JP3108964U - 缶用付属品取付け器具及び取付け装置 - Google Patents

缶用付属品取付け器具及び取付け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3108964U
JP3108964U JP2004006896U JP2004006896U JP3108964U JP 3108964 U JP3108964 U JP 3108964U JP 2004006896 U JP2004006896 U JP 2004006896U JP 2004006896 U JP2004006896 U JP 2004006896U JP 3108964 U JP3108964 U JP 3108964U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accessory
tightening
beverage
lid member
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004006896U
Other languages
English (en)
Inventor
敦郎 中野
智信 星野
Original Assignee
フィールズ・ソリューション株式会社
株式会社 伊藤園
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィールズ・ソリューション株式会社, 株式会社 伊藤園 filed Critical フィールズ・ソリューション株式会社
Priority to JP2004006896U priority Critical patent/JP3108964U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108964U publication Critical patent/JP3108964U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】現行の梱包資材を変更することなく、缶製品に所望の景品等の付属品を取付けることができる缶用付属品取付け器具及びそれを缶製品に取付ける取付け装置を提供する。
【解決手段】器具100は、上蓋10と下蓋20とを備えている。上蓋10は、飲料缶50の巻き締め縁部54を含む上面側を覆う上底面11と、上底面11の周縁に形成された筒状の側面12等とを備えており、側面12は、その内周側に突出して、噛み締め部55と係合する突起部13を有し、この突起部13は、上底面11からの距離が、巻き締め縁部54の上端部と噛み締め部55との距離と略同一である位置に、所定間隔で複数形成されている。下蓋20は、その内部に所望の景品Aを収納する収納部22が形成された下底面21を備え、収納部22は、その高さ部分である側部22aの幅が巻き締め縁部54の高さ部分である側壁54aよりも小さい。
【選択図】図1

Description

本考案は、飲料缶や缶詰等の缶製品に、所望の景品等の付属品を取付ける缶用付属品取付け器具及びそれを缶製品に取付ける取付け装置に関するものである。
従来、この種の缶用付属品取付け器具は、缶製品に景品等の付属品を取付けるときに用いられる器具であって、例えば、ストロー等の付属品が収納された包装体をオーバーキャップ内に収めたものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、このオーバーキャップは、その内部に包装体を収めているので、ある程度の高さが必要であった。
そのため、飲料缶は、オーバーキャップが飲料缶の頂部(上面)に取付けられることにより、その高さが変わってしまい、通常の梱包用ダンボール等の梱包資材で梱包したり、自動販売機、冷蔵ケース等に格納することが困難であった。
このため、オーバーキャップが取付けられた飲料缶では、例えば、輸送するときの梱包形態が煩雑になり、さらに、通常の自動販売機、冷蔵ケース等に格納できず、流通経路が制限される場合があった。
また、オーバーキャップが取付けられた飲料缶では、その上部に圧力が加わると、オーバーキャップが潰れる等して変形してしまい、商品価値を損なってしまうという問題があった。
さらに、このオーバーキャップは、飲料缶に取付けるときに変形しないように、手作業で飲料缶に取付けられるので、オーバーキャップ付きの飲料缶を生産するコストが人件費等により上昇したり、生産性が低下する等の問題があった。
特開2001−149203号公報
本考案の課題は、現行の梱包資材を変更することなく、缶製品に所望の景品等の付属品を取付けることができる缶用付属品取付け器具及びそれを缶製品に取付ける取付け装置を提供することである。
