JP3106740B2 - 多層パリソンの押出成形装置 - Google Patents

多層パリソンの押出成形装置

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック等のブロ
ー成形機に係わり、更に詳しくは、ブロー成形により多
層パリソンを形成する押出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック等のブロー成形(Blow Mol
ding)は、管状の素管(パリソンと呼ぶ)を金型内に閉
じ込め、圧縮空気を吹き込み、膨張・冷却させることに
よって金型形状の製品を成形する成形法である。かかる
ブロー成形による多層パリソンの成形には、溶融状態の
樹脂を多層の管状パリソンに成形するために多層用ヘッ
ドが用いられる。従来かかる多層用ヘッドとして、ヘッ
ド本体内に樹脂を保有する円筒状空所(アキュムレータ
と呼ぶ)を複数個所備え、プランジャでそれぞれのアキ
ュムレータから層を押し出すもの(特公昭52−370
26号)、及び内層と外層を1つのプランジャーで押し
出し、補助ヘッドでこれを内層と外層に分離し、外部か
ら補助ヘッドへ外層を通して樹脂を圧送し中間層を内層
と外層の間に形成する「多層パリソンの押出成形装置」
(特開平3−53908号)が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭52−
37026号のヘッドは、ヘッド本体の構造が複雑であ
り、製作費がかかり、かつメンテナンスが困難である問
題点があった。また、特開平3−53908号の「多層
パリソンの押出成形装置」は、主材層(内・外層)が
分断後再び融着するため、樹脂の流れが乱れ、表面の円
滑性や厚さ分布が悪化し、分断後の融着強度が低下する
等の問題点があった。また、近年、環境保全とコスト低
減の両面からリサイクル(再生)樹脂の使用が望まれて
いるが、リサイクル樹脂は射出性が悪く表面の円滑性や
材料強度が劣るため、バージン材との混合使用を避ける
べきであるが、上記装置では、内層と外層を同一のプラ
ンジャーで射出するため、内層と外層に異種の樹脂を
使用できず、かつ内層と外層の厚さ比率も変えられな
い等の問題点があった。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明の第1の目的
は、ヘッド本体の構造が単純であり、コストが低く、か
つメンテナンスが容易な多層ヘッドを備えた多層パリソ
ンの押出成形装置を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、主材層(内層・外層)の流路を分断す
ることなく、多層パリソンを成形できる多層パリソンの
押出成形装置を提供することにある。更に、本発明の第
3の目的は、内層と外層に異種の樹脂を使用することが
でき、従って例えば外層にリサイクル樹脂を使用するこ
とができ、かつ内層と外層の厚さ比率を変えることがで
きる多層パリソンの押出成形装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下端が
開口した空洞を有するヘッド本体と、該ヘッド本体の空
洞に下端が挿入され上部が固定された中空円筒状のガイ
ドと、前記ヘッド本体とガイドとの間に挿入され上部が
固定された同心円筒状の複数の中間部材と、前記ヘッド
本体と中間部材との間を軸線方向に摺動可能な外側プラ
ンジャと、前記ガイドと中間部材との間を軸線方向に摺
動可能な内側プランジャと、前記ガイドの内側を軸線方
向に移動可能なシャフトと、該シャフトの下端に取り付
けられ前記ヘッド本体との間にパリソン成形用の樹脂流
路を形成するコアと、を備える多層パリソンの押出成形
装置であって、前記ヘッド本体と中間部材との間の外側
プランジャの下方に設けられ、外側プランジャの下方移
動によりパリソンの外層を形成する第1の樹脂を保有す
る外層アキュムレータと、前記ガイドと中間部材との間
の内側プランジャの下方に設けられ、内側プランジャの
下方移動によりパリソンの内層を形成する第2の樹脂を
保有する内層アキュムレータと、前記複数の中間部材の
間に設けられ、中間部材の上部から圧送された第3の樹
脂によりパリソンに中間層を形成する中間層流路とを備
えることを特徴とする多層パリソンの押出成形装置が提
供される。
【0006】本発明の好ましい実施例によれば、前記中
間層流路は、中間部材の上部から中間部材間の隙間まで
通じる中間部材内の第1通路と、中間部材表面の螺旋溝
からなる第2通路と、中間部材間の隙間からなる第3通
路とからなる。また、前記第1通路は中間部材の周方向
