JP3111125U - 背中にメッシュ部を有するシャツ - Google Patents

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Abstract

【課題】 汗を最もかきやすい背肌に対し直に空気を流通させて通気性を良好にし、しかもファッション性に優れた、背中にメッシュ部を有するシャツを提供する。
【解決手段】 素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、
シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地をV字形状,U字形状または多角形状で切り抜き、この切り抜き部分にメッシュ生地を縫製する。これによりメッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させて通気性を良好とするとともにファッション性にも寄与する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、シャツの背中部分の一部をV字形状,三角形状,菱形,文字形状,記号などの形状に切り抜き、この部分にメッシュ生地を形成(縫製などにより)して通気性を良好にした、所謂バックメッシュを施したシャツに関する。
細かい孔(メッシュ孔)を有する生地を通常の生地の一部に用いたり、または一部重ねて用いることにより通気性を良好にしたり、汗を気化させやすくする衣服類が多数提案されている。
上記従来例として衣服やシャツの一部にメッシュ生地を用いたものが引用文献1〜7に開示されている。
引用文献1は、冷却用衣服の表面にメッシュ状の表地を用い、このメッシュ表地を通して防水性裏地の熱を気化熱として奪うようにしたものである。
引用文献2は、肩のヨーク部分をメッシュ素材にして体とYシャツの間の空気を逃げる道を設け、ドラフト効果を狙ったものである。
引用文献3は、ポロシャツの後身頃の背ヨークの全部及び背ヨーク下端に連結した袖ぐり部沿いの帯状領域にメッシュ部を設けたものであり、ポロシャツ内の湿気,蒸れ,べとつき等の不快感を軽減させ、換気性を良好にすることを目的としたものである。
引用文献4は、肩の部分および腋の下から下部に沿って線状にメッシュ生地を設けた衣服である。
引用文献5は、被服の腋の下部部分を金属化繊維ないし金属網製として、この部分の通気製を良好にした衣服を示している。
引用文献6は、セーラー服の後身頃背・肩部分に蒸れを放出するために開口部を設け、この部分にメッシュ布を当てて縫製したもので、セーラーカラーによって通常は覆われている。
引用文献7は、身頃の背肩部に開口(身頃の肩先から袖ぐりの上部まで広がる大きな面積)を形成し、この開口にメッシュ布を取り付け、身頃の背肩部に開口を覆う覆い布を設け、この覆い布の下端縁と身頃との間に開口に通じる通気用の隙間を確保したもので、これにより背肩部の通気性を十分に確保することがてきるとともにセーラーカラーが舞い上がることがあっても着用の肌着や肌が外見から見えることがないようにしたものである。
上記各例は、シャツや衣服の一部にメッシュ部分を設け、外部と体との間の通気性を良好にしてシャツなどと体との間の熱を放出することを狙ったものである。
実開平7−2417号公報 実用新案登録第3090193号 実用新案登録第3106813号 実用新案登録第3058060号 実開昭63−14508号公報 特開2001−279511号 実用新案登録第3106265号
しかしながら、引用文献1は冷却用衣服として通常の生地の上にメッシュ状の表地を設けたもので、直接的に外部と体との間の通気性を確保したものではない。
また、引用文献2は体とYシャツとの間の熱気を肩の部分から排出するもので、背中などの発汗防止や汗をかいた場合に蒸発させるに十分な機能を果たすことは困難であると考えられる。
さらに引用文献3では腋の下部分に僅かな隙間のメッシュ部を設けたもので、引用文献2と同様に湿気,蒸れ,べとつき等の解消に不十分であると考えられる。引用文献4,5は涼しい衣服を目的として肩部分,袖下,胴の腋または腋下にメッシュ部分を設けたもので、特に汗をかきやすい背中の部分には設けられておらず、しかも下着の上に着用するものであるので、十分な冷却効果は期待できない。
引用文献6,7はセーラー服の後身頃背・肩部分や背肩部のセーラーカラーに隠れる部分にメッシュを設けて、背中部分の通気性を確保するとともに、その際に発生するセーラー服の形状の特有の問題を解決するためのものである。
したがって、背中部分の通気性は十分ではなく、特に下着の上に着用する衣服であることから、熱の放出には十分でないと考えられる。
また、セーラー服のカラーによって隠れる部分であるので、メッシュ部分の形状や模様がファッション性に寄与することは少ない。
