JP3109366U - 筆記具 - Google Patents

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有限会社三榮
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

【課題】 本考案は、地下鉄やJRなどの路線図や時刻表、地図、カレンダー、展示会場等における配置図、株価や為替の推移表などの有用な情報や、キャラクター、図柄などの趣味性を表現するような事項を表示した帯状シートを巻取り可能な形式で具備させた筆記具を提供する。
【解決手段】 中空軸部1に、帯状シート5の一端を連結した芯体6を収容し、その帯状シート5を中空軸部1のスリット状の引出口11から引き出してその他端に把手具51を固着する。芯体6をコイルばね7によって帯状シートの巻取り方向に弾発付勢する。インクを貯留するチューブ21によって芯体6を支える。コイルばね7の一端71を芯体6の一端から引き出して中空軸部1側に固定し、コイルばね7の他端を芯体6の他端に固定する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、筆記具、特に、趣味性や、日常あるいはビジネス上の有用性を高めるための対策を講じた筆記具に関する。
鉛筆、シャープペンシル(Eversharp pencil)、ボールペンなどの筆記具の本来の用途は、用紙に所定の事項や図柄を筆記するというものであるけれども、そのような筆記具に筆記以外の有用性を付加してその筆記具を記念品や景品などとして用いることも従来より多々行われている。
そこで、本考案は、地下鉄やJRなどの路線図や時刻表、地図、カレンダー、展示会場等における配置図、株価や為替の推移表などの有用な情報や、キャラクター、図柄などの趣味性を表現するような事項を表示した帯状シートを巻取り可能な形式で具備させた筆記具を提供することを目的とする。
本考案に係る筆記具は、一端部にペン先が配備された中空軸部に、帯状シートの一端が連結された芯体が収容され、その帯状シートが上記中空軸部に具備されたスリット状の引出口から引き出されていると共に、上記芯体が上記帯状シートの巻取り方向に弾発付勢され、かつ、上記帯状シートの他端に、上記引出口の口縁に係止して上記芯体による帯状シートの巻取り長さを規制する把手具が固着されている、というものである。
この筆記具によれば、中空軸部を手で持ち、その中空軸部の一端部に配備されているペン先を用いて用紙に文字や図柄を筆記するという本来の使用目的を果たすことが可能である。加えて、この筆記具では、必要に応じ、中空軸部に収容されている芯体に一端が連結されている帯状シートの把手具を指で掴んでその帯状シートを中空軸部のスリット状の引出口から引き出して見ることができるので、その帯状シートに地下鉄やJRなどの路線図や時刻表、地図、カレンダー、展示会場等における配置図、株価や為替の推移表、あるいは、キャラクター、図柄などを予め表示しておくと、筆記具を持ち歩くだけでそれらの事項を何時でも手軽に確認したり見たりして楽しむことが可能になる。また、中空軸部の引出口から引き出した帯状シートは、把手具を掴んでいる指を離すだけで、巻取り方向に弾発付勢されている芯体の作用でその芯体に巻き取られて中空軸部に収容されるので、筆記具を持ち歩くときに帯状シートがじゃまになるということにはならない。したがって、このような筆記具は、多くの人にとって目新しいものであり、自分自信が所有していたいという一種のグッズとしての商品価値を発揮することから、記念品や景品としてきわめて有用な物品となる。
本考案では、上記ペン先がインクを貯留する起立保形性を有するチューブに連結されていて、そのチューブに、筒状に形成された上記芯体が回転可能に嵌合されていることが望ましく、これによれば、帯状シートの繰出し回転や巻取り回転を行う筒状の芯体が、その回転時にインクを貯留するチューブによって支えられるために、その芯体の繰出し回転や巻取り回転が円滑に行われるようになる。このことにより、帯状シートを引き出すときに芯体の繰出し回転が不調になって帯状シートが破れたり、帯状シートを芯体に巻き取らせるときに芯体の巻取り回転が不調になって帯状シートの一部が中空軸部の引出口から引き出されたまま残ったりするという事態が起こりにくい。
