JP3109787B2 - 安全錠のための鍵及び旋回ロツクシリンダ - Google Patents
安全錠のための鍵及び旋回ロツクシリンダInfo
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B35/00—Locks for use with special keys or a plurality of keys ; keys therefor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、安全錠のための鍵及び
旋回ロツクシリンダに関し、更に詳しくは鍵及び旋回シ
リンダ、並びにこの旋回ロツクシリンダのための、追加
のタンブラを有する鍵に関する。
旋回ロツクシリンダに関し、更に詳しくは鍵及び旋回シ
リンダ、並びにこの旋回ロツクシリンダのための、追加
のタンブラを有する鍵に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のごとき鍵は、その軸棒の中に設け
られた制御要素に基づいて、無断で複製することが全く
できず、従って、そのような鍵を備えたロツク装置は高
い安全性を有するという利点がある。しかしながら、こ
れまで公知となっているこのような種類の、「機械的
鍵」とも呼ばれる鍵にはなお種々の欠点があり、従って
このような、なかでも回し鍵としての鍵が複製に対して
は非常に高い安全性を持っているにもかかわらず、なお
広く採用されるには至っていない。
られた制御要素に基づいて、無断で複製することが全く
できず、従って、そのような鍵を備えたロツク装置は高
い安全性を有するという利点がある。しかしながら、こ
れまで公知となっているこのような種類の、「機械的
鍵」とも呼ばれる鍵にはなお種々の欠点があり、従って
このような、なかでも回し鍵としての鍵が複製に対して
は非常に高い安全性を持っているにもかかわらず、なお
広く採用されるには至っていない。
【０００３】すなわち、ドイツ特許３５１７６６０号に
よって、このような種類の鍵の１つが公知となっている
が、これは旋回ロックシリンダの鍵溝の中に挿入するこ
とができ、そして、これはその鍵の平らな軸棒の中に或
る可動の１個の手段を有し、これにより、或る追加的タ
ンブラがそのロックシリンダを解放状態にする位置まで
動かすことができる。この鍵の上記の可動手段は突出す
るピンよりなり、これがこの鍵の１つに盲穴の中にスラ
イド可能に保持されている。この盲穴の中には更に１個
のバネが設けられていて、これがそのピンを外向きに押
圧し、その際ピンの抜け落ちは盲穴の中での軸棒、及び
ピンに設けた段差により阻止される。鍵においては突出
するピンは一般に不都合であり、と言うのは鍵がそのピ
ンに容易に引っかかるからである。
よって、このような種類の鍵の１つが公知となっている
が、これは旋回ロックシリンダの鍵溝の中に挿入するこ
とができ、そして、これはその鍵の平らな軸棒の中に或
る可動の１個の手段を有し、これにより、或る追加的タ
ンブラがそのロックシリンダを解放状態にする位置まで
動かすことができる。この鍵の上記の可動手段は突出す
るピンよりなり、これがこの鍵の１つに盲穴の中にスラ
イド可能に保持されている。この盲穴の中には更に１個
のバネが設けられていて、これがそのピンを外向きに押
圧し、その際ピンの抜け落ちは盲穴の中での軸棒、及び
ピンに設けた段差により阻止される。鍵においては突出
するピンは一般に不都合であり、と言うのは鍵がそのピ
ンに容易に引っかかるからである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】米国特許４６６７４９
５号明細書によって、このような種類のもう一つの鍵が
公知となっている。このものは軸棒の中の追加的タンブ
ラの所定位置着座のために限定的にスライドすることの
できるピンを備えている。この軸棒を鍵溝の中に挿入し
たときに、そのピンは回転子の中に設けられた傾斜道の
上へ乗り上げ、この傾斜道はピンを半径方向へスライド
させ、それによってこれはその追加的タンブラを所定位
置に着座させる。
５号明細書によって、このような種類のもう一つの鍵が
公知となっている。このものは軸棒の中の追加的タンブ
ラの所定位置着座のために限定的にスライドすることの
できるピンを備えている。この軸棒を鍵溝の中に挿入し
たときに、そのピンは回転子の中に設けられた傾斜道の
上へ乗り上げ、この傾斜道はピンを半径方向へスライド
させ、それによってこれはその追加的タンブラを所定位
置に着座させる。
【０００５】この傾斜道が軸棒の挿入に際してピンへ到
達することができるように、その軸棒には、平板鍵の場
合、いくつかの制御穴のために利用できる表面を決定す
る溝又は他の切抜き空所が必要である。従って、実際に
おいては、そのピンは軸棒のできるだけ前方の端に近く
配置しなければならない。そのルーズにスライドするこ
とのできるピンはほとんどの場合に一端において軸棒の
ところで突出しており、従って、ここでもその鍵は引っ
かかることがある。
達することができるように、その軸棒には、平板鍵の場
合、いくつかの制御穴のために利用できる表面を決定す
る溝又は他の切抜き空所が必要である。従って、実際に
おいては、そのピンは軸棒のできるだけ前方の端に近く
配置しなければならない。そのルーズにスライドするこ
とのできるピンはほとんどの場合に一端において軸棒の
ところで突出しており、従って、ここでもその鍵は引っ
かかることがある。
