JP3109426U - 倍力はさみ - Google Patents

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Abstract

【課題】 円弧断面を有し且つ太さの異なる鋼線、ケーブル線などの線体を切断することができる倍力はさみを提供する。
【解決手段】 倍力はさみ10はふたつの握り柄20と、ふたつの切断刃30と、ひとつの連結接合装置40とを有する。ふたつの握り柄20は、それぞれその一端で以って一緒に回転接続されており、それらの握り柄20の相対する内側にはそれぞれひとつの刃部26を有している。ふたつの切断刃30は、それぞれその一端が握り柄20上に回転接続されている。ひとつの連結接合装置40は、その二端が切断刃30のボディ部に回転接続されている。このほか、ふたつの握り柄20が挟み近づいた際、切断刃30が物品を切断できるだけでなく、刃部26が互いに挟み持ち切断を進める。
【選択図】 図1

Description

本考案は切断具と関連があり、特に一種の改良された倍力はさみに関し、その能力で以って太さの異なる鋼線、ケーブル線などの線体を切断することが可能な倍力はさみに関する。
周知のように、従来の倍力はさみはふたつの互いに回転接続された握り柄を有し、ふたつの切断刃がそれぞれその握り柄上の一端に回転接続され、ひとつの連結接合装置がそれらの切断刃のボディ部に回転接続される。その中で、切断刃と握り柄の回転接続点はそれぞれふたつの握り柄の回転接続点のふたつの側に位置し、従って、ふたつの握り柄が挟み近づいた際、ふたつの切断刃は相対して挟み持ち、切断動作を進行させる。しかしながら従来の倍力はさみの切断刃は皆直線状であり、従って、円弧切断面の物体を切断するのに用いる際、極めて滑りやすく、切断物が切断刃から離れ、操作の進行が易しくなく、ひいては、その他の専用のはさみを使用して切断を進める必要があり、工作の際必ず多くの切断具を携帯する必要があり不便な状況を生み出していた。
このほか、従来の金属製倍力はさみはふたつの握り柄の回転接続部品により回転接続されており、一般的に皆ボルト及びナットをねじ合わせる構造により完成され、即ちボルト上のナットのねじ合わせ固さを調整することにより、ふたつの握り柄の切断動作の際の操作固さを調整していた。ただ、一般の操作経験により知り得ることとして、ボルト上のナットは一定の時間切断動作を行った後に於いて、緩んだ状態を発生させ、ふたつの握り柄が相対して切断する際にしっかりとくくられた感じが無く、操作者は常にナットのねじ合わせ固さを検視することが必要であり、操作の上で憂いが倍増していた。
上述の欠点を鑑み、本考案の主要な目的は、円弧断面を有し且つ太さの異なる鋼線、ケーブル線などの線体を切断することができる倍力はさみを提供することにある。
本考案のもうひとつの目的は、多くの切断効能を備える倍力はさみを提供することにある。
本考案の更なるひとつの目的は、ふたつの握り柄の間の回転接続効果が良好であって、切断動作を更にスムーズにすることができる倍力はさみを提供することにある。
前掲の目的を達成するため、本考案の提供する倍力はさみはふたつの握り柄と、ふたつの切断刃と、ひとつの連結接合装置とを有する。ふたつの握り柄は、それぞれその一端で以って一緒に回転接続されており、それらの握り柄の相対する内側にはそれぞれひとつの刃部を有している。ふたつの切断刃は、それぞれその一端が握り柄上に回転接続されている。ひとつの連結接合装置は、その二端が切断刃のボディ部に回転接続されている。このほか、ふたつの握り柄が挟み近づいた際、切断刃が物品を切断できるだけでなく、刃部が互いに挟み持ち切断を進める。
最も良いのは、刃部はそれぞれ少なくともひとつの凹み入った切口を有していることであり、それらのふたつの刃部が挟み近づいた際、切口の間にひとつの閉じられた或いは半ば閉じられた切断空間を形成することにより、円弧断面を有する被切断物が滑り出すのを防止する。
本考案の特徴を更に明解にするため、以下にふたつの比較的優れた実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案のひとつの実施例による倍力はさみを示す立体図である。
図2は、本考案のひとつの実施例による倍力はさみを示す平面図である。
図3は、図2の3−3線方向に沿った断面図である。
図4は、図2の4−4線方向に沿った断面図である。
図5は、本考案のひとつの実施例による倍力はさみの動作を示す模式図である。
図6は、本考案のもうひとつの実施例による倍力はさみを示す平面図である。
まず、図1から図4に示すように、本考案のひとつの優れた実施例による倍力はさみ10は、ふたつの握り柄20、ふたつの切断刃30、及びひとつの連結接合装置40を有している。
