JP3110144U - 授乳用覆い具 - Google Patents
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Abstract
【課題】外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳ができる授乳用覆い具を提供する。
【解決手段】授乳用覆い具1は、可撓性シートからなる筒状の覆い具本体4を備える。覆い具本体4の上面開口部2の周縁部には環状の上弾性線材6を設け、下面開口部3の周縁部には環状の下弾性線材7を設ける。覆い具本体の上縁部には首掛け部材11を設け、下縁部にはベルト部材12を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】授乳用覆い具1は、可撓性シートからなる筒状の覆い具本体4を備える。覆い具本体4の上面開口部2の周縁部には環状の上弾性線材6を設け、下面開口部3の周縁部には環状の下弾性線材7を設ける。覆い具本体の上縁部には首掛け部材11を設け、下縁部にはベルト部材12を設ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことができる授乳用覆い具に関するものである。
従来、外出先での授乳の際に胸肌部を覆い隠すための授乳用覆い具として、例えば略中央部の貫頭部と乳房を覆う乳覆部とを有するケープ上本体布に貫通孔を設け、この貫通孔をメッシュ生地で被覆したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−8207号公報
しかしながら、上記従来の授乳用覆い具の場合、ケープ上本体布の貫通孔を被覆したメッシュ生地の隙間から見るのでは、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合が生じる。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止でき、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことができる授乳用覆い具を提供することを目的とする。
請求項1記載の授乳用覆い具は、授乳の際に胸肌部を覆い隠すための授乳用覆い具であって、可撓性シートにて形成され、上面開口部および下面開口部を有する筒状の覆い具本体と、この覆い具本体の前記上面開口部の周縁部に設けられた環状の上弾性線材と、前記覆い具本体の前記下面開口部の周縁部に設けられた環状の下弾性線材とを備えるものである。
そして、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止可能であり、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことが可能である。
請求項2記載の授乳用覆い具は、請求項1記載の授乳用覆い具において、覆い具本体に設けられた首掛け部材を備えるものである。
そして、首掛け部材を首に掛けることによって、覆い具本体にて胸肌部を簡単に覆い隠すことが可能である。
請求項3記載の授乳用覆い具は、請求項1または2記載の授乳用覆い具において、覆い具本体に設けられたベルト部材を備えるものである。
そして、ベルト部材を締めることによって、覆い具本体による胸肌部の覆い状態を確実に維持することが可能である。
請求項4記載の授乳用覆い具は、授乳の際に胸肌部を覆い隠すための授乳用覆い具であって、可撓性シートにて形成され、上面開口部および下面開口部を有する円筒状の覆い具本体と、この覆い具本体の前記上面開口部の周縁部に設けられた円形環状の上弾性線材と、前記覆い具本体の前記下面開口部の周縁部に設けられた円形環状の下弾性線材と、前記覆い具本体の上縁部内周側に設けられた首掛け部材と、前記覆い具本体の下縁部内周側に設けられたベルト部材とを備えるものである。
そして、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止可能であり、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことが可能であり、また、首掛け部材を首に掛けることによって覆い具本体にて胸肌部を簡単に覆い隠すことが可能であり、さらに、ベルト部材を締めることによって覆い具本体による胸肌部の覆い状態を確実に維持することが可能である。
請求項1に係る考案によれば、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止でき、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことができる。
請求項2に係る考案によれば、首掛け部材を首に掛けることによって、覆い具本体にて胸肌部を簡単に覆い隠すことができる。
請求項3に係る考案によれば、ベルト部材を締めることによって、覆い具本体による胸肌部の覆い状態を確実に維持することができる。
請求項4に係る考案によれば、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止でき、外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことができ、また、首掛け部材を首に掛けることによって覆い具本体にて胸肌部を簡単に覆い隠すことができ、さらに、ベルト部材を締めることによって覆い具本体による胸肌部の覆い状態を確実に維持することができる。
本考案の授乳用覆い具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は折畳み可能な授乳用覆い具で、この授乳用覆い具1は、母親が外出先等で授乳の際に他人に胸肌部を見られないようその胸肌部を覆い隠すために使用するものである。
授乳用覆い具1は、展開状態で、円形の上面開口部2および円形の下面開口部3を有する円筒状で上下面開口状の覆い具本体4を備えている。覆い具本体4は、例えば布製或いは樹脂製等の可撓性シートにて形成され、その直径寸法は乳児を抱いた母親が内側に入ることができる程度になっている。