【０００６】この種類の鍵の１つが同様にヨーロツパ特
許２０２９４９号によつて公知となっている。ここで
は、その追加的タンブラは同様にその鍵の軸棒内で限定
的にスライド可能に収容されているピンによって所定位
置に着座し、それによってこの場合にも上述した欠点が
現れる。
許２０２９４９号によつて公知となっている。ここで
は、その追加的タンブラは同様にその鍵の軸棒内で限定
的にスライド可能に収容されているピンによって所定位
置に着座し、それによってこの場合にも上述した欠点が
現れる。
【０００７】本発明は上記した種類の錠及び旋回ロツク
シリンダにおいて、軸棒の外側面の上にその旋回ロツク
シリンダの中に配置されている傾斜道のための切抜き空
所を必要とせず、しかもそれにもかかわらず簡単に作製
でき、かつ複製に対して極めて安全なものを作り出すこ
とを目的とするものである。
シリンダにおいて、軸棒の外側面の上にその旋回ロツク
シリンダの中に配置されている傾斜道のための切抜き空
所を必要とせず、しかもそれにもかかわらず簡単に作製
でき、かつ複製に対して極めて安全なものを作り出すこ
とを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のごとき本発明の目
的は、本発明によれば、安全錠のための鍵及び旋回ロッ
クシリンダにおいて、鍵が、該鍵の軸棒に配置された少
なくとも１つの制御要素を有し、該制御要素は圧縮バネ
の弾発力に抗して半径方向に移動可能であり；そして旋
回ロックシリンダが回転子及び固定子を有し、前記の回
転子は、いくつかのタンブラによる安全機構、及びこれ
に加えて、前記鍵の制御要素と協働する追加のタンブラ
が円錐状に形成された面を有し、かつ、前記固定子は内
側に上記面と嵌合する切抜き部を有して該切抜き部に前
記回転子の追加のタンブラが前記制御要素の作用によっ
て係合し、前記追加のタンブラは前記回転子が回転せし
められるとき前記圧縮バネの弾発力に抗して半径方向内
向きに動くことができ；前記回転ロックシリンダは内側
に前記の面に嵌合する穴を有する対向ボルトを含み、こ
れが前記追加のタンブラによって、回転子のロックが解
放される所定位置へもたらされるようにした上記安全錠
のための鍵及び旋回ロックシリンダである。
的は、本発明によれば、安全錠のための鍵及び旋回ロッ
クシリンダにおいて、鍵が、該鍵の軸棒に配置された少
なくとも１つの制御要素を有し、該制御要素は圧縮バネ
の弾発力に抗して半径方向に移動可能であり；そして旋
回ロックシリンダが回転子及び固定子を有し、前記の回
転子は、いくつかのタンブラによる安全機構、及びこれ
に加えて、前記鍵の制御要素と協働する追加のタンブラ
が円錐状に形成された面を有し、かつ、前記固定子は内
側に上記面と嵌合する切抜き部を有して該切抜き部に前
記回転子の追加のタンブラが前記制御要素の作用によっ
て係合し、前記追加のタンブラは前記回転子が回転せし
められるとき前記圧縮バネの弾発力に抗して半径方向内
向きに動くことができ；前記回転ロックシリンダは内側
に前記の面に嵌合する穴を有する対向ボルトを含み、こ
れが前記追加のタンブラによって、回転子のロックが解
放される所定位置へもたらされるようにした上記安全錠
のための鍵及び旋回ロックシリンダである。
【０００９】
【作用】本発明における鍵においては、その制御要素は
外側がこの鍵の狭幅側の側面と正確に整列しており、そ
れによってこのような鍵は制御要素を有しないそのよう
な鍵とは詳細に見た時にのみ区別できる。複製された鍵
において対応する制御要素を有しないときは、その鍵の
軸棒を鍵溝の中へ挿入したときに回転子のタンブラが半
径方向外向きにロツク位置へ動かされる。ここで、その
回転子は旋回できず、従って鍵は開けることができな
い。
外側がこの鍵の狭幅側の側面と正確に整列しており、そ
れによってこのような鍵は制御要素を有しないそのよう
な鍵とは詳細に見た時にのみ区別できる。複製された鍵
において対応する制御要素を有しないときは、その鍵の
軸棒を鍵溝の中へ挿入したときに回転子のタンブラが半
径方向外向きにロツク位置へ動かされる。ここで、その
回転子は旋回できず、従って鍵は開けることができな
い。
【００１０】鍵が制御要素の代わりにこの鍵の対応する
外面の上に或る穴を有しているときは回転子のタンブラ
は、このタンブラが回転子の特定的な旋回の後でその固
定子内の対向ボルトに到達したときにロツクシリンダを
ロツクする。次に、この対向ボルトは制御要素が存在し
ないために所定位置に着座せず、そして回転子の切抜き
部の中に嵌合することによって旋回ロックシリンダをロ
ツクしてしまう。
外面の上に或る穴を有しているときは回転子のタンブラ
は、このタンブラが回転子の特定的な旋回の後でその固
定子内の対向ボルトに到達したときにロツクシリンダを
ロツクする。次に、この対向ボルトは制御要素が存在し
ないために所定位置に着座せず、そして回転子の切抜き
部の中に嵌合することによって旋回ロックシリンダをロ
ツクしてしまう。
【００１１】旋回ロツクシリンダは比較的単純であり、
従って低い経費で作製することができる。固定子におけ
る追加的な各手段は比較的簡単であり、と言うのはこの
固定子の内側表面の上に円錐状の陥凹部を加工形成しな
ければならないだけだからである。回転子のタンブラは
この回転子の盲穴の中にバネ付勢されることなく半径方
向へスライドすることができるように案内されている簡
単なボルトであることができる。
従って低い経費で作製することができる。固定子におけ
