JPH07957B2 - 空転型シリンダー錠装置 - Google Patents

空転型シリンダー錠装置

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JPH07957B2
JPH07957B2 JP6883289A JP6883289A JPH07957B2 JP H07957 B2 JPH07957 B2 JP H07957B2 JP 6883289 A JP6883289 A JP 6883289A JP 6883289 A JP6883289 A JP 6883289A JP H07957 B2 JPH07957 B2 JP H07957B2
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JP
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rotor
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locking
pin
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知幸 八幡
吉康 田村
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/04Devices for coupling the turning cylinder of a single or a double cylinder lock with the bolt operating member
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0057Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with increased picking resistance
    • E05B27/0075Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in with increased picking resistance by movable rotor elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B27/00Cylinder locks or other locks with tumbler pins or balls that are set by pushing the key in
    • E05B27/0082Side bar locking

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、正規の鍵以外のピッキング用具を挿入したと
きにはローターが空転するだけあって、施錠部材を解錠
位置に何等移動させることができない空転型シリンダー
錠装置に関するものである。
[従来の技術] 特開昭63-312477号公報に開示された従来の空転型シリ
ンダー錠装置では、鍵をロータに挿入した後、鍵を押し
てローターを外筒に対して所定ストロークだけ後退させ
て、施錠用内筒の連動部のローター側の連動部とを係合
させると共に、この係合が解錠されないようにローター
を当該後退位置に押圧維持しながら鍵を回す必要があ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら一般の鍵装置では、鍵をローターに装置し
た後、鍵を何等押圧することなく、単に当該挿入位置で
回すだけでよいのが普通の操作形態であるため、上記の
ように鍵を押圧しながら回すさなければならない特異な
操作形態は、使用者に余分な負担と戸惑いを与えるもの
であり、また、正規の鍵を使用したにも拘わらず、ロー
ターを十分に押込み後退させないまま鍵を回した結果、
施錠を解除できなかった者は、それが誤操作によるもの
とは知らずに、錠装置が故障しているものと誤解し、錠
装置の点検修理や交換などのクレームを申立てることが
ある。
従って本発明の目的は、正規の鍵を使用すれば一般の錠
装置と同様に鍵を挿入位置で単に回すだけで解錠操作で
きるため、使用者に何等の負担や戸惑い与えることがな
く、故障と誤信することによる各種のクレームをなくす
ことができる空転型シリンダー錠装置を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本発
明の空転型シリンダー錠装置は、外筒1の内側に施錠用
