JP3109970U - 蛍光標識具 - Google Patents

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哲之進 濱村
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Abstract

【課題】取付版に対してシート材を起伏可能にした立体構造を構成することでシート材の複雑な加工を不要にし、製造コストが安価な蛍光標識具を提供する。
【解決手段】光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材1からなる。シート材1は、平板状に形成されて被取付面に当接される平板状の取付板2に起伏可能に連結されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、光の照射で蛍光発光して光学的な標識機能を発揮する蛍光標識具に係る技術分野に属する。
道路等の標識具では、光の照射で蛍光発光する蛍光剤を利用する傾向がある。この蛍光剤は、光の照射以外に発光エネルギの供給が不要であるにもかかわらず、照射された光を単に反射する反射材に比してはるかに優れた光学的な標識機能を発揮する。
最近、蛍光標識具として、合成樹脂材の中に蛍光剤を混入してシート材としたものが提供されている。
この蛍光標識具は、道路等の被取付面に当接させ接着手段等で取付けることができるため、取付け工作,取付け作業が容易であるとともに、被取付面から無用に突出しないという利点がある。然しながら、被取付面に当接されてほぼ平坦面を構成してしまうため、光の照射角度によっては光の照射を有効に受けることができなくなるという不具合がある。
この不具合を解消するには、ポール,ブロック等からなる立体構造の標識補助体に対して多面的に複数枚を貼着することが考えられる。然しながら、立体構造の標識補助体を採用すると、障害物となる可能性から取付場所に制約が生じるとともに、構造が複雑化してしまいシート材としての前述の利点を喪失してしまうという新たな不具合が発生する。
従来、前述の不具合を解消する蛍光標識具としては、例えば、実用新案登録第3084143号公報に記載のものが知られている。
この従来の蛍光標識具は、光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材で頭部,首部,取付部等の立体構造を形成してなる。
この従来の蛍光標識具によると、取付部に対して首部,頭部が起立した立体構造を構成することで、種々の照射角度の光の照射を有効に受けることができる。また、シート材自体を形状加工することで立体構造を構成することで、構造の複雑化を避けることができる。また、シート材からなる頭部,首部で立体構造の押潰れ変形を可能にして障害物となるのを回避することができる。
前述の従来の蛍光標識具では、立体構造の形成のためにシート材の複雑な加工を必要とするため、製造コストが高くなるという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、製造コストの安価な蛍光標識具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る蛍光標識具は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材からなる蛍光標識具において、シート材は平板状に形成されて被取付面に当接される平板状の取付板に起伏可能に連結されていることを特徴とする。
この手段では、取付板に対してシート材を起伏可能にした立体構造を構成することで、シート材の複雑な加工を不要にする。
また、請求項2では、請求項1の蛍光標識具において、シート材と取付板との連結はシート材の起立を弾力付勢するものであることを特徴とする。
この手段では、取付板に対してシート材を起伏するように付勢することで立体構造の保持性を高める。
また、請求項3では、請求項1または2の蛍光標識具において、シート材は両面が蛍光発光面であることを特徴とする。
この手段では、シート材の両面が標識となる。
また、請求項4では、光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材からなる蛍光標識具において、シート材は被取付面に当接されるわずかに可撓性を有した取付板が積層されて屈曲板状に形成されていることを特徴とする。
この手段では、取付板が積層されたシート材を屈曲板状にした立体構造を構成することで、シート材の複雑な加工を不要にする。