本考案では、上記芯体を上記帯状シートの巻取り方向に弾発付勢するためのコイルばねがその芯体に収容され、そのコイルばねの一端が上記芯体の一端から引き出されて上記中空軸部側に固定されていると共に、そのコイルばねの他端が上記芯体の他端に固定されていることが望ましい。これによれば、コイルばねの一端が芯体の一端から引き出されて中空軸部側に固定され、かつ、コイルばねの他端が芯体の他端に固定されているので、コイルばねの軸長が芯体の長さに見合う程度に長くなる。そのため、コイルばねの軸線回りでのねじれ許容量を多く確保できて、芯体の繰出し回転や巻取り回転の回転量をコイルばねの長さに見合って多くすることが可能になり、帯状シートを長くしてその帯状シートに表示する情報量を多くすることが可能になる。
以上のように、本考案によれば、地下鉄やJRなどの路線図や時刻表、地図、カレンダー、展示会場等における配置図、株価や為替の推移表などの有用な情報や、キャラクター、図柄などの趣味性を表現するような事項を表示した帯状シートを巻取り可能な形式で具備させた筆記具を提供することが可能になる。そして、このような筆記具によれば、当該筆記具を持ち歩くだけで、それ本来の用途である筆記を行うことができることは勿論、必要に応じて帯状シートを引き出してそれに表示された事項を見て確認したり楽しんだりすることが可能である。たとえば帯状シートに表示されている事項を応じて、地下鉄やJRなどの路線図や時刻表、地図、カレンダー、展示会場等における配置図を確認したり、株価や為替の推移表を調べたり、さらには、キャラクターやその他の図柄などの見て楽しんだりすることが可能になる。したがって、この考案の筆記具は、本来の筆記用途のほか、所有者にとっての有用性、所有者やその周囲の人の趣味性を刺激する一種のグッズとしての商品価値を発揮し、記念品や景品として有益なものである。
図1は本考案の実施形態に係る筆記具Aの一部省略正面図、図2は要部の内部構造を示した破断正面図、図3は軸部本体12の正面図、図4は軸部本体12と連結具8との連結構造を示した拡大正面図、図5は筆記具の拡大横断面図である。
図1のように、この筆記具Aは、筆記時に手で掴まれる中空軸部1の一端部にペン先2を備えていて、中空軸部1の他端部に突出しているノック部3を繰り返し押込み操作することによって、上記ペン先2が、中空軸部1の一端部に突き出たりその一端部から退入して中空軸部1に収容されたりするようになっている所謂ノック式のものである。また、図例は所謂ボールペンを示しているけれども、筆記具の種類としてはボールペンに限定されず、シャープペンシルであっても、鉛筆型のものであってもよい。
図例の筆記具Aでは、中空軸部1にスリット状に形成された引出口11を通じて帯状シート5を長く引き出したり、その帯状シート5を中空軸部1内に巻き取らせて収容させたりすることができるようになっていると共に、その帯状シート5には、引き出す際の便宜のために把手具51が固着されている。
図1〜図3を参照することによって判るように、中空軸部1は、上記引出口11を備える軸部本体12と、軸部本体12の一端部にねじ結合された先細コーン状の先端チップ13と、軸部本体12の他端部にねじ結合されてクリップ14を中空軸部1に取り付けているキャップ型止具15とによって形成されていて、図3に示したように、軸部本体12の一端部には、凹入状の係止部16が上記引出口11に連続して形成されている。
図2に示したように、中空軸部1には、筒状に形成されて内部に長いコイルばね7が収容されている芯体6が収容されていて、コイルばね7の一端71が、芯体6の一端から引き出されてその芯体6の一端面に摺動自在に重なり状に配備された連結具8に固定されているのに対し、コイルばね7の他端72が芯体6の他端に固定されている。そして、図4のように、連結具8の外周に形成されている凸部81が、軸部本体12の係止部16に嵌め込まれてその連結具8が中空軸部1に固定されている。さらに、芯体6には、上記した中空軸部1の引出口11から引き出されている帯状シート5の一端が接着テープなどを用いて離れないように連結されている。
また、この筆記具Aでは、ペン先2(図1参照)にインクを供給するために、インクを貯留している細いチューブ21の一端にペン先2を連結してある。このチューブ21は、可撓性を備えているものの、比較的大きな耐屈曲性を備えた樹脂チューブでなり、それ自体の剛性によって起立姿勢を保ち得る性質(起立保形性)を備えている。また、このチューブ21は、上記した連結具8や芯体6の内部をほぼ貫通する長さを有していて、その他端には、上記したノック部3の操作を介して押込み力が付加される出退制御軸31の端面が突き合わされている。なお、チューブ21及びペン先2は、上記先端チップ13内に収容されているばね(不図示)によって、ペン先2が先端チップ13から突出する方向に常時付勢されている。なお、ノック部3の操作によってペン先2を先端チップ13から突き出させたり先端チップ13に退入させたりするための構成については、本考案の目的とは関係がないのでその詳細説明は省略する。
