JP3109371U - テレビジョンのコード処理構造および電子機器のコード処理構造 - Google Patents

テレビジョンのコード処理構造および電子機器のコード処理構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コードを弛ませることなく確実に固定することが可能なテレビジョンのコード処理構造を提供する。
【解決手段】このテレビジョン(DVD一体型テレビジョン1)のフロントキャビネット2は、電源コード7のブッシュ部7bを収容する収容部22と、収容部22と所定の間隔を隔てて形成された切欠部24と、切欠部24の開放端に向かって突出する固定片25とを含む。また、DVD一体型テレビジョン1のリアキャビネット3は、フロントキャビネット2側に向かって突出するように形成され、フロントキャビネット2の収容部22に収容された電源コード7のブッシュ部7bを上方から押さえる一対のリブを下面に有する突出部と、フロントキャビネット2の固定片25の下面と所定の間隔を隔てて切欠部24内に挿入され、電源コード7の下方位置を規制するための下方規制部とを含む。
【選択図】図2

Description

この考案は、テレビジョンのコード処理構造および電子機器のコード処理構造に関し、特に、電源コードなどのコードを備えたテレビジョンのコード処理構造および電子機器のコード処理構造に関する。
従来、電源コードなどのコードを備えたテレビジョン(電子機器)のコード処理構造が知られている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、端部をL字状に折り曲げたシャーシの平坦部に形成された開口部と、折り曲げられたシャーシの端部に取り付けられたビスとによって、フラットケーブル(コード)を上下方向から挟み込むようにして保持する電気機器のケーブル保持構造が開示されている。この特許文献1に開示された従来の電気機器のケーブル保持構造では、開口部の上方に取り付けられたビスにより、開口部を介してフラットケーブルの一部をシャーシの下面側に押し込むことによって、フラットケーブルをビスに引っ掛けた状態で、開口部の内部に保持している。
また、上記特許文献2には、リアキャビネットの背面側に円筒形状のフックを一体的に形成することによって、装置の外部に配置されたコードを引っ掛けて保持するコード処理装置が開示されている。この特許文献2に開示された従来のコード処理装置において、リアキャビネットのフックは、フックの基部側に形成されたコードを挿入するための切り込み部と、切り込み部からフックの先端側に向かって形成されたコードを保持するための凹部とを有している。そして、装置の外部に配置されたコードを、フックの基部側に形成された切り込み部に挿入した後、フックの先端側に形成された凹部内に移動させることにより、コードをフック内に保持している。
ところが、上記特許文献1および特許文献2に開示されたような従来のコード処理構造では、コードを、保持部分に挿入して引っ掛けることにより保持しているので、コードが挿入方向とは別方向に引っ張られることにより保持状態が解除されて、コードが外れる場合があるという不都合がある。
そこで、従来、上記した不都合を解消するために、外力などによりコードが外れないようにコードを固定する技術が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
上記特許文献3には、フロントキャビネットにコードのブッシュ部分を収納する凹部を形成するとともに、リアキャビネットに、フロントキャビネットの凹部に収容されたコードのブッシュ部分を覆うための突出片を形成したテレビジョン受像機のコードの固定構造が開示されている。この特許文献3に開示された従来のテレビジョン受像機のコードの固定構造では、コードのブッシュ部分をフロントキャビネットの凹部に収納するとともに、リアキャビネットの突出片により上方を覆うことによって、コードのブッシュ部分を筐体に固定している。
また、従来、電源コードを備えたテレビジョンのコード処理構造が知られている。図10は、従来の一例によるDVD一体型テレビジョンの全体構成を示した分解斜視図であり、図11は、図10に示した従来の一例によるDVD一体型テレビジョンの電源コードの固定構造を示した斜視図である。図10および図11を参照して、従来の一例によるDVD一体型テレビジョン100のコード処理構造について説明する。