る追加的な各手段は比較的簡単であり、と言うのはこの
固定子の内側表面の上に円錐状の陥凹部を加工形成しな
ければならないだけだからである。回転子のタンブラは
この回転子の盲穴の中にバネ付勢されることなく半径方
向へスライドすることができるように案内されている簡
単なボルトであることができる。
【００１２】本発明の実施態様の１つによれば、その固
定子は或る挿入部材を有し、これがその制御要素と共働
するタンブラのための上述の切抜き部を有している。こ
の挿入部材は硬化鋼又は硬質金属から比較的簡単に作る
ことができ、それによってその旋回ロツクシリンダの無
理やりの開放に対する安全性が著しく改善される。本発
明の他の有利な種々の特徴は、固定子の空洞部の中に挿
入部材が嵌め込まれており、これが上記タンブラと共働
する切抜き部を有する。
定子は或る挿入部材を有し、これがその制御要素と共働
するタンブラのための上述の切抜き部を有している。こ
の挿入部材は硬化鋼又は硬質金属から比較的簡単に作る
ことができ、それによってその旋回ロツクシリンダの無
理やりの開放に対する安全性が著しく改善される。本発
明の他の有利な種々の特徴は、固定子の空洞部の中に挿
入部材が嵌め込まれており、これが上記タンブラと共働
する切抜き部を有する。
【００１３】また、挿入部材は硬化鋼又は硬質金属によ
りアーチ状に形成されており、また切抜き部が円錐形穴
である。タンブラがボルトであり、これがブッシュの中
にスライド可能に案内されている。鍵の軸棒が段付き貫
通孔を有し、この中に圧縮バネが挿入されており、これ
が対向する２個の制御要素を押圧する。段付き貫通孔の
中にスリーブが嵌め込まれており、この中で制御要素が
案内されている。制御要素がその内側にそれぞれ１個の
フランジを有し、これがその段部又はスリーブに当接す
る。制御要素はそれぞれ制御面を有し、これらが鍵の狭
幅側の側面と整列している。
りアーチ状に形成されており、また切抜き部が円錐形穴
である。タンブラがボルトであり、これがブッシュの中
にスライド可能に案内されている。鍵の軸棒が段付き貫
通孔を有し、この中に圧縮バネが挿入されており、これ
が対向する２個の制御要素を押圧する。段付き貫通孔の
中にスリーブが嵌め込まれており、この中で制御要素が
案内されている。制御要素がその内側にそれぞれ１個の
フランジを有し、これがその段部又はスリーブに当接す
る。制御要素はそれぞれ制御面を有し、これらが鍵の狭
幅側の側面と整列している。
【００１４】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明するが、本発明はこれのみに限定されるものでは
ない。図１は通常の鋼鉄スリーブ４及びハウジング５を
備えた固定子３を示すが、このハウジング５の中に回転
子１が旋回可能に収容されている。回転子１の鍵溝２の
中に挿入された鍵７によって、図示されていない通常の
いくつかのピンタンブラが所定位置に着座し、その際回
転子１はここには詳細には示されていない鍵の作動のた
めに旋回させることができる。これら通常のタンブラを
所定位置に着座させるためにその鍵穴は対応するいくつ
かの盲穴を有している。しかしながら、この鍵７はいわ
ゆる袋鍵であってもよく、その際この場合にはその旋回
ロツクシリンダは自明のように対応的に適合化されてい
る。
て説明するが、本発明はこれのみに限定されるものでは
ない。図１は通常の鋼鉄スリーブ４及びハウジング５を
備えた固定子３を示すが、このハウジング５の中に回転
子１が旋回可能に収容されている。回転子１の鍵溝２の
中に挿入された鍵７によって、図示されていない通常の
いくつかのピンタンブラが所定位置に着座し、その際回
転子１はここには詳細には示されていない鍵の作動のた
めに旋回させることができる。これら通常のタンブラを
所定位置に着座させるためにその鍵穴は対応するいくつ
かの盲穴を有している。しかしながら、この鍵７はいわ
ゆる袋鍵であってもよく、その際この場合にはその旋回
ロツクシリンダは自明のように対応的に適合化されてい
る。
【００１５】図５（ａ）、（ｂ）に示されるように、固
定子３のハウジング５は互いに蝋付けされたいくつかの
平板３０から作ることができる。平板３０は好ましくは
硬化鋼よりなるのがよい。ハウジング５の後方端にその
上部において円弧状の空洞部２９が設けてられており、
この中に好ましくは硬化鋼または硬質金属よりなる円弧
状の挿入部材６が嵌め込まれている。図４（ａ）、
（ｂ）に示すように、挿入部材６には角度αの円錐状の
盲孔もしくは切抜き部６ａを有し、該切抜き部６ａが回
転子１の追加のタンブラ１５と協働する。ハウジング５
は更に長手方向溝２５を有し、この中に公知のいくつか
のスライド部材１８、１９が嵌め込まれていて、該スラ
イド部材の中でハウジングのピンもしくは対向ボルト１
６、１７がバネ２０、２１と共に案内されている。この
ようなスライド部材は公知である。
定子３のハウジング５は互いに蝋付けされたいくつかの
平板３０から作ることができる。平板３０は好ましくは
硬化鋼よりなるのがよい。ハウジング５の後方端にその
上部において円弧状の空洞部２９が設けてられており、
この中に好ましくは硬化鋼または硬質金属よりなる円弧
状の挿入部材６が嵌め込まれている。図４（ａ）、
（ｂ）に示すように、挿入部材６には角度αの円錐状の
盲孔もしくは切抜き部６ａを有し、該切抜き部６ａが回
転子１の追加のタンブラ１５と協働する。ハウジング５
は更に長手方向溝２５を有し、この中に公知のいくつか