また、請求項5では、請求項1〜4のいずれかの蛍光標識具において、シート材は蛍光剤が混入された基材に透明または半透明のカバー材が積層されていることを特徴とする。
この手段では、蛍光剤が混入された基材がカバー材で被覆される。
また、請求項6では、請求項5の蛍光標識具において、シート材は基材とカバー材との間に空気層が介在されていることを特徴とする。
この手段では、蛍光剤が混入された基材が空気層でも被覆される。
本考案に係る蛍光標識具は、請求項1として、取付板に対してシート材を起伏可能にした立体構造を構成することでシート材の複雑な加工を不要にするため、製造コストが安価になる効果がある。
さらに、請求項2として、取付板に対してシート材を起伏するように付勢することで立体構造の保持性を高めるため、種々の照射角度の光の照射を確実に有効に受けることができる効果がある。
さらに、請求項3として、シート材の両面が標識となるため、より種々の照射角度の光の照射を確実に有効に受けることができる効果がある。
さらに、請求項4として、取付板が積層されたシート材を屈曲板状にした立体構造を構成することでシート材の複雑な加工を不要にするため、製造コストが安価になる効果がある。
さらに、請求項5として、蛍光剤が混入された基材がカバー材で被覆されるため、蛍光剤の温度,雨等による変質が防止される効果がある。
さらに、請求項6として、蛍光剤が混入された基材が空気層でも被覆されているため、照射された光を集光し発光した光を拡散するレンズとし空気層が機能する効果がある。
以下、本考案に係る蛍光標識具を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本考案に係る蛍光標識具を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例では、道路からなる被取付面Rに取付けるのに好適なものを示してある。
第1例は、図1に示すように、シート材1,取付板2,粘着材3,剥離紙4で構成されている。
シート材1は、図1に示すように、平板状の長方形に形成されている。このシート材1は、図3に詳細に示されるように、光の照射で蛍光発光する蛍光剤11が混入された柔軟性のある合成樹脂材(マット状,繊維状)の基材12の両面に透明または半透明の柔軟性のある合成樹脂材のカバー材13が積層され、カバー材13の外側に透明の柔軟性のある合成樹脂材の外カバー材14が積層されている。蛍光剤11については、選択,配合される物質によって蛍光発光色を単色,混合色,多色(模様)等に自由に調整することができる。基材12,カバー材13は、図1,図3に示すように、ヒートシール技術等によって6角形が連続するハニカム状に接着線(接着帯)15で接着されている。従って、基材12,カバー材13の間には、密封された6角形の空気層16が形成されている。外カバー材14は、基材12,カバー材13を袋形に密封している。なお、外カバー材14の長方形の1つの長手辺沿近くには、シート材1の全体をく字形に弾力付勢する薄肉構造のヒンジ17が形成されている。
取付板2は、図1に示すように、柔軟性のある合成樹脂材で平板状の長方形に形成されている。
シート材1,取付板2は、シート材1のヒンジ17が設けられている長手辺に沿ってヒートシール等の接着手段によって連結されている。従って、シート材1は、図4に示すように、取付板2に対して起伏が可能である。
粘着材3は、粘着物質に補助剤を混合してマット状に成形されてなるもので、取付板2のシート材1が連結された面の反対側の面の全面に積層されている。
剥離紙4は、粘着材3に対して接着,剥離が可能なコーティング紙で粘着材3の全体を覆う長方形に形成されている。
第1例によると、前述の従来の蛍光標識具のようにシート材1を頭部,首部,取付部のように複雑に加工する必要がないため、製造コストが安価になる。
なお、第1例を使用するには、剥離紙4を剥離して粘着材3を道路からなる被取付面Rに接着することになる。
この結果、被取付面Rに取付板2が取付けられ、取付板2(被取付面R)の上にシート材1が起立されることになる。従って、立体構造が構成されて、種々の照射角度の光の照射を有効に受けることができ、蛍光剤11が確実に蛍光発光して光学的な標識機能を有効に発揮する。特に、シート材1の両面が蛍光発光面となるため、標識機能が優れたものとなる。
被取付面Rに取付けられた状態では、シート材1の空気層16が照射された光を集光し発光した光を拡散するレンズとして機能し、カバー材13,外カバー材14が基材12に混入された蛍光剤11の温度,雨等による変質を防止する。また、自動車で踏まれた場合等のように加圧力が掛かった場合、シート材1が取付板2に倒伏変形して全体が扁平化して障害物になるようなことはない。従って、取付場所に制約がなくなる。このとき、シート材1の空気層16は、蛍光剤11が混入された基材12に対するクッション材として機能する。なお、加圧力が解除された場合には、シート材1の弾力付勢によって直ちにシート材1が起立して立体構造が復元される。
