JP3109912U - ペット用キャリーバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】災害時等の使用に耐えうるペット用キャリーバッグを提供すること。
【解決手段】本考案に係るキャリーバッグは不燃素材あるいは難燃素材で形成された生地で箱状体を形成し、側面あるいは側面及び上面を開閉自在とした。又キャスターを一対取り付けると共に伸縮自在な引き手3を付けた。本体の上面、あるいは上面及び底面に吊り下げベルトを設けた。更に本体の内壁にリード11を設けた。又本体の側面あるいは側面及び底面に収納ポケット12を設けた。更に本体の内底面に、シート固定部材を装脱自在に設けた。
【選択図】図1
【解決手段】本考案に係るキャリーバッグは不燃素材あるいは難燃素材で形成された生地で箱状体を形成し、側面あるいは側面及び上面を開閉自在とした。又キャスターを一対取り付けると共に伸縮自在な引き手3を付けた。本体の上面、あるいは上面及び底面に吊り下げベルトを設けた。更に本体の内壁にリード11を設けた。又本体の側面あるいは側面及び底面に収納ポケット12を設けた。更に本体の内底面に、シート固定部材を装脱自在に設けた。
【選択図】図1
Description
本考案は犬、猫、うさぎ等の小動物を搬送するためのペット用キャリーバッグに関し、より詳しくは防災機能を有するペット用キャリーバッグに関する。
ペット用キャリーバッグとして樹脂製のハードケース状のものや、布帛製のもの等が多数製造されている。
又、キャスター付きのペット用キャリーケースが、特開平8−280291号公報において提案されている。ここに特開平8−280291号公報記載の発明はケース後方にキャスターを設けると共に、前方に牽引バンドを取り付け可能にしたものである。
特開平8−280291号公報
従来例に係るペット用キャリーバッグは、いずれも通常時の使用を念頭に置いて考案されたもので、災害等の緊急時にペットを搬送することを目的に作られたものではない。そこで本考案は緊急時の使用に耐えうるペット用キャリーバッグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載のキャリーバッグは以下のように構成した。
不燃素材あるいは難燃素材で形成された生地で箱状体を形成し、側面あるいは側面及び上面を開閉自在とした。
又、請求項2記載のキャリーバッグは請求項1記載の考案にキャスターを一対取り付けると共に該キャスターを覆う布材を設け、更に伸縮自在な引き手を付けた。
請求項3記載のキャリーバッグは、請求項1又は2記載の考案の上面、あるいは上面及び底面に吊り下げベルトを設けた。
更に、請求項4記載のキャリーバッグは、請求項1乃至3いずれかに記載された考案の内壁にリードを設けた。
又、請求項5記載のキャリーバッグは、請求項1乃至4いずれかに記載された考案の側面あるいは側面及び底面に収納ポケットを設けた。
請求項6記載のキャリーバッグは、請求項1乃至5いずれかに記載された考案の内底面に、シート固定部材を装脱自在に設けた。
以下、かように構成される本考案が如何にして課題を解決するかを述べる。
請求項1記載の考案においては不燃素材あるいは難燃素材の生地でキャリーバッグを形成してある。これにより火災時キャリーバッグが延焼することを防止できるのである。又側面あるいは側面及び上面を開閉自在とすることで、ペットを容易にキャリーバッグ内に収納することが可能となる。すなわち迅速な避難が可能となるのである。
請求項2記載の考案ではキャスターを取り付けてあると共に該キャスターを覆う布材を設け、更に伸縮自在な引き手を設けてある。中型犬等の重量の大きいペットを、肩掛けタイプのキャリーバッグで搬送することは困難であることから、キャスターを取り付け接地した状態で引っ張ることを可能としたのである。又、キャスターを覆う布材は接地した状態ではなく、肩に掛けた状態で搬送する際に、キャスターを覆うことで見た目の体裁を整えるために設けたものである。
請求項3記載のキャリーバッグは肩にたすきがけ状に、あるいは背中におんぶする形状で持ち運ぶことを可能とした。キャリーバッグ上面の吊り下げベルトを肩にたすきがけ状にかけ、あるいは底面の吊り下げベルトに腕を通してキャリーバッグをおんぶすることを可能としたのである。これにより両手が自由な形状でキャリーバッグを搬送することが可能となるのである。つまり緊急時に多くの荷物を持ち運ぶこと可能となるのである。
請求項4記載のキャリーバッグではリードを取り付けてある。リードとペットの首輪等を繋ぐことで、ペットがバッグ内より飛び出すことを防止できる。ペットが逃げ出すことによる緊急時の更なる混乱を防止できるのである。
請求項5記載のキャリーバッグでは、側面あるいは側面及び底面に収納ポケットが設けてある。ペットの身の回り品を予め収納しておけば、迅速な避難が可能となるのである。
キャリーバッグはその内底面にペットの排泄物吸収用のシートを敷くのが通常である。このシートは取り替え式であり、底面にたんに敷いてあるだけのことが多い。しかし緊急時の慌ただしさの中ではペットが暴れることが予想でき、シートがずれたり丸まってしまう可能性が高い。そこで請求項6記載のペット用キャリーバッグでは、着脱自在なシート固定部材を装着するようにした。該シート固定部材でシートを固定することで、ずれたり丸まったりすることを防止できるのである。又シート固定部材自体を着脱自在なものとすることで、該シート固定部材を洗濯することが可能となり衛生面でも優れたものとなるのである。
以下、好ましい考案の一実施形態につき図面を参照しながら述べる。