のスライド部材１８、１９が嵌め込まれていて、該スラ
イド部材の中でハウジングのピンもしくは対向ボルト１
６、１７がバネ２０、２１と共に案内されている。この
ようなスライド部材は公知である。
【００１６】図６（ａ）、（ｂ）に示されているよう
に、回転子１は半径方向穴２８を有しており、この中に
貫通孔１４を有するブッシュ１３が嵌め込まれている。
好ましくは硬化鋼より作られているこのブッシュ１３の
中に円筒状ボルトの形のタンブラ１５が半径方向へスラ
イド可能に案内されている。このタンブラ１５の半径方
向の外側端は円錐面１５ａを有し、円錐面１５ａは挿入
部材６の孔６ａに対して対応的に形成されている。タン
ブラ１５のもう一方の端に設けられた円筒状部分１５ｃ
はブッシュ１３の開口１４を通して突出させてある。図
１に示すように、鍵溝２の中に鍵７が挿入されている場
合に追加のタンブラ１５は制御要素１０によって、挿入
部材６に対して半径方向に外向きに押圧せしめられる。
に、回転子１は半径方向穴２８を有しており、この中に
貫通孔１４を有するブッシュ１３が嵌め込まれている。
好ましくは硬化鋼より作られているこのブッシュ１３の
中に円筒状ボルトの形のタンブラ１５が半径方向へスラ
イド可能に案内されている。このタンブラ１５の半径方
向の外側端は円錐面１５ａを有し、円錐面１５ａは挿入
部材６の孔６ａに対して対応的に形成されている。タン
ブラ１５のもう一方の端に設けられた円筒状部分１５ｃ
はブッシュ１３の開口１４を通して突出させてある。図
１に示すように、鍵溝２の中に鍵７が挿入されている場
合に追加のタンブラ１５は制御要素１０によって、挿入
部材６に対して半径方向に外向きに押圧せしめられる。
【００１７】鍵７は好ましくは２つの制御要素９及び１
０を有し、該制御要素９及び１０は鍵７の軸棒の前方端
において貫通している段付き孔８の中に嵌め込まれてお
り、そしてこれらの制御要素９及び１０は、図１に示し
た位置において共通の圧縮バネ１２によって保持されて
いる。制御要素９及び１０はそれぞれ半径方向の外向き
に突出するフランジ９ａ及び１０ａを有する円筒状ピン
の形態になっている。フランジ９ａは段付き孔８の段部
８ａに当接し、それによってこの制御要素９が外側端に
おいて段付き孔８から突出するのを防止している。
０を有し、該制御要素９及び１０は鍵７の軸棒の前方端
において貫通している段付き孔８の中に嵌め込まれてお
り、そしてこれらの制御要素９及び１０は、図１に示し
た位置において共通の圧縮バネ１２によって保持されて
いる。制御要素９及び１０はそれぞれ半径方向の外向き
に突出するフランジ９ａ及び１０ａを有する円筒状ピン
の形態になっている。フランジ９ａは段付き孔８の段部
８ａに当接し、それによってこの制御要素９が外側端に
おいて段付き孔８から突出するのを防止している。
【００１８】制御要素１０のフランジ１０ａは段付き孔
８の中にプレス嵌めされているスリーブ１１に対応的に
当接している。明らかなように、要素９及び１０の制御
面９ｂ及び１０ｂは図１に示した位置において鍵７の狭
幅側の側面７ａと正確に整列している。それら要素９お
よび１０ならびに圧縮バネ１２を備えた機械的制御手段
は比較的簡単に作製することができ、そして確実に機能
する。制御要素９及び１０は圧縮バネ１２の弾発力に抗
して段付き孔８の中で限定的に内向きに動くことができ
る。この移動可能性の目的は、以下の作用機能の説明か
ら明らかである。
８の中にプレス嵌めされているスリーブ１１に対応的に
当接している。明らかなように、要素９及び１０の制御
面９ｂ及び１０ｂは図１に示した位置において鍵７の狭
幅側の側面７ａと正確に整列している。それら要素９お
よび１０ならびに圧縮バネ１２を備えた機械的制御手段
は比較的簡単に作製することができ、そして確実に機能
する。制御要素９及び１０は圧縮バネ１２の弾発力に抗
して段付き孔８の中で限定的に内向きに動くことができ
る。この移動可能性の目的は、以下の作用機能の説明か
ら明らかである。
【００１９】旋回ロツクシリンダを作動させるために鍵
７の軸棒は通常のようにその鍵溝２の中へ挿入される。
この場合に鍵の通常的ないくつかの穿孔によって、図示
されていない通常のタンブラが所定位置に着座する。図
１に示した位置においてそのタンブラ１５は更にその制
御要素１０によつて持ち上げられ、それによってこのも
のは挿入部材６の切抜き部６ａの中に嵌合する。鍵を回
した時に、タンブラ１５を対応的に持ち上げるのは対応
的に制御要素９である。
７の軸棒は通常のようにその鍵溝２の中へ挿入される。
この場合に鍵の通常的ないくつかの穿孔によって、図示
されていない通常のタンブラが所定位置に着座する。図
１に示した位置においてそのタンブラ１５は更にその制
御要素１０によつて持ち上げられ、それによってこのも
のは挿入部材６の切抜き部６ａの中に嵌合する。鍵を回
した時に、タンブラ１５を対応的に持ち上げるのは対応
的に制御要素９である。
【００２０】この時タンブラ１５及びその制御要素が圧
縮バネ１２の弾発力に抗して内向きに動くことができる
ので、そのタンブラ１５が切抜き部６ａの中に嵌合して
いるにもかかわらず回転子１は鍵とともに、例えば図１
において逆時計回り方向へ回転することができる。これ
は自明のように、切抜き部６ａ、また従って面１５ａが
円錐状に構成されているときにのみ可能である。回転子
１を旋回させたときにタンブラ１５は半時計方向の内向
きに平らな端面１５ｂが回転子１と固定子３との間の剪
