JP3110432U - イルミネーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自転車またはオートバイの左右のグリップエンドの部分において取り付けられ、夜間走行中に発光させて事故防止を図るイルミネーション装置を提供する。
【解決手段】 本考案にかかるイルミネーション装置は、LED22と、電源からLEDに電力を供給する配線25と、LED22を隙間29を隔てて覆うように設けられた樹脂体21とを備える。樹脂体21には、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されている。隙間部分29に、LED22および樹脂体21を一体化させる樹脂が注入されている。樹脂体21に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されいるので、LED22から出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、前方から向かってくる者および後方から近づいて来る者に視認させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は一般にイルミネーション装置に関し、より特定的には、自転車またはオートバイの左右のグリップエンドに取り付けられ、夜間走行中に発光させて事故防止を図るイルミネーション装置に関する。この考案はまた自動車のリアワイパー駆動軸に取り付けられ、夜間走行中に発光させて事故防止を図るイルミネーション装置に関する。この考案はまた、自動車のランプソケットに取り付けられて、低消費電力のランプとなるイルミネーション装置に関する。
自転車の事故は後を絶たず、特に夜間の事故が多い。この夜間の事故は、自転車が、前方又は後方において視認される自発光しているものを有しておらず、あるのは反射板ぐらいであることに起因している。そして、自転車およびオートバイの場合、ハンドルの巾は本体の巾に比較して大きく、左右に突出した形となっているため、このハンドルの端(グリップ)に引っ掛って発生する事故例も多い。このような事故を防止するための装置として、図7および図8に示される自転車、オートバイのハンドル用安全装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、事故防止用の発光装置を装着した自転車の全体図である。図8は、発光装置の断面図である。図中、1は自転車、2は前照灯、3はダイナモ、4はハンドル、5はハンドル4の左右に取り付けられたグリップである。発光装置(事故防止装置)6は、グリップエンドに着脱自在に取り付けられるものであり、透明体で本体7が形成されていて、この本体7は、グリップエンド5aの穴5bに嵌合する抜け止めリブ9付の嵌合部8を有し、LED12等の組み込み空間10が形成されている。発光装置6は、制御回路11、発光ダイオード(以下LEDと略す)12、電池13、昼夜検出センサ14、グリップ5内に組み込まれた圧力検出センサ15を備える。
動作について説明する。発光装置(事故防止装置)6においては、日没になると昼夜検出センサ14がこれを検出して、制御回路11を閉成する。但し、制御回路11には圧力検出センサ15と昼夜検出センサ14とが直列に挿入されているため、夜間となっただけではLED12は発光しない。しかし、夜間、自転車に乗るために、グリップ5を握ると、このグリップ力で圧力検出センサ15から信号が発生し、この信号が制御回路11に入力される。制御回路11は、この信号が入力されると電池13とLED12間の電源回路を閉成して、LED12を発光させる。この光は、本体7が透明体のため、外に出光し、他の自転車やオートバイ、自動車、歩行者から視認される。
特許公開2003−226275号公報
しかしながら、特許文献1の開示技術では、LED12の光は方向性を有するため、ハンドル4の延びる方向のみ照らす。従って、対向する自転車やオートバイ、自動車、歩行者がLED12の光を視認することができない場合や、後方からくる自転車やオートバイ、自動車、歩行者が視認することが出来ない場合があり、さらに部品点数が多く使い難いという問題点があった。この問題点を解決するために、特許文献1には、グリップ5内に光ファイバを組み込み、入光端をLED12に臨ませ、出光端をグリップ5内に分布させ、グリップ全体を発光させることも提案されているが、部品点数がさらに多くなり、コストのかかるものであった。
この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、部品点数が少なく、かつ多方向に光を発光させることのできるイルミネーション装置を提供することを目的とする。
この考案の他の目的は、自転車またはオートバイのハンドル部のグリップエンドの穴にエンドキャップの代わりに装着され、夜間走行中に発光させて事故防止を図るイルミネーション装置を提供することにある。
この考案はまた自動車のリアワイパー駆動軸に取り付けられ、夜間走行中に発光させて事故防止を図るイルミネーション装置を提供することを目的とする。
この考案はさらに、自動車のランプソケットに取り付けられて、低消費電力のランプとして用いられるイルミネーション装置を提供することを目的とする。
