JP2007185180A - ペット用カート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明では、収容体をカートに取り付けたままであっても、容易に、且つ、コンバクトで見栄えよく折り畳むことができるペット用カートの提供を目的とする。
【解決手段】ペットを収容可能な大きさに形成した収容体13を具備するとともに、本体フレーム14と上記収容体13が取り付けられる収容体取付フレーム15とを組み合わせて折畳み可能に構成したカート本体12を具備して構成したペット用カート11であって、上記収容体取付フレーム15を、折畳み動作に連動して上記本体フレーム14側へ回動するよう上記本体フレーム14に対して枢支し、上記収容体13を厚み方向において収縮自在に形成し、上記収容体13に、該収容体13が厚み方向において収縮された状態に保持する保持手段41,43a,43b(42,43a,43b)を具備したペット用カート11。
【選択図】図1

Description

この発明は、ペットを収容体に収容して運ぶことのできるペット用カートに関する。
人間がペットを同伴させて歩く際に、ペットにリードを付けて一緒に歩かせる以外に、ペットを収容体に収容させた状態で上述したようなペット用カートを、手押しして運ぶことが考えられる。
このようなペット用カートは、便利であるため、様々なものが存在するが例えば、下記特許文献1において「ペット用鞄付きカート」が開示されている。
特許文献1における「ペット用鞄付きカート」は、上記収容体として用いるペット用鞄がカートに対して着脱可能に構成され、カートが必要に応じて折畳み可能に構成されている。
しかし、上記「ペット用鞄付きカート」は、ペット用鞄をカートから取り外しておかなければ鞄が邪魔になりカート自体を折り畳むことができないという難点を有する。
すなわち、ペット用鞄をカートに取り付けたまま折り畳んだ場合、バッグ自体は、例えば、折り畳まれたカートに対して傾いた状態のまま取り付いた形態になることが想定されるため、コンパクトに折り畳むことができない、或いは、折畳み後の見栄えも悪いという難点を有する。
さらに、上記「ペット用鞄付きカート」は、上述したようにカート自体を折り畳むことしか想定されていないため、事実上、ペット用鞄をカートからいちいち取り外してから折り畳まなければならず、又、使用時には、カートの形態に戻してから改めてペット用鞄をカートに取り付ける手間を要するため、面倒であるという難点も有する。
その他にも、ペット用カートからペットを降ろす際に、必ずしもペットを収容した状態で収容体ごとカートから降ろすとは限らないが、特許文献1における「ペット用鞄付きカート」の場合、折り畳みの際にペットだけでなく、ペット用鞄をカートから降ろさなければ折り畳むことができず、不便であるという難点も有する。
特開2004−166599号公報
そこで本発明では、収容体をカートに取り付けたままであっても、容易に、且つ、コンバクトで見栄えよく折り畳むことができるペット用カートの提供を目的とする。
本発明のペット用カートは、ペットを収容可能な大きさに形成した収容体を具備するとともに、本体フレームと上記収容体が取り付けられる収容体取付フレームとを組み合わせて折畳み可能に構成したカート本体を具備して構成したペット用カートであって、上記収容体取付フレームを、折畳み動作に連動して上記本体フレーム側へ回動するよう上記本体フレームに対して枢支し、上記収容体を厚み方向において収縮自在に形成し、上記収容体に、該収容体が厚み方向において収縮された状態に保持する保持手段を具備したことを特徴とする。
ペット用カートは、上記収容体取付フレームに対して上記収容体を取り外し可能に取り付ける取付手段を、上記収容体、又は/及び、上記収容体取付フレームに形成したことを特徴とする。
上記取付手段は、好ましくは上記収容体の上部から上記収容体取付フレームに対して係合可能にフラップ状に突設したフレーム取付フラップと、一対の固定手段とを具備して構成し、上記一対の固定手段における一方の側を、上記フレーム取付フラップの先端側部位に固着するとともに、上記一対の固定手段における他方の側を、上記収容体における上記フレーム取付フラップとの重合部位に固着して構成することができる。
さらに、上記取付手段は、上記構成に限定せず、樹脂製や金属製の係合部材(フック)なども含むものとする。
さらにまた、上記固定手段には、面ファスナ、スナップ、フォック、スライドファスナ、或いは、係合部材などを含む。
また、上記保持手段は、上記フレーム取付フラップの裏面側へ折畳み可能に該フレーム取付フラップからフラップ状に突設され、先端側が上記収容体の厚み方向の下側において繋止可能な繋止手段で構成することができる。