また、覆い具本体4の上縁部における上面開口部2の周縁部には円形環状の上弾性線材6がその周縁部に沿って設けられ、覆い具本体4の下縁部における下面開口部3の周縁部には円形環状の下弾性線材7がその周縁部に沿って設けられている。上弾性線材6および下弾性線材7は、十分な弾性を有し弾性復元力により円形環状に復帰するものであればよく、例えばピアノ線が好適である。
さらに、覆い具本体4の上縁部内周側には、母親が自分の首に掛ける略環状の首掛け部材11が設けられている。首掛け部材11は、例えば伸縮するゴム等にて形成されている。
また、覆い具本体4の下縁部内周側には、母親が自分の胴に巻きつけるベルト部材12が設けられている。ベルト部材12は、例えば布製或いは樹脂製等の一対のベルト部13,14を有し、ベルト部13,14の基端が覆い具本体4の下縁部内周面に取り付けられ、ベルト部13,14の先端側には互いに係脱可能に係合する面状ファスナ15,16が貼着されている。
次に、上記授乳用覆い具1の使用方法等を説明する。
図2に示すように、首掛け部材11を首に掛けることにより授乳用覆い具1を肩で受けるようにしてから、面状ファスナ15,16を利用してベルト部材12を胴に対して締める。こうして、母親の上半身全体が覆い具本体4内に位置してその覆い具本体4にて覆い隠された状態となる。その後、母親は、覆い具本体4内において胸肌部を露出して乳首をだし、抱いた乳児に母乳を飲ませる。この際、母親の胸肌部は覆い具本体4にて覆い隠され、胸肌部の露出が防止されるが、覆い具本体4の上面開口部2から乳児の様子をハッキリと見ることが可能である。
このように、上記授乳用覆い具1によれば、乳児の様子が見ずらく、また乳児からも母親の様子が見ずらいという不具合を防止でき、よって外出先でも他人の目をあまり気にすることなく適切な授乳を行うことができ、また、首掛け部材11を首に掛けることによって覆い具本体4にて胸肌部を簡単に覆い隠すことができ、さらに、ベルト部材12を締めることによって覆い具本体4による胸肌部の覆い状態を確実に維持することができる。
しかも、上弾性線材6および下弾性線材7を捻って折るという動作を複数回(例えば2回)行うようにして可撓性シートからなる覆い具本体4を小さな円形環状に折畳むことができ、授乳用覆い具1をコンパクトな折畳状態にできるので、携帯性にも優れている。
なお、覆い具本体4の形状は、円筒状には限定されず、四角筒、六角筒等の角筒状でもよい。
1 授乳用覆い具
2 上面開口部
3 下面開口部
4 覆い具本体
6 上弾性線材
7 下弾性線材
11 首掛け部材
12 ベルト部材
2 上面開口部
3 下面開口部
4 覆い具本体
6 上弾性線材
7 下弾性線材
11 首掛け部材
12 ベルト部材
Claims (4)
- 授乳の際に胸肌部を覆い隠すための授乳用覆い具であって、
可撓性シートにて形成され、上面開口部および下面開口部を有する筒状の覆い具本体と、
この覆い具本体の前記上面開口部の周縁部に設けられた環状の上弾性線材と、
前記覆い具本体の前記下面開口部の周縁部に設けられた環状の下弾性線材と
を備えることを特徴とする授乳用覆い具。 - 覆い具本体に設けられた首掛け部材を備える
ことを特徴とする請求項1記載の授乳用覆い具。 - 覆い具本体に設けられたベルト部材を備える
ことを特徴とする請求項1または2記載の授乳用覆い具。 - 授乳の際に胸肌部を覆い隠すための授乳用覆い具であって、
可撓性シートにて形成され、上面開口部および下面開口部を有する円筒状の覆い具本体と、
この覆い具本体の前記上面開口部の周縁部に設けられた円形環状の上弾性線材と、
前記覆い具本体の前記下面開口部の周縁部に設けられた円形環状の下弾性線材と、
前記覆い具本体の上縁部内周側に設けられた首掛け部材と、
前記覆い具本体の下縁部内周側に設けられたベルト部材と
を備えることを特徴とする授乳用覆い具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000401U JP3110144U (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 授乳用覆い具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000401U JP3110144U (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 授乳用覆い具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110144U true JP3110144U (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=43272699
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005000401U Expired - Fee Related JP3110144U (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 授乳用覆い具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3110144U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8661565B2 (en) | 2006-07-31 | 2014-03-04 | Bebe Au Lait, Llc | Nursing cover |
-
2005
- 2005-02-01 JP JP2005000401U patent/JP3110144U/ja not_active Expired - Fee Related
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