従来のDVD(デジタル多用途ディスク)一体型テレビジョン100は、図10に示すように、樹脂製のフロントキャビネット101と、樹脂製のリアキャビネット102と、DVD一体型テレビジョン100の制御を行うプリント配線基板103と、プリント配線基板103を支持するホルダ104と、DVD(図示せず)を駆動させるためのDVD駆動装置105とを備えている。また、プリント配線基板103の後方側(矢印R方向)には、プリント配線基板103に電力を供給するための電源コード106が接続されている。この電源コード106は、図10および図11に示すように、樹脂製のブッシュ部106aを有している。また、フロントキャビネット101の底面には、ホルダ104を固定するための一対の溝部111が形成されている。また、リアキャビネット102は、逃がし部121と、リアキャビネット102に一体的に形成された蓋部122とを有している。逃がし部121は、電源コード106をDVD一体型テレビジョン100の内部から外部に引き出すために設けられている。また、蓋部122は、ホルダ104に固定された電源コード106のブッシュ部106aを下方から押さえるために設けられている。また、プリント配線基板103には、2つの支柱挿入孔131と、2つの支柱挿入孔132とが設けられている。
また、ホルダ104には、プリント配線基板103の支柱挿入孔131および132に対応する箇所に支柱部141および142が、各々2つずつ設けられている。この支柱部141および142は、DVD駆動装置105を支持する機能を有する。また、ホルダ104の支柱部141および142には、それぞれ、ネジ穴143が設けられている。また、ホルダ104の支柱部141には、支柱部141および142に載置されるDVD駆動装置105の位置決め(回り止め)をする位置決め部144が設けられている。また、ホルダ104の後方側(矢印R方向)の端部には、図10に示すように、電源コード106を固定するための固定部145が形成されている。この固定部145は、図11に示すように、収容部145aと、フック部145bと、凹部145cとを含んでいる。収容部145aは、電源コード106のブッシュ部106bを収容するために設けられており、電源コード106のブッシュ部106aに対応する形状に形成されている。フック部145bは、電源コード106の弛みを防止するために設けられている。また、凹部145cは、プリント配線基板103に接続された電源コード106をホルダ104の下面に引き入れるために設けられている。また、DVD駆動装置105には、ホルダ104の支柱部141および142のネジ穴143に対応する位置にネジ挿入穴151が設けられている。
次に、図10および図11を参照して、従来の一例によるDVD一体型テレビジョン100における電源コード106の固定方法を説明する。まず、図10に示したプリント配線基板103に設けられた支柱挿入孔131および132に、ホルダ104の支柱部141および142をそれぞれ挿入する。そして、プリント配線基板103の上方にDVD駆動装置105を配置し、DVD駆動装置105のネジ挿入穴151を介して、支柱部141および142のネジ穴143にネジ(図示せず)を締め付ける。これにより、ホルダ104に、プリント配線基板103およびDVD駆動装置105が組み付けられる。次に、プリント配線基板103、ホルダ104およびDVD駆動装置105を組み付けた状態から、ホルダ104を前方側(矢印F方向)に移動して、ホルダ104の図示しない脚部をフロントキャビネット101の溝部111に嵌め込む。そして、図11に示したプリント配線基板103に取り付けられている電源コード106のブッシュ部106aを、電源コード106がホルダ104の凹部145cおよびフック部145bを経由するように、収容部145a側に移動する。そして、電源コード106のブッシュ部106aを収容部145aの下方(矢印B方向)から移動させて、収容部145a内に収容する。そして、フロントキャビネット101の後方からリアキャビネット102を嵌め込むとともに、リアキャビネット102の蓋部122により電源コード106のブッシュ部106aを下方から押さえる。このようにして、従来のDVD一体型テレビジョン100における電源コー
ド106の固定が完了する。
実開平5−67061号公報 実用新案登録第3067677号 実用新案登録第3060952号