本考案にかかるイルミネーション装置は、LEDと、電源から上記LEDに電力を供給する配線と、上記LEDを覆うように設けられた第1の樹脂体と、前記第1の樹脂体を覆うように設けられた第2の樹脂体とを備える。前記第1の樹脂体または前記第2の樹脂体の少なくとも一方には、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されている。前記発光ダイオード、前記第1の樹脂体および前記第2の樹脂体は一体化されている。
この考案にかかるイルミネーション装置によれば、第1または第2の樹脂体の少なくとも一方に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。また、当該イルミネーション装置は一体化されているので、部品点数が少なく、取り扱い易い。
上記第2の樹脂体は、上記発光ダイオードを隙間を隔てて覆うように設けられており、上記第1の樹脂体は、上記隙間部分に注入された樹脂が硬化してなるのが好ましい。このように構成することにより、耐衝撃性の強い一体化したイルミネーション装置が容易に得られる。
上記第2の樹脂体はエポキシ樹脂、アクリル樹脂またはカーボネート樹脂を含むのが好ましい。これらの樹脂は透明で、かつ硬く、転倒しても、イルミネーション装置は破損し難い。上記第2の樹脂体と上記発光ダイオードの隙間部分に反応性のエポキシ樹脂を注入することにより、上記第1の樹脂体は形成されるのが好ましい。
上記光拡散剤は、光を屈折させるもの、例えば屈折率が上記樹脂体と異なる微粒子例えばガラスビーズ、透明エポキシ樹脂ビーズ、透明樹脂ビーズ(0.1μm〜500μm)、または上記LEDから出る光を反射させることによって光を拡散させる金属粒子、アルミ粒子、顔料粒子特に白色顔料粒子であるのが好ましいが、これらに限られるものでない。
上記光拡散剤は、紫外線を当てると四方八方に向けて自発光する蛍光材料からなる微粒子であってもよい。この場合、LEDには紫外線を発光するものを用いる必要がある。
なお、上記第1の樹脂体は、発光ダイオードに被さるように設けられたキャップであってもよい。キャップは、例えばシリコン樹脂またはシリコンゴムで形成される。
この考案の他の局面に従うイルミネーション装置は、自転車のハンドル部のグリップエンドの穴に、エンドキャップの代わりに装着される請求項1から4のいずれか1項に記載のイルミネーション装置にかかり、上記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、および上記グリップエンドの穴に嵌合する貫通ボルトをさらに備える。前記第1の樹脂体は前記抵抗、前記定電圧ダイオードおよび前記貫通ボルトの一部を被覆するように延びて形成されている。
この考案にかかるイルミネーション装置によれば、少なくとも上記第1の樹脂体または第2の樹脂体の少なくとも一方に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、自転車の夜間走行中、前方から向かってくる者および後方から近づいてくる者に視認させることができる。
この考案のさらに他の局面に従うイルミネーション装置は、オートバイのハンドル部のグリップエンドの穴にエンドキャップの代わりに装着される請求項1から4のいずれか1項に記載のイルミネーション装置にかかり、上記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、および上記グリップエンドの穴に嵌合する貫通ボルトをさらに備える。前記第1の樹脂体は、上記抵抗、上記定電圧ダイオードおよび上記貫通ボルトの一部を被覆するように延びて形成されている。
この考案にかかるイルミネーション装置によれば、第1または第2の樹脂体に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、オートバイの夜間走行中、前方から向かってくる者および後方から近づいてくる者に視認させることができる。
この考案のさらに他の局面に従うイルミネーション装置は、自動車のリアワイパ駆動軸にリアワイパーの代わりに取り付けられる請求項1から4のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、上記イルミネーション装置は、上記リアワイパ駆動軸に嵌合するシャフト固定用ダボナットをさらに備える。上記第1の樹脂体は上記シャフト固定用ダボナットを被覆するように延びて形成されている。
この考案にかかるイルミネーション装置によれば、第1または第2の樹脂体に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、自動車の夜間走行中、後方から近づいてくる者に視認させることができ、追突防止を図ることができる。
この考案のさらに他の局面に従うイルミネーション装置は、自動車のランプソケットに既成のウェッジ球の代わりに取り付けられる請求項1から4のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、上記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、およびこれらを被覆する第3の樹脂体を備える。上記第3の樹脂体は、上記ランプソケットに嵌まり込むように、その形状が選ばれている。