上記繋止手段は、例えば、ベルト状の部材、紐状の部材、ゴム紐などの先端に一方の固定手段を取り付けるとともに、収容体の下面側に他方の固定手段を取り付けた構成を挙げることができるが、この構成に限定せず、樹脂製や金属製の係合部材(フック)なども含むものとする。
また、本発明のペット用カートは、上記収容体取付フレームを、閉環状に形成するとともに、該収容体取付フレームの内周側に上記収容体を嵌め込み可能な大きさを有して上記収容体の外周形状と略同形に形成し、上記保持手段を、上記収容体の前後各側に形成することができる。
さらに、本発明のペット用カートは、上記収容体における所定部位をネット地で形成し、該ネット地に被覆可能な大きさの被覆カバーを、上記ネット地に対して取り外し可能に上記収容体に取り付けて構成することが好ましい。
本発明のペット用カートは、上記収容体の下面に、上記収容体を下側から支持可能な支持部材を敷設して構成することもできる。
請求項1における発明によれば、本発明のペット用カートは、カート本体を折り畳むとともに、収容体を厚み方向に収縮させ、さらに、保持手段により、収容体を収縮させた状態に保つことができるため、収容体ごとコンパクトに折り畳むことができる。
従って、不使用時において場所を要さずに収納することができ、自動車にも容易に載せて持ち運ぶことができる。
請求項2における発明によれば、収容体をカート本体の収容体取付フレームに取り付けることにより、収容体をカート本体に対して単に載せるだけではなく、しっかりと取り付けた状態で載せることができる。
請求項3における発明によれば、収容体から突き出したフレーム取付フラップが収容体取付フレームに対してしっかりとフィットした係合状態で取り付けることができるため、ペット用カートが走行中にも収容体がカート本体に対してガタつくことがなく、しっかりとした取り付け状態を維持することができる。
さらに、一対の固定手段を離間させ、フレーム取付けフレームを捲り上げるだけで収容体を容易にカート本体から持ち上げて取り外すことができる。
請求項4における発明によれば、上記保持手段を上記繋止手段により形成することにより、繋止手段の先端側を収容体の厚み方向の下側に繋止できるため、収容体を収縮した状態にしっかりと留めておくことができる。
請求項5における発明によれば、収容体取付フレームを上述したように構成することにより、収容体を嵌め込んだとき、収容体取付フレームに対してフレーム取付フラップをしっかりと取り付けることができる。
請求項6における発明によれば、必要に応じて適宜、被覆カバーを取り外せば、ネット地が介装されているため、ペットを収容体に留めた状態でネット地を介して収容体の内部の通気性を確保することができるとともに、ペットの様子も伺うことができる。
請求項7における発明によれば、収容体をカート本体のフレーム上に載置させたとき、収容体の下面全体でペットを支持することができる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1、図2、図3、及び、図4は、それぞれ本実施例のペット用カート11の外観図、右側面図、フレーム構造の説明図、縦断面を模式的に示した説明図である。
上記図1、図2、図3、及び、図4に示したように、本実施例のペット用カート11は、カート本体12に対してペットを収容可能な収容体13が取り外し可能に取り付けられている。
上記カート本体12は、前後各側に左右一対の車輪16a,16bを具備しているとともに、後方側の上部に横架させた把持部17を具備している。上記カート本体12におけるフレーム構造は、本体フレーム14と収容体取付フレーム15から折畳み可能に構成し、収容体取付フレーム15は、本体フレーム14に対して枢結されている。
なお、本体フレーム14、及び、収容体取付フレーム15を構成する各フレームは、以下で特に示す場合を除いて略全体をスチールパイプにより構成している。
上記収容体取付フレーム15は、上記図3に示したように、閉環状に形成され、地面に対して水平姿勢で本体フレーム14に対して枢支されている。上記収容体取付フレーム15は、平面視すると上記収容体13を内側に嵌め込み可能な大きさで、且つ、収容体13の側面部33cの外周形状と同形状の閉環状に形成している。
具体的に、上記収容体取付フレーム15は、長方形状をした長手方向の一端側を半円弧状に形成するとともに、長手方向の他端側の両角部にRを付した閉環状をしている。
また、上記本体フレーム14は、第一主フレーム21、及び、第二主フレーム22を具備している。
第一主フレーム21、及び、第二主フレーム22は、カート本体12が使用時の形態、すなわち、カート型の形態において、それぞれ略起立させた状態で前後各側に配され、さらに、上記ペット用カート11を側面視すると、上記図2、及び、図4に示したように、第一主フレーム21が第二主フレーム22に寄りかかったような形態で配されている。