本考案は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本考案の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の考案は、缶状容器(50)の巻き締め縁部(54)を含む頂部側を覆う底面(11)と、前記底面(11)の周縁に形成された筒状の側面(12)と、前記側面(12)の内周側に突出し、前記底面(11)との距離が、前記巻き締め縁部(54)の上端部と前記巻き締め縁部(54)の外周側に形成された噛み締め部(55)との距離と略同一であり、前記噛み締め部(55)と係合する第1係合部(13)と、を有する第1蓋部材(10)と、その内部に所望の付属品(A)を収納し、その高さ部分(22a)が前記巻き締め縁部(54)の高さ部分(54a)よりも小さい収納部(22)を有し、前記第1蓋部材(10)と係合する第2蓋部材(20)と、を備えた缶用付属品取付け器具である。
請求項2の考案は、請求項1に記載の缶用付属品取付け器具において、前記第2蓋部材(20)は、その高さ部分が前記収納部(22)の高さ部分(22a)よりも小さい凹部(23a,23b)を有し、前記第1蓋部材(10)は、前記凹部(23a,23b)に対応する位置に形成され、前記凹部(23a,23b)と係合する第2係合部(14a,14b)を有すること、を特徴とする缶用付属品取付け器具である。
請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載の缶用付属品取付け器具(100)を、前記缶状容器(50)に取付ける取付け装置であって、その下方に開口部(210a)を有し、前記缶用付属品取付け器具(100)を収納する収納部(210)と、前記収納部(210)に収納された前記缶用付属品取付け器具(100)を吸引して、前記開口部(210a)から落下させて支持すると共に、前記缶状容器(50)の頂部側を覆うように前記缶用付属品取付け器具(100)を配置する支持部(230)と、前記缶用付属品取付け器具(100)が前記開口部(210a)から前記支持部(230)に落下するときの落下速度を、300〜1000cm/minに調整する落下速度調整部(250)と、前記支持部(230)により前記缶状容器(50)の頂部側に配置された前記缶用付属品取付け器具(100)を、前記缶状容器(50)の頂部側に、500〜5000gfの押付け力で押付ける押付部(260)と、を備えた取付け装置である。
(1)本考案の缶用付属品取付け器具は、第1蓋部材の側面の内周側に突出した第1係合部が、底面からの距離が缶状容器の巻き締め縁部の上端部と噛み締め部との距離と略同一である位置に形成されているので、第1係合部が噛み締め部と係合したときに、第1蓋部材の底面を缶状容器の巻き締め縁部の上端部の近傍に位置させることができる。
また、第2蓋部材は、その高さ部分が巻き締め縁部の高さ部分よりも小さい収納部を有するので、第2蓋部材と第1蓋部材とが係合した状態で、第1係合部が噛み締め部と係合したときに、収納部の底部が缶状容器の頂部側の端面と接触することがなく、第2蓋部材が第1蓋部材の底面を上方に押上げることがない。
すなわち、缶用付属品取付け器具によれば、缶状容器に所望の付属品を取付けた場合に、第1蓋部材の底面と缶状容器の底部との距離(すなわち、缶用付属品取付け器具を含む缶状容器の高さ)を、缶状容器の巻き締め縁部の上端部と缶状容器の底部との距離(すなわち、缶状容器の高さ)と略同一にすることができる。
そのため、缶用付属品取付け器具が取付けられた缶状容器は、現行の梱包資材で梱包することができる。
(2)第1蓋部材は、その高さ部分が収納部の高さ部分よりも小さい凹部と係合する第2係合部を有するので、第1蓋部材と第2蓋部材とを係合することができ、さらに、第2蓋部材の凹部が缶状容器の頂部側の端面と接触することがない。
(3)本考案の取付け装置は、缶用付属品取付け器具を吸引して、収納部の開口部から支持部に落下させるときの落下速度を300〜1000cm/minとしたので、缶用付属品取付け器具の重量が付属品の種類により変化したとしても、缶用付属品取付け器具を支持部に確実に支持させることができる。
また、支持部によって缶状容器の頂部側を覆うように配置された缶用付属品取付け器具を、缶状容器の頂部側に500〜5000gfの押付け力で押付けるようにしたので、缶用付属品取付け器具を変形させることなく、缶状容器に取付けることができる。
本考案は、現行の梱包資材を変更することなく、缶製品に所望の景品や付属品を取付けるという目的を、筒状の側面の内周側に突出して、巻き締め縁部の外周側に形成された噛み締め部と係合し、底面からの距離が缶状容器の巻き締め縁部の上端部と噛み締め部との距離と略同一である第1係合部を有する第1蓋部材と、その高さ部分が巻き締め縁部の高さ部分よりも小さい収納部を有する第2蓋部材とを備えることによって実現する。
以下、図面等を参照して、本考案の実施例について、さらに詳しく説明する。
図1は、本考案による缶用付属品取付け器具の実施例を示す図である。なお、図1では、説明の便宜上、缶用付属品取付け器具を分解した状態で示すと共に、この缶用付属品取付け器具が取付けられる飲料缶も示す。
缶用付属品取付け器具(以下、器具という)100は、飲料缶50に所望の景品A等の付属品を取付ける器具であって、上蓋10と、景品Aが収納される下蓋20等とを備えている。
飲料缶50は、例えば、タクル缶や3ピース缶であって、その上面に開口部51aを有する円筒状の本体51と、略中央にプルトップ52が形成された円板状の上面板53等とからなり、本体51の開口部51aに上面板53を被せ、この上面板53の周縁を開口部51aの周縁51bに巻き締めることにより一体に形成されている。