しかしながら、図10および図11に示した従来の一例によるDVD一体型テレビジョン100のコード処理構造では、電源コード106を固定するための固定部145がホルダ104に設けられているので、プリント配線基板103をそのままの大きさに維持しながらホルダ104のみを小型化する場合には、プリント配線基板103の電源コード106の接続箇所からホルダ104の固定部145までの距離が長くなる。これにより、電源コード106のプリント配線基板103側の端部からブッシュ部106aまでの間隔が大きくなるので、プリント配線基板103を支持するホルダ104のみを小型化する場合には、電源コード106のプリント配線基板103側の端部からブッシュ部106aまでの間に弛みが発生する場合があるという問題点があった。
また、上記特許文献3では、コードのブッシュ部分を固定しているものの、コードのブッシュ部分以外の部分についての固定を行っていないので、コードに弛みが発生する場合があるという問題点がある。
この考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コードを弛ませることなく確実に固定することが可能なテレビジョンのコード処理構造および電子機器のコード処理構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案の第1の局面によるテレビジョンのコード処理構造は、フロントキャビネットと、フロントキャビネットとともに筐体を構成するリアキャビネットと、筐体の内部から外部に引き出され、所定の位置にブッシュ部を含むコードとを備えたテレビジョンのコード処理構造において、フロントキャビネットは、固定部を含み、フロントキャビネットの固定部は、リアキャビネットに接触する縁部の近傍に形成され、コードのブッシュ部を収容する収容部と、収容部と所定の間隔を隔てて形成された切欠部と、切欠部の開放端に向かって突出するとともに、一体的に形成された補強リブを有する固定片とを含み、リアキャビネットは、フロントキャビネット側に向かって突出するように形成され、フロントキャビネットの収容部に収容されたコードのブッシュ部を上方から押さえるリブを下面に有する突出部と、フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて切欠部内に挿入され、コードの下方位置を規制するための下方規制部とを含む。
この第1の局面によるテレビジョンのコード処理構造では、上記のように、フロントキャビネットに、コードのブッシュ部を収容する収容部を設けるとともに、リアキャビネットに、コードのブッシュ部を上方から押さえる突出部を設けることによって、コードのブッシュ部をフロントキャビネットの収容部に収容するとともに、リアキャビネットの突出部により上方から押さえることができるので、コードのブッシュ部を確実に固定することができる。また、フロントキャビネットに、切欠部と、切欠部の開放端に向かって突出する固定片とを設けるとともに、リアキャビネットに、フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて切欠部内に挿入される下方規制部を設けることによって、フロントキャビネットの固定片により、コードを上方から押さえながら切欠部の内部に収容することができるので、コードが上方に弛むのを抑制することができる。また、この場合、リ
アキャビネットの下方規制部により、切欠部内に収容されたコードが下方に所定量以上移動するのを規制することができるので、切欠部内に収容されたコードが下方に弛むのを抑制することができる。すなわち、フロントキャビネットに設けられた切欠部および固定片と、リアキャビネットに設けられた下方規制部とにより、コードのブッシュ部以外の部分を上下方向に弛ませることなく固定することができる。以上により、筐体を構成するフロントキャビネットおよびリアキャビネットによって、コードを確実に固定することができるので、コードが接続されているプリント配線基板や筐体の大きさを変化させずに、プリント配線基板を支持する支持部材のみを小型化したとしても、コードの固定構造が影響を受けることがない。その結果、プリント配線基板を支持する支持部材のみを小型化した場合にも、コードを弛ませることなく固定することができる。
また、第1の局面によるテレビジョンのコード処理構造では、上記のように、切欠部および固定片を収容部と所定の間隔を隔てた位置に設けることによって、切欠部および固定片により、収容部に収容されたコードのブッシュ部から所定の間隔を隔てたコードの箇所が弛むのを抑制することができるので、コードに弛みが発生するのをより効果的に抑制することができる。また、フロントキャビネットの固定片に補強リブを一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、固定片を補強することができるので、コードからの応力などにより固定片が破損するのを抑制することができる。また、リアキャビネットの突出部の下面にリブを設けることによって、リブにより突出部を補強することができるとともに、フロントキャビネットの収容部に収容されたコードのブッシュ部を上方から押さえることができる。
