JP3108900U - 接続部材、固定具及び医療用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間患者の腕などに固定しても、痛みなどの苦痛や不快感を和らげることができるとともに、従来の固定具と同様に扱うことができる接続部材、固定具及び医療用具を提供すること。
【解決手段】内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成した固定具(10)。オスコネクタ(2)と固定具(10)とメスコネクタ(15)から構成され、前記固定具(10)は、内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成した接続部材(1)。
【選択図】図1

Description

本考案は、固定具(例えばルアーロック)と当該固定具を含む接続部材(例えばオスコネクタとメスコネクタ)の改良であり、患者の手や腕などに長時間固定しても、痛みなどの苦痛や不快感のない固定具、接続部材に関する。本考案の固定具、接続部材は、血液の体外循環回路、カテーテル類、輸液・輸血セット等の医療用具に使用される。
図3は、現在使用されている接続部材51とその使用状態図で、オスコネクタ52とメスコネクタ65を接合し、メスコネクタ65の後方部に形成した係止部68を固定具60の内壁面に形成した螺合部63に係止し、固定具60を回転させて、内壁面に形成した螺合部63により、接合部の外周から締め付けて固定するようにしている。
この接続部材51で接続されたチューブTは、一般的に例えば図4のように患者21の腕や手等に直接テープ22で固定して使用する。
しかし、通常、固定具60は硬質の材料で成型・構成されているため、長時間の治療にかかる間、継続的に人体に固定していると、固定具60そのものの硬さによって、固定部分あるいは接触部分において患者は痛みなどの苦痛や不快感を生じる。
そこで、治療時におけるこのような患者の苦痛を緩和するための発明として、特許文献1には、医療用コネクターの患者との接触面を平坦に形成することで、患者にテープ等で固定する際の違和感を軽減することができる医療用コネクターが記載されている。
しかしながら特許文献1に記載の医療用コネクターでは、特にオス型コネクターの形状・構造が複雑であることから、製造の際にはある程度の高度な技術を要し、ひいてはコスト高にも繋がることになる。
また特許文献2には、接続補助部材に固定具を収納し、患者には翼部ないし本体を固定することで固定具が直接腕に接することがないので、固定具による痛みや不快感を解消することができる医療用具が記載されているが、特許文献2に記載の医療用具の場合、構成上医療用具の接続補助部材を構成する部品点数が多くなることから、製造も煩雑になり、コスト高にも繋がる。
特開2002−159579([請求項11]、[0037]、[0038]) 特願2004−310274([0006])
解決しようとする問題点は、固定具を患者の腕や手などに固定する際に、患者に痛みと不快感を与える点、さらに長時間の固定により腕などの皮膚に擦過傷を発生しやすい点である。
そこで本考案者は以上の課題を解決するために、鋭意検討を重ねた結果次の考案に到達した。
[1]本考案は、内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成した固定具(10)を提供する。
[2]本考案は、オスコネクタ(2)と固定具(10)とメスコネクタ(15)から構成され、
オスコネクタ(2)は、前方部にテーパー状突起部(3)、中間部に係止部(4)、後方部にチューブ接続部(7)を形成し、
前記メスコネクタ(15)は、後方部に前記オスコネクタ(2)のテーパー状突起部(3)が挿入可能なテーパー状管状体(17)、前方部にチューブ接続部(16)、後方部の外周に係止部(18)を形成し、
前記固定具(10)は、内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成した接続部材(1)を提供する。
[3]本考案は、[1]ないし[2]に記載の固定具(10)ないし接続部材(1)を含む医療用具を提供する。
本考案の固定具10は、外筒11を軟質部材で形成しているので、長時間患者の腕などに固定しても、従来の固定具を使用する際に患者に与えていた痛みなどの苦痛や不快感を和らげることができる。
また硬質部材で形成した内筒12の外周を、軟質部材で形成した外筒11で被覆しているだけなので、従来の固定具と同様に扱うことができる。
図1は本考案の固定具10の概略図(断面図)、図2は図1の固定具10を装着した接続部材1(オスコネクタ2とメスコネクタ15を固定具10で固定して接続した状態)の概略図(断面図)である。
