JP3109711B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3109711B2 JP06267900A JP26790094A JP3109711B2 JP 3109711 B2 JP3109711 B2 JP 3109711B2 JP 06267900 A JP06267900 A JP 06267900A JP 26790094 A JP26790094 A JP 26790094A JP 3109711 B2 JP3109711 B2 JP 3109711B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変更可能な複数のパラ
メータを設けたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置には、個々のフ
ァクシミリ装置の動作を変更するために、装置の動作を
設定するための変更可能な複数のパラメータが設けられ
ている。そして、これらパラメータには、例えば、送信
原稿のサイズ、日付の表示形式、エラーコレクション訂
正モードなど、ユーザが自由に変更できるユーザ用のパ
ラメータと、通信回線への出力レベルなど、ユーザによ
る変更が禁止され、サービスマンが特殊な操作を行い、
あるいはパスワードを入力した場合のみ変更できるサー
ビスマン用のパラメータとがある。各パラメータは、ユ
ーザ用のパラメータと、サービスマン用のパラメータと
に固定して割り振られていることから、サービスマン用
のパラメータであるパラメータをユーザ用のパラメータ
にしてほしいというユーザからの要望に対応するために
は、プグラムの大幅な修正が必要になり、製造コストが
上昇する。このような要望は装置の使用国などにより様
々である。そこでユーザが変更できるユーザパラメータ
とサービスマン用のパラメータとをフラグによって識別
できるようにした装置がある(特開平6−28128号
公報)。これにより、ユーザの要望に、フラグの設定を
変更することで容易に対応できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置でも、ユーザがサービスマン用のパラメータの内容
の変更を希望した場合は、サービスマンに連絡して、パ
ラメータの内容を変更してもらう必要がある。しかし、
従来の装置では、サービスマン用のパラメータの内容を
変更するためには、サービスマンは、所望のパラメータ
に対し、一旦ロックを解除し内容を変更した後、再びロ
ック状態とするなどの煩雑な操作が必要となる。内容を
変更するパラメータが多くなれば、ますます煩雑さは顕
著となる。
【0004】また、ユーザ用のパラメータの内容変更の
際の手順と、サービスマン用のパラメータの内容変更の
際の手順が異なることから、サービスマンは、内容変更
しようとしているパラメータが、どちらのパラメータか
を、気にしながら作業をする必要がありわずらわしいも
のであった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ユーザ用のパラメータとサービスマン用のパラメ
ータとの設定をいずれも容易にできるファクシミリ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、動作を変更する複数のパラメータを記憶するパラ
メータ記憶手段と、前記各パラメータの変更を規制する
変更規制情報を記憶する規制情報記憶手段と、前記各パ
ラメータの変更を指示する操作手段と、前記変更規制情
報に従い前記各パラメータの変更の可否が決定される第
1のモード、および前記変更規制情報にかかわらず前記
各パラメータの変更が許可される第2のモードとを切り
替えるモード設定手段と、前記各変更規制情報および前
記各モードに従い、前記操作手段の指示した前記各パラ
メータを変更する制御手段とを具備したものである。
【0007】
【作用】本発明のファクシミリ装置では、パラメータ記
憶手段に記憶されたパラメータを変更することにより、
動作が変更される。操作手段によりパラメータの変更を
指示すると、第1のモードでは、各パラメータの変更規
制情報により変更が許可されている場合のみ、パラメー
タが変更され、各パラメータの変更規制情報により変更
が許可されていない場合は、パラメータは変更されな
い。モード設定手段により第2のモードに切り替える
と、変更規制情報にかかわらず、すべてのパラメータの