カート本体12は、第一主フレーム21、及び、第二主フレーム22、並びに、上記車輪16a,16bを、左右対称のもの、或いは、左右各側で同一構造のものを一対づつ具備し、それぞれ幅方向の各側に配設されている。
具体的に、上記第一主フレーム21の下端側は、前輪16aと連結され、その上方側は、上方へ進むに連れ後側へ向けて配している。上記第一主フレーム21の左右各側の後端側は、倒伏する側に屈曲し、幅間に上記把持部17が横架されている。上記把持部17は、後方側から把持して手押しし易いようウレタン部材が囲繞されている。
第二主フレーム22の下端部は、後輪16bと連結され、その上端部は、上記第一主フレーム21と平行になるよう屈曲され、上記第一主フレーム21の上部とジョイント部材23を介して着脱可能に結合されている。
上記左右一対の第一主フレーム21の幅間には、第一収容体支持フレーム24が横架されるとともに、上記左右一対の第二主フレーム22の幅間には、第二収容体支持フレーム25が横架されている。
但し、第一収容体支持フレーム24、及び、第二収容体支持フレーム25は、ともに上記収容体取付フレーム15を枢結した高さ位置から収容体13の略厚み長さ(高さ)分、すなわち、側面部の長さ分だけ下方位置で横架されている。
これにより、収容体13は、収容体取付フレーム15に嵌め込まれた状態で第一収容体支持フレーム24、及び、第二収容体支持フレーム25に対して載置することができる。
また、上記収容体取付フレーム15の下側において、上記第一主フレーム21には、板状のステー26の長さ方向の一方の端部が枢着されるとともに、上記第二主フレーム22には、板状のステー26の長さ方向の他方の端部が枢着されている。
その他にも、上記図1、及び、図3に示したように、カート本体12には、左右各側の後輪16bの間には、補強フレーム27が横架され、カート本体12の下部の強度を確保している。
以上がカート本体12の構成であり、続いて上記収容体13の構成について説明する。
収容体13は、上記図1、図2、及び、図4に示したように、上記収容体取付フレーム15に嵌め込まれるよう上面部33a、及び、底面部33bがそれぞれ長方形状の一端側を半円弧状に形成した断面形状で形成されている。さらに、収容体13は、その側面部33cが寸胴となる外観に形成されるとともに厚み方向(上下方向)に収縮自在に柔軟性を有して形成されている。
なお、本実施例では、本実施例のペット用カート11がカート型の形態をした場合を基準にして収容体13を構成する各面部、すなわち、上面を上面部33aに、底面を底面部33bに、側周面を側面部33cに設定し、さらに、ペット用カート11の進行方向を基準として前方側、後方側(背面側)を設定して説明する。
但し、ペット用カート11を折畳んだ後についても、便宜上、収容体13の各面部の名称を変更せずに同様の名称、符号を付して説明するものとする。
上記収容体13の外周面の略全体は、上記図4に示したように、以下で特に示す場合を除いて外側に撥水コーティング加工が施されたポリエステル生地34を配するとともに、内側に不織布35を配した2層構造で形成している。
また、上記収容体13の上面部33aにおける前側端部沿いには、前側フレーム取付フラップ36が突設され、後側端部沿いには、後側フレーム取付フラップ37が突設されている。
上記前側フレーム取付フラップ36は、図5に示したように、上記収容体取付フレーム15を被覆可能な幅大を有し、外周縁部にバイアステープを施した帯状に形成し、その幅方向の一端を、収容体13の前側端部に縫着している。
なお、図5は、収容体の上方前側端部における縦断面を模式的に示した説明図である。
これにより、上記前側フレーム取付フラップ36は、上記収容体13の側面部33cに対して重合、或いは、フラップ状に離間可能に形成している。
具体的に、上記前側フレーム取付フラップ36の裏面には、一対のスナップ38a,38bにおける一方の側のスナップ38aが固着され、上記収容体13の側面部33cにおける前側フレーム取付フラップ36と対向する部位には、一対のスナップ38a,38bにおける他方の側のスナップ38bが固着されている。
このような一対のスナップ38a,38bは、上記収容体13の上記前側端部において、合計4つ形成され、それぞれは、収容体13の周方向に配設されている。
但し、これら4つのスナップ38a,38b,…は、上方の前側端部における、収容体13の周方向の中央部を除いた左右各側に2つづつ配設している。
さらに、上記前側フレーム取付フラップ36は、その周方向の中央側部位から帯状の前側繋止フラップ41が連設されている。
