JP3109164U - 釣り竿と結合するリールの固定台の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】掌および指と釣り竿の間の隙間を低減することにより、使用者の握り心地が良くなる。
【解決手段】固定部と、グリップ保護部とを含み、リール30には固定台40が形成してあり、釣り竿には、一つの嵌め溝が成形され、一つの嵌め当接素子が取付けられる、釣り竿と結合するリールの固定台の構造において、前記固定部は、固定台の頂端に形成してあり、その上端面が円弧状窪みを呈し、釣り竿の外側面に寄り、その両側が、釣り竿の嵌め溝と、釣り竿と嵌め当接素子との間の隙間とに嵌合し、前記グリップ保護部は、固定部の下端に成形され、固定部との間に二つの欠け口が形成してあり、嵌め当接素子と、釣り竿にある嵌め溝の外側面に寄ることを特徴とする、釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
【選択図】図2

Description

本考案は釣り竿と結合するリールの固定台の構造に関するものである。
図1に示すように、従来の釣り竿10には一つのリール20が取付けてあり、前記リール20は釣り糸を巻き上げるためのものである。前記釣り竿10はグリップ11を有し、グリップ11には一つの嵌め溝111が成形してあり、また、釣り竿10には一つの嵌め当接素子12が取付けてあり、前記嵌め当接素子12は釣り竿10の軸方向に沿って往復に摺動でき、且つ嵌め当接素子12と釣り竿10との間には一つの制限溝13が形成してある。
前記リール20は一つの固定台21を有し、前記固定台21の上端は第一嵌め部211と第二嵌め部212とに分けられ、前記第一嵌め部211は、釣り竿10の周面に寄り、且つグリップ11の嵌め溝111内に嵌合され、前記第二嵌め部212は、釣り竿10の周面に寄り、且つ嵌め当接素子12に当接されて定位することで、リール20の組合いが完成する。
しかしながら、従来の釣り竿には次のような欠点があった。
(イ)リール20を釣り竿10に取付けた後、グリップ11と、嵌め当接素子12と、リール20の固定台21との間には段差があり、且つ使用者は釣り竿10のグリップ11を握るので、使用者が握る時には、掌および指と釣り竿10の間の隙間が大きすぎ、握り心地が良くなかった。
(ロ)グリップ11と、嵌め当接素子12と、リール20の固定台21との間には凹凸の結合構造があるので、使用者が握る時に、掌および指と釣り竿10の間の隙間が大きすぎ、握り心地が良くなかった。
本考案の主な目的は、掌および指と釣り竿10の間の隙間を低減することにより、使用者の握り心地が良くなる、釣り竿と結合するリールの固定台の構造を提供する。
上記欠点を解決するためになされた本願の考案は、固定部と、グリップ保護部とを含み、リールには固定台が形成してあり、釣り竿には、一つの嵌め溝が成形され、一つの嵌め当接素子が取付けられる、釣り竿と結合するリールの固定台の構造において、前記固定部は、固定台の頂端に形成してあり、その上端面が円弧状窪みを呈し、釣り竿の外側面に寄り、その両側が、釣り竿の嵌め溝と、釣り竿と嵌め当接素子との間の隙間とに嵌合し、前記グリップ保護部は、固定部の下端に成形され、固定部との間に二つの欠け口が形成してあり、嵌め当接素子と、釣り竿にある嵌め溝の外側面に寄ることを特徴とする、釣り竿と結合するリールの固定台の構造であることを要旨としている。
本願の考案では、固定部とグリップ保護部とは、それぞれテーパー状を呈することを特徴とする請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造であることを要旨としている。
本願の考案では、固定部とグリップ保護部との縦断面は円弧状窪みを呈し、固定部とグリップ保護部との上下端面が円弧状窪みを呈することを特徴とする請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造であることを要旨としている。
本願の考案では、前記欠け口は、固定部の下端面と、グリップ保護部の上端面とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造であることを要旨としている。
本願の考案では、二つの欠け口は、異なる方向に向いていることを特徴とする請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造であることを要旨としている。
本考案に係る釣り竿と結合するリールの固定台の構造によれば、掌および指と釣り竿10の間の隙間を低減することにより、使用者の握り心地が良くなる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図2乃至図6を参照する。図2乃至図6に示すのは、本考案の第一実施例であり、リール30には固定台40が形成してあり、ロッド50のグリップ51には、一つの嵌め溝511が成形され、一つの嵌め当接素子52が取付けられ、なお、固定台40は、固定部41と、グリップ保護部42とから構成される。
前記固定部41は、固定台40の頂端で両側に向いて形成され、その上端面が円弧状窪みを呈し、だから、上下端面411,412がそれぞれ円弧状窪みを呈し、固定部41の上端面411がロッド50の外側面に寄り、固定部41の両側が、ロッド50の嵌め溝511と、ロッド50と嵌め当接素子52との間の隙間とに嵌合する。
前記グリップ保護部42は、固定部40の下端に成形され、固定部40とグリップ保護部42とは、それぞれテーパー状を呈し、また、グリップ保護部42の縦断面は円弧状窪みを呈し、だから、その上下端面421,422が円弧状窪みを呈し、なお、グリップ保護部42にある上端面421と固定部41にある下端面412とは開口が異なる方向に向いている欠け口43を構成し、グリップ保護部42の上端面421は、嵌め当接素子52と、ロッドにある嵌め溝511の外側面に寄る。
図2及び図3を参照にして、本考案の使用状態および機能を説明する。固定台40の固定部41は、ロッドのグリップ51に取付けられ、且つその両側が、ロッド50の嵌め溝511と、ロッド50と嵌め当接素子との間の隙間とに嵌合することにより、リール30が固定される。固定台40の固定部41の下端にはグリップ保護部42が形成され、且つグリップ保護部42は嵌め当接素子52とロッド50にある嵌め溝511の外周面をカバーし、ロッド50にあるグリップ51と、嵌め当接素子52と、固定台40との間にはスムーズな構造を形成し、使用者が釣り竿を握るときには、固定台40のグリップ保護部42の下端面422を握り、なお、グリップ保護部42の下端面422はスムーズな円弧面なので、使用者が握っているときに、掌および指とロッド50の間には隙間が少ないので、ロッド50に対する操縦性が良くなる。
一方、ロッド50にあるグリップ51と、嵌め当接素子52と、固定台40との間はスムーズな構造を形成し、掌および指とロッド50の間には隙間が少ないので、使用者の握り心地が良くなる。
また、図7及び図8に示すのは、本考案の第二実施例であり、リール30には固定台40が形成してあり、ロッド50のグリップ51には、一つの嵌め溝511が成形され、一つの嵌め当接素子52が取付けられ、なお、固定台40は、固定部41と、グリップ保護部42とから構成される。その構成および機能は第一実施例と同様なので、ここで説明を省略する。
第二実施例の第一実施例と異なる点を以下に示す。
固定台40のグリップ保護部42の上端面421と、固定部41の下端面412とから構成され異なる方向に向いている欠け口44は、その深さは第一実施例の欠け口43よりも深くしてもよい。これにより、ロッドのグリップ51に固定台40を取付けるときに、欠け口44と嵌め当接素子52及びロッド50にある嵌め溝511との間にある隙間がより大きくなり、更にグリップ42を加えると、第二実施例は、第一実施例と同様な機能を有すると共に、使用者が釣り竿を握るときに振動吸収効果を発揮することもできる。
釣り竿に取付けた従来のリールの側面図である。 本考案の第一実施例の側面図である。 図2の一部拡大図である。 本考案の第一実施例に係るリールの側面図である。 本考案の第一実施例に係る固定台の側面図である。 本考案の第一実施例に係る固定台の上面図である。 本考案の第二実施例の側面図である。 図7の一部拡大図である。
符号の説明
10 釣り竿 11 グリップ
111 嵌め溝 12 嵌め当接素子
13 制限溝 20 リール
21 固定台 211 第一嵌め部
212 第二嵌め部 30 リール
40 固定台 41 固定部
411 上端面 412 下端面
42 グリップ保護部 421 上端面
422 下端面 43 欠け口
44 欠け口 50 ロッド
51 グリップ 511 嵌め溝
52 嵌め当接素子

Claims (5)

  1. 固定部と、グリップ保護部とを含み、リールには固定台が形成してあり、釣り竿には、一つの嵌め溝が成形され、一つの嵌め当接素子が取付けられる、釣り竿と結合するリールの固定台の構造において、
    前記固定部は、固定台の頂端に形成してあり、その上端面が円弧状窪みを呈し、釣り竿の外側面に寄り、その両側が、釣り竿の嵌め溝と、釣り竿と嵌め当接素子との間の隙間とに嵌合し、
    前記グリップ保護部は、固定部の下端に成形され、固定部との間に二つの欠け口が形成してあり、嵌め当接素子と、釣り竿にある嵌め溝の外側面に寄ることを特徴とする、
    釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
  2. 固定部とグリップ保護部とは、それぞれテーパー状を呈することを特徴とする、
    請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
  3. 固定部とグリップ保護部との縦断面は円弧状窪みを呈し、固定部とグリップ保護部との上下端面が円弧状窪みを呈することを特徴とする、
    請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
  4. 前記欠け口は、固定部の下端面と、グリップ保護部の上端面とから構成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
  5. 二つの欠け口は、異なる方向に向いていることを特徴とする、
    請求項1に記載の釣り竿と結合するリールの固定台の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024166471A1 (ja) * 2023-02-07 2024-08-15 グローブライド株式会社 リールシート及び魚釣用リール

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