JP3110564U - 冷温水ディスペンサ - Google Patents
冷温水ディスペンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3110564U JP3110564U JP2004007193U JP2004007193U JP3110564U JP 3110564 U JP3110564 U JP 3110564U JP 2004007193 U JP2004007193 U JP 2004007193U JP 2004007193 U JP2004007193 U JP 2004007193U JP 3110564 U JP3110564 U JP 3110564U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- dispenser
- packaging body
- cold water
- drinking water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
【課題】雑菌が連結管や給水コックからディスペンサ内部に侵入することを防ぎ、そして、冷水が長期滞留することなく、微生物の発生を防ぐことが出来る冷温水ディスペンサーの提供。
【解決手段】 バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、液体包装体を接続する連結管直後の配管内に抗菌装置を設け、更に、プラズマイオン発生装置を給水コック上部本体内側に設け、そして冷水配管には冷水循環用の循環配管と循環ポンプを設けた。
【選択図】図1
【解決手段】 バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、液体包装体を接続する連結管直後の配管内に抗菌装置を設け、更に、プラズマイオン発生装置を給水コック上部本体内側に設け、そして冷水配管には冷水循環用の循環配管と循環ポンプを設けた。
【選択図】図1
Description
本考案はバッグインボックス型液体包装体から供給された水を冷却、加温して外部に供給する冷温水ディスペンサに関する。
冷却された飲料水と、これの温水とを供給する液体供給装置が多くの職場などに設置されている。この供給装置に飲料水を供給する手段としては、主として飲料水を充填した大型ペットボトルを供給装置上部の受け部に連結管を介して直接セットし、装置の給水コックを操作することで飲料水が供給される方法がとられている。
しかし、この大型ペットボトルでの飲料水の供給方法には本質的な問題がある。即ち、温水、冷水コックを開き給水するが、そのときに周囲の空気を大型ペットボトル内部に吸入してしまい、飲料水を汚染する可能性が高いという問題点がある。
このような大型ペットボトルによる飲料水の供給方法に代わる効果的な飲料水の供給方法としてバッグインボックス型液体包装体がある。この包装体では飲料水を供給するとき、ダンボール箱に収容されたバッグが収縮するため周囲の空気を吸入しないという利点がある。
しかし、このバッグインボックス型液体包装体にも課題がある。即ち、包装体の液体供給口とディスペンサを連結するときに、開放タイプ、たとえばネジ付キャップをコック付キャップに交換した後、コックとディスペンサ側のホースを接続するなどの操作が必要である場合、この操作のときに空気が混入し、また手がコックや、ホース、その近辺に触れ、菌が発生する恐れがある。また、包装体の液体供給口をディスペンサの連結管に直接連結する場合でも、相互の密接が保たれていないと水漏れが発生し、あるいは空気が混入して菌が発生する恐れがある。
また、ミネラルウォーターなどの場合は、水道水と違って殺菌用塩素が添加されていないため、長時間にわたって飲料水がディスペンサ内部で滞留するような状態が継続すると、微生物が増殖する恐れがある。
そこで、バッグインボックス型液体包装体の特徴を生かし、この包装体の供給口をディスペンサの連結管に互いに密接した状態を保つことにより水漏れを防ぎつつ、直接取り付ける構造とした。
実用新案登録第3102953号
上記のバッグインボックス型液体包装体の供給口をディスペンサの連結管に互いに密接した状態を保ちながら装着する方法においても、装着前には、連結管が空気中に露出している状態であり、また、給水時にも、給水コックよりわずかながらも空気が混入することにより、冷温水ディスペンサ内部に雑菌が侵入し、増殖する可能性があった。更に、冷水が装置内部で長時間滞留することにより微生物が発生する可能性があった。
また、バッグインボックス型液体包装体を連結管に装着及び取り外す際、同包装体の飲料水供給口が固定されていないため、装着及び取り外しが容易でなかった。
上記目的を達成するために、バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、雑菌がディスペンサ内部に侵入することを防ぎ、ディスペンサ内部で雑菌が発生、増殖しないように、液体包装体を接続する連結管直後の配管内に抗菌装置を設け、また、給水コック付近を中心にディスペンサ周辺の空気を浄化するプラズマイオン発生装置を給水コック上部本体内側に設けたものである。
更に、バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、長時間にわたって飲料水がディスペンサ内部で滞留するような状態が継続し、結果、微生物が発生することを防ぐため、冷水コイル配管系統内に冷却水循環ポンプを設けたものである。
また、バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、液体包装体をディスペンサに容易に、装着及び取り外せるようにするため、液体包装体を搭載、固定する台座の下部に、台座を昇降させるための偏心カム機構を設けたものである。すなわち、手動レバーまたは装置内部に設けられた電動モータにより、偏心カム機構を回転させる。偏心カム機構は台座の下部に組み込まれており、回転することにより台座を昇降させる。この動きにより、液体包装体の供給口は連結管に容易に装着または取り外すことが出来る。