すなわち、上記前側繋止フラップ41は、図5中の一点鎖線で示したように前側フレーム取付フラップ36の裏面側から取り出すことができる。このため、上記前側繋止フラップ41は、図5中の仮想線で示したように、前側フレーム取付フラップ36に対して垂下した状態にすることができる。或いは、前側フレーム取付フラップ36の裏面側へ再度、折り返し可能に形成している。
また、上記前側繋止フラップ41は、その先端が上記前側フレーム取付フラップ36から垂下させたとき、厚み方向に収縮させた状態の収容体13の底面部33bに達する長さに形成している。
さらに、図5、及び、図8に示したように、上記前側繋止フラップ41における、該前側繋止フラップ41が前側フレーム取付フラップ36に対して垂下させたとき、収容体13の底面部33bと対向する部位には、一対の面ファスナ43a,43bにおける一方の面ファスナ43aを縫着している。これに対して、収容体13の底面部33bの前側部位には、図2,図4、及び、図8に示したように、他方の面ファスナ43bを上記一方の面ファスナ43aと重合可能に縫着している。
また、上述した前側端部沿いの構成は、図6に示したように、上記収容体13の上面部33aにおける後側端部沿いについても、同様の構成で形成されている。
なお、図6は、カート本体12に取り付けられた収容体13を後方側から視た説明図である。
すなわち、後側端部沿いにおける後側フレーム取付フラップ37は、上述した上記収容体13の上面部33aにおける前側端部沿いにおける前側フレーム取付フラップ36に対応し、同様に、後側繋止フラップ42は、前側繋止フラップ41に対応するよう形成している。さらに、上記収容体13の後側端部沿いには、前側端部沿いと同様に一対のスナップ38a,38b、及び、一対の面ファスナ43a,43bを形成している。これらについては、前側端部沿いと同様の構成であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
また、図7(a),(b)に示したように、収容体13の上面部33aは、ペットを収容、或いは、取り出し可能な開口部を有している。上記開口部は、開閉カバー44により覆われ、該開閉カバー44は、上面部33aにおける後側部位を除いた部位をフラップ状に形成している。
また、上記開閉カバー44は、被覆カバー45と通気性カバー46とを互いに積層させて形成している。
具体的に、上記通気性カバー46は、前部を除いた部位をメッシュ地で形成している。これに対して上記被覆カバー45は、メッシュ地の通気孔を閉塞状態に通気性カバー46全体を被覆可能に形成している。
さらに、上記通気性カバー46の上記被覆カバー45との対向面における前方側部位には、一対の面ファスナ47a,47bにおける一方の側の面ファスナ47aが縫着され、上記被覆カバー45における上記一方の側の面ファスナ47aとの重合部位には、一対の面ファスナ47a,47bにおける他方の側の面ファスナ47bが縫着されている。
また、上記通気性カバー46の開口縁部に、一対のスライドファスナ48a,48bにおける一方のスライドファスナ48bを縫着し、上記上面部33aの周縁部に一方のスライドファスナ48bに係合可能な他方のスライドファスナ48aを縫着している。
なお、上記一対のスライドファスナ48a,48bは、2つのスライダ48c,48cを具備し、2つのスライダ48c,48cのうち、いずれのスライド操作によっても開口部を開閉可能に構成している。
なお、上面部33aの上記他方のスライドファスナ48aに対してさらに外周縁部沿いには、パイピング44aを施している。
続いて、収容体13の底面部33bの構成について説明する。上記収容体13の底面部33bは、図8(a),(b)に示したように、ペットを支持可能な強度を有する底板54を不織布35で被覆して形成している。
なお、上記底板54は、木質繊維を成形した中質繊維板54a(MDF板)に対して板状のウレタンフォーム54bを積載させて一体に形成している。
また、収容体13の側面部33cの構成について説明する。上記収容体13の側面部33cの前面側には、上記図1に示したように、ネット状窓部55が形成されている。上記収容体13の側面部33cの背面側には、上記図6に示したように、弾性を有するネット状部材によりネット状ポケット56が形成されている。
最後に上記ジョイント部材23の構成について詳説する。上記ジョイント部材23は、合成樹脂製の成形品であり、図9(a)に示したように、上記第一主フレーム21を挿通する挿通孔23aと、第二主フレーム22の上端部を嵌め込み可能に、穴形成方向の一端が閉塞された、すなわち、目くら状に形成された嵌込み穴23bとが並設されている。さらに、上記ジョイント部材23は、その厚み方向の略中間部で2部材に分割した各部材に対応する一対の構成部材からなる。