この考案の第2の局面による電子機器のコード処理構造は、フロントキャビネットと、フロントキャビネットとともに筐体を構成するリアキャビネットと、筐体の内部から外部に引き出されるコードとを備え、フロントキャビネットは、リアキャビネットに接触する縁部の近傍に形成され、コードを固定するための固定部を含み、リアキャビネットは、フロントキャビネット側に向かって突出するように形成され、コードを上方から押さえるための突出部を含む。
この第2の局面による電子機器のコード処理構造では、上記のように、フロントキャビネットに、コードを固定するための固定部を設けるとともに、リアキャビネットに、コードを上方から押さえるための突出部を設けることによって、筐体を構成するフロントキャビネットおよびリアキャビネットによりコードを固定することができるので、コードが接続されているプリント配線基板や筐体の大きさを変化させずに、プリント配線基板を支持する支持部材のみを小型化したとしても、コードの固定構造が影響を受けることがない。その結果、プリント配線基板を支持する支持部材のみを小型化した場合にも、コードを弛ませることなく固定することができる。また、コードを固定するための固定部を設けることによって、固定部によりコードのブッシュ部以外の部分をも固定することができるので、コードに弛みが発生するのを抑制することができる。また、コードを固定するための固定部と、コードを上方から押さえるための突出部とを設けることによって、コードを固定するとともに、上方から押さえることができるので、コードを確実に固定することができる。
上記第2の局面による電子機器のコード処理構造において、好ましくは、コードは、所定の位置にブッシュ部を含み、フロントキャビネットの固定部は、コードのブッシュ部を収容する収容部を有し、リアキャビネットの突出部は、フロントキャビネットの収容部に収容されたコードのブッシュ部を上方から押さえる。このように構成すれば、コードのブッシュ部をフロントキャビネットの収容部に収容するとともに、リアキャビネットの突出部により上方から押さえることができるので、コードのブッシュ部を確実に固定することができる。
この場合、好ましくは、フロントキャビネットの固定部は、フロントキャビネットの収容部と所定の間隔を隔てて形成された切欠部と、切欠部の開放端に向かって突出する固定片とを有し、リアキャビネットは、フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて切欠部内に挿入され、コードの下方位置を規制するための下方規制部をさらに含む。このように構成すれば、フロントキャビネットに、切欠部の開放端に向かって突出する固定片を設けることによって、コードを上方から押さえながら切欠部の内部に収容することができるので、コードが上方に弛むのを抑制することができる。また、リアキャビネットに、フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて切欠部内に挿入される下方規制部を設けることによって、下方規制部により、切欠部内に収容されたコードが下方に所定量以上移動するのを規制することができるので、切欠部内に収容されたコードが下方に弛むのを抑制することができる。以上により、フロントキャビネットに設けられた切欠部および固定片と、リアキャビネットに設けられた下方規制部とにより、コードのブッシュ部以外の部分を上下方向に弛ませることなく固定することができる。また、切欠部および固定片を収容部と所定の間隔を隔てた位置に設けることによって、切欠部および固定片により、収容部に収容されたコードのブッシュ部から所定の間隔を隔てたコードの箇所が弛むのを抑制することができるので、コードに弛みが発生するのをより効果的に抑制することができる。
上記固定片を含む構成において、好ましくは、フロントキャビネットの固定片は、固定片に一体的に形成された補強リブを有している。このように構成すれば、一体的に形成された補強リブにより、部品点数を増加させることなく、固定片を補強することができるので、コードからの応力などにより固定片が破損するのを抑制することができる。