この上面板53は、その周縁が巻き締め縁部54となり、この巻き締め縁部54の外周側には、噛み締め部55が形成されている。なお、巻き締め縁部54は、周縁51bに沿った側壁54aを有し、この側壁54aの幅(すなわち、巻き締め縁部54の上端部と上面板53との距離)が巻き締め縁部54の高さ部分となる。
図2は、本実施例による器具100の上蓋10を示す概略図である。なお、図2(a)は上面図であり、図2(b)は側面図である。
上蓋10は、例えば、上底面11と、上底面11の周縁に形成された筒状の側面12等とを備えている。また、上蓋10は、透明であって、耐熱性を高めるためにガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレート(以下、G−PETという)で形成されている。
上底面11は、飲料缶50の巻き締め縁部54を含む頂部(上面)側を覆うように、円形状に形成されており、具体的な寸法は、直径約54mmである。上底面11は、後述する下蓋20の下底面21に形成された凹部23a,23bに対応する位置に、この凹部23a,23bと係合する凸部14a,14bが形成されている。
側面12は、その内周側に突出して、噛み締め部55と係合する突起部13を備えている。突起部13は、巻き締め縁部54の上端部と噛み締め部55との距離と略同一距離だけ上底面11から離れた位置に、所定間隔で複数形成されている。
また、側面12は、例えば、上底面11から約6.5mm離れた位置に、下端部15が形成されており、この下端部15は、外周側に僅かに拡がっている(図4参照)。
図3は、本実施例による器具100の下蓋20を示す概略図である。なお、図3(a)は上面図であり、図3(b)は側面図である。
下蓋20は、上蓋10の上底面11と略同一形状である下底面21を備えている。また、下蓋20は、不透明(例えば、白色)であって、耐熱性を高めるためにG−PETで形成されている。
下底面21は、その内部に所望の景品A(図1参照)を収納する収納部22が形成されている。
収納部22は、景品Aが収納される空間を規定する側部22aと底部22bとからなり、具体的な寸法は、側部22aの幅は約3.0mmであり、底部22bの長手方向の幅は約35mmである。なお、景品Aは、収納部22に収納可能であれば、携帯ストラップ等、適宜のものであってもよく、例えば、景品Aに当たり外れ等の要素があるときには、不透明な袋体に収納するようにしてもよい。
この側部22aの幅は、収納部22の高さ部分となり、巻き締め縁部54の高さ部分である側壁54aの幅よりも小さい。
下底面21は、収納部22の近傍に、その高さ部分が収納部22の側部22aの幅よりも小さい凹部23a,23bが形成されている。この凹部23a,23bは、上蓋10の上底面11に形成された凸部14a,14bと係合する。
つぎに、器具100が飲料缶50に取付けられた状態について説明する。
図4は、本実施例による器具100が飲料缶50に取付けられた状態を示す図である。
景品付き缶150は、後述する取付け装置200(図5参照)によって、器具100が飲料缶50に取付けられたものである。
器具100は、上蓋10の凸部14a,14bと、収納部22に景品Aを収納した下蓋20の凹部23a,23bとを係合することにより生産される。
また、上蓋10の凸部14a,14bと下蓋20の凹部23a,23bとの係合は、例えば、組立時(器具100を飲料缶50に取り付けるとき)や、流通時(景品付き缶150を梱包するとき、梱包された景品付き缶150を輸送するとき、景品付き缶150を店舗等で販売するとき等)に、上蓋10と下蓋20とが外れず、かつ、景品付き缶150を購入した購入者等が景品Aを容易に取り出すことができるように調整されている。
器具100は、上蓋10の側面12に形成された突起部13が、飲料缶50の巻き締め縁部54の外周側に形成された噛み締め部55と係合することにより、飲料缶50に取付けられる。
この突起部13は、上述したように、上底面11からの距離が巻き締め縁部54の上端部と噛み締め部55との距離と略同一である位置に形成されているので、突起部13が噛み締め部55と係合したときに、上底面11は、巻き締め縁部54の上端部付近に位置することになる。
また、下蓋20は、収納部22の側部22aが巻き締め縁部54の側壁54aよりも小さいので、器具100が飲料缶50に取付けられたときに、収納部22の底部22bが飲料缶50の上面板53と接触することがなく、例えば、収納部22の底部22bと、上面板53に形成されたプルトップ52とが接触することがない。
このため、器具100が飲料缶50に取付けられたときに、下蓋20が上蓋10の上底面11を上方に押上げて、上底面11を変形させることがない。
したがって、本実施例の器具100によれば、以下のような効果がある。
(1)飲料缶50に景品Aを取付けたときに、景品付き缶150の高さ(すなわち、上蓋10の上底面11と飲料缶50の底部との距離)を、飲料缶50の高さ(すなわち、飲料缶50の巻き締め縁部54の上端部と飲料缶50の底部との距離)と略同一にすることができる。