上記ジョイント部材23は、これら一対のジョイント部材23の構成部材のそれぞれを上記第一主フレーム21、及び、第二主フレーム22に対して各側にそれぞれ対向配置させ、さらに、上記第一主フレーム21を挿通孔23aに挿通させるとともに、第二主フレーム22を嵌込み穴23bに嵌め込んだ状態になるよう螺子留めし、第二主フレーム22を挿脱可能にている。
本実施例におけるペット用カート11は、上述したように構成している。
次に、本実施例におけるペット用カート11を折り畳む一手順について説明する。
但し、折畳みに際してペット用カート11は、収容体13がカート本体12に取り付いた状態であり、収容体13からペットを取り出した状態であるとする。
まず、図9(b)に示したように、ジョイント部材23を第一主フレーム21の軸方向に沿って、上方へスライドさせることにより、第二主フレーム22の上端部を嵌込み穴23bから抜き出す。
本実施例におけるペット用カート11は、このような状態で図10に示したように折り畳むことができる。
カート本体12における本体フレーム14は、第一主フレーム21、第二主フレーム22とが互いに略平行に隣接した状態にまで折り畳むことができる。
収容体取付フレーム15については、水平姿勢から上記本体フレーム14の折畳み動作に連動して上記本体フレーム14側へと回動しながら折り畳むことができる。
このとき収容体13については、カート本体12に対して取り付けられた状態を維持する。
最後に、収容体13を厚み方向に収縮させる。収容体13は、上述したように、厚み方向に収縮自在に形成しているため、しっかりと厚み方向に収縮させることができる。
さらに、前側フレーム取付フラップ36の裏側に折り返した前側繋止フラップ41を、前側フレーム取付フラップ36に対して垂下させておくとともに、後側フレーム取付フラップ37の裏側に折り返した前側繋止フラップ41を、後側フレーム取付フラップ37に対して垂下させる。
この状態で、図11に示したように、前側繋止フラップ41の一方の面ファスナ43aを底面部33bの前方側部位の他方の面ファスナ43bと互いに重合させる。同様に、後側繋止フラップ42の一方の面ファスナ43aを底面部33bの後方側部位の他方の面ファスナ43bと互いに重合させる。
以上により、折畳み後に収容体13を厚み方向に完全に収縮させた状態に保持することができる。このため、本実施例におけるペット用カート11は、例えば、ペット用カート11を不使用の場合において、図12に示したように、収容体13も含めてコンパクトに折り畳むことができる。
さらに、収容体13は、厚み方向において収縮自在であるため、カート本体12の折畳み動作が収容体13によって阻害されることがなく、本実施例におけるペット用カート11は、収容体13を取り付けたままでも容易に折り畳むことができる。
必要に応じて適宜、折畳み状態に保つべく、第一主フレーム21と第二主フレーム22とが離間しないよう保持する係止手段60を、図12に示したように、第一主フレーム21、第二主フレーム22との間に繋止することができる。
続いて、本実施例のペット用カート11使用の際に奏することのできる他の作用、効果について説明する。
まず、収容体13は、収容体取付フレーム15に嵌めこまれた状態で、下面が第一収容体支持フレーム24、及び、第二収容体支持フレーム25に載置されている。さらに、前側フレーム取付フラップ36、及び、後側フレーム取付フラップ37は、上記図1,図2、及び、図4に示したように、収容体取付フレーム15を覆った状態で、前側繋止フラップ41を収容体13の側面部33cに対してスナップ38a,38bを介して取り付けている。
このように、収容体13は収容体取付フレーム15に対して取り付けられているため、ペットが収容体13の内部で騒いでも、しっかりと取り付いた状態を維持することができる。
本実施例のペット用カート11を使用する際においては、前後各側で垂下した状態の前側繋止フラップ41、及び、後側繋止フラップ42を折り畳んで前側フレーム取付フラップ36、後側フレーム取付フラップ37の裏面側にそれぞれ収容しておけば、図1に示したように、前側繋止フラップ41、及び、後側繋止フラップ42を隠蔽することができるため、収容体13の見栄えを良好に保つことができる。
収容体13のカート本体12に対して取り外す際は、図13に示したように、一対のスナップ38a,38bどうしの係合を離間させて、前側繋止フラップ41、及び、後側繋止フラップ42を側面部33cから容易に取り外した状態にすることができる。これにより、収容体13を持ち上げれば収容体取付フレーム15から容易に取り外すことができる。このため、図示しないが、収容体13に適宜、肩係合用のベルトなどを具備すれば、ペットを収容体13に収容した状態で収容体13ごと持ち運ぶこともできる。
その他にも、必要に応じて上面部33aにおける被覆カバー45を捲り上げれば、通気性カバー46があらわれた状態とすることができる。これにより、飼主は、通気性を確保することができるとともに、通気性カバー46を介して収容体13に収容されたペットの様子を伺いながらペット用カート11を押すことができるといった効果も有する。