断ライン２７に到達するまで動く。
縮バネ１２の弾発力に抗して内向きに動くことができる
ので、そのタンブラ１５が切抜き部６ａの中に嵌合して
いるにもかかわらず回転子１は鍵とともに、例えば図１
において逆時計回り方向へ回転することができる。これ
は自明のように、切抜き部６ａ、また従って面１５ａが
円錐状に構成されているときにのみ可能である。回転子
１を旋回させたときにタンブラ１５は半時計方向の内向
きに平らな端面１５ｂが回転子１と固定子３との間の剪
断ライン２７に到達するまで動く。
【００２１】次に、その旋回ロツクシリンダを可動の制
御要素のない鍵により作動させようとした場合には、回
転子１は通常のタンブラが所定位置に着座しているとき
にもそのタンブラ１５によってロツクされ、と言うのは
このタンブラ１５が鍵の軸棒に当接して半径方向の内向
きに後退することができないからである。この時、その
挿入部材６、タンブラ１５及びブッシュ１３が硬質材
料、例えば硬化鋼よりなる時は、回転子１を旋回させる
ことは無理やりにでも不可能であり、より大きな力を適
用した時には、鍵の握り部だけがねじ曲げられる。
御要素のない鍵により作動させようとした場合には、回
転子１は通常のタンブラが所定位置に着座しているとき
にもそのタンブラ１５によってロツクされ、と言うのは
このタンブラ１５が鍵の軸棒に当接して半径方向の内向
きに後退することができないからである。この時、その
挿入部材６、タンブラ１５及びブッシュ１３が硬質材
料、例えば硬化鋼よりなる時は、回転子１を旋回させる
ことは無理やりにでも不可能であり、より大きな力を適
用した時には、鍵の握り部だけがねじ曲げられる。
【００２２】制御要素９及び１０の代わりに図３に示す
ように鍵２４が対応的位置に穴３３を有する時は、タン
ブラ１５は挿入部材１６と係合せず、そして残余の各タ
ンブラがロック解放の所定位置に着座しているときは、
対応的に回転子１は一時的に旋回させることができる。
しかしながらこの場合に、回転子１を時計回り方向又は
逆時計回り方向へ９０度旋回させた後で、対向ボルト１
６がスリーブ１３の中へ落ち込んでその旋回ロックシリ
ンダをロックする。この場合に回転子１はこの鍵が施錠
解除される位置へ旋回させることはできない。
ように鍵２４が対応的位置に穴３３を有する時は、タン
ブラ１５は挿入部材１６と係合せず、そして残余の各タ
ンブラがロック解放の所定位置に着座しているときは、
対応的に回転子１は一時的に旋回させることができる。
しかしながらこの場合に、回転子１を時計回り方向又は
逆時計回り方向へ９０度旋回させた後で、対向ボルト１
６がスリーブ１３の中へ落ち込んでその旋回ロックシリ
ンダをロックする。この場合に回転子１はこの鍵が施錠
解除される位置へ旋回させることはできない。
【００２３】旋回シリンダのために設けられた本発明に
よる鍵７を用いた場合には、対向ボルト１６はタンブラ
１５によって所定位置に着座し、そして回転子１はそれ
により錠がはずれている位置まで９０度よりも更に旋回
させることができる。タンブラ１５が対向ボルト１６を
所定位置へ着座させることができるように、圧縮バネ１
２は対向ボルト１６を半径方向の内向きに押圧する圧縮
バネ２０よりも強力に構成されている。通常と同様に、
この対向ボルト１６はタンブラ１５の面１５ａに対して
対応的に構成されている円錐形の穴２３を有している。
よる鍵７を用いた場合には、対向ボルト１６はタンブラ
１５によって所定位置に着座し、そして回転子１はそれ
により錠がはずれている位置まで９０度よりも更に旋回
させることができる。タンブラ１５が対向ボルト１６を
所定位置へ着座させることができるように、圧縮バネ１
２は対向ボルト１６を半径方向の内向きに押圧する圧縮
バネ２０よりも強力に構成されている。通常と同様に、
この対向ボルト１６はタンブラ１５の面１５ａに対して
対応的に構成されている円錐形の穴２３を有している。
【００２４】穴２２及び圧縮バネ２１を備えた向かい合
って配置された対向ボルト１７は全く同じ機能を実現す
る。図２は対向ボルト１６が回転子１の対応的な旋回位
置においてそのタンブラ１５によってどのようにして所
定位置に着座するかを示す。回転子１をこの位置から例
えば逆時計回り方向へ更に旋回させた場合にそのタンブ
ラ１５は再び半径方向の内向きに後退し、その際、制限
要素１０も対応的に圧縮バネ１２の弾発力に抗して内向
きに動かされる。
って配置された対向ボルト１７は全く同じ機能を実現す
る。図２は対向ボルト１６が回転子１の対応的な旋回位
置においてそのタンブラ１５によってどのようにして所
定位置に着座するかを示す。回転子１をこの位置から例
えば逆時計回り方向へ更に旋回させた場合にそのタンブ
ラ１５は再び半径方向の内向きに後退し、その際、制限
要素１０も対応的に圧縮バネ１２の弾発力に抗して内向
きに動かされる。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述したように、制御要素を備えて
いない鍵の場合には回転子はそのタンブラによってロツ
クされるが、本発明による鍵を用いた場合には回転子は
旋回することができ、その際タンブラは切抜き部から持
ち上げられて制御要素は半径方向内向きに動かされ、そ
して例えば９０度旋回した後に固定子の対向ボルトがタ
ンブラによつて所定位置に着座するが、制御要素のない
回転子では対向ボルトによって回転子はロツクされる。
いない鍵の場合には回転子はそのタンブラによってロツ