上記フロントキャビネットが収容部を含む構成において、好ましくは、リアキャビネットの突出部は、突出部の下面にリブを有し、突出部のリブは、フロントキャビネットの収容部に収容されたコードのブッシュ部を上方から押さえる。このように構成すれば、リアキャビネットの突出部の下面に設けられたリブにより突出部を補強することができるとともに、フロントキャビネットの収容部に収容されたコードのブッシュ部を上方から押さえることができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施形態によるDVD一体型テレビジョンの全体構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンを示した分解斜視図である。また、図3〜図6は、図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンの電源コードの固定構造を示した図であり、図7〜図9は、図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンにおける電源コードの固定方法を説明するための図である。まず、図1〜図6を参照して、本考案の一実施形態によるDVD一体型テレビジョン1の全体構成について説明する。なお、本実施形態では、本考案の「テレビジョン」および「電子機器」をDVD一体型テレビジョン1に適用した場合について説明する。
本考案の一実施形態によるDVD(デジタル多用途ディスク)一体型テレビジョン1は、図1および図2に示すように、樹脂製のフロントキャビネット2と、樹脂製のリアキャビネット3と、DVD一体型テレビジョン1の制御を行うプリント配線基板4(図2参照)と、プリント配線基板4を支持する樹脂製のホルダ5(図2参照)と、DVD(図示せず)を駆動させるためのDVD駆動装置6(図2参照)とを備えている。なお、本実施形態では、フロントキャビネット2は、DVD一体型テレビジョン1の前面および底面を構成し、リアキャビネット3は、DVD一体型テレビジョン1の上面、両側面および背面を
構成している。また、本実施形態では、図2に示すように、プリント配線基板4の後方側(矢印R方向)には、プリント配線基板4に電力を供給するための電源コード7が接続されている。この電源コード7は、図2、図4および図5に示すように、外周に溝部7aが形成された樹脂製のブッシュ部7bを有している。なお、フロントキャビネット2およびリアキャビネット3は、本考案の「筐体」の一例であり、電源コード7は、本考案の「コード」の一例である。
また、図1に示すように、DVD一体型テレビジョン1の前面には、映像などの表示を行うための表示画面8と、DVD(図示せず)を挿入するためのDVD挿入口9と、端子差込口10と、DVD一体型テレビジョン1の操作を行うための複数の操作ボタン11とが配置されている。また、フロントキャビネット2の内面には、図2に示すように、プリント配線基板4を支持する一対の基板用レール12と、ホルダ5を支持する一対のホルダ用レール13とが設けられている。
ここで、本実施形態では、フロントキャビネット2は、図2に示すように、DVD一体型テレビジョン1の背面にまで達する平板状の底面部2aを有している。フロントキャビネット2の底面部2aの後方側(矢印R方向)の端部には、図2および図4に示すように、電源コード7を固定するためのフロント側固定部21が形成されている。なお、フロント側固定部21は、本考案の「固定部」の一例である。このフロント側固定部21は、収容部22と、収容部22の前方側(矢印F方向)に連続して形成される凹部23と、収容部22と所定の間隔を隔てた位置に形成された切欠部24と、切欠部24の開放端に向かって突出するように形成された固定片25とを含んでいる。収容部22は、図3〜図5に示すように、電源コード7のブッシュ部7bを収容するために設けられており、電源コード7のブッシュ部7bに対応する形状に形成されている。この収容部22には、ブッシュ部7bの溝部7aに嵌まり込む支持部22aが形成されている。また、凹部23は、図5に示すように、収容部22に向かうにしたがって深くなるような形状に形成されている。これにより、収容部22にブッシュ部7bを収容した際に、ブッシュ部7b近傍の電源コード7が凹部23の底面に沿って誘導されるので、ブッシュ部7b近傍の電源コード7が折れ曲がるのを抑制することが可能である。また、固定片25には、図3および図6に示すように、上面に補強リブ25aが一体的に形成されている。