図1は上面及び側面を開放した状態の斜視図であり、図2は上面及び側面を通気透視部材で被覆した状態の斜視図であり、図3は上面及び側面を閉じた状態の斜視図であり、図4は反対側面側から見た斜視図であり、図5は引き手を伸ばした状態を示す斜視図であり、図6はキャスター側から見た斜視図であり、図7はキャスターを布材で覆った状態の斜視図であり、図8は底面側から見た斜視図であり、図9をシート固定部材の斜視図である。
本考案に係るペット用キャリーバッグの本体1は箱状体であり、不燃素材あるいは難燃素材で形成されている。具体的には表地はアルミックスを使用し、裏地はセラミックファイバーやコーデランといった不燃性あるいは難燃性の繊維で編成する。そして表地と裏地の間に、クッション材として難燃性を付与した発泡ウレタンや難燃製綿を封入するのである。但しこれらの素材に限定を受けるものではなく、不燃素材あるいは難燃素材を使用して防災機能を付与することが可能な素材であれば任意のもので構わない。
又、各辺部には芯材を入れ箱形状を維持することを可能としてある。
更には側面には複数の通気口1fが設けてある。
図6に示すように本考案に係るペット用キャリーバッグは、後方に車輪たるキャスター2を一対設けてある。そしてキャスター2を設けた側と反対側の側面には図4に示すように引き手3が設けてある。この引き手3は伸縮自在に設けてある。図5は引き手を伸ばした状態を示すものである。
重量の大きい中型犬などを収納して搬送する際にはこの引き手3を手で持ちキャスター2を接地させた状態すなわち本体1が引き手3側に持ち上がった状態で引き張ることになる。
この際キャスター2がうまく接地できるように、キャスター2は本体1の後方側面1aより若干突出することになる。この突出した高さと同一高さを有する突起部4を、後方側面1aに設けてある(図6参照)。後方側面1aを底面として本体1を立てた場合に、ぐらつきをなくし安定させるために設けるのである。
図6及び図7に示すように、本考案においてはキャスター2を覆うための布材17が後方側面に1aに設けてある。布材17にはボタン18aが設けてあり、本体1の底面に設けられたボタン18c(図8参照)と嵌合させることで布材17を固定し、キャスター2を覆い隠すものである。又後方側面1aにはボタン18bが設けてある。ボタン18aとボタン18bを嵌合させることで布材17を持ち上げ固定し、キャスター2の露出状態を維持するのである。
本考案に係るペット用キャリーバッグは、その側面あるいは側面及び上面を開閉自在としてある。ペットをキャリーバッグ内に容易に収納することを可能とするためである。
具体的には図1乃至図4に示すように開口部1b、1cを、それぞれネット等の通気性及び内部を見ることが可能な(つまりは収納されたペットが外部を見ることが可能な)部材たる通気透視部材6b、6cで開閉自在に覆うことを可能としたものである。すなわちチャック形式のファスナを、開口部1b、1cと通気透視部材6b、6cの間に介在させることで開閉自在となすのである。
そして、通気透視部材6b、6cは更に布材7b、7cで覆うことを可能としてある。布材7b、7cの開閉方法は面ファスナによるものである。すなわち通気透視部材6bに設けた面ファスナ8dと布材7bに設けた面ファスナ8eを接合離脱させることで、布材7bを開閉自在となすのである。同じく通気透視部材6cに設けた面ファスナ8bと布材7cに設けた面ファスナ8aを接合離脱させることで、布材7cを開閉自在となすのである。
更に布材7cの下方には面ファスナ8cが設けてある。これは布材7cの開放状態において、布材7cが浮遊することを防ぐために設けてある。つまり布材7cを畳んだ状態で保持固定することを可能とするためである。すなわち面ファスナ8aと面ファスナ8cを接合することで布材7cを保持固定し、開放状態において布材7cが浮遊することを防止するのである。同様に布材7bの固定辺近傍には面ファスナ8fが設けてある。これは布材7bの開放状態において、布材7bが浮遊することを防ぐために設けてある。つまり布材7bを畳んだ状態で保持固定することを可能とするためである。すなわち面ファスナ8eと面ファスナ8fを接合することで布材7bを保持固定し、開放状態において布材7bが浮遊することを防止するのである。
通気透視部材6bの開閉を担う、チャック形式であるファスナの一対のつかみ片14には、鎖14aが掛け渡されている。これは一方のつかみ片14を掴んでチャックを開ければ、同時に他方のつかみ片14も開くようにするためである。同様に通気透視部材6cの開閉を担う、チャック形式であるファスナの一対のつかみ片15には、鎖15aが掛け渡されている。これは一方のつかみ片15を掴んでチャックを開ければ、同時に他方のつかみ片15も開くようにするためである。
開口部を覆うための上述の通気透視部材や布材はむろん一例を示すものであって、要は開口部を開閉自在に覆うことが可能なものであればよい。又通気透視部材を介在させたのは、本考案に係るペット用キャリーバッグは災害時のみならず通常時にも使用することを前提に作られているからである。つまり夏季等で気温が高い場合の通気を考えてのことである。
本考案に係るペット用キャリーバッグにおいては、本体1の上面あるいは上面及び底面に吊り下げベルトが設けてある。本体1の上面に設けた吊り下げベルト9にはバックル9aが介在させてあり、伸縮自在なものとしてある。同じく底面に設けた吊り下げベルト10には、図9に示すようにバックル10aが介在させてあり、伸縮自在なものとしてある。
