JP3109970B2 - 圧電ブザーの支持構造 - Google Patents

圧電ブザーの支持構造

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JP3109970B2
JP3109970B2 JP06330692A JP33069294A JP3109970B2 JP 3109970 B2 JP3109970 B2 JP 3109970B2 JP 06330692 A JP06330692 A JP 06330692A JP 33069294 A JP33069294 A JP 33069294A JP 3109970 B2 JP3109970 B2 JP 3109970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電ブザーをその振動
の効率を低下させることなく支持すると共に圧電ブザー
を回路基板等に接続する圧電ブザーの支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電ブザーの支持構造としては、
図9に示すものがあった。即ち、ケース2に設けられた
凹状の収納部4内の段部4a上に圧電ブザー6の外周部
付近を接着等により固定し、固定した圧電ブザー6にリ
ード線8、10を取り付けたり、あるいはリード線8、
10の代わりに導電性を有するバネ等を当接させて回路
基板12に電気的に接続するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成からなる従来
の圧電ブザーの支持構造においては、圧電ブザー6の外
周部付近を接着等により固定していたので、圧電ブザー
6を接着して固定する工程を必要としていた。
【0004】また、圧電ブザー6を回路基板12等に接
続するリード線8、10やバネ等が、圧電ブザー6の外
周等の一点に接していたので、振動のバランスに悪影響
を与えていた。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的は、接着等による固定工程を削減すると共に圧
電ブザーの外周を均一に支持することができる圧電ブザ
ーの支持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電ブザーの支
持構造は、ケースと、前記ケースの収納部内に収められ
る圧電ブザーと、前記圧電ブザーの外周を押さえるリン
グ状の外形部を有し、該圧電ブザーと回路基板を導通す
ると共に該回路基板に押圧され該圧電ブザーを付勢する
複数の弾性部を有する第1接点板と、電池と前記回路基
板とを接続する接続部と前記第1接点板の弾性部間から
前記圧電ブザーに接触する接続片とを有する第2接点板
と、からなるものである。
【0007】
【作用】本発明の圧電ブザーの支持構造においては、第
1接点板と第2接点板を用いて圧電ブザーを支持すると
共に回路基板と電池にそれぞれ接続している。この第1
接点板は、その外形部が圧電ブザーの外周部上に載置さ
れている。この第1接点板の外形部から立ち上がる弾性
部は回路基板に接触すると共にその弾性により外形部を
付勢して圧電ブザーの外周部を均等に押圧し、固定す
る。一方、第2接点板は、その接続部が電池と回路基板
とを接続するだけでなく、接続部より突出する接続片が
圧電ブザーに接触して電池と圧電ブザーとを接続してい
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る圧電ブザーの
支持構造を示す分解斜視図であり、図2は図1に示す圧
電ブザーの支持構造の断面図である。14は圧電ブザー
が取り付けられる各種機器の本体等と一体になったケー
スである。このケース14には、後述する圧電ブザーと
電池をそれぞれ収納する凹状の第1の収納部16と第2
の収納部18が互いに隣接して設けられている。第1の
収納部16内には、その中程に段部16aが環状に形成
されており、この段部16aから上方の側壁の一部には
切欠部16bが設けられている。また、第1の収納部1
6の底部16dには、放音用の貫通穴16cが設けられ
ている。一方、第2の収納部18内には、その底部中央
を横切ると共に側壁の一部を切り欠くように後述する第
2接点板に適合する帯状の溝18aが設けられている。
また、これら第1及び第2の収納部16、18の間にも
後述する第2接点板の一部に適合する比較的浅い溝20
が設けられており、更にこのケース14の表面には、後
述する回路基板に適合する溝22が形成されている。
【0009】24は圧電ブザーであり、本実施例におい
ては円板状の圧電振動板26と、この圧電振動板26よ
りも径が小さく且つ圧電振動板26の中央に固着された
圧電素子28と、から構成されている。
【0010】30は第1接点板であり、圧電ブザー24
の外形と同一の形状、例えば本実施例においては円形の
リング状をなす外形部32と、この外形部32の内周部
分から中心方向に突出すると共にその先端が上方を向く
ように立ち上がる3つの弾性部34、36、38と、外
形部32の外周部分から外方に突出する回転防止用の凸
部40と、から構成されている。この外形部32は、圧
電ブザー24の圧電振動板26の外周部近傍を均一に押
さえるため、圧電ブザー24と同一の外形に設定されて
いる。また、弾性部34、36、38は、外形部32を
均一に付勢するように互いに等間隔に配置されている。
【0011】42は第2接点板であり、板材を略逆Ω状
に折曲させた形状からなる接続部44と、その一方の端
部45より圧電ブザー30の方向に突出する接続片46
と、から構成されている。この接続部44の中央には、
電池50との接触を確かなものにするため、電池バネ部
48が設けられている。
【0012】52は回路基板であり、ケース14の溝2
2内に嵌め込まれて、ネジ等でケース14に固定される
ものである。本実施例における回路基板52にはIC、
回路等が実装又は形成されており、表面の所定位置には
第1接点板30、第2接点板42及び電池50にそれぞ
れ接触する電極パターン54、56、58が形成されて
いる。
【0013】上記構成からなる支持構造においては、各
構成部品が次のように組み立てられている。はじめに、
ケース14の第1の収納部16内の段部16a上に圧電