また、本実施形態では、リアキャビネット3には、図4に示すように、フロントキャビネット2のフロント側固定部21に対応する位置にリア側固定部31が形成されている。リア側固定部31は、突出部32と、逃がし部33と、下方規制部34とを有している。突出部32は、図5に示すように、リアキャビネット3の内面からフロントキャビネット2側(矢印F方向)に向かって突出するようにリアキャビネット3に一体的に形成されている。この突出部32は、図3および図4に示すように、突出部32の下面に一体的に形成された一対のリブ32aを有している。この一対のリブ32aは、フロントキャビネット2の収容部22に収容された電源コード7のブッシュ部7bを上方から押さえるために設けられている。また、リブ32aは、図5および図6に示すように、突出部32の先端に対応する位置に傾斜部32bを有している。これにより、容易に、リブ32aを電源コード7のブッシュ部7bの上面に当接させながら、リアキャビネット3をフロントキャビネット2に組み付けることが可能になる。逃がし部33は、図5に示すように、突出部32の下方に形成されている。この逃がし部33は、電源コード7をDVD一体型テレビジョン1の内部から外部に引き出すために設けられている。下方規制部34は、図6に示すように、フロントキャビネット2の固定片25の下面と所定の間隔を隔てて切欠部24の内部に挿入される位置に一体的に形成されている。この下方規制部34の先端には、傾斜部34aが形成されている。下方規制部34の先端に傾斜部34aを形成することによって、下方規制部34を切欠部24の内部に挿入した際に、電源コード7が下方規制部34の先端により損傷するのを抑制することが可能になる。
また、図2に示すように、プリント配線基板4には、2つの支柱挿入孔41と、2つの支柱挿入孔42とが設けられている。また、ホルダ5には、プリント配線基板4の支柱挿入孔41および42に対応する箇所に支柱部51および52が、各々2つずつ設けられている。この支柱部51および52は、DVD駆動装置6を支持する機能を有する。また、ホルダ5の支柱部51および52には、それぞれ、ネジ穴53が設けられている。また、ホルダ5の支柱部51には、支柱部51および52に載置されるDVD駆動装置6の位置決め(回り止め)をする位置決め部54が設けられている。また、本実施形態では、図10に示した従来の場合と異なり、ホルダ5は、プリント配線基板4の平面積より小さい平面積(本実施形態では、約1/3の平面積)を有する。また、ホルダ5には、フロントキャビネット2のホルダ用レール13に係合するレール係合部55が設けられている。また、DVD駆動装置6には、ホルダ5の支柱部51および52のネジ穴53に対応する位置にネジ挿入穴61が設けられている。
次に、図2、図3および図5〜図9を参照して、本実施形態によるDVD一体型テレビジョン1における電源コード7の固定方法を説明する。まず、図2に示したプリント配線基板4に設けられた支柱挿入孔41および42に、ホルダ5の支柱部51および52をそれぞれ挿入する。そして、プリント配線基板4の上方にDVD駆動装置6を配置し、DVD駆動装置6のネジ挿入穴61を介して、支柱部51および52のネジ穴53にネジ(図示せず)を締め付ける。これにより、プリント配線基板4およびDVD駆動装置6がホルダ5に組み付けられる。次に、プリント配線基板4、ホルダ5およびDVD駆動装置6を組み付けた状態から、プリント配線基板4を、前方側(矢印F方向)に移動して、フロントキャビネット2の底面に設けられた一対の基板用レール12に嵌め込む。また、同様にして、ホルダ5のレール係合部55を、フロントキャビネット2の底面に設けられた一対のホルダ用レール13に嵌め込む。
ここで、本実施形態では、図7に示したプリント配線基板4に取り付けられている電源コード7のブッシュ部7aを、電源コード7が突出片25の下方側を経由するように、収容部22側に移動させる。そして、図8に示した電源コード7のブッシュ部7bを収容部22の上方から移動させて、収容部22内に収容する。このとき、図9に示すように、ブッシュ部7bの溝部7aに収容部22の支持部22aが入り込むことにより、ブッシュ部7bを収容部22に確実に固定することが可能である。そして、図2に示したフロントキャビネット2の後方からリアキャビネット3を嵌め込む。これによって、図5に示すように、リアキャビネット3の突出部32の下面に形成された一対のリブ32aが、収容部22に収容された電源コード7のブッシュ部7bを上方から押さえた状態になる。また、フロントキャビネット2にリアキャビネット3を嵌め込むことによって、リアキャビネット3の下方規制部34がフロントキャビネット2の切欠部22の内部に挿入される。そして、下方規制部34は、図6に示すように、固定片25の下面側に接触している電源コード7の下方側に配置される。これにより、図3に示した状態になり、本実施形態によるDVD一体型テレビジョン1における電源コード7の固定が完了する。
