JP3108871U - ボルトクリッパーのカッター部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 断面が円弧状を呈する物体を容易に切断可能である金属製のボルトクリッパーのカッター部構造を提供する。
【解決手段】 一対の作動アーム31、作動アーム32と、一対のカッター部41、カッター部42及び一つの固定ユニット70から構成される。カッター部41、カッター部42はそれぞれの刃部47、刃部48を有し、各刃部は二つの斜面状の刃面51、刃面52とそれに連接する切削刃面53を有する。切削刃面53は互いに接触し合い、固定ユニット70は各カッター部の胴部に装着され、二つのカッター部41、カッター部42を連結、固定する。カッター部の少なくとも一つの刃面に所定の数で平行に排列する凹溝55が設けられ、各凹溝55は切削刃面53に突出することで、刃面と切削刃面53の接合箇所における切削刃線の長さを増加させ、断面が円形状を呈する物体を切断する時、物体をしっかり噛んで容易に切断可能である。
【選択図】 図4

Description

本考案は、ボルトクリッパーのカッター部構造に関する。
周知の金属製のボルトクリッパー10は、図1に示すように、一対のカッター部11、カッター部12と、一対のトグル13、トグル14と、一対のハンドル15、ハンドル16とから構成される。使用の際にハンドル15、ハンドル16を作動させることによりトグル13、トグル14を動かすと同時に、トグル13、トグル14により二つのカッター部11、カッター部12を駆動し、切断の作動を執行するとともに、カッター部11、カッター部12及び刃部21、刃部22の間の相対的な位置を変え、硬い物体を切断することが可能である。
金属製のボルトクリッパーは主に断面が円弧状を呈しかつ比較的硬い物体、例えばケーブル、ボルト、金属コード、鉄筋などの切断に使われている。したがって、周知の金属製のボルトクリッパー10は通常そのカッター部11、カッター部12の刃部21、刃部22があまり鋭くない形状に設けられることで、切断する時、刃こぼれ口が破裂し欠け口を形成することを防止することが可能である。つまり刃口は園芸用カッターはさみの刃カッター部とは異なるものである。また、一般の園芸用カッターのカッター部はさみの刃は、通常その刃部が一般のはさみのように鋭い構造を有するため、切断を容易に執行することが可能である。
図2に示すように、周知の金属製のボルトクリッパー10は、使いう道が異なるため、通常そのカッター部11、カッター部12の刃部21、刃部22に二つの斜面状の刃面23、刃面24を有することで幅が適切な切削刃面25を形成し、かつ切削刃面25の両側に切削刃線27、切削刃線28を有するものである。
周知の金属製のボルトクリッパー10は、そのカッター部11、カッター部12の刃部21、刃部22の切削刃線27、切削刃線28がすべて直線状を呈し、かつ二つのカッター部11、カッター部12の刃面23、刃面24も直線状を呈するため、金属製のボルトクリッパー10によってが断面が円弧状を呈するとなる物体を切断する場合、切断しようする物のが滑りが起りやすく、切断しようとする物が刃部21、刃部22を離脱することが発生し発生し、切断の機能に影響を与える恐れがあり、図3に示すように操作者にとって使いにくいものである。
したがって本考案の目的は、上述の周知の欠点に対し、断面が円弧状を呈する物体を容易に切断可能である金属製のボルトクリッパーのカッター部構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、切断の効率及び機能を増強することで切断の作動をスムーズにする金属製のボルトクリッパーのカッター部構造を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本考案の請求項に記載のボルトクリッパーのカッター部構造は、一対のカッター部、一つの固定ユニット及び一つの作動アームから構成される。そのうちの一対のカッター部はそれぞれの刃部を有し、各刃部が二つの斜面状の刃面とそれに連接する切削刃面を有し、かつ各切削刃面が互いに接触し合い、固定ユニットは各カッター部の胴部に装着され、二つのカッター部を連結、固定するものである。金属製のボルトクリッパーのカッター部の少なくとも一つの刃面に所定の数で平行に排列する凹溝が設けられ、かつ各凹溝が切削刃面に突出することで、刃面と切削刃面の接合箇所における切削刃線の長さを増加させるため、断面が円形状を呈する物体を切断する時、物体をしっかり噛んで容易に切断可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図4は本考案の第1実施例の立体分解図である。