変更が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ装置の一実施例
の構成を図面を参照して説明する。
【0009】図1および図2において、1はファクシミ
リ装置で、このファクシミリ装置1は、図2に示すよう
に、外殻を構成するケース体2を有している。そして、
このケース体2の下部には、給紙カセット4が挿脱自在
に装着され、この給紙カセット4から、ケース体2の前
面に形成された記録紙排出口5まで、Uターンするよう
に記録紙通路が形成されている。そして、この記録紙通
路に沿って、図1に示す印刷機構部6を構成する電子写
真方式の印刷ユニットおよび定着ユニットが配置されて
おり、給紙カセット4に積層収納されたA4などの用紙
は、記録紙通路に1枚ずつ分離して繰り出され、印刷ユ
ニットを通過する際に感光ドラムからトナー像を転写さ
れ、定着ユニットを通過する際にこのトナー像が加熱定
着されて、記録紙排出口5から排出されるようになって
いる。
【0010】また、このケース体2の上面には、図1な
いし図3に示すように、モード設定手段を兼ねた操作手
段としてのキーボード7と、表示手段としての液晶ディ
スプレイ(LCD)8となどを備えたコントロールパネ
ル11が設けられている。さらに、図2に示すように、こ
のコントロールパネル11の後奥側に位置して、上部カバ
ー12が設けられ、この上部カバー12に、送信原稿をセッ
トする傾斜した原稿台14が形成されている。また、この
ケース体2の一側には、受話器16が載置される載置部17
が形成されている。そして、原稿台14に連続する原稿挿
入部18から、ケース体2の前面に開口する原稿排出口19
にかけて、送信原稿を搬送する原稿通路が設けられ、こ
の原稿通路に沿って、図1に示すように、送信原稿の存
在を検知する原稿検知センサ21、送信原稿の位置を検知
する原稿位置センサ22、送信原稿を搬送する原稿モータ
23、送信原稿を読み取るイメージセンサ24などが配置さ
れている。
【0011】さらに、ケース体2の内側には、ファクシ
ミリ装置1全体を制御する制御手段としてのCPU31が
設けられ、このCPU31のバスライン32に、上記のキー
ボード7、液晶ディスプレイ8、原稿検知センサ21、原
稿位置センサ22、原稿モータ23、およびイメージセンサ
24などが接続されている。また、このバスライン32に
は、パラメータ記憶手段としてのシステムRAM33、規
制情報記憶手段としてのROM34、図示しないトランス
などを介して公衆電話回線などの通信回線に接続される
モデム36、および送信原稿あるいは受信原稿などの画像
データを記憶する画像メモリ(DRAM)37などが接続
されている。
【0012】そして、コントロールパネル11のキーボー
ド7は、図3に示すように、テンキー41のほか、ファン
クションキー(FUNCTIONボタン)42、セレクトキー(SE
LECTボタン)43、スタートキー(START ボタン)44、お
よびストップキー(STOPボタン)45などが設けられてい
る。
【0013】また、システムRAM33は、バッテリなど
によりバックアップされ、ファクシミリ装置1の動作を
決定する複数のパラメータなどを記憶するようになって
いる一方、ROM34には、各パラメータの初期値を記憶
したパラメータデフォルトテーブルが格納されていると
ともに、各種の制御プログラムなどが格納されている。
【0014】すなわち、このファクシミリ装置1には、
ファクシミリ装置1の動作を設定する複数のパラメータ
が設けられており、各パラメータの値をROM34に格納
された初期値から変更することにより、ファクシミリ装
置1の動作を変更できるようになっている。
【0015】そして、これらパラメータは、例えば、図
4に示すように29種類ほど設けられており、それぞれ
2桁のオプションナンバー(パラメータ番号)、機能を
示す項目名、ファクシミリ装置1の動作を規定する変更
可能なデータであるステイタス(STATUS)を有し
ている。例えば、オプションナンバー00のパラメータ
の項目名はECM FUNCTION(エラーコレクション訂正モー
ド)で、ステイタスがオンの状態で回線のノイズを修正
し、オフの状態で回線のノイズを修正しないようファク
シミリ装置1を機能させる。また、オプションナンバー
04のPAPER SIZEは、送信原稿の用紙のサイズを設定す
るもので、A4などのサイズを選択できるようになって
いる。そして、オプションナンバー18のTRANSMIT LEV
ELは、回線への出力レベルを調整するもので、0dBから
