JP3106922U - コネクタカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 業務用遊技装置の不正防止確保のために制御基板の全体を不正防止用カバーで覆っている遊技装置において、容易にはコネクタを取り外すことができないコネクタの取り外し防止手段を提供する。
【解決手段】 不正防止確保のために制御基板の全体を不正防止用カバー20で覆っている遊技装置の制御基板に配置されるコネクタ30を、コネクタカバー10で覆う。コネクタカバー10には、第1突起、第2突起、第3突起を備え、第1突起はコネクタ30のプラグ30aの嵌合孔に嵌合し、第2突起はコネクタ30のソケット30bの部材間の溝に嵌合する。そして第3突起はソケット30bのロックレバーが動かないよう、これを固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 不正防止確保のために制御基板の全体を不正防止用カバー20で覆っている遊技装置の制御基板に配置されるコネクタ30を、コネクタカバー10で覆う。コネクタカバー10には、第1突起、第2突起、第3突起を備え、第1突起はコネクタ30のプラグ30aの嵌合孔に嵌合し、第2突起はコネクタ30のソケット30bの部材間の溝に嵌合する。そして第3突起はソケット30bのロックレバーが動かないよう、これを固定する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、コネクタカバーに関し、特に、パチンコ遊技装置やパチスロ遊技装置の内部に備える制御基板に接続するケーブルコネクタの不正な取替え等不正行為の防止に適用して有効な技術に関する。
近年のパチンコ遊技装置やパチスロ遊技装置等の業務用遊技装置では、マイクロプロセッサを利用した電子制御方式が採用されている。このような電子制御の遊技装置には、主制御基板を備え、主制御基板には、マイクロプロセッサの他、制御プログラムや制御データを記録するROM(Read Only Memory)や他の電子部品が実装されている。主制御基板は、演出制御基板等他の電子回路基板と通信し、また、賞球やメダルを払い出す払出し装置等他の装置を制御する。主制御基板と他の基板あるいは装置とは、主制御基板に半田付けされたプラグと、このプラグに適合するソケットとからなるコネクタを介してケーブル接続されている。
電子制御された業務用遊技装置では、ROM(Read Only Memory)に記録された制御プログラムや制御データによってゲームの全体が制御されるため、これらROMデータを書き換えることによって設計が意図した動作とはまるで相違する不正な動作を遊技装置に行わせることも可能になる。たとえば、通常ではありえないような高い確率で入賞させたり、パチンコゲームにおける大当たりやパチスロゲームにおけるボーナス賞等を極めて高い確率で発生・入賞させたりする不正行為が可能になる。
このような不正行為の防止のために、主制御基板に実装されたROMを封止テープで封印し、不正なROM交換があった場合にこれを検出する手段や、主制御基板の全体を透明なセキュリティボックス(不正防止用カバー)で覆いROMへのアクセスを制限する手段等が講じられている。ところが、不正行為は止まることを知らず、その手法は巧妙さを増している。最近では、ROMへのアクセスが制限されている状況下にあっても実行が可能な、いわゆる「ハーネスゴト」と称される不正行為が問題になっている。ハーネスゴトとは、主制御基板に接続されるケーブルあるいはコネクタにIC(半導体集積回路)を組み込み、主制御基板を入出力する信号に偽装を図って不正な賞球やメダルの払出しを行わせるようにした、不正行為の一類型である。ハーネスゴトでは、主制御基板内部の部品が全て正当なものであり、主制御基板自体は設計が意図したとおりに正常に動作するものであっても、主制御基板を入出力する信号を偽装して不正行為者の都合のよいように遊技装置全体を動作させるので、主制御基板自体をいかに保護しても不正行為を防止できないところに問題がある。これを防止するには、一旦接続したコネクタが外れないよう、コネクタを接着剤等を用いて物理的に接着してしまう対策が採られる。
しかし、コネクタを物理的に接着してしまう対策では、本来コネクタを用いて接続した意義が失われる。つまり、主制御基板に故障等が生じた場合に、基板を交換する作業において、コネクタを破壊しなければならず、コネクタのみならず基板をも破壊してしまう恐れがある。また、採用する接着剤の種類によっては、その周辺を変色等させてしまい、好ましくない。
本考案の目的は、業務用遊技装置の不正防止確保のために制御基板の全体を不正防止用カバーで覆っている遊技装置において、接着剤等の不可逆的な物理的接着法を用いることなく、容易にはコネクタを取り外すことができないコネクタの取り外し防止手段を提供することにある。