この考案にかかるイルミネーション装置によれば、樹脂体に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、電力消費の少ない車内用照明として用いることができる。
上記電源は、発電機、バッテリー、電池または太陽電池を含む。
本考案にかかるイルミネーション装置によれば、LEDから出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、自転車またはオートバイのハンドル部のグリップエンドの穴に、エンドキャップの代わりに装着すると、前方から向かってくる者および後方から近づいてくる者に視認させることができ、事故防止を図ることができる。
また、自動車のリアワイパ駆動軸にリアワイパーの代わりに取り付けられると、自動車の夜間走行中、後方から近づいてくる者に視認させることができ、追突防止を図ることができる。
さらに、電力消費の少ない車内用照明として用いることができる。
また、当該イルミネーション装置は一体化されているので、部品点数が少なく取り扱い易いという優れた効果を奏し得る。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本考案を実施する形態の一例にかかるイルミネーション装置であって、(A)は分解断面図、(B)分解斜視図、(C)一体化されたイルミネーション装置の断面図、(D)は回路図である。これらの図を参照して、イルミネーション装置30は第2の樹脂体である樹脂成形本体21と、LED22と、定電圧ダイオードであるツエナーダイオード23と、1/4カーボン抵抗24と、供給電源用配線25と、貫通孔26aを有する貫通ボルト26と、貫通孔28aを有する締め付け固定用ブッシュゴム28と、締め付け用ナット27を含む。樹脂成形本体21は、収容部21aを有し、光拡散剤が分散されたエポキシ樹脂で形成される。光拡散剤は透明エポキシ樹脂ビーズ、透明樹脂ビーズ、白色顔料微粉末等であり、これをエポキシ樹脂製の樹脂成形本体21に分散させると、乳白色の外観を呈する。光拡散剤の含量は、3重量%以内にするのが好ましい。樹脂成形本体21とLED22の隙間部分29に、固定用樹脂(反応性エポキシ樹脂)が注入され、これが硬化することにより、LED22を覆う第1の樹脂体が形成される。樹脂成形本体21とLED22と貫通ボルト26は、隙間部分29に形成された第1の樹脂体によって一体化されている。収容部21aを有する樹脂成形体21を用いることにより、LED22を所定の部分に正確に配置できる。供給電源用配線25は、ダイナモ、バッテリー、電池または太陽電池に接続される。
次に動作について説明する。樹脂成形本体21に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LED22から出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。また、樹脂成形本体21とLED22と貫通ボルト26が一体化されているので、部品点数が少なく取り扱い易い。
なお、上記具体例では、第2の樹脂成形本体をエポキシ樹脂で形成する場合を例示したが、アクリル樹脂、カーボネート樹脂で形成してもよい。また、LED22を1個だけ使用する場合を例示したが、複数個設けてもよい。また、上記具体例では、第2の樹脂体に光拡散剤を分散させる場合を例示したが、第1の樹脂体にのみ、光拡散剤を分散させてもよいし、第1および第2の樹脂体の双方に光拡散剤を分散させてもよい。
また、LEDとして、図1(E)に示すように、光拡散剤が分散された例えばシリコン樹脂(ゴムを含む)で形成されたキャップ20を備えたものを用い、このキャップ付LEDを、耐衝撃性を有する樹脂で包み込み、イルミネーション装置を形成してもよい。また、キャップ付LEDを図1(A)に示すように、収容部21aを有する樹脂成形本体21に嵌めこみ、隙間部分に樹脂を注入し、これを硬化させてイルミネーション装置を形成してもよい。
このようなイルミネーション装置30は、図2(A)を参照して、自転車またはオートバイのハンドルのグリップエンドの穴に、エンドキャップの代わりに装着される。図2(B)は、図2(A)におけるB−B線に沿う断面図である。ハンドルグリップ31の内壁面にはハンドルバー32が設けられている。イルミネーション装置30は、ハンドルグリップ31のグリップエンドの穴に装着されている。締め付け固定用ブッシュゴム28とハンドルバー32との界面における摩擦力により、イルミネーション装置30はハンドルグリップ31にしっかりと固定される。
次に、動作について説明する。樹脂成形本体21に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LED22から出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。図中、拡散光をLで示す。したがって、夜間、前方から向かってくる者および後方から近づいてくる者に視認させることができる。自転車およびオートバイの場合、ハンドルの巾は本体の巾に比較して大きく、左右に突出したかたちとなっているため、このハンドルの端(グリップ)に引っ掛って発生する事故例も多いが、ハンドルの両端部にこのようなイルミネーション装置30が取り付けられると、それが防止される。すなわち、車幅灯として利用できる。また、樹脂成形本体21はエポキシ樹脂、アクリル樹脂またはカーボネート樹脂製であり、レンズと違い耐衝撃性に強いので、転倒して地面に叩きつけられても、損傷を受け難い。光の色は白またはオレンジが好ましいが、これに限られるものではない。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2にかかるイルミネーション装置が取り付けられる箇所を示す概念図である。図3を参照して、車の後ろ窓には通常リアワイパーが取り付けられるが、このリアワイパはリアワイパ駆動軸40に取り付けられる。ところが、最近の人は、車の後ろ窓にリアワイパーを付けたがらない。本実施の形態は、この点に着目して、このリアワイパーを取り付けていたリアワイパ駆動軸40に、本考案のイルミネーション装置を取り付けるというものである。