本考案は、メッシュを設けたシャツにおける上記諸問題に鑑みなしたもので、その目的は、素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、汗を最もかきやすい背肌に対し直に空気を流通させて通気性を良好にし、しかもファッション性に優れた、背中にメッシュ部を有するシャツを提供することにある。
前記目的を達成するために本考案の請求項1は、素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地をV字形状またはU字形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする。
本考案の請求項2は、素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地をトランプの絵柄,星マーク,円または楕円形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする。
本考案の請求項3は、素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地を文字形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする。
本考案の請求項4は、請求項3記載の考案において前記文字形状は、アルファベット,数字,漢字,カタカナ,ひらがな,またはギリシャ文字であることを特徴とする。
本考案の請求項5は、請求項1,2,3または4記載の考案において前記シャツはTシャツ,タンクトップ,ノースリーブまたはキャミソールであることを特徴とする。
上記構成によれば、Tシャツなどにおいて、汗をかきやすい背中への空気の流れが良好となり、発生した汗による蒸れ等を効率的に防止できるとともに発汗を抑えることができる。さらにメッシュを施す部分の形状などを選択することによりTシャツ,タンクトップ,ノースリーブまたはキャミソールのファッション性を高めることができる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本考案によるシャツの第1の実施の形態を示す概略図である。この例は男女兼用のTシャツである。襟2の部分と肩部3の部分から背面下に向かってV字形に切り抜かれ、この切り抜き部分にメッシュ生地4が縫製されている。メッシュ生地4は、例えば繊維製のメッシュ構造である。
Tシャツは通常、素肌に直に使用するため、メッシュ生地4により通気性が良好で、外部とTシャツと素肌の間の空気が流出入する。このため、発汗作用の大きい背中部分は蒸れることが少なくなるため、汗の発生は抑制され、運動などにより汗をかいたとしても、空気が背中部分に直に接するため、汗を蒸発させ蒸れを防止できる。
また、このようにV字形状にメッシュ生地を構成することによりファッション性に寄与することも可能である。
図2は、本考案によるシャツの第2の実施の形態を示す概略図である。この例は女性用ノースリーブであり、メッシュ生地を糸部とメッシュ部で構成することにより模様化したものである。
襟11の部分から背面下に所定距離だけシャツ幅一杯にメッシュ生地7が形成され、さらに連続して下方向にV字状(縁は曲線になっている)に切り抜かれ、この部分にもメッシュ生地7が形成されている。
メッシュ生地7の中央部は縦方向に糸部9,糸状メッシュ部10が交互になってメッシュ模様7aが構成されている。このメッシュ模様7a部分に向かって右縁および左縁からそれぞれ斜め右方向および斜め左方向に、糸部9,糸状メッシュ部10が交互になって構成されたメッシュ模様7b,7cが形成されている。さらにV字領域部分では中央のメッシュ模様7aに向かって左右の縁から斜め上方向に糸部9,糸状メッシュ部10が交互になって構成されたメッシュ模様7d,7eが形成されている。またV字領域部分において上記メッシュ模様7d,7eに向かって左右の縁から横方向に糸部9,糸状メッシュ部10が交互になって構成されたメッシュ模様7f,7gが形成されている。
さらにはメッシュ模様7b,7cの下縁からメッシュ模様7f,7gの上縁に向かって糸部9,糸状メッシュ部10が交互になって構成されたメッシュ模様7h,7iが形成されている。
通気性が良好のみだけでなく、メッシュ生地7が模様状に形成されているため図1に比較し、よりファッション性に優れている
図3は、本考案によるシャツの第3の実施の形態を示す概略図である。この例は男女兼用のタンクトップ13であり、ロゴをメッシュ部に設けたロゴ浮きタイプである。
首元18にひも14が繋がっており、首元18および肩部16から下に向けてV字形状(縁は曲線になっている)に切り抜かれ、この切り抜き部分にメッシュ生地15が縫製されている。メッシュ生地15の上には例えば「L」「O」「ハート」「E」のようなロゴが浮き上がった状態で取り付けられている。このロゴ部分は通常の生地であり、各文字,形状毎に色違いとしている。