本明細書で開示する考案は、以下の通りである。すなわち、本願考案のコネクタカバーは、不正防止用カバーで全体が覆われるプリント配線基板に実装されるコネクタに適用するコネクタカバーである。ここで、コネクタはプリント配線基板に接着されるプラグ、および、前記プラグに適合し配線ケーブルが接続されるソケットで構成され、前記ソケットが前記プラグに装着された状態で全体として長方柱形状の外形を呈するものである。また、このコネクタカバーには、前記コネクタの両端部の少なくとも上面、正面、側面および背面の一部を覆う両端部分と、前記コネクタの少なくとも正面を覆う中央部分と、を有し、前記コネクタの前記正面を覆う前記両端部分または前記中央部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記プラグの嵌合孔に嵌合する第1突起が形成されているものである。なお、第1突起は、前記プラグと前記プリント配線基板との間の隙間に嵌合するものであっても良いし、あるいは前記プラグの底面に引っ掛かるものであっても良い。
あるいは、前記第1突起に代えて、もしくは、前記第1突起と共に、前記コネクタの前記背面の一部を覆う前記両端部分の一領域に、前記コネクタへの装着時に、前記ソケットを構成する部材に引っ掛かる、または、前記ソケットを構成する部材間の隙間に嵌合する第2の突起、が形成されてもよい。
このようなコネクタカバーによれば、その両端部分と中央部分とでコネクタの該当部分を覆い、第1突起がコネクタのプラグに嵌合もしくは引っ掛かり、または、第2突起がコネクタソケットに嵌合または引っ掛かる。もしくは、第1突起および第2突起の両方が、各々プラグとソケットに嵌合または引っ掛かる。このため、一旦コネクタカバーをコネクタに装着すれば、容易にこれを外すことは困難であり、結果としてコネクタのソケットをプラグから取り外すことは困難になる。このため、容易にはハーネスゴトを実行することができず、遊技装置への不正行為を防止できる。
また、前記コネクタの前記上面を覆う前記両端部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記コネクタのロック機構用レバーの動きを固定する、または、前記ロック機構用レバーの動きを少なくする第3の突起、が形成されてもよい。このような第3突起の存在によって、コネクタのロック機構を活用し、コネクタカバーとともにコネクタのソケットが取り外されてしまうことを回避できる。
また、前記中央部分は、前記コネクタの正面、上面および背面上部をも覆うものとすることができる。より多くのコネクタ部分を覆うことにより、コネクタのほぼ全面を覆って、コネクタカバーの取り外しを困難にすると共に、コネクタカバーの強度を増すことができる。
また、コネクタカバーは、透明もしくは半透明のプラスチック部材からなるものとすることができる。あるいはコネクタカバーには、透明もしくは半透明の窓を形成しても良い。全体を透明または半透明にすることにより、または、透明または半透明の部分(窓)を設けることにより、仮に不正行為が行われたとしても、その発見を早くすることができる。
本願考案によれば、規定コネクタに適用できる取り外し困難なコネクタカバーを提供できる。これにより、遊技装置への不正行為(ハーネスゴト)を防止できる。また、仮に不正行為が行われても、その発見を早くすることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態のコネクタカバーをコネクタに適用した状態を説明するための斜視図である。図1において、10はコネクタカバー、20は不正防止用カバー、30はコネクタである。40は、コネクタに接続されているケーブルである。図1(a)はコネクタカバー10をコネクタ30に装着する前の状態を、図1(b)はコネクタカバー10をコネクタ30に装着した後の状態を示す。なお、図1(b)では、ケーブル40の図示を省略している。
本実施の形態におけるコネクタ30は、プラグ30aとソケット30bとからなり、その外形がほぼ長方柱形状のものである。コネクタ30として、たとえばオムロン株式会社製、形XG4フラットケーブルコネクタ(汎用タイプ)を例示できる。プラグ30aには、たとえば同コネクタの形XG4Cボックスタイププラグを、ソケット30bには、たとえば同コネクタの形XG4M−U MILタイプソケット及びストレインリリーフ(ロック付き)を用いることができる。プラグ30aは図示しないプリント配線基板に半田付けにより固着され、図示しないプリント配線基板は不正防止用カバー20内に設置されている。不正防止用カバー20は、上部カバー20aと下部カバー20bとからなり、図示しないプリント配線基板は、下部カバーに設置される。上部カバー20aには、プラグ30aへのソケット30bの挿入を可能にする窓が設けられ、上部カバー20aを閉じた状態で該窓からプラグ30aの挿入口が露出する。なお、図1(a)では、上部カバー20aが閉じられ、プラグ30aにソケット30bが装着されている状態を示している。
