JP3109446U - ペットボトルのキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップ本体部12の側周面14に、滑り止め用のフィン16を4枚取り付けた第1のキャップ10。各フィン16は、キャップ本体部12の側周面14に対して垂直に取り付けられている。また、フィン16は、キャップ本体部12との接合部分16aからその先端部分16bにかけて均一の肉厚を備えるように構成されている。また、各フィン16は、キャップ本体部12の上端と下端を最短距離で結ぶ線αに沿って配置されている。各フィン16は、相互に等間隔をおいて配置されている。
【選択図】 図1
Description
このため、非特許文献1に示すように、ペットボトルを開けるための専用器具すら販売されている。
また、特許文献1には、ペットボトルのキャップに二等辺三角形の形状を呈した凸部を複数取り付けることにより、開けやすくした凸型キャップが開示されている。
らくらくオープナー[平成16年12月 7日検索] インターネットURL:http://www.giftit.adnis.com/novelty/product_info.php?p_id=805
これに対し、特許文献1の凸型キャップによれば、ユーザは特別な器具を用いることなく比較的容易にキャップを開けることが可能となる。
また、凸部の先端に向けて肉厚が徐々に薄くなる二等辺三角形の形状は、場合によっては指の滑りを助長するものであり、開封時の滑りを防止するという目的からは好ましくはないと言わざるを得ない。
上記滑り止め用のフィンは、キャップ本体部の側周面に対して垂直に取り付けられることが望ましい。
また、上記滑り止め用のフィンを、キャップ本体部との接合部分から先端部分にかけて均一の肉厚を備えるように構成することが望ましい。
上記滑り止め用のフィンは、例えばキャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線に沿って配置される。この場合、滑り止め用のフィンを、キャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線と等しい長さに形成することができるし、同線よりも短く形成することもできる。
上記滑り止め用のフィンは、相互に等間隔をおいて配置されることが望ましい。
しかも、各フィンは滑り止め防止の目的に適えばどのような構成でも良いため、その厚さや形状、枚数、配置方法を工夫することにより、形状の大型化や重量化、必要材料の増加を最小限に抑えることが可能となる。
キャップ本体部12と各フィン16は、一体成形されている。
また、各フィン16はキャップ本体部12の上端と下端を最短距離で結ぶ線αに沿って配置されており、この線αと等しい長さを備えている。
各フィン16の厚さや幅(側周面14からの突出量)に限定はないが、例えば厚さ1mm、幅1cmに形成される。
また、各フィン16は、キャップ本体部12の上面18の中心点からの放射線に沿って、換言すれば側周面14に対して垂直に立設されている。
この際、指がフィン16によってしっかりと固定され、梃子の原理が働くため力の弱い子供やお年寄りであっても容易かつ確実に第1のキャップ10を開けることが可能となる。
各フィン16は、キャップ本体部12との接合部分16aから先端部分16bにかけて等しい肉厚を備えており、上記のように側周面14に対して垂直に立設されているため、指が横滑りすることがなく、その滑り止め効果が確実に発揮される。
このようにフィン16の幅が第1のキャップ10に比べて狭くなっているため、指の滑り止め効果は若干低下するが、その分フィン16の耐久性を高めることができる。
また、フィン16の先端に丸味を持たせることにより、指が先端に掛った場合の安全性を担保している。
また、図4は他の例を示す側面図であり、この第4のキャップ26はフィン16の形状を台形状に成形した点に特徴を備えている。
この結果、フィン16の上端とキャップ本体部12の上端間、及びフィン16の下端とキャップ本体部12の下端間に、それぞれ僅かな隙間30、32が形成されているが、指の滑り止め効果に影響を与えることはない。
各フィン16は、必ずしも等間隔で配置させる必要もなく、若干の偏りが存在しても問題ない。
また、各フィン16を上記のようにキャップ本体部12の上端と下端を最短距離で結ぶ線α沿って配置させたり、キャップ本体部12の側周面14に対して垂直に立設させることが望ましいが、この考案はこれに限定されるものではない。
さらに、各フィン16の肉厚は上記のように均一であることが望ましいが、滑り止め効果を減殺しない程度であれば、肉厚に多少の不均一性が存在しても許容できる。
また、軽量化や省資源化を図る目的で、各フィンをメッシュ状(網目状)あるいは多孔板状に形成することもできる。
12 キャップ本体部
14 側周面
16 フィン
16a フィンの接合部分
16b フィンの先端部分
18 キャップ本体部の上面
20 キャップの付け根部
22 第2のキャップ
24 第3のキャップ
26 第4のキャップ
28 第5のキャップ
30 隙間
32 隙間
α キャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線
Claims (7)
- キャップ本体部の側周面に、滑り止め用のフィンを複数取り付けたことを特徴とするペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、キャップ本体部の側周面に対して垂直に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、キャップ本体部との接合部分から先端部分にかけて均一の肉厚を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、キャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、キャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線と等しい長さを備えていることを特徴とする請求項4に記載のペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、キャップ本体部の上端と下端を最短距離で結ぶ線よりも短い長さを備えていることを特徴とする請求項4に記載のペットボトルのキャップ。
- 上記滑り止め用のフィンが、相互に等間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のペットボトルのキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007437U JP3109446U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ペットボトルのキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007437U JP3109446U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ペットボトルのキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109446U true JP3109446U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007437U Expired - Lifetime JP3109446U (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | ペットボトルのキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3109446U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3193249U (ja) * | 2014-06-24 | 2014-09-25 | 喜一 鴻野 | ボトル(容器)の滑り止め付キャップ |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004007437U patent/JP3109446U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3193249U (ja) * | 2014-06-24 | 2014-09-25 | 喜一 鴻野 | ボトル(容器)の滑り止め付キャップ |
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