15dBの値を選択できるが、出力が大きすぎると、回線
へ悪影響を与えるものである。さらに、オプションナン
バー28のDATE & TIME FORMATは、各国の形式に合わせ
て年月日の並び順を設定し、日付の形式を整えるもので
ある。
【0016】また、これらパラメータは、一般のユーザ
が自由に選択して変更できるユーザパラメータと、一般
のユーザには変更方法が知らされずサービスマンのみが
選択して変更できるサービスパラメータとのどちらかに
分類されるようになっている。さらに、これらパラメー
タを操作するモードとして、第1のモードとしてのユー
ザモード(ユーザパラメータ登録モード)と、第2のモ
ードとしてのサービスモード(サービスパラメータ登録
モード)とがあり、ファクシミリ装置1を通常使用する
際のモードであるユーザモードでは、ユーザパラメータ
のみの選択および変更が可能であり、特別な操作により
ユーザモードから切り換えられるサービスモードでは、
ユーザパラメータとサービスパラメータとの両者の選択
および変更が可能になっている。
【0017】そして、図4に示すリストは、サービスモ
ードにおいて出力されるパラメータのリストであり、ユ
ーザパラメータとサービスパラメータとの両者が記載さ
れ、実際に使用されていないオプションナンバーについ
て、“NOT USED”と表示されている。これに対
して、図5に示すリストは、ユーザモードにおいて出力
されるパラメータのリストであり、ユーザパラメータの
みが記載され、実際に使用されていないオプションナン
バーおよびサービスパラメータについて、“NOT U
SED”と表示され、変更のみならず選択もできないよ
うになっている。
【0018】そして、これらパラメータの初期値は、図
6および図7に示すように、ROM34内の所定のアドレ
スに設けられた、パラメータデフォルトテーブル(パラ
メータデフォルト情報格納エリア)に格納されており、
システムRAM33を初期化する際などに、ROM34から
システムRAM33に転送されるようになっている。ま
た、各パラメータは、それぞれ例えば2進数8桁のデー
タを有し、最上位のビット(B7)が、サービスパラメ
ータとユーザパラメータとを区別する変更規制情報とし
てのフラグになっている。すなわち、このフラグの値が
1のものが、サービスパラメータであり、このフラグの
値が0のものが、ユーザパラメータになっている。
【0019】次に、本実施例のユーザパラメータの変更
の操作手順を説明する。
【0020】まず、待機状態では、液晶ディスプレイ8
には、図8(a)に示すように、日付および時刻が所定
の形式で表示されている。そして、ユーザは、キーボー
ド7のファンクションキー42を所定回数押動し、図8
(b)に示すように、データの入力を促す表示を選択す
る。この状態で、セレクトキー43を所定回数押動し、図
8(c)に示すように、液晶ディスプレイ8のオプショ
ンの選択を促す表示を選択する。そして、この状態か
ら、スタートキー44を押動することにより、図8(d)
に示すように、液晶ディスプレイ8にオプションナンバ
ーの入力を促す表示がなされ、ユーザモードに入る。続
いて、0〜9のテンキー41を用いて2桁のパラメータナ
ンバーを指定する。ここで、例えば、“02”と入力す
ると、まず、図8(e)に示すように、入力したパラメ
ータナンバーが1秒間表示され、続いて、図8(f)に
示すように、該当するパラメータの項目が表示される。
そして、この状態で、セレクトキー43を押動することに
より、図8(g)に示すように、このパラメータの値を
変更し、ファクシミリ装置1の動作を設定できるように
なっている。そして、この状態で、スタートキー44を押
動することにより、設定が終了し、図8(h)に示すよ
うに、設定が終了した旨1秒間表示され、図8(i)に
示すように、次のオプションナンバーの入力を促す表示
がなされる。
【0021】次に、サービスパラメータの設定の操作手
順を説明する。
【0022】まず、待機状態では、液晶ディスプレイ8
には、図9(a)に示すように、日付および時刻が所定
の形式で表示されている。そして、サービスマンは、キ
ーボード7のファンクションキー42を所定回数押動し、
図9(b)に示すように、データの入力を促す表示を選
択する。この状態で、セレクトキー43を所定回数押動
し、図9(c)に示すように、“DIAGNOSTIC
S”(診断)の表示を選択する。そして、この状態か
ら、スタートキー44を押動することにより、図9(d)