内筒2を回転可能に嵌合し、内筒2の内側にローター3
を回転可能に嵌合し、ローター3の軸方向に鍵孔4を設
け、ローター3に該鍵孔4の内端縁部に連通する主ピン
孔5を半径方向に設け、ローター3に該主ピン孔5の中
間部に交差する副ピン孔6a,6bを横断方向に設け、該主
ピン孔5に求心方向にバネ7で付勢した従動ピン8を摺
動可能に嵌挿し、内端部が従動ピン8の側面に当接する
とき外端部がローター3の外周面3aと内筒2の内周面2b
とのシャーライン上に来る駆動ピン9a,9bを該副ピン孔6
a,6bに摺動可能に嵌挿し、内筒2の内側面に該副ピン孔
6a,6bに連通する軸方向の受溝10a,10bを設け、該受溝10
a,10bにローター3に向ってバネ12で付勢したストッパ
一体11a,11bを嵌合し、ストッパー体11a,11bに設けた錠
止突起13a,13bの内端面を駆動ピン9a,9bの外端部に当接
させ、前記鍵孔4に挿入される鍵14の一側の端縁部に従
動ピン8の内端部に係合して従動ピン8を遠心方向に摺
動させる操作凹部15を設け、外筒1の内側面には内筒2
の前記受溝10a,10bに連通可能な位置にストッパー体11
a,11bの端部が係脱する錠止溝17a,17bを設け、駆動ピン
9a,9bの内端部が従動ピン8の側面凹部16に係合したと
き、ストッパー体11a,11bの端部が前記錠止溝17a,17bか
ら脱出すると共に、ストッパー体11a,11bが前記受溝10
a,10bと副ピン孔6a,6bに跨って係合するものである。
[作用] 第4図に示したようにローター3の鍵孔4から鍵14が抜
取られている施錠状態では、従動ピン8の外端部側面が
ローター3の副ピン孔6a,6bを閉塞する位置にあり、駆
動ピン9a,9bの内端部が従動ピン8の該側面に当接して
おり、内筒2の受溝10a,10bに係合したストッパー体11
a,11bの錠止突起13a,13bの内端部と該駆動ピン9a,9bの
外端部が、ローター3の外周面3aと内筒2の内周面2bと
のシャーライン上で当接しているので、内筒2とロータ
ー3は互いに連結されていない状態にある。
そのため、針金やドライバー等のピッキング用具をロー
ター3の鍵孔4に挿入してロータ3ーを回しても、回転
力は内筒2には一切伝達されず、ロータ3が空転するだ
けである。
また、内筒2の受溝10a,10bに係合しているストッパー
体11a,11bの端部が外筒1の錠止溝17a,17bに係合してい
ることによって、内筒2が該ストッパー体11a,11bを介
して外筒1に対し回転不能に錠止されている。そのた
め、ローター3にどのような力を与えても内筒2は何等
操作されることがなく、内筒2の後端部に装着した施錠
部材18は当該施錠位置に保持される。
第17図に示したように正規の鍵14をローター3の鍵孔4
に挿入すると、鍵14の操作凹部15によって従動ピン8が
バネ7の付勢に抗して遠心方向に摺動させられる。従動
ピン8の側面凹部16がローター3の副ピン孔6a,6bに対
面する位置に到達すると、バネ12の付勢によってストッ
パー体11a,11bの錠止突起13a,13bが副ピン孔6a,6bに突
入し、駆動ピン9a,9bの内端部が従動ピン8の側面凹部1
6に係合する。
この段階ではストッパー体11a,11bの本体部分が内筒2
の受溝10a,10bに係合して、錠止突起13a,13bがローター
3の副ピン孔6a,6bに係合することによって、ストッパ
ー体11a,11bがローター3と内筒2に跨って係合してい
るため、ローター3と内筒2は互いに連結されている。
また、ストッパー体11a,11bの端部が外筒1の錠止溝17
a,17bから脱出することによって、外筒1に対する内筒
2の錠止が解除されている。そのため、鍵14を所定方向
に回すと、内筒2はローター3と一体に回転操作され
る。施錠用内筒2の正逆回転によって、前記施錠部材18
は解錠位置または施錠位置に移動させられる。
第18図に示したように正規の鍵14以外のピッキング用具
19をローター3の鍵孔4に挿入したときには、従動ピン
8の側面凹部16の全体が副ピン孔6a,6bに正しく対面す
る位置まで移動しないので、駆動ピン9a,9bは依然とし
て従動ピン8の側面に当接している。そのため、駆動ピ
ン9a,9bの外端部と錠止突起13a,13bの内端部が、ロータ
ー3の外周面3aと内筒2の内周面2bとのシャーライン上
で当接しており、内筒2とローター3は互いに連結され
ていない状態にある。また、ストッパー体11a,11bの端
部が外筒1の錠止溝17a,17bに係合しているため、内筒