以上のように構成されている筆記具Aにおいて、初期状態では、帯状シート5が芯体6に巻き取られて中空軸部1に収容されていると共に、帯状シート5の他端に固着されている把手具51が、図5のように、中空軸部1の引出口11の口縁に係止して帯状シート5の全体が中空軸部1に引き込まれてしまって引き出せなくなることを防いでいる。
筆記具Aを本来の筆記用途に用いるときには、中空軸部1を手で持ち、ノック部3を操作してペン先2を先端チップ13から突出させた後に筆記を行う。
また、この筆記具Aにおいて、図1又は図5の矢印Xのように把手具51を指で掴んで帯状シート5を引出口11から引き出すと、それに伴い、帯状シート5によって引張られた芯体6がコイルばね7をその軸線回りに捩じりながら繰出し回転してコイルばね7に巻取り回転のためのばね弾性を蓄積する。したがって、引出口11から帯状シートを引き出した後で、把手具51から指を離すと、コイルばね7の捩れ復帰作用によって芯体6が巻取り方向に回転して帯状シート5がその芯体6に巻き取られて図1矢印Yのように中空軸部1に収容される。この場合、把手具51が引出口11の口縁に係止することによって帯状シート5の巻取り長さが規制されるため、帯状シート5の全体が中空軸部1の中に引き込まれてしまって次回の引出しを行えなくなるという事態が起こらない。また、芯体6はチューブ21に支えられた状態で帯状シート5の繰出し回転や巻取り回転を円滑に行うので、帯状シート5を引き出すときに芯体6の繰出し回転が不調になって帯状シート5が破れたり、帯状シート5を芯体6に巻き取らせることきに芯体6の巻取り回転が不調になって帯状シート5の一部が中空軸部1の引出口11から引き出されたまま残ったりするという事態が起こりにくい。その上、この実施形態では、コイルばね7の一端71を芯体6の一端から引き出して連結具8を介し中空軸部1側に固定し、かつ、コイルばね7の他端72を芯体6の他端に固定するという構成を採用して、コイルばね7の軸長を芯体6の長さに見合う程度に長くすることにより、コイルばね7の軸線回りでのねじれ許容量を多く確保して芯体6の繰出し回転や巻取り回転の回転量を多くしてある。そのため、帯状シート5を長くしてその帯状シート5に表示する情報量を多くすることができた。
ところで、この筆記具Aにおいて、帯状シート5にカレンダーや時刻表、株価や為替の推移表、あるいは、キャラクター、図柄などを予め印刷などで表示しておくと、筆記具を持ち歩くだけで、帯状シート5を引き出してそれらの表示事項を何時でも手軽に確認したり見たりして楽しむことができる。また、筆記具Aを持ち歩くときには、帯状シート5が中空軸部1に中に収容されているので、その帯状シート5がじゃまになることはない。
本考案の実施形態に係る筆記具の一部省略正面図である。 要部の内部構造を示した破断正面図である。 軸部本体の正面図である。 軸部本体と連結具との連結構造を示した拡大正面図である。 筆記具の拡大横断面図である。
符号の説明
A 筆記具
1 中空軸部
2 ペン先
5 帯状シート
6 芯体
7 コイルばね
11 引出口
21 チューブ
51 把手具
71 コイルばねの一端
72 コイルばねの他端

Claims (3)

  1. 一端部にペン先が配備された中空軸部に、帯状シートの一端が連結された芯体が収容され、その帯状シートが上記中空軸部に具備されたスリット状の引出口から引き出されていると共に、上記芯体が上記帯状シートの巻取り方向に弾発付勢され、かつ、上記帯状シートの他端に、上記引出口の口縁に係止して上記芯体による帯状シートの巻取り長さを規制する把手具が固着されていることを特徴とする筆記具。
  2. 上記ペン先がインクを貯留する起立保形性を有するチューブに連結されていて、そのチューブに、筒状に形成された上記芯体が回転可能に嵌合されている請求項1に記載した筆記具。
  3. 上記芯体を上記帯状シートの巻取り方向に弾発付勢するためのコイルばねがその芯体に収容され、そのコイルばねの一端が上記芯体の一端から引き出されて上記中空軸部側に固定されていると共に、そのコイルばねの他端が上記芯体の他端に固定されている請求項2に記載した筆記具。
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