上部カバー20aと下部カバー20bとは、適切なロック機構によりロックされ、また、特殊なネジ等により封止される。一旦封止されれば、封止機構が破壊されない限り再び開放できないような機構が採用される。このような機構は、パチンコやパチスロ等の遊技装置における主制御基板等に一般的に採用される機構であり、プリント配線基板に実装されたROMやマイクロプロセッサその他の部品へのアクセスが制限される。このようなアクセス制限によってROM交換等の不正防止に対処されていることは従来技術の欄で述べたとおりである。本実施の形態のコネクタカバー10は、このような不正防止用カバー20によってプリント配線基板へのアクセス制限がなされている状態でのコネクタ30に適用する。図1(b)に示すように、不正防止用カバー20でプリント配線基板を覆ったうえに、さらにコネクタカバー10でコネクタ30を覆い、より確実な不正防止を図ろうとするものである。
図2は、本実施の形態のコネクタカバー10を示した斜視図である。図2(a)および図2(b)は各々異なる方向から見た図であり、(a)は、正面左上方から(b)は、背面左下方からコネクタカバー10を見た斜視図である。
コネクタカバー10は、その全体がたとえばプラスチック材料で形成される一体形成品である。しかし、コネクタカバー10は、概ね両端部分10aと中央部分10bの二つの領域に区分けすることができる。両端部分10aは、コネクタ30の両端部、特にソケット30bのロック機構部分を覆う。中央部分10bは、両端部分10a以外のコネクタカバー10の領域である。
また、本実施の形態のコネクタカバー10には、コネクタ30の長方柱形状を反映して、正面11、上面12、側面13、背面14を有する。正面11、上面12、背面14には、各々前記の両端部分10aおよび中央部分10bに属する領域がある。すなわち、両端部分10aの正面11a、上面12aおよび背面14a、並びに、中央部分10bの正面11b、上面12bおよび背面14bである。
図3は、本実施の形態のコネクタカバー10の背面図あるいは底面図であり、(a)はコネクタカバー10を図2(b)に示すIIIa方向から見た背面図、(b)はコネクタカバー10を図2(b)に示すIIIb方向から見た底面図である。また、図4は、図3(b)における要部断面図であり、(a)はIVa−IVa線断面図、(b)はIVb−IVb線断面図、(c)はIVc−IVc線断面図である。本実施の形態のコネクタカバー10の内壁には、3種の突起が形成されている。
第1は、中央部分10bの正面11bの内壁に形成された第1突起15である。第1突起15は、後に説明するように、プラグ30aの正面に形成された嵌合孔に嵌まり込み、コネクタカバー10がコネクタ30から容易には取り外すことができないように機能する。なお、ここでは、第1突起15が2つ設けられている例を示しているが、プラグ30aに設けられる嵌合孔の個数に応じて増減できることは勿論である。
第2は、両端部分10aの背面14aの内壁に形成された第2突起16である。第2突起16は、後に説明するように、ソケット30bの部材間の隙間に嵌り込み、あるいは、ソケット30bの部材に引っ掛かり、コネクタカバー10がコネクタ30から容易には取り外すことができないように機能する。なお、本実施の形態では、ソケット30bとしてオムロン株式会社製、形XG4M−U、MILタイプソケットおよびストレインリリーフ(ロック付き)を例示するので、このソケットに備わる横方向溝に嵌まり込むよう、第2突起16は横長に形成している。しかし、この第2突起16の形状は、ソケット30bの部材に引っ掛かる、あるいは、部材間に嵌まり込むような形状であれば、どのような形状であっても良いことは勿論である。
第3は、両端部分10aの上面12aの内壁に形成された第3突起17である。第3突起17は、後に説明するように、ソケット30bのロックレバーの可動スペースに嵌まり込む。第3突起17がロックレバーの可動スペースに嵌まり込むため、ソケット30bのロックレバーは外部からロックレバーをリリースするような力が加えられたとしてもこれを動かすことができず、ソケット30bはプラグ30aから抜けることはない。