図4はリアワイパ駆動軸に取り付けられるイルミネーション装置であって、(A)は分解断面図、(B)は一体化されたイルミネーション装置の断面図、(C)は回路図である。これらの図を参照して、イルミネーション装置30は、樹脂成形本体21と、LED22と、ツエナーダイオード23と、1/4カーボン抵抗24と、供給電源用配線25と、リアワイパ駆動軸が嵌合するシャフト固定用特殊ダボナット41を含む。樹脂成形本体21は、収容部21aを有し、エポキシ樹脂またはアクリル樹脂で形成されている。樹脂成形本体21中には、光拡散剤が分散されている。樹脂成形本体21とLED22、シャフト固定用特殊ダボナット41の隙間部分42に、樹脂成形本体21と同じ材料の固定用樹脂が注入され、これらが一体化されている。
図5(A)は、リアワイパ駆動軸に取り付けられたイルミネーション装置を示す断面図である。リアワイパ駆動軸59に、シャフト固定用特殊ダボナット41が嵌合している。シャフト固定用特殊ダボナット41とリアワイパ駆動軸59は雌ねじと雄ねじの関係にある。イルミネーション装置30は、ゴムパッキン58を介して車両リアゲート61に取り付けられている。リアワイパ駆動軸59はワイパ駆動モータ60に接続させているが、ここではワイパ駆動モータ60は駆動させない。供給電源用配線25は、図示しないが例えば車のバッテリに接続されている。
次に、動作について説明する。樹脂成形本体21に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LED22から出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散される。したがって、夜間、後方から近づいてくる者に視認させることができる。これにより、追突が防止される。
図5(B)は、本実施の形態にかかるイルミネーション装置の他の変形例を示す。図5(A)に示すイルミネーション装置と同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。この変形例は、樹脂成形本体21を球形にした点に特徴がある。球形にすることにより、デザイン的に好ましいものとなる。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3にかかるイルミネーション装置であって、自動車のランプソケットに、既成のウェッジ球の代わりに取り付けられるものである。(A)は一体化されたイルミネーション装置の断面図、(B)は回路図、(C)はランプソケット70に装着したときの断面図である。これらの図を参照して、イルミネーション装置30は、LED22と、LED22を被覆する、光拡散剤が分散されたエポキシ樹脂またはアクリル樹脂製の樹脂成形本体21と、ツエナーダイオード23と、1/4カーボン抵抗24と、供給電源用配線25とを含む。これらは、固定用樹脂39により一体化されている。固定用樹脂39は、樹脂成形本体21を覆うように形成すると耐衝撃性が高まる。LED22の反対側に形成された固定用樹脂39は、ランプソケット70に嵌まり込むように、その形状が選ばれている。
次に動作について説明する。樹脂成形本体21に、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されているので、LED22から出た光は、光拡散剤に当たり、多方向に拡散され、照明用として利用される。LED22は電力消費量が少ないので、経済的である。
なお、上記実施の形態では、イルミネーション装置を自転車、オートバイ、車に使用する場合を例示したが、この考案はこれに限られるものでなく、その他の移動体に使用する事ができ、さらに広く照明用、信号灯用としても用いられることができる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなくて実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本考案のイルミネーション装置は、自転車またはオートバイの左右のグリップエンドの部分において取り付けられ、夜間走行中に発光させて事故防止を図ることができる。