本実施形態では、上記のように、フロントキャビネット2に、電源コード7のブッシュ部7bを収容する収容部22を設けるとともに、リアキャビネット3に、電源コード7のブッシュ部7bを上方から押さえる突出部32を設けることによって、電源コード7のブッシュ部7bをフロントキャビネット2の収容部22に収容するとともに、リアキャビネット3の突出部32により上方から押さえることができるので、電源コード7のブッシュ部7bを確実に固定することができる。また、フロントキャビネット2に、切欠部24と、切欠部24の開放端に向かって突出する固定片25とを設けるとともに、リアキャビネット3に、フロントキャビネット2の固定片25の下面と所定の間隔を隔てて切欠部24内に挿入される下方規制部34を設けることによって、フロントキャビネット2の固定片
25により、電源コード7を上方から押さえながら切欠部24の内部に収容することができるので、電源コード7が上方に弛むのを抑制することができる。また、この場合、リアキャビネット3の下方規制部34により、切欠部24内に収容された電源コード7が下方に所定量以上移動するのを規制することができるので、切欠部24内に収容された電源コード7が下方に弛むのを抑制することができる。すなわち、フロントキャビネット2に設けられた切欠部24および固定片25と、リアキャビネット3に設けられた下方規制部34とにより、電源コード7のブッシュ部7b以外の部分を上下方向に弛ませることなく固定することができる。以上により、筐体を構成するフロントキャビネット2およびリアキャビネット3によって、電源コード7を確実に固定することができるので、電源コード7が接続されているプリント配線基板4や筐体の大きさを変化させずに、プリント配線基板4を支持するホルダ5のみを小型化したとしても、電源コード7の固定構造が影響を受けることがない。その結果、プリント配線基板4を支持するホルダ5のみを小型化した場合にも、電源コード7を弛ませることなく固定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、切欠部24および固定片25を収容部22と所定の間隔を隔てた位置に設けることによって、切欠部24および固定片25により、収容部22に収容された電源コード7のブッシュ部7bから所定の間隔を隔てた電源コード7の箇所が弛むのを抑制することができるので、電源コード7に弛みが発生するのをより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、フロントキャビネット2の固定片25に補強リブ25aを一体的に形成することによって、部品点数を増加させることなく、固定片25を補強することができるので、電源コード7からの応力などにより固定片25が破損するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リアキャビネット3の突出部32の下面に一対のリブ32aを設けることによって、一対のリブ32aにより突出部32を補強することができるとともに、フロントキャビネット2の収容部22に収容されたコード7のブッシュ部7bを上方から押さえることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく実用新案登録請求の範囲によって示され、さらに実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、テレビジョンおよび電子機器の一例として、DVD駆動装置を含むDVD一体型テレビジョンを示したが、本考案はこれに限らず、コードを備えたテレビジョンおよび電子機器であれば、たとえば、ビデオデッキを含むビデオ一体型テレビジョンなどの他のテレビジョンおよび電子機器にも適用可能である。
また、上記実施形態では、本考案を、電源コードを備えたDVD一体型テレビジョンに適用した例について説明したが、本考案はこれに限らず、電源コード以外の映像ケーブルや音声ケーブルなどのコード類を備えた電子機器に広く適用可能である。