更に、バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、同液体包装体の液体供給口がディスペンサ側の接続用連結管に装着及び取り外される際、供給口と連結管の密接を保つことにより水漏れを防ぎつつ、装着及び取り外しを容易にするためテーパー型連結管を設けたものである。
この装置において、冷却水循環ポンプは冷水コックと同一配管系統内に設置されているが、コックより冷水を給水する際、循環ポンプの動作により冷水の給水が妨げられることなく安定して給水できるように、冷水給水時に循環ポンプの作動を停止するためのリミットスイッチを設けたものである。
本考案のディスペンサは、その内部に雑菌が侵入することを防ぎ、また常時、冷却水を循環させることにより配管内での菌の発生、微生物の増殖を抑制し、ミネラルウォーター等の飲料水を本来の品質に保ち、常時、温水と冷水とを提供することができる。更に、バッグインボックス型液体包装体を、液体包装体固定用台座に搭載し、台座昇降偏心カム機構及びテーパー型連結管によりディスペンサへの装着及び取り外しを、水漏れなく、且つ容易に行うことが出来る。
第1図は本考案実施例による冷温水ディスペンサ1の構成図である。ディスペンサ装置1上部に装着したバッグインボックス型液体包装体2から連結管3及び供給配管4を介して、飲料水を温水タンク5と冷水コイル6に自重で供給する。温水タンク5内の飲料水はヒーター7にて加熱され、冷水コイル6内の飲料水は冷却装置8にて冷却され、温水は、温水タンク5に接続された温水コック9から給湯でき、冷水は冷水コイル6に接続された冷水コック10から給水できる。更に、冷水コイル6は冷却水循環のため循環配管11により循環ポンプ12とつながっている。循環ポンプ12の作動により、冷却水が常に冷水コイル6と循環配管11内を循環する。そして、冷水コック10を操作し給水する時、冷水コック上部本体側に位置するリミットスイッチ13が働き、循環ポンプ12の作動を停止する。
第2図は本考案の配管図である。
図2において、連結管3直後の供給配管4内に抗菌装置18が設けられている。冷水コイル6には冷水コック10が接続されている。更に冷水コイル6は同コイルに沿って設けられた冷却装置8により冷却される。冷水コック10が開かれないときには、冷水コイル6に接続された循環配管11に組み込まれた循環ポンプ12が常時作動し、冷却水を冷水配管内で循環させる。冷水コック10を開き給水する時には、同コック上のリミットスイッチ13が働き、循環ポンプ12は一時停止される。一方、温水タンク5には温水コック9が接続されており、ヒーター7で加温された温水を常時、供給することが出来る。
図2において、連結管3直後の供給配管4内に抗菌装置18が設けられている。冷水コイル6には冷水コック10が接続されている。更に冷水コイル6は同コイルに沿って設けられた冷却装置8により冷却される。冷水コック10が開かれないときには、冷水コイル6に接続された循環配管11に組み込まれた循環ポンプ12が常時作動し、冷却水を冷水配管内で循環させる。冷水コック10を開き給水する時には、同コック上のリミットスイッチ13が働き、循環ポンプ12は一時停止される。一方、温水タンク5には温水コック9が接続されており、ヒーター7で加温された温水を常時、供給することが出来る。
バッグインボックス型液体包装体2が冷温水ディスペンサ1に搭載、装着される状態を、図3、図4を使って説明する。ディスペンサ1上部のドアー14を上方に開き、内部の台座15にバッグインボックス型液体包装体2を搭載する。このとき、液体包装体2の供給口(首部)2aの根元部分を台座15の切り欠きに、手前から奥に差し込むように搭載、固定する。台座15は、台座枠組み及びディスペンサ1内側に設けられた4本のガイド20によりディスペンサ1本体に設置され、且つ下部より偏心カム機構16により支えられている。装置側面の左右いずれか一方にセットされた偏心カム機構操作レバー17を操作することで、偏心カム機構16は回転し、台座15を上下させることが出来る。台座15が下降することにより、台座15に搭載、固定されたバッグインボックス型液体包装体2が同時に下降し、液体包装体2の供給口2aが連結管3に密接して装着される。このとき、供給口2aを内側から閉止している閉止弁2bは、連結管3の頂部に把持される。そして、液体包装体が空になると、台座15を上昇させる。台座15が上昇すると、液体包装体2の供給口2aは連結管3から取り外される。このとき連結管頂部に把持されていた閉止弁2bは、再び液体包装体2の供給口2aを内側から閉止する。更に、この液体包装体2のディスペンサ1への装着及び取り外しにおいて、一連の動作を水漏れなく、且つ容易に行えるよう連結管3はテーパー型となっている。
1 冷温水ディスペンサ
2 バッグインボックス型液体包装体
2a 液体包装体の供給口
2b 液体包装体の供給口閉止弁
3 連結管
4 供給配管
5 温水タンク
6 冷水コイル
7 ヒーター
8 冷却装置
9 温水コック
10 冷水コック
11 循環配管
12 循環ポンプ
13 リミットスイッチ
14 ドアー
15 台座
16 偏心カム機構
17 偏心カム機構操作レバー
18 抗菌装置
19 プラズマイオン発生装置
20 ガイド
2 バッグインボックス型液体包装体
2a 液体包装体の供給口
2b 液体包装体の供給口閉止弁
3 連結管
4 供給配管
5 温水タンク
6 冷水コイル
7 ヒーター
8 冷却装置
9 温水コック
10 冷水コック
11 循環配管
12 循環ポンプ
13 リミットスイッチ
14 ドアー
15 台座
16 偏心カム機構
17 偏心カム機構操作レバー
18 抗菌装置
19 プラズマイオン発生装置
20 ガイド
Claims (5)
- バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、液体包装体を接続する連結管直後の配管内に抗菌装置を設け、また、給水コック上部本体内側にプラズマイオン発生装置を設け、給水コック付近を中心にディスペンサ周辺の空気を浄化し、ディスペンサ内部に雑菌が侵入、増殖しないことを可能にしたことを特徴とする飲料水ディスペンサ。
- バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、冷水コイル内部の冷却水を電動ポンプにより常に循環させることにより、微生物の増殖を抑制することを可能にしたことを特徴とする飲料水ディスペンサ。
- バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、同液体包装体の液体供給口がディスペンサ側の接続用連結管に装着及び取り外される際、同液体包装体を搭載、固定する台座の下部に設けられた偏心カム機構により台座を昇降させることで装着及び取り外しを容易にすることを特徴とした飲料水ディスペンサ。
- バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、同液体包装体の液体供給口がディスペンサ側の接続用連結管に装着及び取り外される際、連結管の形状をテーパー型とし、供給口と連結管の密接を保つことにより水漏れを防ぎつつ、装着及び取り外しを容易にすることを可能としたことを特徴とする飲料水ディスペンサ。
- バッグインボックス型液体包装体から飲料水を、配管系統中に加熱装置を有する温水タンクと、冷却装置を有する冷水コイルを介して飲用に供するディスペンサにおいて、冷水を飲用として冷水コックより給水する際、冷却水循環ポンプをリミットスイッチにより停止させることにより、冷水を安定して供給することを可能にしたことを特徴とする飲料水ディスペンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007193U JP3110564U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 冷温水ディスペンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007193U JP3110564U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 冷温水ディスペンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110564U true JP3110564U (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=43273100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007193U Expired - Fee Related JP3110564U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 冷温水ディスペンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110564U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9216894B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-12-22 | Uchimura Co., Ltd. | Drinking water server |
-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004007193U patent/JP3110564U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9216894B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-12-22 | Uchimura Co., Ltd. | Drinking water server |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2281743C (en) | Drinking water dispenser with sterilization means | |
EP2797835B1 (en) | A water dispenser with a cleaning mechanism | |
JP2005207604A (ja) | 飲料水のディスペンサ | |
CN102056835A (zh) | 具有磁力驱动关闭盖的用于灌装容器的装置 | |
KR100975240B1 (ko) | 음료수의 디스펜서 | |
EP2731633B1 (en) | Mobile device for supply of ozonated liquid | |
JP2009083868A (ja) | 飲料水サーバ | |
JP3110564U (ja) | 冷温水ディスペンサ | |
TW201434732A (zh) | 開飲機 | |
JP4766226B2 (ja) | 無菌液体窒素充填方法および装置 | |
CN203538050U (zh) | 一种水草组培外植体清洗消毒器 | |
KR20150022670A (ko) | 음료수 디스펜서 및 음료수 디스펜서의 제어 방법 | |
KR101167405B1 (ko) | 제균 기능을 갖는 밀폐형 체크밸브 디스펜서 시스템 | |
KR101600165B1 (ko) | 냉온음료 공급기 | |
EP2918542B1 (en) | Beverage supply device | |
CN112656970B (zh) | 一种生物质能源蒸箱有效消毒设备 | |
JP2009255972A (ja) | 飲料水サーバー | |
KR20160066389A (ko) | 냉온음료 공급기 | |
KR101772163B1 (ko) | 급속 고온멸균 기능이 있는 직수냉온수기 | |
JP6297010B2 (ja) | 水素水サーバ | |
CN214285161U (zh) | 一种消毒供应中心用工作台 | |
CN213347015U (zh) | 一种臭氧消毒机附加装置 | |
JP2005308332A (ja) | 冷温水機 | |
CN214388307U (zh) | 呼吸器消毒装置 | |
CN220477861U (zh) | 一种奶瓶盖奶盖消毒设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090518 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |