JP3107155U - 自浄式清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 粘着ローラ式の清掃具を改良して、迅速かつ容易に再生させて繰り返し使用できるようにする。
【解決手段】 粘着ローラ1の清浄再生に専用のスポンジ4を備えて、上記のスポンジを(B)図のように粘着ローラ1から離して支持する「清掃状態」と、(C)図のように粘着ローラ1に接触させる「再生状態」とに切り換え操作できるようにする。(C)図の再生状態で手回しハンドル9を回すと、粘着ローラ1の外周全面が均一にスポンジ4で拭われる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、外周面に粘着剤の薄層を形成されて成る粘着ローラを有する清掃具に係り、特に、「ホコリを粘着して清掃力を失った粘着ローラ」を迅速容易に再生できるように改良した、簡単な構造で、製造コストの低廉な自浄式の粘着ローラ型清掃具に関するものである。
外周面に粘着剤の薄層を形成された粘着ローラは、手動式の清掃具として広く用いられている。
この形式の清掃具は、ハンドル部分を手で持って、ローラ部分を床面,壁面,その他の家具類(例えばソフアのシート面など)に押し付けながら転がすことにより、ホコリを粘着ローラに付着させて清掃するようになっており、特に、絨毯の清掃に好適である。
しかし、粘着ローラにホコリが付着するにつれて、次第に粘着力が減り、清掃能力が悪くなってゆく。
そこで従来一般に、(イ)長尺の片面粘着テープを反物のように巻いてローラ状にして用い、表層がホコリで覆われて清掃能力が劣化すると、片面粘着テープを1層ずつ剥がして切り捨てるようになっている巻ロール式清掃具と、(ロ)水でホコリを洗い流して再生できるようになっっている半永久粘着ローラ式清掃具との2種類が開発され、実用されている。
特開2003−339603号公報 特開2004−124488号公報
以上に述べた再生可能な半永久粘着ローラ式の清掃具は、使用に伴って汚れると水で洗って再生することにより、何度も繰り返し使用できるので経済的であり、省資源という社会的要請に沿うものである。
しかしながら、半永久式粘着ローラを水洗する作業は主婦にとって余り容易でなく、この煩わしさが、再生可能な半永久粘着ローラ式清掃具の普及を妨げている。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的は、
i.ホコリが付着した粘着ローラを、迅速かつ容易に再生することができ、
ii.格別の経験や注意力を要しないで、ローラ外周の全面を均一に再生することができ、iii.簡単な構造で、製造コストの低廉な、
自浄式の半永久粘着ローラ式清掃具を提供しようとするものである。
本考案の基本的原理は、「水を含ませたスポンジで粘着ローラを拭くと、付着していたホコリが取れて清浄になり、清掃能力を回復する」ということである。
上記の原理に基づく具体的な構成として、請求項1の考案に係る自浄式清掃具は、(図1参照)外周面に粘着剤の薄層を形成された粘着ローラ(1)と、これを回転自在に支持するローラ支持アーム(2)と、ハンドル(3)とから成る清掃具において、
a.スポンジ(4)と、
b.上記スポンジを移動可能に支持する部材と、
c.上記の移動可能なスポンジを、粘着ローラ(1)に対して接触させたり離間させたりする手動式の駆動機構と、を具備していることを特徴とする。
以上に説明した請求項1の考案に係る自浄式の清掃具は、簡単で安価なな構造で、移動可能に支持された専用のスポンジを備えているので、
該スポンジを取り違えたり置き忘れて紛失したりする虞れが無く、格別の知識,経験や注意力を要せず、『水を含ませたスポンジを粘着ローラに押し当てながら該粘着ローラを手回しする』という単純な操作で、粘着ローラの外周全面を均一に拭って再生させることができるという実用的な効果を奏する。
請求項2の考案に係る自浄式清掃具の構成は前記請求項1の考案の構成要件に加えて、(図2参照)
スプリング(11)の力により、スポンジ(4)を粘着ローラ(1)に対して接触させる構造であることを特徴とする。
以上に説明した請求項2の考案によると、スポンジを粘着ローラに対して、スプリングの力で接触させるので、必要以上に強く押しつけて損耗を速める虞れも無く、押し付け力が弱すぎて充分な再生作用が得られないといった不具合を招く虞れも無いので、上手下手の区別無く、適正な再生操作が行なわれる。
その上、スプリングは常に一定の力でスポンジを粘着ローラに接触させるので、スポンジから手を放して粘着ローラを回すことができ、助手の手伝いを必要とせずに一人で再生操作を行なうことができるから、非常に便利である。
請求項1の考案によると、簡単で安価なな構造で、移動可能に支持された専用のスポンジを備えているので、
該スポンジを取り違えたり置き忘れて紛失したりする虞れが無く、格別の知識,経験や注意力を要せず、『スポンジを粘着ローラに押し当てながら該粘着ローラを手回しする』という単純な操作で、粘着ローラの外周全面を均一に拭って再生させることができるという実用的な効果を奏する。
請求項2の考案によると、スポンジを粘着ローラに対して、スプリングの力で接触させるので、必要以上に強く押しつけて損耗を速める虞れも無く、押し付け力が弱すぎて充分な再生作用が得られないといった不具合を招く虞れも無いので、上手下手の区別無く、適正な再生操作が行なわれる。
その上、スプリングは常に一定の力でスポンジを粘着ローラに接触させるので、スポンジから手を放して粘着ローラを回すことができ、助手の手伝いを必要とせずに一人で再生操作を行なうことができるから、非常に便利である。
図1は本考案の1実施形態を示し、(A)は模式的な斜視図、(B)は清掃具として使用する状態を模式的に描いた外観正面図、(C)は再生操作を行なっている状態を模式的に描いた外観正面図である。ただし、模式化して描いてあるから、必ずしも写実的な投影図ではない。
(図1(A)参照)外周表面に粘着層を形成された粘着ローラ1が、ローラ支持アーム2によって回転自在に支承され、ハンドル3に取り付けられている(図1(A)を参照して以上に述べた構成は、従来技術における清掃具と同様である)。
粘着ローラ1に対応せしめて、その長さ寸法Lとほぼ同じ長さ寸法のスポンジ4が配設されている。
上記スポンジ4はスポンジホルダ5に取り付けられている。取付け手段は限定されないが、本例ではマジックテープ(登録商標)(図では隠れている)を用いて貼り付けた。このように構成すると、別段のスポンジ取付具を設けなくてもよいので構造が簡単であり、しかも、スポンジが汚れたり損耗したりしたとき、新品のスポンジと交換する作業を迅速容易に行なえるから便利である。
上記のマジックテープ(登録商標)は面ファスナーとも呼ばれ、ループエレメントとフックエレメントとを互いに押し付けることによって、着脱可能に接合する公知の部材である。
例えばクラレマジックループCXF−005、およびクラレマジックAP946(いずれも商標名)を用いると好適である。
前記のように、スポンジの着脱が容易であると、
スポンジを取り外して水で濡らす操作も、スポンジを取り外して水で洗う操作も、洗ったスポンジを干す操作も、スポンジを取り付ける操作も、迅速容易に行ない得るので非常に好都合である。
上述のように、スポンジは水で濡らして使用するので、汚れた侭で放置すると細菌が繁殖する虞れ無しとしない。こうした考慮から、この実施例ではスポンジを抗菌処理してああるので、衛生的で好適である。また、粘着ローラを抗菌性材料で構成しておくことも推奨される。
本実施形態における前記のスポンジホルダ5は、リーフスプリング6と一体的に連設されている。本考案を実施する場合、上記リーフスプリング6は必ずしもバネ鋼製であることを要しない。本例では、弾力性を有する合成樹脂材で構成した。後に(C)図を参照して詳しく説明するように、この部材(符号6)は剛体であるよりも、弾性体である方が好都合である。
本例のリーフスプリング6の手前側の端は、支持ピン7によって回動自在に支持され、ハンドル3に取り付けられている(本考案を実施する場合、リーフスプリングの取り付けは必ずしも支持ピンによらなくても良い)。
スライドリング8は、ハンドル3に対して矢印a−b方向の摺動自在に外嵌されていて、前記リーフスプリング6の根元付近を抱持している。その作用効果は本図(C)を参照して後に詳しく説明する。
(図1(B)参照)スライドリング8を矢印b方向に摺動させると、リーフスプリング6は、ほぼフリーな形状となり「スポンジホルダ5に取り付けられたスポンジ4」を粘着ローラ1から離間させる。
この状態で粘着ローラ1は、従来例の清掃具(スポンジを備えていない器具)におけると同様にして使用することができる。
使用に伴って、次第にホコリが付着して清掃能力が低下してゆくことも、従来例におけると同様である。
粘着ローラ1にホコリが付着して清掃能力が低下したら、図1(C)のようにスライドリング8を矢印a方向に摺動させる。符号14はストッパである。
リーフスプリング6はスライドリング8によってハンドル3に引き寄せられ、該リーフスプリング6自体の弾力性によって、前記のスポンジ4を粘着ローラ1の外周面に押し付ける。
このときの押し付け力はリーフスプリング6の形状,寸法,材質などによって定まるので、「予め、適正な接触圧力が得られるように構成しておくこと」は、公知技術を適用して容易に行ない得る。