ふたつの握り柄20は、それぞれひとつの第一回転接続部21を握り柄20の一端に有し、ひとつの第二回転接続部24がその第一回転接続部21側から伸び出ており、ひとつの刃部26が握り柄20のその第一回転接続部21端の相対する内側から延伸している。第二回転接続部24の中央にはそれぞれひとつの相対する通し孔241及びねじ孔242が設けられており、ひとつのボルト61を挿入しふたつの握り柄20を回転接続させるのに用いられる。そのボルト61の先の部分のねじ山部611は第二回転接続部24のねじ孔242にねじ合わされ、その中ほどの部分のねじ山のない棒部612はちょうどその第二回転接続部24の通し孔241のところに位置し、さらにひとつのナット62がボルト61の末端のところにねじ合わされており、ふたつの握り柄20を一緒に回転接続させている。第一回転接続部21はそれぞれふたつの平行して延伸した固定片22を有しており、その固定片22上にはそれぞれひとつの相対する通し孔23が開けられ設けられている。刃部26は、厚さが握り柄20より薄い切断片27をその握り柄20から伸び出るようにそれぞれ有し、凹み入った形状であって寸法の比較的小さいひとつの第一切口28がそれらの切断片27の相対する内側に設けられており、凹み入った形状であって寸法の比較的大きいひとつの第二切口29が、同様に切断片27の相対する内側且つ第一切口28に隣接して設けられている。そのほか、注意するに値するのは、ふたつの握り柄20の構造及び形状は完全に同じであって、僅かに組みつけの際左右それぞれに翻すことが可能であり、従って、握り柄20を製造する型は僅かに一個設けるだけでよく、製造コストを極めて節約することができる。
切断刃30はその刃部31が相対する方式であり、それぞれその一端で以って回転接続部品63、64により握り柄20の第一回転接続部21の通し孔23に回転接続されている。
連結接合装置40はふたつの長い形の回転接続片を有しており、それらのふたつの回転接続片はそれぞれそのふたつの端で以って切断刃30のボディ部に回転接続されている。
操作をする際、ふたつの握り柄20を開くと、切断刃30はてこの原理により開き離れ、切断する物をその間に置いた際、ふたつの握り柄20を握り挟むことにより切断を行う。これは従来の一般の倍力はさみの効用である。本実施例の特徴としては、ふたつの握り柄20が同時に開いた際、握り柄20に於いて相対して位置する内側のふたつの刃部26も相対して開き離れ、第一切口28と第二切口29の間にはそれぞれひとつの半ば閉ざされた状態の第一切断空間281と第二切断空間291が形成され、図5に示すように、寸法の異なる鋼線或いはケーブル線など、断面が円弧の線体を置き入れて切断を行うことが可能であり、且つ一旦ふたつの握り柄20が挟み合いを開始すると、第一切断空間281と第二切断空間291はだんだんと半ば閉じられた状態から完全に閉じられた状態に変化し、切断物が滑り落ちる状況が発生することが無い。即ち本考案のひとつの比較的優れた実施例による倍力はさみは一般の倍力はさみの効能を備えている他に、口径の異なる円弧物品を切断する効果を有している。従って工作する際僅かに本実施例の倍力はさみを携帯していればよく、多くの種類の切断状況に対応でき、その他の多くの余分な切断具を携帯する必要が無く、極めて高い利便性を有し、本考案の目的を達成できる。
このほか、本考案のもうひとつの比較的優れた実施例による倍力はさみ50と前述の実施例とはおおよそ同様であり、異なるところは以下の点である。倍力はさみ50の握り柄52はひとつの外管54及びひとつの内管56から組成されており、その内管56は相対するその外管54に滑り移動する方式によりその外管54内に挿入されて設けられる。従って、握り柄52は必要に応じその長さを伸縮させることができ、握り柄の開き合わさるストロークを省力化或いは短縮する目的を達成できる。
本考案のひとつの実施例による倍力はさみを示す立体図である。 本考案のひとつの実施例による倍力はさみを示す平面図である。 図2の3−3線方向に沿った断面図である。 図2の4−4線方向に沿った断面図である。 本考案のひとつの実施例による倍力はさみの動作を示す模式図である。 本考案のもうひとつの実施例による倍力はさみを示す平面図である。
符号の説明
10 倍力はさみ、20 握り柄、21 第一回転接続部、22 固定片、23 通し孔、24 第二回転接続部、26 刃部、27 切断片、28 第一切口、29 第二切口、30 切断刃、31 刃部、40 連結接合装置、50 倍力はさみ、52 握り柄、54 外管、56 内管、61 ボルト、62 ナット、63、64 回転接続部品、241 通し孔、242 ねじ孔、281 第一切断空間、291 第二切断空間、611 ねじ山部、612 ねじ山のない棒部