以上のとおり、本実施の形態のコネクタカバー10には、第1突起15、第2突起16、第3突起17を有するので、コネクタカバー10が一旦コネクタ30に取り付けられると、容易にはコネクタカバー10をコネクタ30から取り外すことは困難であり、仮に外部からコネクタのロック機構を解除するような力が加えられたとしても、ロックを解除することはできず、ソケット30bをプラグ30aから引き抜くことは困難である。この結果、ハーネスゴト行為を防止あるいは抑制することが可能となり、また、そのような不正行為を行う者への牽制を行うことができる。
なお、図1〜図4では、前記に説明した部材、部分あるいは領域以外にも、補強用の部材あるいは部分や射出成型時の便宜のための窓あるいは空隙が示されているが、これらの説明は省略する。
図5は、本実施の形態のコネクタカバー10がコネクタ30に装着された状態を説明するための概念図である。図5において、図面を見易くするためにコネクタ部分は破線で示している。図5において(a)は正面から見た図の一部であり、(b)は側面から見た図である。図5において、31はプラグ30aの正面に設けられた嵌合孔であり、32はソケット30bに備えられるロックレバーである。33はソケット30bの部材、34はロックレバー32にロック方向の回転力を与える板ばね、35はケーブルである。50はプリント配線基板である。
図5(a)において、コネクタカバー10の両端部分の上面12aに形成された第3突起17は、ソケット30bのロックレバー32と板ばね34との間に嵌合するよう挿入されている。このように第3突起17が、ロックレバー32の解除方向への回転を禁止あるいは抑制するため、コネクタ30のロックは解除されることがない。
図5(b)において、コネクタカバー10の正面11に形成された第1突起15が、プラグ30aの嵌合孔31に嵌合している。また、コネクタカバー10の背面14に形成された第2突起16が、ソケット30bのロックレバー32と部材33との間に形成された溝に嵌合している。このように第1突起15および第2突起16が各々プラグ30aあるいはソケット30bに嵌合あるいは引っ掛かっているため、一旦装着されたコネクタカバー10は容易にはコネクタ30から取り外すことはできない。
なお、各突起の嵌合あるいは引っ掛かりを確実にするため、コネクタカバー10をでき得る限りコネクタ30に密着して配置できるよう、コネクタカバー10のサイズ設計を行うことは言うまでもない。
また、コネクタカバー10は、弾性のあるプラスチックで構成する。このため、コネクタカバー10のコネクタ30への装着時には、コネクタカバー10に適度な変形が生じ、装着が容易になる。
また、コネクタカバー10は、透明または半透明なプラスチック材料で構成する。この結果、コネクタ30に不正が行われた場合には、それを外観から察知することが容易になり、不正の発覚を容易にすることができる。あるいは不正を行おうとする者への牽制にすることができる。
以上、本考案を具体的に説明したが、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。たとえば、前記した実施の形態では、プラグ30aに備える嵌合孔31に嵌合する第1突起15を例示した。しかし、第1突起15に代えて、図6に示すように、プラグ30aの底部に引っ掛かるカギ18を用いても良い。このようなカギ18によっても第1突起15と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施の形態では、第1突起15、第2突起16、第3突起17の全てを備えたコネクタカバー10を例示した。しかし、第1突起15だけを備えたコネクタカバー、あるいは、第2突起16だけを備えたコネクタカバー、あるいは、第1突起15および第2突起16を備えたコネクタカバーであっても良い。これらコネクタカバーであっても、その有する突起によって、実施の形態同様の作用効果が得られる。
また、前記実施の形態では、中央部分10bにおいてコネクタ30の上面および背面の一部を覆う上面12bおよび背面14bをコネクタカバー10に備える構成を説明した。しかし、中央部分10bの上面12bおよび背面14bは必須の要件ではない。上面12bおよび背面14bを有すれば、コネクタカバー10の強度を高めることが可能であるが、無くても前記した作用効果を得ることは可能である。
また、前記実施の形態では、両端部分10aの背面14aは、コネクタ30の両端部背面の全体を覆う構成を例示した。しかし、背面14aは、第2突起16の形成領域が確保できる限り、コネクタ30の両端部背面の一部を覆うものであれば良く、全体を覆う必要はない。たとえば背面14aの稜部にテーパを形成したり、丸みを付けたりしてコネクタ30の両端部背面の一部を覆うものとすることができる。この場合、コネクタカバーの装着時におけるケーブルの背面14aへの引っ掛かりを抑制して装着のしやすさを向上できる効果もある。