この状態(図1(C))で手回しハンドル9を指先で回せば、粘着ローラ1の外周面がスポンジ4によって均一に払拭され、上手下手の区別なく、拭きムラを生じない。
図1(B)と(C)とを対比して容易に理解されるように、スポンジ4は清掃具専用として付属しており、他のスポンジと混同するといった不衛生な過ちを生じる虞れが無い。すなわち清掃具再生用スポンジと台所用スポンジとを取り違えたり、清掃具再生用スポンジとトイレ掃除用のスポンジとを取り違えたりする虞れが無いので安全であり、かつ安心していられるので精神的な負荷が無い。
また、専用のスポンジ4が清掃具に取り付けられているので、置き忘れて紛失する虞れも無い。
図2は、前掲の図1と異なる実施形態における自浄式清掃具の1部分を破断して模式的に描いた斜視図である。スポンジ4はスポンジホルダ5に取り付けられており、該スポンジホルダ5はスライドバー10の一端に固着されて支持されている。
該スライドバー10は、ローラ支持アーム2及びハンドル3に対して、往復矢印c−d方向の摺動自在に案内されるとともに、コイルスプリング11によって矢印c方向に付勢されている。
この図2に描かれている状態では、スライドバー10がコイルスプリング11によって矢印c方向に押され、スポンジホルダ5を介してスポンジ4を粘着ローラ1に向けて押し付けている。
この状態(図2)で、手回しハンドル13を指先で回すと、粘着ローラ1の外周全面がスポンジ4により均一に拭われ、付着したホコリを清掃除去されて、粘着性能(清掃機能)が再生される。
符号12を付して示したのはノック機構である。ノック機構の身近な例としては、ノック式のボールペンが良く知られている。
この図2に示した実施形態におけるノック機構12はボールペンに用いられているノック機構と類似の構造(ただし、大形)である。
スライドバー10を手で持って矢印d方向に押し込むとロックされて、その侭になり、スポンジ4が粘着ローラ1から離れるので、従来例におけると同様にして清掃作業を行なう事ができる。
粘着ローラ1にホコリが付着して粘着力(清掃能力)が衰えると、スライドバー10を手で握って、もう一度矢印d方向に力を加えるとロックが解除される。
ロックが解除されると、スライドバー10はコイルスプリング11の作用で矢印c方向に押し出され、スポンジ4が粘着ローラ1に接触する。(本図2に描かれている状態になる)。
本図2の実施形態においても、前掲の図1におけると同様に、「スポンジ4を粘着ローラ1に押し付ける力」はスプリングの復元力であるから、適正な押圧力となるように構成することが容易に可能である。
本考案を実施する場合、スプリングの形式は限定されない。図示を省略するが、エアースプリングもしくはトーションスプリングをもちいても、本考案の技術的範囲に属するものである。
本考案の1実施形態を示し、(A)は模式的な斜視図、(B)は清掃具として使用する状態を模式的に描いた外観正面図、(C)は再生操作を行なっている状態を模式的に描いた外観正面図。 前掲の図1と異なる実施形態における自浄式清掃具の1部分を破断して模式的に描いた斜視図。
符号の説明
1…粘着ローラ
2…ローラ支持アーム
3…ハンドル
4…スポンジ
5…スポンジホルダ
6…リーフスプリング
7…支持ピン
8…スライドリング
9…手回しハンドル
10…スライドバー
11…コイルスプリング
12…ノック機構
13…手回しハンドル
14…ストッパ
a…再生状態ならしめるスライドリング摺動方向
b…清掃状態ならしめるスライドリング摺動方向
c…再生状態ならしめるスライドバー摺動方向
d…清掃状態ならしめるスライドバー摺動方向
L…粘着ローラの長さ寸法

Claims (2)

  1. 外周面に粘着剤の薄層を形成された粘着ローラ(1)と、これを回転自在に支持するローラ支持アーム(2)と、ハンドル(3)とから成る清掃具において、
    a.スポンジ(4)と、
    b.上記スポンジを移動可能に支持する部材と、
    c.上記の移動可能なスポンジを、粘着ローラ(1)に対して接触させたり離間させたりする手動式の駆動機構と、を具備していることを特徴とする、自浄式清掃具。
  2. 前記手動式の駆動機構は、スプリングの力により、スポンジ(4)を粘着ローラ(1)に対して接触させる構造であることを特徴とする、請求項1に記載した自浄式清掃具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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