図5は図4のカッター部の側面図である。
図6は図4によって組み立てた後の正面図である。
図7は図4のカッター部の作動を示す模式図である。
図8は本考案の第2実施例の正面図である。
図9は本考案の第3実施例におけるカッター部の側面図である。
図4と図5に示すように、本考案の実施例による金属製のボルトクリッパー30は、一対の作動アーム31、作動アーム32と、一対のカッター部41、カッター部42及び一つの固定ユニット70から構成される。
そのうちの一対の作動アーム31、作動アーム32は、直径方向を呈する対称的な構造である。第一作動アーム31は最上端にピボット孔槽33、孔槽35を有し、第二作動アーム32は最上端にピボット孔槽34とピボット耳部36を有し、そしてピボット耳部36の中間にピボット孔361を有する。また第一作動アーム317は頸部に近い位置にストッパー37を有し、ストッパー37は二つの作動アーム31、作動アーム32が切断の作動をする過程において、互いにぶっつかりあったり、干渉しあったりすることを防止するためのものである。
二つのカッター部41、カッター部42は、末端にピボット孔43、ピボット孔44を有し、ピボット孔43、ピボット孔44は二つの作動アーム31、作動アーム32を連接するものである。また二つのカッター部41、カッター部42は約中間部位にそれぞれの穿孔45、穿孔46を有し、かつ二つのカッター部41、カッター部42の向かい合う側の外縁に歯車状の枢軸歯61、62を有し、枢軸歯61、62は二つのカッター部41、カッター部42が作動する時、二つのカッター部41、カッター部42を分離させ、切断しようとする位置から離脱させることを防止するためのものである。また二つのカッター部41、カッター部42はそれぞれの刃部47、刃部48を有し、各刃部47、刃部48は二つの斜面状の刃面51、刃面52とそれに連接する切削刃面53を有し、かつ二つの刃面51、刃面52にはは所定の数で平行に排列する凹溝55が設けられ、凹溝55はその横断面が円弧形を呈し、かつ切削刃面53に突出することで、二つの刃面51、刃面52と切削刃面53の接合箇所における二本の切削刃線56、切削刃線57の長さを増加させる。したがって、断面が円形状を呈する物体を切断する時、物体をしっかり噛んで容易に切断することが可能である。
固定ユニット70は、基座71と金属片72と一対のナット73、ナット74と一対のワッシャ75、ワッシャ76から構成され、かつ穿孔45、穿孔46により一対のカッター部41、カッター部42に装着される。
組み立てる場合、二つの作動アーム31、作動アーム32のピボット孔槽33、ピボット孔槽34とカッター部41、カッター部42の末端のピボット孔43、ピボット孔44を照準して二つの作動可能なピボット部位381、ピボット部位382を形成する。そして二つのピボット部位381、ピボット部位382によりカッター部41、カッター部42と作動アーム31、作動アーム32はの力を加えることで屈曲する作用する転位部位を形成するとともに、金属製のボルトクリッパー30の作用点力点と同時に作用点受け点の連結棒作動機構を形成する。カッター部41、カッター部42の穿孔45、穿孔46と固定ユニット70を照準し、二つのカッター部41、カッター部42の枢軸歯61、枢軸歯62に合わせることで、金属製のボルトクリッパー30の切断作動機構を形成する。また作動アーム31のピボット孔槽35と第二作動アーム32のピボット耳部36を照準して中枢支点39を形成すると同時に、全体の連接により金属製のボルトクリッパー30の作動する枢軸を構成する。図6に示すような金属製のボルトクリッパー30は全体を組み立てた後の形態である。