(A) 実施の形態1にかかるイルミネーション装置の分解断面図である。 (B) 実施の形態1にかかるイルミネーション装置の分解斜視図である。 (C) 実施の形態1にかかるイルミネーション装置の断面図である。 (D) 実施の形態1にかかるイルミネーション装置の回路図である。 (E) 使用するLEDの他の態様を示す断面図である。 (A) 実施の形態1にかかるイルミネーション装置を自転車のグリップエンドに取り付けた時の部分斜視図である。 (B) 図2(A)におけるB−B線に沿う断面図である。 実施の形態2にかかるイルミネーション装置が取り付けられる箇所を示す概念図である。 (A) 実施の形態2にかかる、リアワイパ駆動軸に取り付けられるイルミネーション装置の分解断面図である。 (B) 実施の形態2にかかる、リアワイパ駆動軸に取り付けられるイルミネーション装置の断面図である。 (C) 実施の形態2にかかる、リアワイパ駆動軸に取り付けられるイルミネーション装置の回路図である。 (A) リアワイパ駆動軸に取り付けられたイルミネーション装置を示す断面図である。 (B) リアワイパ駆動軸に取り付けられた他のイルミネーション装置を示す断面図である。 (A) 実施の形態3にかかる、自動車のランプソケットに取り付けられるイルミネーション装置の断面図である。 (B) 実施の形態3にかかる、自動車のランプソケットに取り付けられるイルミネーション装置の回路図である。 (C) 実施の形態3にかかるイルミネーション装置をランプソケットに装着したときの断面図である。 従来の事故防止用の発光装置を装着した自転車の全体図である。 従来の発光装置の断面図である。
符号の説明
21a 収容部
21 樹脂成形本体
23 ツエナーダイオード
24 カーボン抵抗
25 供給電源用配線
26 貫通ボルト
26a 貫通孔
27 締め付け用ナット
28 固定用ブッシュゴム
28a 貫通孔
29 隙間部分
30 イルミネーション装置
31 ハンドルグリップ
32 ハンドルバー
39 固定用樹脂
40 リアワイパ駆動軸
41 シャフト固定用特殊ダボナット
42 隙間部分
58 ゴムパッキン
59 リアワイパ駆動軸
60 ワイパ駆動モータ
61 車両リアゲート
70 ランプソケット

Claims (9)

  1. 発光ダイオードと、
    電源から前記発光ダイオードに電力を供給する配線と、
    前記発光ダイオードを覆うように設けられた第1の樹脂体と、
    前記第1の樹脂体を覆うように設けられた第2の樹脂体とを備え、
    前記第1の樹脂体または前記第2の樹脂体の少なくとも一方には、光を多方面に拡散させる光拡散剤が分散されており、
    前記発光ダイオード、前記第1の樹脂体および前記第2の樹脂体は一体化されているイルミネーション装置。
  2. 前記第2の樹脂体は、前記発光ダイオードを隙間を隔てて覆うように設けられており、前記第1の樹脂体は、前記隙間部分に注入された樹脂が硬化してなる、請求項1に記載のイルミネーション装置。
  3. 前記第1の樹脂体はエポキシ樹脂であり、前記第2の樹脂体は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂またはカーボネート樹脂を含む、請求項1または2に記載のイルミネーション装置。
  4. 前記光拡散剤は、前記発光ダイオードから出る光を反射させる粒子である請求項1〜3のいずれか1項に記載のイルミネーション装置。
  5. 前記光拡散剤は、紫外線を当てると発光する蛍光材料からなる粒子である請求項1〜3のいずれか1項に記載のイルミネーション装置。
  6. 自転車のハンドル部のグリップエンドの穴に、エンドキャップの代わりに装着される請求項1から5のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、
    前記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、および前記グリップエンドの穴に嵌合する貫通ボルトをさらに備え、
    前記第1の樹脂体は前記抵抗、前記定電圧ダイオードおよび前記貫通ボルトの一部を被覆するように延びて形成されているイルミネーション装置。
  7. オートバイのハンドル部のグリップエンドの穴にエンドキャップの代わりに装着される請求項1から5のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、
    前記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、および前記グリップエンドの穴に嵌合する貫通ボルトをさらに備え、
    前記第1の樹脂体は前記抵抗、前記定電圧ダイオードおよび前記貫通ボルトの一部を被覆するように延びて形成されているイルミネーション装置
  8. 自動車のリアワイパ駆動軸にリアワイパーの代わりに取り付けられる請求項1から5のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、
    前記イルミネーション装置は、前記リアワイパ駆動軸に嵌合するシャフト固定用ダボナットをさらに備え、
    前記第1の樹脂体は前記シャフト固定用ダボナットを被覆するように延びて形成されているイルミネーション装置。
  9. 自動車のランプソケットに既成のウェッジ球の代わりに取り付けられる請求項1から5のいずれか1項に記載のイルミネーション装置であって、
    前記イルミネーション装置は、電流制御用の抵抗、定電圧ダイオード、およびこれらを被覆する第3の樹脂体を備え、
    前記第3の樹脂体は、前記ランプソケットに嵌まり込むように、その形状が選ばれているイルミネーション装置。

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