に均等に複数備えられ、かつ前記第2通路は前記第1通
路と前記第3通路との間に均等に複数備えられる。更
に、前記第2通路と第3通路との間に、中間部材を囲む
リングを備え、該リングの内面と中間部材の外面との間
には一定の隙間が設けられ、かつ前記リングは半径方向
平面内で移動可能に固定されている。前記中間部材は、
互いに同心円筒状の第1中間部材、第2中間部材、第3
中間部材、及び第4中間部材からなり、前記中間層流路
は、第1中間部材と第2中間部材との間の第1中間層流
路、第2中間部材と第3中間部材との間の第2中間層流
路、及び第3中間部材と第4中間部材との間の第3中間
層流路からなり、前記第1中間層流路、第2中間層流
路、及び第3中間層流路は互いに合流した後、前記外層
と内層の間に合流する、ことが好ましい。
【0007】
【作用】上記本発明の構成によれば、ヘッド本体と中間
部材との間の外側プランジャの下方に設けられた外層ア
キュムレータと、ガイドと中間部材との間の内側プラン
ジャの下方に設けられた内層アキュムレータとを備える
ので、外層アキュムレータ内に第1の樹脂を保有し、外
側プランジャの下方移動によりパリソンの外層を形成す
ることができ、かつ内層アキュムレータ内に第2の樹脂
を保有し、内側プランジャの下方移動によりパリソンの
内層を形成することができる。外層アキュムレータへは
ヘッドの外側から第1の樹脂を容易に供給することがで
き、また、内層アキュムレータにはガイドと中間部材と
の間の上方から第2の樹脂を容易に供給することができ
る。従って、かかる構成により、内層と外層に異種の樹
脂を使用することができ、かつ内層にリサイクル樹脂を
使用することができ、また内層と外層の厚さ比率を自由
に変えることができる。更に本発明の構成によれば、複
数の中間部材の間に設けられ、中間部材の上部から圧送
された第3の樹脂によりパリソンに中間層を形成する中
間層流路とを備えるので、流路を分断することなく、多
層パリソンを成形することができる。かかる構成は、従
来の多層ヘッドに比較して、ヘッド本体の構造が単純で
あり、従ってコストが低く、メンテナンスが容易であ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は本発明による5層パリソンの押出
成形装置の横断面図である。この例では、内層に適当な
バージン樹脂、外層にリサイクル樹脂を用い、コア層に
EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)を用い
る。また外層とコア層の間、及び内層とコア層の間には
接着層をそれぞれ設ける。かかる構成の5層パリソンに
より、例えばバリア性に優れた5層のガソリンタンク等
を製造することができる。
【0009】図1に示した多層パリソンの押出成形装置
は、下端が開口した空洞を有するヘッド本体2と、ヘッ
ド本体2の空洞に下端が挿入され上部が固定された中空
円筒状のガイド4と、ヘッド本体2とガイド4との間に
挿入され上部が固定された同心円筒状の4つの中間部材
6、7、8、9と、ヘッド本体2と中間部材9との間を
軸線方向に摺動可能な外側プランジャ10と、ガイド4
と中間部材6との間を軸線方向に摺動可能な内側プラン
ジャ12と、ガイド4の内側を軸線方向に移動可能なシ
ャフト14と、シャフト14の下端に取り付けられヘッ
ド本体2との間にパリソン成形用の樹脂流路を形成する
コア16とを備える。外側プランジャ10、内側プラン
ジャ12、及びシャフト14はそれぞれ図示しない装置
により下向きの力(図中に矢印で示す)を受け、軸線方
向下方に移動できるようになっている。
【0010】本装置は更に、ヘッド本体2と中間部材9
との間の外側プランジャ10の下方に設けられた外層ア
キュムレータ18と、ガイド4と中間部材6との間の内
側プランジャ12の下方に設けられた内層アキュムレー
タ20と、中間部材6、7、8、9の間に設けられた中
間層流路21、22、23とを備える。外層アキュムレ
ータ18は、外部より供給された第1の樹脂Aを保有
し、外側プランジャ10の下方移動によりパリソンの外
層を形成するようになっている。内層アキュムレータ2
0は、外部より供給された第1の樹脂Bを保有し、内側
プランジャ12の下方移動によりパリソンの内層を形成
するようになっている。外層アキュムレータ18及び内
層アキュムレータ20への樹脂の供給は、従来のブロー
成形機と同様である。
【0011】中間層流路21、22、23は、詳しくは
第1中間部材6と第2中間部材7との間の第1中間層流
路21、第2中間部材7と第3中間部材8との間の第2
中間層流路22、及び第3中間部材8と第4中間部材9
との間の第3中間層流路23からなる。第1中間層流路