このように本発明に係るペット用カート11は、上述したような様々な作用、効果を奏することができる。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態の前側フレーム取付フラップ36、及び、後側フレーム取付フラップ37は、この発明のフレーム取付フラップに対応し、以下同様に、
一対のスナップ38a,38bは、一対の固定手段に対応し、
前側繋止フラップ41、及び、一対の面ファスナ43a,43b、又は、後側繋止フラップ42、及び、一対の面ファスナ43a,43bは、この発明の保形手段、或いは、繋止手段に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、上述したように多くの実施の形態を得ることができる。
本実施例におけるペット用カートの外観図。 本実施例におけるペット用カートの側面図。 本実施例におけるカート本体の説明図。 本実施例におけるペット用カートを模式的に示した中央縦断面図。 本実施例におけるペット用カートの要部説明図。 本実施例における収容体、及び、その近傍を後方側から視た説明図。 本実施例における収容体の上面部の説明図。 本実施例における収容体の底面部の説明図。 本実施例におけるジョイント部材の説明図。 本実施例におけるペット用カートの作用を説明する作用説明図。 本実施例におけるペット用カートの作用を説明する作用説明図。 本実施例におけるペット用カートを折り畳んだときの外観図。 本実施例におけるペット用カートの作用を説明する作用説明図。
符号の説明
11…ペット用カート
12…カート本体
13…収容体
14…本体フレーム
15…収容体取付フレーム
36…前側フレーム取付フラップ
37…後側フレーム取付フラップ
38a,38b…一対のスナップ
41…前側繋止フラップ
42…後側繋止フラップ
43a,43b…一対の面ファスナ
45…被覆カバー
46…通気性カバー
54…底板

Claims (7)

  1. ペットを収容可能な大きさに形成した収容体を具備するとともに、本体フレームと上記収容体が取り付けられる収容体取付フレームとを組み合わせて折畳み可能に構成したカート本体を具備して構成したペット用カートであって、
    上記収容体取付フレームを、折畳み動作に連動して上記本体フレーム側へ回動するよう上記本体フレームに対して枢支し、
    上記収容体を厚み方向において収縮自在に形成し、
    上記収容体に、該収容体が厚み方向において収縮された状態に保持する保持手段を具備した
    ペット用カート。
  2. 上記収容体取付フレームに対して上記収容体を取り外し可能に取り付ける取付手段を、上記収容体、又は/及び、上記収容体取付フレームに形成した
    請求項1に記載のペット用カート。
  3. 上記取付手段を、上記収容体の上部から上記収容体取付フレームに対して係合可能にフラップ状に突設したフレーム取付フラップと、一対の固定手段とを具備して構成し、
    上記一対の固定手段における一方の側を、上記フレーム取付フラップの先端側部位に固着するとともに、
    上記一対の固定手段における他方の側を、上記収容体における上記フレーム取付フラップとの重合部位に固着した
    請求項2に記載のペット用カート。
  4. 上記保持手段を、上記フレーム取付フラップの裏面側へ折畳み可能に該フレーム取付フラップからフラップ状に突設され、先端側が上記収容体の厚み方向の下側において繋止可能な繋止手段で構成した
    請求項3に記載のペット用カート。
  5. 上記収容体取付フレームを、閉環状に形成するとともに、該収容体取付フレームの内周側に上記収容体を嵌め込み可能な大きさを有して上記収容体の外周形状と略同形に形成し、
    上記保持手段を、上記収容体の前後各側に形成した
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のペット用カート。
  6. 上記収容体における所定部位をネット地で形成し、該ネット地に被覆可能な大きさの被覆カバーを、上記ネット地に対して取り外し可能に上記収容体に取り付けた
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のペット用カート。
  7. 上記収容体の下面に、上記収容体を下側から支持可能な支持部材を敷設した
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載のペット用カート。
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