この例も首元から背中に向けて通気性が良好で、かつ、ロゴとしてアルファベット,数字,漢字,カタカナ,ひらがな,またはギリシャ文字などを用いることにより、上記図1,図2とは異なる角度からファッション性をアピールすることができる。
図4は、本考案によるシャツの第4の実施の形態を示す概略図である。この例は、男女兼用のユニフォームスタイルのTシャツで、メッシュ生地を縫製する部分は数字形状にしたものある。
背中部分の襟21の下部のTシャツ部分は文字23(AEDM KDGYO)の形状でくり抜かれ、各文字にメッシュが施されている。
背面の上部付近から下部にかけて「7」という文字形状でTシャツがくり抜かれ、この「7」部分にメッシュ生地22が縫製されている。そして、「7」の下方のTシャツ部分も文字24(LBUEANGEL)の形状でくり抜かれ、各文字にメッシュが施されている。
ユニフォームの数字部分のメッシュ生地から空気が流通し、蒸れなどを防止でき、メッシュ生地の色を青,赤,黒というように替えることにより、よりファッション性を持たせることができる。上記文字23,24も色を施すことが容易にできる。
以上の実施の形態ではTシャツ,タンクトップ,ノースリーブの例を挙げたが、他の種類のシャツとしてキャミソールなどにも適用でき、直接素肌に着用することを目的としたタイプのシャツであるならば、上記名称にこだわることなく本考案を適用できる。
また、V字形状およびV字の類似形状の例を示したが、この他にU字形状または三角形,菱形,五角形以上であっても良い。さらにトランプの絵柄,星マーク,円または楕円形状であっても良い。さらには数字以外の文字形状であっても良い。
またロゴとして文字形状のものを示したが、記号などを用いても良い。
さらにメッシュ生地とて繊維製だけでなく、金属製メッシュ,その他の材質のメッシュを用いても良い。メッシュ自体の形は、四角(正方形,長方形),多角形,丸形,楕円形などすべてを含むものである。
素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツである。
本考案によるシャツの第1の実施の形態を示す概略図である。 本考案によるシャツの第2の実施の形態を示す概略図である。 本考案によるシャツの第3の実施の形態を示す概略図である。 本考案によるシャツの第4の実施の形態を示す概略図である。
符号の説明
1 Tシャツ(V字形Tシャツ)
2,11,21 襟
3,16 肩部
4,7,15,22 メッシュ生地
5 V字枠
6 メッシュ
8 ノースリーブ
9 糸部
10 メッシュ部
13 タンクトップ
14 ひも
17 ロゴ
20 Tシャツ(ユニフォームスタイル)
23,24 文字

Claims (5)

  1. 素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、
    シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地をV字形状またはU字形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする背中にメッシュ部を有するシャツ。
  2. 素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、
    シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地をトランプの絵柄,星マーク,円または楕円形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする背中にメッシュ部を有するシャツ。
  3. 素肌に直接着用することを目的とするタイプのシャツにおいて、
    シャツの背面の首元または肩付近から下部にかけてシャツの生地を文字形状で切り抜き、該切り抜き部分にメッシュ生地を縫製し、該メッシュ生地部分からシャツの内外に空気を流通させることを特徴とする背中にメッシュ部を有するシャツ。
  4. 前記文字形状は、アルファベット,数字,漢字,カタカナ,ひらがな,またはギリシャ文字であることを特徴とする請求項3記載の背中にメッシュ部を有するシャツ。
  5. 前記シャツはTシャツ,タンクトップ,ノースリーブまたはキャミソールであることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の背中にメッシュ部を有するシャツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100924730B1 (ko) * 2008-02-14 2009-11-05 황인성 국부 보호를 위한 남성용 건강 내의

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