21、第2中間層流路22、及び第3中間層流路23は
中間部材6、7、8、9の下方で互いに合流した後、ア
キュムレータ18、20からの樹脂、すなわちパリソン
の外層と内層の間に合流するように構成されている。か
かる構成により、中間部材6、7、8、9の上部から圧
送された第3の樹脂C、D、Eは第1中間層流路21、
第2中間層流路22、第3中間層流路23をそれぞれ通
ったのちに合流し、パリソンに3層の中間層を形成する
ようになっている。なお、第3の樹脂C、D、Eの外部
からの供給は適当な供給手段、例えば外部に設けたアキ
ュムレータを介して行なうのがよい。図1に示した例
で、樹脂Bを適当なバージン樹脂、樹脂Aをリサイクル
樹脂とし、樹脂DをEVOH(エチレンビニルアルコー
ル共重合体)、樹脂C及びEを接着材とすることによ
り、コア層をバリア性の優れたEVOHとし、外層を環
境保全とコスト低減に適したリサイクル樹脂、内層を表
面の円滑性と強度の高いバージン樹脂とした5層のガソ
リンタンク等を製造することができる。
【0012】図2は図1における第2中間層流路22の
部分断面拡大図である。図2において、第2中間層流路
22は、第2中間部材7の上部から第2中間部材7内を
通って中間部材7、8間の隙間まで通じる第1通路22
aと、第2中間部材表面の螺旋溝からなる第2通路22
bと、第2中間部材7と第3中間部材8の間の隙間から
なる第3通路22cとからなる。この構成により樹脂D
を第2中間部材7と第3中間部材8の間の隙間まで円滑
に供給することができる。図示のように第1通路22a
は第2中間部材7の周方向に均等に複数(図で2つ)備
えられ、かつ第2通路22bは第1通路22aと第3通
路22cとの間に均等に複数(図で2つ)備えられてい
る。これにより、樹脂Dを第2中間部材7の周方向に均
等に供給することができる。更に、第2中間部材7の第
2通路22bと第3通路22cとの境界部分に円周溝2
2dを備えるのがよい。これにより、第3通路22cに
供給される樹脂Dの圧力を円周溝に沿ってほぼ一定に保
持することができ、第3通路22c内の樹脂の流れを均
一にすることができる。
【0013】本装置は更に、第2通路22bと第3通路
22cとの間に、第2中間部材7を囲むリング25を備
えている。このリング25の内面と第2中間部材7の外
面との間には一定の隙間があり、かつリング25は例え
ば第3中間部材8と第4中間部材9とを半径方向に貫通
する調整ロッド30により半径方向平面内で移動可能に
固定されている。かかる構成により、リング25の内面
と第2中間部材7の外面との間の隙間を調節し、第3通
路22c内の樹脂の流れをより均一にすることができ
る。なお、第1中間層流路21及び第3中間層流路23
は、上述した第2中間層流路22と同様の構成であり、
ここでは詳細を省略する。
【0014】
【発明の効果】上述したように本発明の構成によれば、
ヘッド本体2と中間部材9との間の外側プランジャ10
の下方に設けられた内層アキュムレータ18と、ガイド
4と中間部材6との間の内側プランジャ12の下方に設
けられた内層アキュムレータ20とを備えるので、外層
アキュムレータ内に第1の樹脂Aを保有し、外側プラン
ジャ10の下方移動によりパリソンの外層を形成するこ
とができ、かつ内層アキュムレータ20内に第2の樹脂
Bを保有し、内側プランジャ12の下方移動によりパリ
ソンの内層を形成することができる。外層アキュムレー
タ18へはヘッドの外側から第1の樹脂Aを容易に供給
することができ、また、内層アキュムレータ20にはガ
イド4と中間部材6との間の上方から第2の樹脂Bを容
易に供給することができる。従って、かかる構成によ
り、内層と外層に異種の樹脂を使用することができ、か
つ内層にリサイクル樹脂を使用することができ、また内
層と外層の厚さ比率を自由に変えることができる。
【0015】更に本発明の構成によれば、複数の中間部
材6、7、8、9の間に設けられ、中間部材の上部から
圧送された第3の樹脂C、D、Eによりパリソンに中間
層を形成する中間層流路21、22、23とを備えるの
で、各層の流路を分断することなく、多層パリソンを成
形することができる。かかる構成は、従来の多層ヘッド
に比較して、ヘッド本体の構造が単純であり、従ってコ
ストが低く、メンテナンスが容易である。
【0016】従って、本発明によれば、ヘッド本体の構
造が単純で、コストが低く、メンテナンスが容易であ
り、かつ各層が他の層の流路を分断することなく、多層
パリソンを成形でき、かつ内層と外層に異種の樹脂を使
用することができ、従って例えば外層にリサイクル樹脂
を使用することができ、かつ内層と外層の厚さ比率を変