ブザー24が載置される。そして、この圧電ブザー24
の上に第1接点板30が載置される。このときに、第1
接点板30の回転防止用の凸部40が第1の収納部16
の切欠部16bに嵌め込まれる。次に、第2接点板42
が第2収納部18の溝18a内に載置され、その上から
電池50が第2の収納部18内に収められている。この
ときに、第2接点板42の接続片46は、第1接点板3
0の外形部32及び弾性部34、36、38に接触しな
いように、外形部32の上方で且つ弾性部34、36、
38の間から折れ曲がって圧電素子28の略中央に接触
する。その後、回路基板52がケース14の溝22内に
嵌め込まれて固定される。このように回路基板52がケ
ース14に固定されると、その電極パターン54、5
6、58がそれぞれ第1接点板30の弾性部34、3
6、38、第2接点板42の端部45、電池50にそれ
ぞれ当接する。そして、このように弾性部34、36、
38が電極パターン54に当接すると、弾性部34、3
6、38は圧縮され、その弾性により外形部32が圧電
ブザー24の外周部付近に押しつけられる。この結果、
圧電ブザー24の外周部付近は、第1接点板30の外形
部32により均一かつ弾性的に押圧されて固定される。
【0014】上記のように第1接点板30及び第2接点
板42を用いて支持・接続された圧電ブザー24は、図
3又は図4に示すような接続状態となる。即ち、回路基
板52には、メロディ発生用信号等を出力するIC60
と、その動作を制御する回路62と、その作動・停止を
するためのスイッチ64等が設けられており、図1に示
す電極パターン54と第1接点板30の接触点Aを介し
て図3又は図4に示すようにIC60と圧電ブザー24
の一方の電極が接続される。また、図1に示す電極パタ
ーン56と第2接点板42の端部45の接触点Bを介し
て図3又は図4に示すように圧電ブザー24の他方の電
極と電池50の一方の電極が接続されると共にIC60
及び回路62も電池50に接続される。更に、図1に示
す電極パターン58と電池50の他方の電極の接触点C
を介して図3又は図4に示すように電池50の他方の電
極とIC60が接続されると共にスイッチ64を介して
回路62も電池50に接続される。
【0015】本実施例における第1接点板30の外形部
32は、図1及び図2に示すようにリング状の平板から
なるものである。このため、使用状況によっては強度が
不足する場合もあり、このような場合には、図5及び図
6に示すように、外形部32の外周を上方又は下方にし
ぼって環状の縁部66、68を形成することにより強度
を上げることができる。
【0016】また、プレス加工等により形成された第1
接点板は、部品状態のときに平板状であるため、これが
重なると一枚ずつ取り出すことが難しくなることがあ
る。そこで、図7及び図8に示すように、外形部32に
その表面又は裏面側に突出する突起70を設けることに
より重なり合うことを防ぐことができる。この突起70
は複数個形成した方が効果的であるが、その形状や大き
さによっては個数にかかわらず重なり合うことを防止す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、第1接点板を用いるこ
とにより、接着等の手法を用いることなく圧電ブザーの
外周を支持することができるので、接着等による固定工
程を削減することができる。
【0018】また、第1接点板には、外形部を全周にわ
たって付勢する弾性部が設けられているので、圧電ブザ
ーの外周を均一かつ弾性的に支持することができ、圧電
ブザーの振動の効率を低下させることなく確実に固定す
ることができる。
【0019】また、第2接点板は電池の接点板としても
用いられているので、圧電ブザーとの電気的接続を図る
ための新たな部品を増加する必要がなく、部品点数の増
加を防ぐことができる。
【0020】更に、第1接点板と第2接点板を組み込む
だけで、回路基板や電池に圧電ブザーを接続することが
できるので、簡単かつ確実に圧電ブザーを電気的に接続
することができ、量産性を向上させることができる。
【0021】また、第1接点板はその凸部をケースの切
欠部に嵌め込むことにより回転が防止され、第2接点板
は第2収納部内の溝に嵌め込まれることにより回転が防
止されているので、第1及び第2接点板が回転してそれ
らに設けられている弾性部と接続片が接触してしまうこ
とがなく、常に正常な接触状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る圧電ブザーの支持構造
を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す圧電ブザーの支持構造の断面図であ
る。
【図3】図1に示す圧電ブザーの接続状態を示す回路図
である。
【図4】図1に示す圧電ブザーの他の接続状態を示す回
路図である。
【図5】図2に示す第1接点板の一部変更例を示す断面
図である。
【図6】図2に示す第1接点板の一部変更例を示す断面
図である。
【図7】図1に示す第1接点板の一部変更例を示す斜視
図である。
【図8】図7に示す第1接点板の要部断面図である。
【図9】従来の圧電ブザーの支持構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
14 ケース 16 第1の収納部 18 第2の収納部 24 圧電ブザー 30 第1接点板 32 外形部 34、36、38 弾性部 42 第2接点板 44 接続部 46 接続片 50 電池 52 回路基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、前記ケースの収納部内に収め
    られる圧電ブザーと、前記圧電ブザーの外周を押さえる
    リング状の外形部を有し、該圧電ブザーと回路基板を導
    通すると共に該回路基板に押圧され該圧電ブザーを付勢
    する複数の弾性部を有する第1接点板と、電池と前記回
    路基板とを接続する接続部と前記第1接点板の弾性部間
    から前記圧電ブザーに接触する接続片とを有する第2接
    点板と、からなることを特徴とする圧電ブザーの支持構
    造。
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