このため、景品付き缶150は、飲料缶50を梱包する現行の梱包用ダンボール等を用いて梱包することができ、それによって、特殊な梱包用ダンボール等の梱包資材を設計して生産する必要がなく、追加コストの発生を抑えることができる。
(2)上蓋10は透明であり、下蓋20は不透明であるので、器具100に収納された景品Aを、上蓋10を介して視認することができる。
(3)景品付き缶150の高さは、飲料缶50の高さと略同一であるので、通常の梱包資材での納品が可能であり、さらに、景品付き缶150を梱包した状態でコンテナ輸送するときに、上部から圧力が加わった場合であっても、変形して潰れることがなく、商品価値を損なうことがない。
(4)上蓋10及び下蓋20は、その材質がG−PETであるので、現行の缶ウォーマー等で保温することができる。
(5)景品付き缶150の高さは、飲料缶50の高さと略同一であるので、通常の自動販売機に格納することができ、さらに、上底面11の側面12に形成された突起部13と飲料缶50の噛み締め部54とが係合しているので、自動販売機に格納された景品付き缶150を購入するときに、飲料缶50から器具100が外れることがない。
このため、景品付き缶150は、自動販売機で販売することができ、流通経路が限定されることがない。
(6)収納部22の底部22bとプルトップ52とが接触しないので、衛生上好ましく、さらに、器具100自体がカバーとなり、プルトップ52を含む上面板53が汚れることがない。
つぎに、器具100を飲料缶50に取付ける取付け装置について説明する。
図5は、本考案による取付け装置の実施例を示す図である。
取付け装置200は、器具100を飲料缶50に取付ける装置であって、例えば、器具100が充填されるストッカー210と、ストッカー210を固定する固定治具211と、回転基台220と、器具100を吸引して支持する支持台230と、器具100の落下速度を調整するブレーキ部250と、器具100を飲料缶50に押付けて固定する器具固定部260等とを備えている。
飲料缶50は、ベルトコンベア60上に複数載置されており、図中、矢印の方向に搬送される。
ストッカー210は、その下方に開口部210aを備え、固定治具211により位置を固定されている。ストッカー210は、その内部に、景品Aが収納された器具100を複数積み上げた状態で充填することができる。
回転基台220は、不図示の回転軸に回転可能に支持されており、ベルトコンベア60とストッカー210との間に配置されている。回転基台220は、その周縁に複数の支持台240を備えている。
支持台240は、回転基台220の回転軸に対して放射状に設けられており、その一端で器具100を吸引して支持し、他端には、器具100を吸引する吸引力を発生させる不図示の真空ポンプ等に接続された吸引部240が設けられている。
ブレーキ部250は、ストッカー210の開口部210aの近傍に配置されており、圧縮空気を吐出して、器具100がストッカー210から支持台230に落下するときの落下速度を調整する装置である。この落下速度は、300〜1000cm/minが好ましく、より好ましくは800cm/minである。
ブレーキ部250は、器具100の落下速度を300〜1000cm/minに調整したので、例えば、器具100の総重量が景品Aの種類により変化したとしても、器具100が支持台230の一端に与える力を、所定値以下とすることができ、器具100を支持台230の一端に確実に支持させることができる。なお、この所定値としては、140gf以下であることが好ましい。
器具固定部260は、ベルトコンベア60に搬送された飲料缶50から所定間隔を隔て、かつ、回転基台220よりも飲料缶50の搬送方向側の位置に配置され、支持台230により飲料缶50の上面側を覆うように配置された器具100を、飲料缶50に押付ける装置である。この器具固定部260が器具100を押付ける押付け力は、500〜5000gfが好ましく、より好ましくは1000gfである。
器具固定部260は、器具100を飲料缶50に500〜5000gfの押付け力で押付けるようにしたので、器具100が潰れる等して変形することなく、器具100を飲料缶50に取付けることができる。
つぎに、取付け装置200の動作について説明する。
まず、器具100は、支持台230の吸引部240により発生する吸引力によって、ストッカー210から支持台230に吸引される。このとき、器具100は、ブレーキ部250により、その落下速度を調整された状態で支持台230に吸引される。
そして、支持台230は、その一端に器具100を支持する。支持台230は、図中、矢印で示すように、回転基台220の反時計方向の回転に伴って、器具100をベルトコンベア60上に載置された飲料缶50に接近させる。
支持台230は、回転基台220が回転軸を中心に約180°回転したときに、飲料缶50に最も接近する。このとき、支持台230は、器具100の吸引を停止する。そして、支持台230の一端に支持された器具100は、支持台230から離れ、飲料缶50の上面側を覆うように飲料缶50に配置される。
その後、支持台230は、回転基台220の回転に伴い、その一端に器具100を吸引して支持するために、再び、ストッカー210の開口部210aに接近する。
器具100が上面側に配置された飲料缶50は、その状態のままで、ベルトコンベア60によって、器具固定部260の下方付近まで搬送される。
そして、器具固定部260は、器具100を飲料缶50に押付けて、飲料缶50に器具100を取付け、これにより、上述した景品付き缶150が自動的に組立てられる。なお、回転基台220の回転速度は、適宜調整することができ、例えば、ベルトコンベア60による飲料缶50の搬送速度(すなわち、景品付き缶150の生産速度)を変更することなく、景品付き缶150を生産することができる。
このように、取付け装置200によれば、以下のような効果がある。
(1)ベルトコンベア60で搬送された飲料缶50に器具100を自動的に取付けることができるので、手作業に比べて生産コストを小さくでき、さらに、生産に要する時間を短縮できる。
(2)ブレーキ部250により器具100の落下速度が調整されるので、器具100に収納される景品Aが変更され、器具100の総重量が変化した場合であっても、器具100を支持台230に確実に支持させることができる。
(3)ベルトコンベア60による飲料缶50の搬送速度を変更することなく、景品付き缶150を生産することができるので、景品付き缶150の生産速度が低下することがなく、さらに、その生産計画を容易に立案することができる。
(4)景品付き缶150を自動的に生産できるので、店舗等に器具100を飲料缶50に取付けるように依頼をすることがなくなり、店舗側の負担を軽減できる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本考案の均等の範囲内である。
(1)器具100は、飲料缶50に取付けるとしたが、これに限られず、側面12に形成された突起部13の位置と、収納部22の側部22aの幅と、上底面11と下底面12の形状等とを調整して、食料の缶詰等、適宜の缶製品に器具100を取付けるようにしてもよい。
(2)下蓋20の凹部23a,23bは、上蓋10の凸部14a,14bと係合できるのであれば、下底面21の適宜の位置に形成してもよく、その数も限定されない。
(3)器具固定部260は、器具100が上面側に配置された飲料缶50を押付けるとしたが、例えば、ベルトコンベア60が傾斜しており、飲料缶50が器具固定部260の下方付近まで搬送されたときに、器具固定部260が飲料缶50の巻き締め縁部54の上端部から約0.2mm隔てた位置に配置されており、飲料缶50が器具固定部260の下方を通過することにより、器具100を飲料缶50に取付けるようにしてもよい。
本考案による缶用付属品取付け器具の実施例を示す図である。 本実施例による器具100の上蓋10を示す概略図である。 本実施例による器具100の下蓋20を示す概略図である。 本実施例による器具100が飲料缶50に取付けられた状態を示す図である。 本考案による取付け装置の実施例を示す図である。
符号の説明
10 上蓋
11 上底面
12 側面
13 突起部
14a,14b 凸部
20 下蓋
21 下底面
22 収納部
23a,23b 凹部
50 飲料缶
52 プルトップ
53 上面板
54 巻き締め縁部
55 噛み締め部
100 器具
150 景品付き缶
200 取付け装置
A 景品

Claims (3)

  1. 缶状容器の巻き締め縁部を含む頂部側を覆う底面と、前記底面の周縁に形成された筒状の側面と、前記側面の内周側に突出し、前記底面との距離が、前記巻き締め縁部の上端部と前記巻き締め縁部の外周側に形成された噛み締め部との距離と略同一であり、前記噛み締め部と係合する第1係合部と、を有する第1蓋部材と、
    その内部に所望の付属品を収納し、その高さ部分が前記巻き締め縁部の高さ部分よりも小さい収納部を有し、前記第1蓋部材と係合する第2蓋部材と、
    を備えた缶用付属品取付け器具。
  2. 請求項1に記載の缶用付属品取付け器具において、
    前記第2蓋部材は、その高さ部分が前記収納部の高さ部分よりも小さい凹部を有し、
    前記第1蓋部材は、前記凹部に対応する位置に形成され、前記凹部と係合する第2係合部を有すること、
    を特徴とする缶用付属品取付け器具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の缶用付属品取付け器具を、前記缶状容器に取付ける取付け装置であって、
    その下方に開口部を有し、前記缶用付属品取付け器具を収納する収納部と、
    前記収納部に収納された前記缶用付属品取付け器具を吸引して、前記開口部から落下させて支持すると共に、前記缶状容器の頂部側を覆うように前記缶用付属品取付け器具を配置する支持部と、
    前記缶用付属品取付け器具が前記開口部から前記支持部に落下するときの落下速度を、300〜1000cm/minに調整する落下速度調整部と、
    前記支持部により前記缶状容器の頂部側に配置された前記缶用付属品取付け器具を、前記缶状容器の頂部側に、500〜5000gfの押付け力で押付ける押付部と、
    を備えた取付け装置。
