１６）に吊るされる。

図２は、−組の商品（１８）がハンガー（１６）に吊るされた状態を示している 。図示の実施例でハンガー（１６）に吊るされている商品の個数は２個であるが 、もっと多くの数の商品を支持できるように作られている。

図３乃至図４ａを参照すると、ハンガー（１６）は、公知の如く、Ｕ字状の針金 部材（３０）を有している。Ｕ字脚の両端には一対のホーン状突出部（３２）を 形成している。ホーン状突出部にはドッグレッグ状の屈曲部（３４）（図４参照 ）を形成している。ホーン状突出部をベグボードの孔（１４）の中に通すと、屈 曲部（３４）よりも上方の部分がベグボードの裏側に当たり、屈曲部（３４）よ りも下方の部分がベグボード（１２）の表側に当たって、ハンガーは片持ち梁成 に支持される。ハンガー（１６）の前部は、公知の如く、（３６ａ）の部分で上 向きに傾いており、商品がハンガーから外れて前方に落ちないようにしている。

発明の重要な要素は、ハンガーのヘッド部（３８）にあり、該ヘッド部はハンガ ー（１６）の前部に対して、成形、モールディングその他の方法で取り付けられ る。ヘッド部（３６）の外面（ｐｅｒｉｐｈｅｒｙ）は、ハンガーに取り付ける 商品の目印となる形状に形成され、見出し部を構成する。この目印は、例えば店 員が”Ｄ”サイズ電池用ハンガーに”Ｄ”サ　゛イズ電池を展示しようとする場 合にも活用できるため、店員にとって有用であることは勿論である。また、”Ｄ ”サイズ電池を探しめる顧客にとっても、そのハンガーの電池が”Ｄ”サイズで あることがわかるため、顧客にとっても有用である。

図１乃至図４ａから明らかなように、実施例では、”Ｄ”の字の頂部と底部はハ ンガーの前部より上方及び下方に突出している。これも本発明の重要な特徴であ る。なぜなら、ヘッド部（３８）が、ハンガーの頂部又は底部の面を垂直方向に 越える部分（図４ａ参照）は、孔に対応（ｄｉｃｔａｔｅ）する形状であり、そ のハンガーに合わない商品を掛けることができないようにしているためである。

ハンガー（図４ａ参照）の”Ｕ”字状の脚部と脚部の間には、充填材（フィラー ’）　（４０）がある。充填材は、プラスチックの半休（４０ａ）　（４０ｂ） から構成され、Ｕ字状の針金要素（３０）の２本の脚の間で接合される。これら の半体は接合されるとヘッド部（３８）の形状の輪郭を形成し、望ましい実施例 では、ヘッド部の輪郭はハンガーに沿って伸びている。これは、ハンガーから商 品を取り除く際に特に役立つもので、基材が引き出されるときに、基材がヘッド 部に引っ掛かる（ｃａｔｃｈ）のを防止する。ハンガーの前部の充填材とヘッド 部とは、別の部材から構成してもよい。

図４ｂは引掛は用孔（２６）の輪郭を示している。孔の中央部（２６ａ）はヘッ ド部（３８）と同じ形状であり、側部（２６ｂ）（２６ｂ）はヘッド部のどちら か一方に対してハンガー（１６）の両側部を収容できるように形成される。従っ て、商品（１８）をハンガー（１６）に掛ける際、孔の中央部（２６ａ）をヘッ ド部（３８）に合わせて、基材をヘッド部（３８）の上に通せばよい。この位置 から、孔の側部（２６ｂ）をハンガー（１６）の側部に通すことにより、所定の 商品（１６）がハンガーに取り付けられる。ハンガーが一杯になるまで、商品を 追加することができる。商品をハンガー（１６）から取り外す場合、基材を、ハ ンガーの弯曲部（図４）の前端部の立上り部（３６）から前方上向きに引き出す と、基材の孔の側部（２６ｂ）　（２６ｂ）はハンガーの両側に沿って移動し、 最終的に孔（２６ａ）はヘッド部（３８）を通過して、基材がハンガーか図５及 び図６は、ヘッド部の他の実施例を示しており、店員及び顧客の両者に対して、 所定のハンガー（図示せず）に取り付けるべき電池のサイズを表わしたヘッド部 を示している。図５ａ及び図６ａは、夫々、図５及び図６に示すヘッド部とハン ガーの一部分が嵌まる形状の孔を示している。図６ａにおけるヘッド部の”ＡＡ Ａ”の目印は、ハンガーの幅全体を実質的にカバーできる程の大きさである。” Ｃ°電池及び”ＡＡ”電池についても同様な目印を設けらることができることは 理解されるであろう。

図７乃至図１０は、他の実施例にかかるハンガー（１６’）を示している。この 実施例では、Ｕ字状要素（３０°）は基部に向かって縮小し、”■”字に近い形 態である。このＵ字状要素も、弯曲部（３６°）と、ホーン状突出部（３２’） を含んでいる。ハンガーは、更に２つの成形プラスチック半休（図９参照）を有 しており、両者は接合されて、Ｕ字状要素（３０’）をクランプする。プラスチ ック半休は、上板（４２）と下板（４４）から構成され、下板はＵ字状要素（３ ０°）の脚部と弯曲部を収容できるようにした凹部を形成している。先の実施例 の場合と同様に、プラスチック半休の上面及び下面には、ヘッド部の目印である 輪郭がヘッド部から後方に延びるリブが形成される。図１０は、図７乃至図９に 示す実施例を前方から見た端面図である。