本願考案は、パチンコ遊技装置、パチスロ遊技装置等制御基板が不正防止用カバーで保護される業務用遊技装置のコネクタ接続部分に適用できるコネクタカバーである。業務用遊技装置の不正防止に適用することが可能な考案である。
10…コネクタカバー、10a…両端部分、10b…中央部分、11…正面、11a…両端部分の正面、11b…中央部分の正面、12…上面、12a…両端部分の上面、12b…中央部分の上面、13…側面、14…背面、14a…両端部分の背面、14b…中央部分の背面、15…第1突起、16…第2突起、17…第3突起、18…カギ、20…不正防止用カバー、20a…上部カバー、20b…下部カバー、30…コネクタ、30a…プラグ、30b…ソケット、31…嵌合孔、32…ロックレバー、33…部材、34…板ばね、35,40…ケーブル、50…プリント配線基板。
Claims (6)
- 不正防止用カバーで全体が覆われるプリント配線基板に接着されるプラグ、および、前記プラグに適合し配線ケーブルが接続されるソケットで構成され、前記ソケットが前記プラグに装着された状態で全体として長方柱形状の外形を呈するコネクタ、に適用するコネクタカバーであって、
前記コネクタの両端部の少なくとも上面、正面、側面および背面の一部を覆う両端部分と、前記コネクタの少なくとも正面を覆う中央部分と、を有し、
前記コネクタの前記正面を覆う前記両端部分または前記中央部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記プラグの嵌合孔に嵌合する、または、前記プラグと前記プリント配線基板との間の隙間に嵌合する、または、前記プラグの底面に引っ掛かる第1の突起、が形成されているコネクタカバー。 - 不正防止用カバーで全体が覆われるプリント配線基板に接着されるプラグ、および、前記プラグに適合し配線ケーブルが接続されるソケットで構成され、前記ソケットが前記プラグに装着された状態で全体として長方柱形状の外形を呈するコネクタ、に適用するコネクタカバーであって、
前記コネクタの両端部の少なくとも上面、正面、側面および背面の一部を覆う両端部分と、前記コネクタの少なくとも正面を覆う中央部分と、を有し、
前記コネクタの前記背面の一部を覆う前記両端部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記ソケットを構成する部材に引っ掛かる、または、前記ソケットを構成する部材間の隙間に嵌合する第2の突起、が形成されているコネクタカバー。 - 不正防止用カバーで全体が覆われるプリント配線基板に接着されるプラグ、および、前記プラグに適合し配線ケーブルが接続されるソケットで構成され、前記ソケットが前記プラグに装着された状態で全体として長方柱形状の外形を呈するコネクタ、に適用するコネクタカバーであって、
前記コネクタの両端部の少なくとも上面、正面、側面および背面の一部を覆う両端部分と、前記コネクタの少なくとも正面を覆う中央部分と、を有し、
前記コネクタの前記正面を覆う前記両端部分または前記中央部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記プラグの嵌合孔に嵌合する、または、前記プラグと前記プリント配線基板との間の隙間に嵌合する、または、前記プラグの底面に引っ掛かる第1の突起、が形成され、
前記コネクタの前記背面の一部を覆う前記両端部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記ソケットを構成する部材に引っ掛かる、または、前記ソケットを構成する部材間の隙間に嵌合する第2の突起、が形成されているコネクタカバー。 - 前記コネクタの前記上面を覆う前記両端部分の一領域には、前記コネクタへの装着時に、前記コネクタのロック機構用レバーの動きを固定する、または、前記ロック機構用レバーの動きを少なくする第3の突起、が形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載のコネクタカバー。
- 前記中央部分は、前記コネクタの正面、上面および背面上部を覆うものである請求項1〜4の何れか一項に記載のコネクタカバー。
- 透明もしくは半透明のプラスチック部材からなる、または、透明もしくは半透明の窓が形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載のコネクタカバー。
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JP2008220720A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
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