本考案の固定具10は、内筒12と外筒11を有し、内筒12の内壁面に螺合部13を形成し、内筒12は硬質部材、外筒11は軟質部材より形成している。
また接続部材1は、前記固定具10とオスコネクタ2とメスコネクタ15から構成される。オスコネクタ2は、前方部にテーパー状突起部3、中間部に係止部4、後方部にチューブ接続部7を形成している。また前記メスコネクタ15は、後方部に前記オスコネクタ2のテーパー状突起部3が挿入可能なテーパー状管状体17、前方部にチューブ接続部16、後方部の外周に係止部18を形成している。
固定具10は、オスコネクタ2とメスコネクタ15の接合部を外側から覆って固定するものであり、固定具10の内筒12の内壁面(内周)にはメスコネクタ15の係止部18と螺合するための螺合部13が形成されている。メスコネクタ15の係止部18と固定具10の螺合部13は螺子状に螺合して固定する。螺合部13は内筒12の前方から略中腹部付近まで形成され、内筒12の後方内壁面(内周)には、係止部14が形成されている。
メスコネクタ15の係止部18と固定具10の螺合部13を、確実に螺合するために、内壁面(内周)に螺合部13を形成した内筒12は、従来の固定具と同様に、例えばポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)等の硬質部材で形成する。一方、患者の皮膚に直接接触する外周(外筒11)は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ゴム、エラストマー、シリコン等の軟質部材で形成する。
固定具10は、内筒12と外筒11を前記材料を用いて例えば2色成形等により成形することができる。
固定具10の外筒11を軟質部材で構成することにより、患者の皮膚に直接触れる部分が柔らかいため、従来の固定具を比較すると、痛みや不快感などを感じることが格段に少なくなる。
また本考案の固定具10と接続部材1は、形状としては従来の固定具と接続部材と同じものであるため、特に意識することなく従来のものと同様に扱うことができる。
また本考案の接続部材1を構成する、前記固定具10とオスコネクタ2とメスコネクタ15の形態は、図示したものに限定されず、要するにオスコネクタ2とメスコネクタ15を接合し、メスコネクタ15の後方部に形成した係止部18を固定具10の内壁面に形成した螺合部13に係止し、固定具10を回転させて、内壁面に形成した螺合部13により、接合部の外周から締め付けて固定できる形態であれば何でも良い。
本考案の固定具の概略図(断面図) 図1の固定具を装着した接続部材(オスコネクタとメスコネクタを固定具で固定して接続した状態)の概略図 従来の接続部材の使用方法を示す概略図(断面図) 患者に接続部材を固定した状態図
符号の説明
1 接続部材
2 オスコネクタ
3 (前方部)テーパー状突起部
4 (中間部)係止部
7 (後方部)管状体(チューブ接続部)
10 固定具(ルアーロック)
11 外筒
12 内筒
13 螺合部
15 メスコネクタ
16 (前方部)管状体(チューブ接続部)
17 (後方部)テーパー状管状体
18 係止部
T チューブ

Claims (3)

  1. 内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成したことを特徴とする固定具(10)。
  2. オスコネクタ(2)と固定具(10)とメスコネクタ(15)から構成され、
    オスコネクタ(2)は、前方部にテーパー状突起部(3)、中間部に係止部(4)、後方部にチューブ接続部(7)を形成し、
    前記メスコネクタ(15)は、後方部に前記オスコネクタ(2)のテーパー状突起部(3)が挿入可能なテーパー状管状体(17)、前方部にチューブ接続部(16)、後方部の外周に係止部(18)を形成し、
    前記固定具(10)は、内筒(12)と外筒(11)を有し、内筒(12)の内壁面に螺合部(13)を形成し、内筒(12)は硬質部材、外筒(11)は軟質部材より形成したことを特徴とする接続部材(1)。
  3. 請求項1ないし請求項2に記載の固定具(10)ないし接続部材(1)を含むことを特徴とする医療用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014023871A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Top Co Ltd コネクタカバー

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