えることができる多層パリソンの押出成形装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による5層パリソンの押出成形装置の横
断面図である。
【図2】図1における第2中間層流路22の部分断面拡
大図である。
【符号の説明】
2 ヘッド本体 4 ガイド 6、7、8、9 中間部材 10 外側プランジャ 12 内側プランジャ 14 シャフト 16 コア 18 外層アキュムレータ 20 内層アキュムレータ 21、22、23 中間層流路 22a 第1通路 22b 第2通路 22c 第3通路 22d 円周溝 25 リング 30 調整ロッド A、B、C、D、E 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 22:00 (72)発明者 漆原 光之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (56)参考文献 特公 昭52−37026(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 11/00 - 11/14 B29C 49/00 - 49/22 B29C 47/00 - 47/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が開口した空洞を有するヘッド本体
    と、該ヘッド本体の空洞に下端が挿入され上部が固定さ
    れた中空円筒状のガイドと、前記ヘッド本体とガイドと
    の間に挿入され上部が固定された同心円筒状の複数の中
    間部材と、前記ヘッド本体と中間部材との間を軸線方向
    に摺動可能な外側プランジャと、前記ガイドと中間部材
    との間を軸線方向に摺動可能な内側プランジャと、前記
    ガイドの内側を軸線方向に移動可能なシャフトと、該シ
    ャフトの下端に取り付けられ前記ヘッド本体との間にパ
    リソン成形用の樹脂流路を形成するコアと、を備える多
    層パリソンの押出成形装置であって、 前記ヘッド本体と中間部材との間の外側プランジャの下
    方に設けられ、外側プランジャの下方移動によりパリソ
    ンの外層を形成する第1の樹脂を保有する外層アキュム
    レータと、 前記ガイドと中間部材との間の内側プランジャの下方に
    設けられ、内側プランジャの下方移動によりパリソンの
    内層を形成する第2の樹脂を保有する内層アキュムレー
    タと、 前記複数の中間部材の間に設けられ、中間部材の上部か
    ら圧送された第3の樹脂によりパリソンに中間層を形成
    する中間層流路とを備えることを特徴とする多層パリソ
    ンの押出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記中間層流路は、中間部材の上部から
    中間部材間の隙間まで通じる中間部材内の第1通路と、
    中間部材表面の螺旋溝からなる第2通路と、中間部材間
    の隙間からなる第3通路とからなることを特徴とする請
    求項1に記載の多層パリソンの押出成形装置。
  3. 【請求項3】 前記第1通路は中間部材の周方向に均等
    に複数備えられ、かつ前記第2通路は前記第1通路と前
    記第3通路との間に均等に複数備えられる、ことを特徴
    とする請求項2に記載の多層パリソンの押出成形装置。
  4. 【請求項4】 前記第2通路と第3通路との間に、中間
    部材を囲むリングを備え、該リングの内面と中間部材の
    外面との間には一定の隙間が設けられ、かつ前記リング
    は半径方向平面内で移動可能に固定されている、ことを
    特徴とする請求項3に記載の多層パリソンの押出成形装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中間部材は、互いに同心円筒状の第
    1中間部材、第2中間部材、第3中間部材、及び第4中
    間部材からなり、前記中間層流路は、第1中間部材と第
    2中間部材との間の第1中間層流路、第2中間部材と第
    3中間部材との間の第2中間層流路、及び第3中間部材
    と第4中間部材との間の第3中間層流路からなり、前記
    第1中間層流路、第2中間層流路、及び第3中間層流路
    は互いに合流した後、前記外層と内層の間に合流する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の多層パリソン
    の押出成形装置。
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