本発明の更に他の実施例を図１１乃至図１３に示しており、Ｕ字状の針金要素（ ３０”）には、弯曲部（３６’）が形成され、上向きに屈曲している。この実施 例の前部には、型成形された小片（５０）が設けられ、該小片はヘッド部（３６ ”）と、後方かつ下向きに伸びる本体部からなり、本体部はＵ字状要素（３０“ ）の弯曲部（３６”）に嵌められている。

図示の如く、商品を取り除く際の便宜を特に考慮して、本体部はヘッド部（３８ ”）の目印の輪郭に合わせた形状に形成される。図示の如く、小片（５０）の本 体部は、後方に向けて先細形状とし、先端部の厚さはＵ字状要素（３０”）の針 金の厚さになるようにしている。図１１乃至図１３に示す実施例も、他の実施例 と同じように用いられる。

針金要素（３０”）の後部には、図１２に最も良く示されるように、ホーン状突 出部（３２”）が形成されており、該突出部は前述の如く、ベグボードに係止さ れ、ハンガーは片持ち梁成に支持される。

ここに開示した実施例において、ヘッド部と引掛は用孔の形状は、例えばサイズ を表わす文字の形状を表わしている。本発明は、ヘッド部と孔を他の形状（例え ば三角形又は四角形）にして、その形状を表わす目印をヘッド部に付すこともで きる。しかし、当然のことながら、直接意味する形状を目印として表示する方が 望ましい。

前述した発明は、商品を、夫々状められたハンガーにきちんと展示できる手段を 提供するもので、店員は商品を所定のヘッド部にきちんと取り付けることができ る。

商品が異なると、その引掛は用孔の形状がヘッド部の輪郭に適合しないから、所 定のもの以外の商品はヘッド部を通すことができない。従って、商品はきちんと 陳列され、顧客は、−見してそのヘッド部を読み取るだけで、所望の商品を見つ けることができ、その商品をハンガーから取り外せばよい。店員もハンガーに掛 けられた商品の在庫状況を見て、再注文の必要があるかどうかが容易にわかる。

発明の精神から逸脱することなく、他の実施例も可能である。図示の実施例はほ んの一部分にすぎない。請求の範囲に記載された内容は、均等論の適用される範 囲まで拡大されるもので、その範囲まで他人による発明の実施は排除されるもの である。

Ｆψ、１２ 〜．１３

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ａ）支持体、 （ｂ）後端部は支持体に保持されるようにし、前端部は所定の電池サイズを表わ す目印となる形状に作られたヘッド部を有しており、支持体との係合によって水 平状態を維持できるようにした複数個のハンガー、及び （ｃ）所定サイズの電池を少なくとも１個収容し、上端部にヘッド部と同じ形状 及びサイズの引掛け用孔を設けた基材を有するブリスターパック、との組合せで あって、パックの基材の孔をハンガーのヘッド部に嵌めることより、パックが所 定のハンガーに支持されるようにした、商品提供システム。
2. （２）あらゆる電池パックを所定のハンガーから吊るすことができるようにする ため、夫々のヘッド部が他の電池サイズの目印となる形状をした追加のハンガー と、異なる電池サイズの目印となる形状をしたヘッド部と同じ形状の引掛け用孔 を有する追加のバックを含んでいる請求項１に記載の商品提供システム。
3. （３）ハンガーはヘッド部よりも幅が広く、孔はハンガーの側部を収容するため に横方向に拡大している請求項１に記載の商品提供システム。
4. （４）ハンガーは略Ｕ字形状であり、Ｕ字状脚の両端はホーン状突出部を有して おり、Ｕ字状脚の弯曲部は上向きに傾いて、その前端部は所定の電池サイズの目 印となる形状のヘッド部を有しており、目印の垂直方向の寸法は僅かに上向きの 弯曲部よりも大きく、ホーン状突出部がペグポードの孔に係合してハンガーを水 平状態に支持し、電池のブリスターパックは、特定サイズの電池を少なくとも１ 個含み、基材の上端部にヘッド部と同じ形状の引掛け用孔を形成しており、基材 を操作することによって引掛け用孔がヘッド部に嵌められ、パックが所定のハン ガーに支持されるようにしている請求項１の商品提供システム。
5. （５）あらゆる電池バックを所定のハンガーから吊るすことができるようにする ため、夫々のヘッド部が他の電池サイズの目印となる形状をした追加のハンガー と、異なる電池サイズの目印となる形状をしたヘッド部と同じ形状の引掛け用孔 を有する追加のバックを含んでいる請求項４に記載の商品提供システム。
6. （６）ハンガーはヘッド部よりも幅が広く、孔はハンガーの側部を収容するため に横方向に拡大している請求項４に記載の商品提供システム。
7. （７）平坦で細長い要素を備え、該要素の後端部は支持体に取り付けるための手 段を有し、前端部は目印となる形状をしたヘッド部に固定され、前記要素の上面 及び下面には、ヘッド部の外面形状がヘッド部から後方に延びるリブを投げてい る商品展示用ハンガー。
8. （８）ハンガーを支持体に取り付けるための手段は、Ｕ字状の針金要素の脚部を 上向きにした端部を有しており、細長い要素は一対の成形半休によってＵ字状要 素をサンドイッチ状に挟んでいる請求項７に記載の商品展示用ハンガー。