クされるが、本発明による鍵を用いた場合には回転子は
旋回することができ、その際タンブラは切抜き部から持
ち上げられて制御要素は半径方向内向きに動かされ、そ
して例えば９０度旋回した後に固定子の対向ボルトがタ
ンブラによつて所定位置に着座するが、制御要素のない
回転子では対向ボルトによって回転子はロツクされる。
【図１】鍵の差し込まれている旋回ロツクシリンダの要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図２】回転子を９０度旋回させた後の状態を示す旋回
ロツクシリンダの要部を示す断面図である。
ロツクシリンダの要部を示す断面図である。
【図３】制御要素を備えていない鍵を用いたときの図２
に対応する断面図である。
に対応する断面図である。
【図４】（ａ）は挿入部材の平面図であり、（ｂ）は
（ａ）のＩＶｂ−ＩＶｂ線に沿う断面図である。
（ａ）のＩＶｂ−ＩＶｂ線に沿う断面図である。
【図５】（ａ）は（ｂ）のＶａ−Ｖａ線に沿って切断し
て見た固定子ハウジングの平面図であり、（ｂ）は固定
子の断面図である。
て見た固定子ハウジングの平面図であり、（ｂ）は固定
子の断面図である。
【図６】（ａ）は（ｂ）のＶＩａ−ＶＩａ線に沿って切
断した断面図であり、（ｂ）は固定子の平面図である。
断した断面図であり、（ｂ）は固定子の平面図である。
【図７】（ａ）は鍵の部分平面図であり、（ｂ）は
（ａ）のＶＩＩｂ−ＶＩＩｂ線に沿って切断した断面図
である。
（ａ）のＶＩＩｂ−ＶＩＩｂ線に沿って切断した断面図
である。
１ 回転子 ３ 固定子 ６ 挿入部材 ６ａ 切抜き部 ７ 鍵 ７ａ 狭幅側側面 ８ 段付き貫通孔 ８ａ 段部 ９、１０ 制御要素 ９ｂ、１０ｂ 制御面 １１ スリーブ １３ ブッシュ １５ タンブラ １６ 対向ボルト ２９ 空洞部
Claims (10)
- 【請求項１】 安全錠のための鍵及び旋回ロックシリン
ダにおいて、 ａ）鍵（７）が、該鍵の軸棒に配置された少なくとも１
つの制御要素（９，１０）を有し、該制御要素（９，１
０）は圧縮バネ（１２）の弾発力に抗して半径方向に移
動可能であり；そして ｂ）旋回ロックシリンダが回転子（１）及び固定子
（３）を有し、前記の回転子（１）は、いくつかのタン
ブラによる安全機構、及びこれに加えて、前記鍵（７）
の制御要素（９，１０）と協働する追加のタンブラ（１
５）が円錐状に形成された面（１５ａ）を有し、かつ、
前記固定子（３）は内側に上記面（１５ａ）と嵌合する
切抜き部（６ａ）を有して該切抜き部（６ａ）に前記回
転子の追加のタンブラ（１５）が前記制御要素（９，１
０）の作用によって係合し、前記追加のタンブラ（１
５）は前記回転子（１）が回転せしめられるとき前記圧
縮バネ（１２）の弾発力に抗して半径方向内向きに動く
ことができ；ｃ ）前記回転ロックシリンダは内側に前記の面（１５
ａ）に嵌合する穴（２２）を有する対向ボルト（１６）
を含み、これが前記追加のタンブラ（１５）によって、
回転子のロックが解放される所定位置へもたらされるよ
うにしたことを特徴とする、上記安全錠のための鍵及び
旋回ロックシリンダ。 - 【請求項２】 前記追加のタンブラ（１５）と協働する
切抜き部（６ａ）を有する挿入部材（６）は前記固定子
（３）の空洞部（２９）に挿入されることを特徴とする
請求項１に記載の鍵及び旋回ロツクシリンダ。 - 【請求項３】 前記挿入部材（６）は硬化鋼または硬質
金属から作られることを特徴とする請求項２に記載の鍵
及び旋回ロツクシリンダ。 - 【請求項４】 前記挿入部材（６）は円弧状に構成され
ることを特徴とする請求項２に記載の鍵及び旋回ロツク
シリンダ。 - 【請求項５】 前記切抜き部（６ａ）は円錐形状の穴で
あることを特徴とする請求項１に記載の鍵及び旋回ロツ
クシリンダ。 - 【請求項６】 前記追加のタンブラ（１５）は移動可能
にブッシュ（１３）の中に案内されるボルト状であるこ
とを特徴とする請求項１に記載の鍵及び旋回ロツクシリ
ンダ。 - 【請求項７】 前記鍵（７）の軸棒は連続する段付き孔
（８）を有し、該段付き孔（８）内には２つの対向する
制御要素（９，１０）に作用する圧縮バネ（ １２）が挿
入されることを特徴とする請求項１に記載の鍵及び旋回
ロツクシリンダ。 - 【請求項８】 前記段付き孔（８）の中にスリーブ（１
１）が挿入され、そして前記制御要素の一方（１０）が
前記スリーブ（１１）内に案内されることを特徴とする
請求項７に記載の鍵及び旋回ロツクシリンダ。 - 【請求項９】 各制御要素（９，１０）は内方端におい
てそれぞれフランジ（９ａ，１０ａ）を有し、該フラン
ジ（９ａ，１０ａ）が前記段付き孔（８）の段部（８
ａ）及びスリーブ（１１）に接触することを特徴とする
請求項８に記載の鍵及び旋回ロツクシリンダ。 - 【請求項１０】 前記制御要素（９，１０）は制御面
（９ｂ，１０ｂ）を有し、該制御面（９ｂ，１０ｂ）が
前記鍵（７）の狭幅側の側面（７ａ）と整列しているこ
とを特徴とする請求項７に記載の鍵及び旋回ロツクシリ
ンダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH975/93-7 | 1993-03-30 | ||
| CH00975/93A CH686969A5 (de) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | Schluessel und Drehschliesszylinder fuer ein Sicherheitsschloss. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113363A JPH07113363A (ja) | 1995-05-02 |