に示すように、カーソルのみが表示されて、パスワード
の入力が可能になる。この状態から、0〜9のテンキー
41を用いて4桁の所定のパスワード、例えば、“123
4”を入力すると、図9(e)に示すように、入力した
パスワードが表示される。この状態で、スタートキー44
を押動すると、パスワードが正確であれば、サービスモ
ードに入り、すなわち、サービスモードに入ったことが
システムRAM33に記憶されるとともに、図9(f)に
示すように、サービスモードに入った旨が表示される。
続いて、スタートキー44を押動すると、図9(g)に示
すように、液晶ディスプレイ8に、ユーザモードのオプ
ションナンバーに相当するデータアドレスの入力を促す
表示がなされ、サービスモード中での設定作業に入る。
ここで、0〜9のテンキー41を用いて2桁のパラメータ
ナンバーを指定する。ここで、例えば、“11”を入力
すると、まず、図9(h)に示すように、入力したパラ
メータナンバーが1秒間表示され、続いて、図9(i)
に示すように、該当するパラメータの項目が表示され
る。そして、この状態で、セレクトキー43を押動するこ
とにより、図9(j)に示すように、このパラメータの
値を変更し、ファクシミリ装置1の動作を設定できるよ
うになっている。そして、この状態で、スタートキー44
を押動することにより、設定が終了し、図9(k)に示
すように、設定が終了した旨1秒間表示され、図9
(l)に示すように、次のオプションナンバーの入力を
促す表示がなされる。この状態から、他のパラメータを
変更することも可能であり、また、ストップキー45を押
動して、図9(m)に示すように、待機状態に復帰させ
ることもできるようになっている。
【0023】次に、上記のパラメータナンバーを入力す
る際のファクシミリ装置1の制御を図10のフローチャ
ートを参照して説明する。すなわち、図8(d)あるい
は図9(g)に示すように、パラメータナンバーの入力
待ちの状態(ステップ1)から、テンキー41による入力
があると、ROM34に記憶されたパラメータデフォルト
テーブルが参照され(ステップ2)、入力されたパラメ
ータナンバーのデフォルトテーブルの最上位ビットの値
が1であるか否かが判定される(ステップ3)。ここ
で、最上位ビットの値が1でなければ、無条件に登録済
みデータがシステムRAM33から読み出される(ステッ
プ4)。一方、ステップ3において、最上位ビットの値
が1であれば、現在サービスモードになっているか否か
が判定され(ステップ5)、サービスモードであれば登
録済みデータがシステムRAM33から読み出される(ス
テップ4)が、サービスモードでなければ、すなわち、
ユーザモードであれば、液晶ディスプレイ8に“NOT
USED”と表示して、パラメータナンバーの入力待
ちの状態(ステップ1)に復帰する。
【0024】また、ステップ4にて登録済みデータがシ
ステムRAM33から読み出された後は、液晶ディスプレ
イ8に、当該パラメータナンバーの項目名およびステイ
タスを表示し、データの変更操作の入力待ちになる(ス
テップ8)。この状態で、データ変更操作の入力がある
と、この入力に従って液晶ディスプレイ8の表示を更新
し、スタートキー44の押動待ちになる(ステップ1
0)。この状態で、スタートキー44が押動されると、変
更されたパラメータのデータをシステムRAM33に格納
し(ステップ11)、液晶ディスプレイ8にパラメータ
ナンバーの入力を促す表示を行い、パラメータナンバー
の入力待ちの状態(ステップ1)に復帰するようになっ
ている。
【0025】このように、本実施例のファクシミリ装置
1によれば、システムRAM33に記憶した各パラメータ
を変更することにより、ファクシミリ装置1の動作を変
更することができるようになっている。そして、これら
パラメータの選択、変更をするために、ユーザモードと
サービスモードとが設けられており、ユーザモードで
は、ユーザパラメータのみの選択および変更が可能にな
っているとともに、サービスモードでは、サービスパラ
メータのみならずユーザパラメータの選択および変更が
可能になっている。そこで、一般のユーザがキーボード
7を操作した際には、誤ってサービスパラメータを変更
してしまうことがなく、機器などに障害が生じることを
防止することができる。また、これに対して、調整など
を行うサービスマンは、サービスモードに入ることによ
り、サービスパラメータのみならずユーザパラメータを
選択および変更できるため、作業性を向上することがで
きる。