2は外筒1に対しえ錠止されている。従って該ピッキン
グ用具19でローター3をどのように回してもローター3
が空転するだけであり、施錠用内筒2は何等回転操作さ
れない。そのため、施錠部材18は施錠位置に保持され
る。
[実施例] 図示の実施例では、ローター3の主ピン孔5の内端部に
は鍵孔4との間に段差肩部41が設けられ、圧縮コイルバ
ネより成るバネ7で付勢された従動ピン8の内端部は該
肩部に当接している。3個の主ピン孔5の外端部に交差
する軸方向の連通溝20にはバネ受板21が嵌合され、ロー
ター3に加締め固着されている。側面凹部16は従動ピン
8の中間部周面に環状に形成されている。
副ピン孔6a,6bは主ピン孔5の左右両側に3個ずつ対称
的に設けられ、これに対応して内筒2の受溝10a,10bも
左右2個設けられている。内筒2の外周面には2個の半
環状細溝22が設けられ、該細溝22にはU型に曲げた線バ
ネより成る付勢用バネ12が挿入されている。左右2個の
ストッパー体11a,11bは断面半円形棒状の本体部分11Ma,
11Mbと該本体部分11Ma,11Mbと該本体部分11Ma,11Mbの円
弧面状側面に突設された3個の錠止突起13a,13bとから
成るものである。
内向きに復元力が作用するバネ12の左右先端部は各スト
ッパー体11a,11bの本体部分11Ma,11Mbの外側面に圧接し
ている。従動ピン8の内端部は半球面状に形成され、駆
動ピン9a,9bの内端部と外端部も半球面状に形成されて
いる。錠止突起13a,13bの内側面は円弧面に形成されて
いる。
外筒1は左右両側部を平坦に形成した後端小径筒部23を
扉パネル24の同形の透孔25に嵌挿し、該小径筒部23にナ
ット26を螺合することによって、扉パネル24に締付け固
着されている。ローター3は後端小径筒部27を内筒2の
中間底壁部28の中央孔29に嵌挿し、該小径筒部27の環状
溝30に止め輪31を嵌着されている。
内筒2は後端小径筒部32を外筒1の前記小径筒部23に嵌
挿し、該小径筒部32の環状溝33に止め輪34を嵌着するこ
とによって、外筒1に抜脱不能に装着されている。左右
両側部を平坦に形成した内筒の該小径筒部32には、平板
状の施錠部材18が同形の受孔35にて嵌合され、該小径筒
部32に螺合したボルト36によって内筒2に固着されてい
る。尚施錠部材18の形状構造と内筒2への取付形態は図
示のものにとくに限定されない。
ローター3には半径方向の盲孔37を設けてあり、該盲孔
37には圧縮コイルバネ38で遠心方向に付勢してデテント
用小球39を収容してある。該小球39はローター3の回転
に伴なって内筒2の内側面の受孔40に係脱する。
[発明の効果] 以上のように本発明の空転型シリンダー錠装置では、正
規の鍵14をローター3の鍵孔4に挿入すると、鍵14の操
作凹部15に押された従動ピン8が遠心方向に移動して駆
動ピン9a,9bの内端部が従動ピン8の側面凹部16に係合
して、ストッパー体11a,11bが内筒2の受溝10a,10bとロ
ーター3の副ピン孔6a,6bに跨って係合すると共に、ス
トッパー体11a,11bの端部が外筒1の錠止溝17a,17bから
脱出し、鍵14をそのまま所定方向に回すだけで施錠用内
筒2がローター3と一緒に解錠位置に回転するものであ
り、鍵14の押圧は全く必要がないため、操作形態は一般
の錠装置と同じであり、使用者に操作上の負担や戸惑い
を何等与えることがない。誰が使用しても常に的確に解
施錠操作でき、故障と誤解されるような不作動状態が発
生し得ないものであるから、誤解による点検修理等のク
レーム申立を受ける煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る空転型シリンダー錠装
置の施錠状態の正面図であり、第2図は該シリンダー錠
装置の背面図であり、第3図は第1図のA−A線断面図
であり、第4図は第3図のB−B線拡大断面図である。 第5図は該シリンダー錠装置の外筒の正面図であり、第
6図は第5図のC−C線断面図であり、第7図は該外筒
の背面図である。 第8図は該シリンダー錠装置の内筒の正面図であり、第
9図は第8図のD−D線断面図であり、第10図は該内筒
の背面図であり、第11図は該内筒の右側面図である。 第12図は該シリンダー錠装置のローターの正面図であ
り、第13図は第12図のE−E線断面図であり、第14図は
該ローターの平面図であり、第15図は該ローターの底面
図であり、第16図は第13図のF−F線拡大断面図であ
る。 第17図は鍵挿入時における第4図に対応した断面図であ
