JP3110451U - スリッパ - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、効果的にバランス運動をすることができるスリッパなどを提供すること及び、使用時に床を傷つけず、運動効率を向上させうるスリッパなどを提供することなどを目的とする。
【解決手段】
上記の課題は、スリッパ本体(1)と、前記スリッパ本体の裏面(2)に設けられた半球(3)と、を具備するスリッパ(4);又は、さらにスリッパ本体の裏面(2)と前記半球(3)との間には、スラストベアリング(6)が設けられるスリッパなどにより解決される。
【選択図】 図2
【解決手段】
上記の課題は、スリッパ本体(1)と、前記スリッパ本体の裏面(2)に設けられた半球(3)と、を具備するスリッパ(4);又は、さらにスリッパ本体の裏面(2)と前記半球(3)との間には、スラストベアリング(6)が設けられるスリッパなどにより解決される。
【選択図】 図2
Description
本考案は、スリッパに関する。より詳しくは、本考案は、効果的に運動でき、ダイエットなどに好ましく用いることができるスリッパなどに関する。
室内における履物としてスリッパはよく知られている。たとえば、鋼底板(1)と押さえ上板(2)の中央部に穴を貫通させ、球状弾性体(3)を装着したスリッパが知られている(下記特許文献1の請求項1を参照)。
また、下記特許文献2には、「かかと部を取り去りつま先立ちで歩行してダイエットを促進するスリッパ において、スリッパの底部はかかと部までの大きさを有し、かかと部と底部をスポンジ等の素材の布で包み、かかと部を中空としたことを特徴とするスリッパ」が開示されている。
本考案は、効果的にバランス運動をすることができるスリッパなどを提供することを目的とする。
本考案は、使用する者の血液の循環をよくし、体質改善などの健康効果をもたらすスリッパを提供することを上記とは別の目的とする。
本考案は、使用時に床を傷つけず、運動効率を向上させうるスリッパなどを提供することを、上記とは別の目的とする。
スリッパなどの裏面は、床などと接触する面であるから通常は平らであるか、様々なパターンの小さな凹凸が形成され、全体としてみれば平坦であった。本考案は、基本的には、このスリッパなどの裏面にあえて、半球などを設けることにより、スリッパなどの安定性を損なうが、スリッパなどを履いたときの運動量を増進でき、ダイエットなどに好ましく用いることができるという知見に基づくものである。
本考案によれば、スリッパなどの安定性を損なわせる半球などをスリッパなどの裏面にあえて設けたので、効果的にバランス運動をすることができるスリッパなどを提供できる。
本考案によれば、スリッパの裏面の半球などにより、楽に体を回転させることや、体をねじることができるので、スリッパを使用する者の血液の循環をよくし、体質改善などの健康効果をもたらすスリッパを提供できる。
本考案の好ましい態様によれば、半球などとスリッパの裏面との間にスラストベアリングを設けたので、スリッパを使用しても床を傷つけず、運動効率をさらに向上させうるスリッパなどを提供できる。
図面を用いて、本考案の実施の形態を説明する。図1は、本考案の第一の実施形態に係るスリッパの概略構成図である。図1(A)は、全体の様子を示す図であり、図1(B)はスリッパ本体の裏面(2)の様子を示す図である。図1(A)及び図1(B)に示されるように、この態様に係るスリッパは、スリッパ本体(1)と、前記スリッパ本体の裏面(2)に設けられた半球(3)と、を具備する、スリッパ(4)である。なお、本明細書において、スリッパ本体とは、足を搭載する部位と、足の指を覆う部位とを有する部位を有するいわゆるスリッパを意味する。このスリッパ本体は、たとえば市販されているものを適宜用いることができる。より具体的なスリッパ本体として、特許3538165号公報に開示された「足の甲を挿入して引っかけるインステップストラップと、このインステップストラップを前部に備えた偏平で袋状のソールと、このソール内に出し入れ自在としたインソールとでスリッパ 本体を構成し、前記インステップストラップを上下のパイル織編物からなる布地と、この布地の間に入れた中芯布地との3層構造とし、前記中芯布地を表地と、裏地と、前記表地と裏地との間に架橋した無数の縦糸とで構成し、これら表地、裏地及び縦糸にポリエステル繊維を用いていることを特徴とするスリッパ 」;特許第3316169号公報に開示された、「かかと部を取り去りつま先立ちで歩行してダイエットを促進するスリッパ において、スリッパの底部はかかと部までの大きさを有し、かかと部と底部をスポンジ等の素材の布で包み、かかと部を中空としたことを特徴とするスリッパ」などがあげられる。また、スリッパ本体の裏面(2)とは、スリッパ本体のうち、使用時に床に接する面を意味する。
半球(3)は、好ましくは、前記スリッパ本体の裏面の重心(5)よりつま先よりの位置に設けられる。ただし、半球(3)は、重心(5)より後に設けられても構わない。スリッパ本体の裏面の重心とは、スリッパ本体の裏面を平面とした場合に、その重心を意味する。半球の数は、たとえば、スリッパ本体(片足分)につき、1個又は数個があげられるが、最も好ましくは1個である。前記半球(3)の半径として、1cm〜4cmがあげられ、好ましくは2cm〜3cmである。この大きさであれば、半球を効果的にスリッパ本体の裏面に設置でき、スリッパを使用するときに使用者がバランスを取ることで様々な運動効果を得ることができる。半球(3)の素材は、ある程度の重さに耐えうるものであれば、特に限定されない。半球の素材として、木材、プラスチック又は金属があげられる。
なお、前記半球(3)の代わりに、局面を有する突起を用いるものは、好ましい別の実施態様である。このような局面を有する突起として、半割円柱、半割楕円柱、球を所定の緯度にて切った形状があげられ、いずれもその平面部がスリッパ本体の裏面に接するように形成すればよい。
図2は、本考案の第二の実施形態に係るスリッパの概略図である。図2に示されるように、この態様に係るスリッパは、スリッパ本体(1)と、前記スリッパ本体の裏面(2)に設けられた半球(3;図2は、局面を有する突起)とを具備し、スリッパ本体の裏面(2)と前記半球(3)との間には、スラストベアリングが設けられる。スラストベアリングを設けたので、スリッパを使用しても床を傷つけず、運動効率をさらに向上させうるスリッパなどを提供できる。この実施形態においても、第一の実施形態におけると同様のスリッパ本体及び半球を用いることができる。