JP2004006896U 2004-11-25 2004-11-25 缶用付属品取付け器具及び取付け装置 Expired - Lifetime JP3108964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006896U JP3108964U (ja) 2004-11-25 2004-11-25 缶用付属品取付け器具及び取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004006896U JP3108964U (ja) 2004-11-25 2004-11-25 缶用付属品取付け器具及び取付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3108964U true JP3108964U (ja) 2005-04-28

Family

ID=43271622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004006896U Expired - Lifetime JP3108964U (ja) 2004-11-25 2004-11-25 缶用付属品取付け器具及び取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108964U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187301A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Bandai Co Ltd 組立模型
JP2015504031A (ja) * 2012-01-20 2015-02-05 オーアンドアール・カートン・ルンド・アーベー 容器に蓋を取り付けるための装置および方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187301A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Bandai Co Ltd 組立模型
JP2015504031A (ja) * 2012-01-20 2015-02-05 オーアンドアール・カートン・ルンド・アーベー 容器に蓋を取り付けるための装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2909433B2 (ja) 錠剤フィーダ
JPS6037318Y2 (ja) 包装箱体
USD365247S (en) Beverage container and lid therefor
US20050040218A1 (en) Unitary double walled container and method for making
US7264123B2 (en) Container and method of containing
JP3108964U (ja) 缶用付属品取付け器具及び取付け装置
USD519364S1 (en) Ratchet strap packaging
US6422390B1 (en) Self supporting lighting fixture and package therefore
US20120097571A1 (en) Food Packaging System with Separable Food Utensils
WO2000065919A1 (en) Snack package adapted for a bottle
KR102099946B1 (ko) 테이블 기능을 갖는 포장 박스
US20060060739A1 (en) Container suspending device
JP4099747B2 (ja) 包装用容器
JP2003276735A (ja) 果物類収納用蓋付き容器
JP4013793B2 (ja) カップ式自動販売機のリッド装着装置
KR200319571Y1 (ko) 케익 포장상자
JPS6037656Y2 (ja) 飲料自動販売機のカップ供給装置
KR200236870Y1 (ko) 아이스크림 자동판매기용 용기
EP4169841B1 (en) Cylindrical cardboard container
JP2002183830A (ja) カップ式自動販売機のカップキャッピング装置
US3339715A (en) Knock-down container
JPH1016914A (ja) 包装方法及び装置
CN213169226U (zh) 底托和包装盒
CN211323854U (zh) 一种用于自动餐饮设备的转台装置
WO2000018650A1 (en) Flexible disposable container

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20051005

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 6