JP3123118U - リング型キャップ - Google Patents

Abstract

【課題】 プラスチック製ペットボトル等のキャップを、従来のキャップより少ない力で簡単に開閉蓋できるようにする。
【解決手段】 プラスチック製ペットボトル等のキャップ本体３の円柱形側面部分の上端と下端に、キャップ本体３の円周より大きなリング状を呈した上凸部１と下凸部２を取り付け、開蓋時に指を当てる部分を設定し力を入れやすくしたことと、断面が半円形であることを特徴とした上凸部１と下凸部２に指を密着させることにより、キャップと指との接触面積が増え摩擦力が大きくなることで、少しの力で簡単にキャップの開閉蓋ができる。
【選択図】 図１

Description

本考案は、プラスチック製ペットボトル等のキャップの形状に関する。

従来、販売されているプラスチック製ペットボトル等のキャップは、円柱形を呈し側面には滑り止めの縦筋だけがついているものである。

又、従来の考案には、図３に示すように、キャップの円柱形側面部分に、二等辺三角形の形状を呈した凸部を複数個所に取り付けたものがあるが、落下した場合凸部から接地すると、開蓋されてしまう欠点がある。

従来販売されているプラスチック製ペットボトル等のキャップは、指が滑り開け難く又、初めてキャップを開ける時には力を入れるところが固定されていないので、より強い力が必要となる。

特に、力の弱い児童、老人では力を必要とする最初の開蓋動作時では力を入れるところが特定されていないので、指が滑るなどから開け難く一層の力が必要である。

上記目的を達成する為に、本考案のリング型キャップは、従来のプラスチック製ペットボトル等のキャップの円柱形側面部分の上端と下端にそれぞれ、キャップ本体の円周より大きなリング状を呈した凸部を取り付けた。

本考案のリング型キャップは、キャップを開閉蓋する時はもちろん、特に初めてキャップを開蓋する時に力の弱い者でも、力むことなく開蓋できる効果がある。

本考案のリング型キャップは、図１、図２に示すように、従来のプラスチック製ペットボトル等のキャップ本体３の円柱形側面部分の上端と下端に、キャップ本体３の円周より大きなリング状を呈した上凸部１と下凸部２を取り付ける。

プラスチック製ペットボトル等のキャップを開ける時、本考案のリング型キャップを使用すれば、上凸部１と下凸部２の間に指を固定することができ、力を入れ易く確実に開蓋が可能である。

又、上凸部１と下凸部２に指を密着させることにより、キャップと指との接触面積が増え摩擦力が大きくなり、従来よりも少しの力で簡単に開蓋できる。

それに加え、キャップ本体３よりも大きな円周を持つ上凸部１を握ることでも、より少ない力での開閉蓋が可能である。

なお、上凸部１と下凸部２とキャップ本体３を一体成型することにより、低コストでの製造が可能となる。

斜視図 側面図 従来の考案によるキャップを示す斜視図

符号の説明

１ 上凸部
２ 下凸部
３ キャップ本体

Claims (2)

1. プラスチック製ペットボトル等のキャップの円柱形側面部分の上端と下端にそれぞれ、キャップ本体の円周より大きなリング状を呈した凸部を取り付け、キャップの開閉を簡易にできるようにしたリング型キャップ。
2. 前記凸部の断面は半円形であることを特徴とする請求項１に記載のリング型キャップ。
   

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