Claims (7)

  1. 倍力はさみであって、ふたつの握り柄と、ふたつの切断刃と、ひとつの連結接合装置とを備え、
    ふたつの握り柄は、それぞれその一端が一緒に回転接続され、前記握り柄の相対する内側はそれぞれひとつの刃部を有し、
    ふたつの切断刃は、それぞれその一端が前記握り柄上に回転接続され、
    ひとつの連結接合装置は、二端が前記切断刃のボディ部に回転接続され、
    前記ふたつの握り柄が挟み近づいた際、前記切断刃が物品を切断するとともに、前記刃部が互いに挟み持ち切断を進めることを特徴とする倍力はさみ。
  2. 刃部はそれぞれ少なくともひとつの凹み入った切口を有し、ふたつの刃部が挟み近づいた際、ふたつの切口の間にひとつの閉じられた或いは半ば閉じられた切断空間を形成することにより、切断物が滑り出すのを防止することを特徴とする請求項1に記載の倍力はさみ。
  3. それぞれの前記刃部の切口の数は二個が最も優れていることを特徴とする請求項2に記載の倍力はさみ。
  4. 各切口の大小がひとつでないことにより、大小の異なる物を切断するのに用いられることを特徴とする請求項2または3に記載の倍力はさみ。
  5. 前記ふたつの握り柄はひとつのボルトを加えることで回転結合されることを特徴とする請求項1に記載の倍力はさみ。
  6. ひとつの握り柄はひとつの通し孔を有し、もうひとつの握り柄はひとつのねじ孔を有し、前記ボルトはその末部分のねじ山部で以ってひとつの握り柄のねじ孔にねじ合わされ、ひとつのナットが前記ボルトの末端のところにねじ合わされ、前記ふたつの握り柄は互いに回転結合されることを特徴とする請求項5に記載の倍力はさみ。
  7. 前記握り柄はそれぞれひとつの外管と、ひとつの内管とを有し、その内管が前記外管内に滑り移動する方式で挿入され、前記握り柄は必要に依りその長さを伸縮可能であり、省力の目的を達成することを特徴とする請求項1に記載の倍力はさみ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040709A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 日置電機株式会社 測定リードクリップ装置

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