図7に示すように、操作者が切断の動作をする場合、金属製のボルトクリッパー30は二つのカッター部41、カッター部42に所定の数で平行に排列する凹溝55が設けられるため、ボルトクリッパー30の二つのカッター部41、カッター部42の刃部47、刃部48の鋭さを増強させることを可能とする。するとともに、かつ長期間で使用されされても刃こぼれ摩損または欠け口が発生しにくいだけでなく、断面が円形を呈する物体を切断する動作を容易にし、くなり、切断しようとする物の滑りを防止し、金属製のボルトクリッパー30の切断作動をより一層スムーズにすることもが可能である。
また、本実施例では二つのカッター部41、カッター部42の刃部47、刃部48は平行に排列する凹溝55を有するように設けられるが、そのうちの一つのカッター部の刃部は周知のカッター部のような構造、もう一つのカッター部の刃部は所定の数で平行に排列する凹溝55のような構造に設けられてもよい。したがって本考案の第2実施例は図8に示すように、そのカッター部の切断機能により役割を果たすことが可能である。
図9に示すように本考案の第3実施例では、カッター部41、カッター部42の刃部47、刃部48は、一側の刃面に所定の数で平行に排列する凹溝55を有し、他側の刃面に凹溝がないように設けられるが、凹溝55の構造を横断面がV字型を呈する構造または同等の機能を有する構造に変えることが可能である。
上述の説明をまとめてみると、本考案の実施例によるボルトクリッパーのカッター部構造は、改良を加えたため、周知のボルトクリッパーによって断面が円形を呈する物体を切断する時、滑りが発生するという欠点を有効に改善し、切断の効率及び機能、ボルトクリッパーの実用性を増進することが可能である。
周知のボルトクリッパーを示す正面図である。 図1の周知のボルトクリッパーにおけるカッター部の側面を示す模式図である。 周知のボルトクリッパーによって断面が円形を呈する物体を切断することを示す模式図である。 本考案の第1実施例によるボルトクリッパーのカッター部構造を示す立体分解図である。 図4のカッター部を示す側面図である。 図4を組み立てた後の正面図である。 図4のカッター部の作動を示す模式図である。 本考案の第2実施例によるボルトクリッパーのカッター部構造を示す正面図である。 本考案の第3実施例によるカッター部の側面図である。
符号の説明
10 ボルトクリッパー、11 カッター部、12 カッター部、13 トグル、14 トグル、15 ハンドル、16 ハンドル、21 刃部、22 刃部、23 刃面、24 刃面、25 切削刃面、27 切削刃線、28 切削刃線、30 金属製のボルトクリッパー、31 作動アーム、32 作動アーム、33 ピボット孔槽、35 ピボット孔槽、34 ピボット孔槽、36 ピボット耳部、37 ストッパー、41 カッター部、42 カッター部、43 ピボット孔、44 ピボット孔、45 穿孔、46 穿孔、47 刃部、48 刃部、51 刃面、52 刃面、53 切削刃面、55 凹溝、56 切削刃線、57 切削刃線、61 枢軸歯、62 枢軸歯、70 固定ユニット、71 基座、72 金属片、73 ナット、74 ナット、75 ワッシャ、76 ワッシャ、39 中枢支点、361 ピボット孔、 381 ピボット部位、382 ピボット部位

Claims (5)

  1. それぞれ刃部を有し、各刃部は二つの斜面状の刃面とそれに連接する切削刃面を有し、かつ各切削刃面が互いに接触し合う一対のカッター部と、
    各カッター部の胴部に装着され、二つのカッター部を連結、固定する固定ユニットと、
    最上端の枢軸部によりカッター部を連接する一対の動作アームとを備え、
    カッター部の少なくとも一つの刃面には所定の数で平行に排列する凹溝が設けられ、かつ各凹溝が切削刃面に突出し、刃面と切削刃面の接合箇所における切削刃線の長さが増加していることを特徴とするボルトクリッパーのカッター部構造。
  2. 凹溝の横断面は、円弧形を呈することを特徴とする請求項1に記載のボルトクリッパーのカッター部構造。
  3. 凹溝の横断面は、V字型を呈することを特徴とする請求項1に記載のボルトクリッパーのカッター部構造。
  4. 固定ユニットは、一つの基座と一つの金属片と一対のナットと一対のワッシャから構成されることを特徴とする請求項1に記載のボルトクリッパーのカッター部構造。
  5. カッター部の刃面には、凹溝構造が設けられることを特徴とする請求項1に記載のボルトクリッパーのカッター部構造。
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