| JP3109787B2 true JP3109787B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=4199564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06052216A Expired - Fee Related JP3109787B2 (ja) | 1993-03-30 | 1994-03-23 | 安全錠のための鍵及び旋回ロツクシリンダ |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5457974A (ja) |
| EP (1) | EP0621384B1 (ja) |
| JP (1) | JP3109787B2 (ja) |
| AT (1) | ATE184359T1 (ja) |
| CA (1) | CA2116835C (ja) |
| CH (1) | CH686969A5 (ja) |
| DE (1) | DE59408708D1 (ja) |
| DK (1) | DK0621384T3 (ja) |
| ES (1) | ES2138057T3 (ja) |
| FI (1) | FI113078B (ja) |
| GR (1) | GR3031605T3 (ja) |
| SG (1) | SG45194A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH695574A5 (de) * | 1995-08-11 | 2006-06-30 | Ernst Keller | Zuhaltung für federbelastete Montage in einem Drehschliesszylinder für ein Sicherheitsschloss. |
| US5966971A (en) * | 1995-09-15 | 1999-10-19 | Keller; Ernst | Lock bolt |
| ES2138488B1 (es) * | 1996-04-18 | 2000-05-16 | Talleres Escoriaza Sa | Sistema de llave irreproducible y cilindro de combinacion para la misma. |
| DE19654136C2 (de) * | 1996-12-23 | 1999-11-18 | Schulte C E Gmbh | Schließzylinder |
| ITTO980491A1 (it) * | 1998-06-05 | 1999-12-05 | Mottura Serrature Di Sicurezza | Serratura a cilindro. |
| US6257033B1 (en) * | 1999-03-08 | 2001-07-10 | Moshe Dolev | Cylinder lock with rotatable pins |
| ITBO20020213A1 (it) * | 2002-04-19 | 2003-10-20 | Cisa Spa | Serratura a cilindro e relativa chiave |
| ES2269992T3 (es) | 2002-07-24 | 2007-04-01 | Ernst Keller | Llave de seguridad y cilindro de cierre. |
| US20060096345A1 (en) * | 2004-08-05 | 2006-05-11 | Rick Chen | Safety cylinder assembly for lock |
| DE102005037196B4 (de) * | 2005-08-06 | 2007-10-11 | Geminy Solutions Ag | Schließzylinder, insbesondere Profilzylinder, für eine Schließvorrichtung wie z.B. ein Türschloss |
| ES2300165B1 (es) * | 2005-09-06 | 2009-05-12 | Talleres De Escoriaza, S.A. | Sistema de llave y cerradura de seguridad frente a su reproduccion fraudulenta. |
| CN101936093B (zh) * | 2010-09-03 | 2012-07-25 | 宁波市鄞州剑均机械科技有限公司 | 弹子锁 |
| IL211697A (en) * | 2011-03-13 | 2015-02-26 | Mul T Lock Technologies Ltd | A locking element with a moving element |
| CN102535968B (zh) * | 2012-01-18 | 2014-12-10 | 中山市基信锁芯有限公司 | 一种锁芯 |