【0026】また、ユーザパラメータとサービスパラメ
ータとの割り振りは、各パラメータについて、それぞれ
ROM34のパラメータデフォルトテーブルに記憶された
フラグにより決定されるため、このROM34を交換など
してフラグを変更することにより、プログラムを大きく
変更することなく、ユーザパラメータとサービスパラメ
ータとを容易かつ自由に入れ替えることができる。そこ
で、各国対応や、客先の要望などによって、任意のパラ
メータをユーザパラメータあるいはサービスパラメータ
とすることができ、すなわち、ユーザモードでの各パラ
メータの選択変更の有効、無効を設定でき、各ユーザに
最適な操作環境を設定でき、ユーザがサービスモードで
作業する必要が生じることなども防止することができ
る。
【0027】さらに、パラメータデフォルトテーブルに
記憶された1ビットのフラグを判定することにより、ユ
ーザパラメータとサービスパラメータとの割り振りを決
定できるため、ユーザパラメータの登録モードとサービ
スパラメータの登録モードとを別々にプログラムする必
要がなく、プログラムの工数やメモリーの節約が可能に
なり、製造コストを低減することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のファクシミリ装置によれば、パ
ラメータ記憶手段に記憶された各パラメータを変更する
ことにより、ファクシミリ装置の動作を変更することが
できる。そして、操作手段によりパラメータの変更を指
示すると、第1のモードでは、各パラメータの変更規制
情報により変更が許可されている場合のみ、パラメータ
が変更され、各パラメータの変更規制情報により変更が
許可されていない場合は、パラメータが変更されないた
め、ユーザなどの一般の操作者に対して、所定のパラメ
ータを自由に変更させることができるとともに、他のパ
ラメータの変更を禁止して、誤った設定を防止すること
ができる。また、モード設定手段により第2のモードに
切り替えると、変更規制情報にかかわらず、すべてのパ
ラメータの変更が可能になるため、サービスマンなどの
特定の操作者に対して、容易にすべてのパラメータを変
更させることができる。さらに、規制情報記憶手段に記
憶された変更規制情報を変更することにより、各パラメ
ータについて、一般のユーザなどの操作者に変更を許可
するか否かを容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すハ
ードウェアブロック図である。
【図2】同上ファクシミリ装置の外観の斜視図である。
【図3】同上ファクシミリ装置のコントロールパネルの
正面図である。
【図4】同上ファクシミリ装置のサービスモードにおけ
るパラメータのリストの印字例である。
【図5】同上ファクシミリ装置のユーザモードにおける
パラメータのリストの印字例である。
【図6】同上ファクシミリ装置のパラメータ情報格納例
である。
【図7】同上ファクシミリ装置のROMのメモリマップ
図である。
【図8】同上ファクシミリ装置のユーザモードにおける
液晶ディスプレイの表示を示す説明図である。
【図9】同上ファクシミリ装置のサービスモードにおけ
る液晶ディスプレイの表示を示す説明図である。
【図10】同上ファクシミリ装置のパラメータの変更手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 7 モード設定手段を兼ねた操作手段としてのキーボ
ード 31 制御手段としてのCPU 33 パラメータ記憶手段としてのシステムRAM 34 規制情報記憶手段としてのROM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作を変更する複数のパラメータを記憶
    するパラメータ記憶手段と、 前記各パラメータの変更を規制する変更規制情報を記憶
    する規制情報記憶手段と、 前記各パラメータの変更を指示する操作手段と、 前記変更規制情報に従い前記各パラメータの変更の可否
    が決定される第1のモード、および前記変更規制情報に
    かかわらず前記各パラメータの変更が許可される第2の
    モードとを切り替えるモード設定手段と、 前記各変更規制情報および前記各モードに従い、前記操
    作手段の指示した前記各パラメータを変更する制御手段
    とを具備したことを特徴としたファクシミリ装置。
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