本実施形態において用いられるスラストベアリングについて説明する。スラストベアリングは、公知のものを適宜利用できる。スラストベアリングとして、たとえば、リング状のホルダと、ホルダの周方向に開けられたはめ込み、穴に備えたローラと、ホルダおよびローラを挟むリング状の内側爪ベアリングレースと、外側爪ベアリングレースとで構成されるものがあげられる。具体的には、特開2004-116663号公報に開示された「リング状に形成された1組のベアリングレースと、該ベアリングレースの対向面間に設けられた転動部材とを備え、前記ベアリングレースの一方の内周縁を相対回転する部材の嵌め込み部に嵌め込んで位置決めを行い、他方のベアリングレースから内方に伸びるレース延長部が前記嵌め込み部に嵌め込んだベアリングレースの内周径以下になるようにしたことを特徴とするスラストベアリング」;特開2000-240645号公報に開示された「保持器にコロを周方向複数列配列したスラストベアリング において、前記保持器における各列のコロ数を内周側から外周側に向かって多くしたことを特徴とするスラストベアリング 」;又は特公平6-29609号公報に開示された「内外両輪間に保持器を配置し、この保持器に形成した複数の収納部内に転動体を収納して、この転動体によってスラスト荷重を受けるようにしたスラストベアリング において、前記内外両輪、保持器及び転動体をセラミックによって形成し、前記保持器の各収納部を外側方に向けて開放したものとするとともに、この収納部の内面を保持器の軸芯方向に広がるテーパ面として形成したことを特徴とするセラミック製スラストベアリング」などを適宜用いることができる。
上記のスリッパは、たとえば市販のスリッパ本体及び半球などを購入し、それらを接着することにより製造すればよい。また、半球などが、プラスチック又は金属である場合は、所望の形状を有する金型を用いて容易に製造できる。
上記のスリッパは、通常左右の足の分の2つの対称的な部位によって構成されている。そして、それらに左右それぞれの足をはめることでスリッパを履く。すると、スリッパの裏面の半球などによって安定性が損なわれているので、腹筋など様々な筋肉を用いてバランスをとることになる。これによって、運動することとなり、ダイエットなどに有効に用いられる。また、上記の考案を履きつつ、たとえば鴨居などに両手を伸ばした状態とすることで、効果的に腰などをツイストできる。これにより、様々な部位の運動をすることができ、ダイエットなどを有効に行うことができる。また、スリッパ本体の裏面と半球などの間にスラストベアリングを設けたものは、回転数が多くなるので、より運動が向上することとなる。
本考案の別の実施形態は、特に図示しないがスリッパ本体(1)の代わりに、靴本体を用いた履物である。この履物も上記のスリッパと同様にして製造でき、同様にして使用することができる。
本考案に係るスリッパなどは、履物産業などの分野において利用されうる。また、本考案に係るスリッパなど健康機器の分野において利用されうる。
1 スリッパ本体
2 スリッパ本体の裏面
3 半球
4 スリッパ
5 スリッパ本体の裏面の重心
6 スラストベアリング
2 スリッパ本体の裏面
3 半球
4 スリッパ
5 スリッパ本体の裏面の重心
6 スラストベアリング
Claims (8)
- スリッパ本体(1)と、
前記スリッパ本体の裏面(2)に設けられた半球(3)と、を具備する、
スリッパ(4)。 - 前記半球(3)は、前記スリッパ本体の裏面の重心(5)よりつま先よりの位置に設けられる請求項1に記載のスリッパ。
- 前記半球(3)の半径が1cm〜4cmである請求項1又は請求項2に記載のスリッパ。
- 前記半球(3)の素材が、木材、プラスチック又は金属である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスリッパ。
- 前記半球(3)の代わりに、局面を有する突起を用いる請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスリッパ。
- 前記スリッパ本体の裏面(2)と前記半球(3)との間には、スラストベアリング(6)が設けられる請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスリッパ。
- 前記半球(3)の代わりに、局面を有する突起を用いる請求項6に記載のスリッパ。
- 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスリッパにおいて、スリッパ本体(1)の代わりに、靴本体を用いた履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000702U JP3110451U (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | スリッパ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005000702U JP3110451U (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | スリッパ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009254482A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Seiji Kawabata | 履物用健康具 |
JP5336677B1 (ja) * | 2013-05-24 | 2013-11-06 | 章好 三隅 | トレーニング用履物及び、それを用いたトレーニング方法 |
WO2014132498A1 (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-04 | 株式会社 Mtg | サンダル |
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2005
- 2005-02-15 JP JP2005000702U patent/JP3110451U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009254482A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Seiji Kawabata | 履物用健康具 |
WO2014132498A1 (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-04 | 株式会社 Mtg | サンダル |
JP2015051256A (ja) * | 2013-02-27 | 2015-03-19 | 株式会社 Mtg | サンダル |
JP5336677B1 (ja) * | 2013-05-24 | 2013-11-06 | 章好 三隅 | トレーニング用履物及び、それを用いたトレーニング方法 |
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