| WO2013169760A1 (en) * | 2012-05-08 | 2013-11-14 | Schlage Lock Company Llc | Variable section key and lock |
| US9045915B2 (en) | 2013-01-04 | 2015-06-02 | Medeco Security Locks, Inc. | Key with movable element disposed within key blade |
| WO2015000966A1 (de) * | 2013-07-03 | 2015-01-08 | Ernst Keller | Schlüssel und drehschliesszylinder |
| HUE031602T2 (en) | 2013-07-10 | 2017-07-28 | Assa Abloy (Schweiz) Ag | Cylinder lock and key |
| US9359793B2 (en) | 2013-10-03 | 2016-06-07 | Medeco Security Locks, Inc. | Cylinder lock with internal slider and key therefore |
| EP2984260B1 (en) * | 2013-10-25 | 2018-04-11 | Cisa S.p.a. | Cylinder lock and associated key |
| USD825314S1 (en) | 2015-12-22 | 2018-08-14 | Assa Abloy (Schweiz) Ag | Shaft of a key |
| US10988958B2 (en) * | 2018-12-14 | 2021-04-27 | Marc Alan Newman | Rotating pin key lock |
| AU2020356939A1 (en) | 2019-10-03 | 2022-05-19 | Assa Abloy High Security Group Inc. | Key blank with movable element, corresponding key and corresponding lock plug and lock assembly |
| CH717636B1 (de) | 2021-02-22 | 2022-01-31 | Assa Abloy Schweiz Ag | Schlüssel, Kombination aus Schlüssel und Schliesszylinder. |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB692216A (en) * | 1949-10-25 | 1953-06-03 | Concreta Inst Reg Treuunterneh | Safety-lock and key |
| JPS5137996B2 (ja) * | 1973-04-26 | 1976-10-19 | ||
| AT371196B (de) * | 1979-11-28 | 1983-06-10 | Evva Werke | Schloss mit einem zylinderkern und einem zylindergehaeuse |
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| FR2561294B1 (fr) * | 1984-03-14 | 1986-10-03 | Vachette Sa | Cle a poussoir mobile, barillet de surete pour ladite cle, et serrure equipee d'un tel barillet |
| ES8503771A1 (es) * | 1984-05-18 | 1985-04-01 | Talleres Escoriaza Sa | Sistema de llave para cerraduras |
| DE3518743A1 (de) * | 1985-05-24 | 1986-11-27 | DOM-Sicherheitstechnik GmbH & Co KG, 5040 Brühl | Aus schliesszylinder und flachschluessel bestehende schliesseinrichtung |
| FR2619149B1 (fr) * | 1987-08-05 | 1993-09-03 | Vachette Sa | Cle a poussoir translatable, barillet de surete pour une telle cle, et serrure equipee d'un tel barillet |
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-
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-
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- 1999-10-21 GR GR990402701T patent/GR3031605T3/el unknown
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