本考案の一実施形態によるDVD一体型テレビジョンの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンを示した分解斜視図である。 図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンの電源コードの固定構造を示した斜視図である。 図3に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンの電源コードの固定構造を示した平面図である。 図4中の200−200線に沿った断面図である。 図4中の300−300線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンにおける電源コードの固定方法を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンにおける電源コードの固定方法を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態によるDVD一体型テレビジョンにおける電源コードの固定方法を説明するための斜視図である。 従来の一例によるDVD一体型テレビジョンの全体構成を示した分解斜視図である。 図10に示した従来の一例によるDVD一体型テレビジョンの電源コードの固定構造を示した斜視図である。
符号の説明
1 DVD一体型テレビジョン(テレビジョン、電子機器)
2 フロントキャビネット(筐体)
3 リアキャビネット(筐体)
7 電源コード(コード)
7b ブッシュ部
21 フロント側固定部(固定部)
22 収容部
24 切欠部
25 固定片
25a 補強リブ
31 リア側固定部
32 突出部
32a リブ
34 下方規制部

Claims (6)

  1. フロントキャビネットと、前記フロントキャビネットとともに筐体を構成するリアキャビネットと、前記筐体の内部から外部に引き出され、所定の位置にブッシュ部を含むコードとを備えたテレビジョンのコード処理構造において、
    前記フロントキャビネットは、固定部を含み、
    前記フロントキャビネットの固定部は、
    前記リアキャビネットに接触する縁部の近傍に形成され、前記コードのブッシュ部を収容する収容部と、
    前記収容部と所定の間隔を隔てて形成された切欠部と、
    前記切欠部の開放端に向かって突出するとともに、一体的に形成された補強リブを有する固定片とを含み、
    前記リアキャビネットは、
    前記フロントキャビネット側に向かって突出するように形成され、前記フロントキャビネットの収容部に収容された前記コードのブッシュ部を上方から押さえるリブを下面に有する突出部と、
    前記フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて前記切欠部内に挿入され、前記コードの下方位置を規制するための下方規制部とを含む、テレビジョンのコード処理構造。
  2. フロントキャビネットと、
    前記フロントキャビネットとともに筐体を構成するリアキャビネットと、
    前記筐体の内部から外部に引き出されるコードとを備え、
    前記フロントキャビネットは、前記リアキャビネットに接触する縁部の近傍に形成され、前記コードを固定するための固定部を含み、
    前記リアキャビネットは、前記フロントキャビネット側に向かって突出するように形成され、前記コードを上方から押さえるための突出部を含む、電子機器のコード処理構造。
  3. 前記コードは、所定の位置にブッシュ部を含み、
    前記フロントキャビネットの固定部は、前記コードのブッシュ部を収容する収容部を有し、
    前記リアキャビネットの突出部は、前記フロントキャビネットの収容部に収容された前記コードのブッシュ部を上方から押さえる、請求項2に記載の電子機器のコード処理構造。
  4. 前記フロントキャビネットの固定部は、前記フロントキャビネットの収容部と所定の間隔を隔てて形成された切欠部と、前記切欠部の開放端に向かって突出する固定片とを有し、
    前記リアキャビネットは、前記フロントキャビネットの固定片の下面と所定の間隔を隔てて前記切欠部内に挿入され、前記コードの下方位置を規制するための下方規制部をさらに含む、請求項3に記載の電子機器のコード処理構造。
  5. 前記フロントキャビネットの固定片は、前記固定片に一体的に形成された補強リブを有している、請求項4に記載の電子機器のコード処理構造。
  6. 前記リアキャビネットの突出部は、前記突出部の下面にリブを有し、
    前記突出部のリブは、前記フロントキャビネットの収容部に収容された前記コードのブッシュ部を上方から押さえる、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電子機器のコード処理構造。
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