JP3107260U

JP3107260U - 結印

Info

Publication number: JP3107260U
Application number: JP2004004942U
Authority: JP
Inventors: 治夫小見山
Original assignee: 株式会社デザインコミ
Priority date: 2004-08-17
Filing date: 2004-08-17
Publication date: 2005-01-27
Anticipated expiration: 2010-08-17

Abstract

【課題】おみくじを自宅等で紛失しないように保管できる置き台として利用することができる結印を提供する。
【解決手段】裏面側を印面とする台座１の上部１ａに干支をモチーフとした図形（図では“酉”の図形）が形成され、台座１の上部１ａに開けられた穴１ｂを通しておみくじ４を結びつけるための紐２が取り付けられている。また、台座１の裏面には、六十干支の文字（“乙酉”）を押印するための図柄が描かれた印面を形成するゴム印３が貼り付けられている。
【選択図】図３

Description

本考案は、おみくじを結びつけるための紐が取り付けられた結印に関する。
に関する。

おみくじとは、そのおみくじを引いた人のこれからの生活や人生を占うものである。おみくじを引いた人の多くは、神社の所定の場所に結ぶようにしているが、本来は、おみくじの結果の優劣にかかわらず、自分でおみくじを所持するものである。おみくじを所持保管する場合、一般的には、財布等に入れるが、自宅等でも紛失しないように保管できる場所があれば、そこに保管するのが好ましい。

本考案は、おみくじを自宅等で紛失しないように保管できる置き台として利用することができる結印を提供することを目的とする。

本考案の結印は、裏面を印面とする印本体の上部に干支をモチーフとした図形が形成され、前記印本体の上部に開けられた穴を通しておみくじを結びつけるための紐が取り付けられているものである。引いたおみくじを結印の紐に結びつけた状態で自宅の神棚等に置いておけば、おみくじを自宅で紛失しないように保管することができる。

また、印面には、六十干支の文字を押印するための図柄が描かれているようにすることができる。このようにすれば、台座の上部に干支をモチーフとした図形と対応した印とすることができ、それを例えば、お札に押印することによりオリジナルなお守りを作製することができる。

図１、図２に、本考案の一実施形態に係る結印を斜め上から見た斜視図、斜め下から見た斜視図を示す。

この結印は、裏面側を印面とする台座１の上部１ａに干支をモチーフとした図形が形成され、台座１の上部１ａに開けられた穴１ｂを通しておみくじを結びつけるための紐２が取り付けられている。また、台座１の裏面には、六十干支（干支、十干を組み合わせたもの）の文字を押印するための図柄が描かれた印面を形成するゴム印３が貼り付けられている。この実施形態では、２００５年の年号を“乙酉”とし、台座１の上部１ａに“酉”をモチーフにした図形が形成され、印面に“乙酉”を押印するための図柄が描かれたものとしている。

台座１は、四角柱状の台座本体１ｃと、干支をモチーフとした図形が形成された上部１ａとが一体に構成されたものであり、材質は陶器で色は白色である。なお、台座本体１ｃと上部１ａとは一体でなく別体で構成されていてもよい。また、台座１の材質は、陶器以外に金属、プラスチック、ガラス、木などであってもよい。

紐２は、おみくじを結びつけるためのものであり、台座１の上部１ａに開けられた穴１ｂを通し、おみくじを結びつけるに必要な大きさの空間が形成されるように縛られている。

図３に、おみくじ４を結印の紐２に結びつけた状態を示す。このような状態で自宅の神棚等に置いておけば、神社等で引いたおみくじを自宅で紛失しないように保管することができる。つまり、おみくじを自宅等で紛失しないように保管できる置き台としてこの結印を利用することができる。

図４（ａ）に、この結印を用いて押印したものを示す。このような押印をお札に行えば、オリジナルなお守りを作製することができる。

なお、上記した実施形態では、年号を“乙酉”とした場合の結印について説明したが、年号が変われば、それに応じて、台座１の上部１ａに形成される干支をモチーフとした図形および印面に描かれる六十干支の文字を押印するための図柄は適宜変更されて実施される。

また、印面には、年号でなく、例えば図４（ｂ）に示すような“神霊”を押印するための図柄が描かれたもの、あるいは図４（ｃ）に示すような“神霊”に年号（図に示すものは“乙酉”）を小さく付加したものを押印するための図柄が描かれたものとしてもよい。また、そのような文字図柄に寺院のイメージ図柄を加えた印面としてもよい。

また、上記した実施形態では、台座１とその裏面に貼り付けられたゴム印３により印本体を構成し、台座１の上部１ａを印本体の上部とするものを示したが、ゴム印３を用いずに台座１そのものを印本体とし、その裏面に六十干支の文字を押印するための図柄を直接形成（刻印）して印面を形成するようにしてもよい。

また、予めおみくじを結印の紐２に結びつけものをケース内に収納し、それをおみくじの種類別に用意して、引いたおみくじの番号に対応した種類のものを販売するようにしてもよい。

本考案の第１実施形態に係る結印を斜め上から見た斜視図である。本考案の第１実施形態に係る結印を斜め下から見た斜視図である。おみくじ４を結印の紐２に結びつけた状態を示す図である。結印を用いて押印した文字を示す図である。

符号の説明

１…台座、１ａ…台座１の上部、１ｂ…台座１の上部１ａに開けられた穴、１ｃ…台座本体、２…紐、３…印面を形成するゴム印、４…おみくじ。

Claims

裏面を印面とする印本体の上部に干支をモチーフとした図形が形成され、前記印本体の上部に開けられた穴を通しておみくじを結びつけるための紐が取り付けられていることを特徴とする結印。
前記印面には、六十干支の文字を押印するための図柄が描かれていることを特徴とする請求項１に記載の結印。