尚、底面を下にして本体1を載置した場合、底面に設けた吊り下げベルト10の存在により安定が悪くなってしまう。そこで図8に示すように底面の四隅には突起部19が設けてある。底面を下にして本体1を載置した場合に、吊り下げベルト10ではなく、突起部19が接地するぐらいの高さの突起部19を設けることで安定をよくするのである。
更に本考案に係るペット用キャリーバッグにおいては、図1に示すように本体1の内壁にリード11が設けてある。リード11を取り付ける位置は、ペットの首輪とリード11とを繋げることが可能であれば内壁の任意位置で構わない。
本考案に係るペット用キャリーバッグにおいては、図1乃至図8に示すように側面あるいは側面及び底面に収納ポケットが設けてある。側面に設けた収納ポケット12、16底面に設けた収納ポケット13共に図中チャックで開閉自在なものを示しているが、むろん係る限定を受けるものではなく、例えば側面に設けた収納ポケット12は上部が開放された袋状形態なものとしても構わない。又、各図においてはいずれも外部側面に収納ポケットを設けてあるが、外部側面のみならず内部側面、すなわち本体1の内壁面に収納ポケットを設けてもよい。
本考案に係るペット用キャリーバッグは、その本体1の内側底面にシート固定部材を装脱自在に設けてある。ここにシート固定部材は、ペットの糞尿を吸収するための市販のペット用シートを固定するためのものである。図9はシート固定部材5を示すものである。シート固定部材5は弾力性を有するゴム体で形成されており、押圧片5aが各辺部に複数設けてある。この押圧片5aの縁部を持ち上げペット用シートを装入し、そのうえで押圧片5aの弾力性によりペット用シートを挟持し固定するものである。
むろんシート固定部材の形態はかようなものに限定を受けるものではなく、本体1の内底面に装脱自在であり、且つ、ペット用シートを固定できるものであれば任意のものでよい。例えば布帛製で表面を起毛させた長方形状の布体といったものが考えられる。起毛部でペット用シートのずれを防ぐのである。
1・・本体 2・・キャスター
3・・引き手 4・・突起部
5・・シート固定部材 9,10・・吊り下げベルト
11・・リード 12,13,16・・収納ポケット
17・・布材
3・・引き手 4・・突起部
5・・シート固定部材 9,10・・吊り下げベルト
11・・リード 12,13,16・・収納ポケット
17・・布材
Claims (6)
- 不燃素材あるいは難燃素材で形成された生地で形成された箱状体であり、側面あるいは側面及び上面を開閉自在としたペット用キャリーバッグ。
- キャスターを一対取り付けると共に該キャスターを覆うための布材を設け、更に伸縮自在な引き手を付けたことを特徴とする請求項1記載のペット用キャリーバッグ。
- 吊り下げベルトを上面あるいは上面及び底面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のペット用キャリーバッグ。。
- リードを内壁に設けたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のペット用キャリーバッグ。
- 側面あるいは側面及び底面に収納ポケットを設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のペット用キャリーバッグ。
- シート固定部材を内底面に装脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のペット用キャリーバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005000196U JP3109912U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ペット用キャリーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005000196U JP3109912U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ペット用キャリーバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3109912U true JP3109912U (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=43272480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005000196U Expired - Lifetime JP3109912U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | ペット用キャリーバッグ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3109912U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170111506A (ko) * | 2016-03-28 | 2017-10-12 | (주)다솜코퍼레이션 | 애완동물 이동용 가방 |
-
2005
- 2005-01-20 JP JP2005000196U patent/JP3109912U/ja not_active Expired - Lifetime
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