り、第18図はピッキング用具挿入時における第4図に対
応した断面図であり、第19図は第3図のG−G線断面図
である。 1……外筒、2……施錠用内筒、3……ローター、4…
…鍵孔、5……主ピン孔、6a,6b……副ピン孔、7……
付勢用バネ、8……従動ピン、9a,9b……駆動ピン、10
a,10b……受溝、11a,11b……ストッパー体、12……付勢
用バネ、13a,13b……錠止突起、14……鍵、15……操作
凹部、16……側面凹部、17a,17b……錠止溝、18……施
錠部材、19……ピッキング用具、20……連通溝、21……
バネ受板、22……細溝、23……小径筒部、24……扉パネ
ル、25……透孔、26……ナット、27……小径筒部、28…
…中間底壁部、29……中央孔、30……環状溝、31……止
め輪、32……小径筒部、33……環状溝、34……止め輪、
35……受孔、36……ボルト、37……盲孔、38……付勢用
バネ、39……小球、40……受孔、41……段差肩部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒1の内側に施錠用内筒2を回転可能に
    嵌合し、内筒2の内側にローター3を回転可能に嵌合
    し、ローター3の軸方向に鍵孔4を設け、ローター3に
    該鍵孔4の内端縁部に連通する主ピン孔5を半径方向に
    設け、ローター3に該主ピン孔5の中間部に交差する副
    ピン孔6a,6bを横断方向に設け、該主ピン孔5に求心方
    向にバネ7で付勢した従動ピン8を摺動可能に嵌挿し、
    内端部が従動ピン8の側面に当接するとき外端部がロー
    ター3の外周面3aと内筒2の内周面2bとのシャーライン
    上に来る駆動ピン9a,9bを該副ピン孔6a,6bに摺動可能に
    嵌挿し、内筒2の内周面に該副ピン孔6a,6bに連通する
    軸方向の受溝10a,10bを設け、該受溝10a,10bにローター
    3に向ってバネ12で付勢したストッパー体11a,11bを嵌
    合し、ストッパー体11a,11bに設けた錠止突起13a,13bの
    内端面を駆動ピン9a,9bの外端部に当接させ、前記鍵孔
    4に挿入される鍵14の一側の端縁部に従動ピン8の内端
    部に係合して従動ピン8を遠心方向に摺動させる操作凹
    部15を設け、外筒1の内側面には内筒2の前記受溝10a,
    1bに連通可能な位置にストッパー体11a,11bの端部が係
    脱する錠止溝17a,17bを設け、駆動ピン9a,9bの内端部が
    従動ピン8の側面凹部16に係合したとき、ストッパー体
    11a,11bが前記受溝10a,11bと副ピン孔6a,6bに跨って係
    合すると共に、ストッパー体11a,11bの端部が前記錠止
    溝17a,17bから脱出する空転型シリンダー錠装置。
JP6883289A 1989-03-20 1989-03-20 空転型シリンダー錠装置 Expired - Lifetime JPH07957B2 (ja)

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DE1989609925 DE68909925T2 (de) 1989-03-20 1989-10-20 Schloss mit Kern mit Leerlaufmöglichkeit.
EP19890119511 EP0388516B1 (en) 1989-03-20 1989-10-20 Lock with lock plug capable of idling
HK98105073A HK1006036A1 (en) 1989-03-20 1998-06-09 Lock with lock plug capable of idling

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JPH02248586A JPH02248586A (ja) 1990-10-04
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EP0388516A2 (en) 1990-09-26
HK1006036A1 (en) 1999-02-05
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EP0388516A3 (en) 1991-03-20
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