図5,図6は、本考案に係る蛍光標識具を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例では、縁石等の角部のある被取付面Rに取付けるのに好適なものを示してある。
第2例は、図5に示すように、シート材1,取付板2,粘着材3,剥離紙4で構成されている。
シート材1は、平板状の正方形に形成されている。このシート材1は、第1例の外カバー材14,ヒンジ17が省略され、第1例のカバー材13が基材12の片面にのみ積層されている。
取付板2は、図5に示すように、わずかに可撓性を有した合成樹脂材で断面L字形の屈曲板に形成されている。
シート材1,取付板2は、シート材1の1面に取付板2を積層接着することで連結されている。従って、シート材1は、図5に示すように、取付板2に沿って屈曲板になる。
粘着材3は、粘着物質に補助剤を混合してマット状に成形されてなるもので、取付板2のシート材1が積層された面の反対側の面の一部に積層されている。
剥離紙4は、粘着材3に対して接着,剥離が可能なコーティング紙で粘着材3の全体を覆う長方形に形成されている。
第2例によると、前述の従来の蛍光標識具のようにシート材1を頭部,首部,取付部のように複雑に加工する必要がないため、製造コストが安価になる。
なお、第2例を使用するには、剥離紙4を剥離して粘着材3を角部のある被取付面Rに接着することになる。
この結果、被取付面Rに取付板2が取付けられ、取付板2(被取付面R)に異なる角度の2つの蛍光発光面を形成することになる。従って、立体構造が構成されて、種々の照射角度の光の照射を有効に受けることができ、蛍光剤11が確実に蛍光発光して光学的な標識機能を有効に発揮する。
被取付面Rに取付けられた状態では、シート材1の空気層16が照射された光を集光し発光した光を拡散するレンズとして機能し、カバー材13,外カバー材14が基材12に混入された蛍光剤11の温度,雨等による変質を防止する。また、自動車で踏まれた場合等のように加圧力が掛かった場合、シート材1が取付板2に倒伏変形して全体が扁平化して障害物になるようなことはない。従って、取付場所に制約がなくなる。このとき、シート材1の空気層16は、蛍光剤11が混入された基材12に対するクッション材として機能する。なお、加圧力が解除された場合には、シート材1の弾力付勢によって直ちにシート材1が起立して立体構造が復元される。
産業上の利用分野
本考案に係る蛍光標識具は、展示具,家具等広範な分野での使用が可能である。
本考案に係る蛍光標識具を実施するための最良の形態の第1例の斜視図である。 図1の取付状態の側面図である。 図2の要部拡大断面図である。 ずの要部拡大図であり、(A),(B)に異なる動作状態が示されている。 本考案に係る蛍光標識具を実施するための最良の形態の第2例の斜視図である。 図5の取付状態の側面図である。
符号の説明
1 シート材
11 蛍光剤
12 基材
13 カバー材
16 空気層
2 取付板
R 被取付面

Claims (6)

  1. 光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材からなる蛍光標識具において、シート材は平板状に形成されて被取付面に当接される平板状の取付板に起伏可能に連結されていることを特徴とする蛍光標識具。
  2. 請求項1の蛍光標識具において、シート材と取付板との連結はシート材の起立を弾力付勢するものであることを特徴とする蛍光標識具。
  3. 請求項1または2の蛍光標識具において、シート材は両面が蛍光発光面であることを特徴とする蛍光標識具。
  4. 光の照射で蛍光発光する蛍光剤を含むシート材からなる蛍光標識具において、シート材は被取付面に当接されるわずかに可撓性を有した取付板が積層されて屈曲板状に形成されていることを特徴とする蛍光標識具。
  5. 請求項1〜4のいずれかの蛍光標識具において、シート材は蛍光剤が混入された基材に透明または半透明のカバー材が積層されていることを特徴とする蛍光標識具。
  6. 請求項5の蛍光標識具において、シート材は基材とカバー材との間に空気層が介在されていることを特徴とする蛍光標識具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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