JP3106724B2 - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents
V型エンジンの吸気装置Info
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- JP3106724B2 JP3106724B2 JP25359492A JP25359492A JP3106724B2 JP 3106724 B2 JP3106724 B2 JP 3106724B2 JP 25359492 A JP25359492 A JP 25359492A JP 25359492 A JP25359492 A JP 25359492A JP 3106724 B2 JP3106724 B2 JP 3106724B2
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- side branch
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はV型エンジンの吸気装
置に係り、特に吸気マニホルドの取付ボルトの位置設定
を容易とし得て取付作業を容易とし得て、吸気マニホル
ドの形状を簡素化し得て加工数を減少し得てシール性を
向上し得て、また、各側燃料噴射弁を効率のよい噴射角
度に設定して取付け得て、各側燃料噴射弁及び各側燃料
分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなることも
なく、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側分岐管
との組付状態において処理し得て燃料洩れ試験等の作業
を容易とし得るV型エンジンの吸気装置に関する。
置に係り、特に吸気マニホルドの取付ボルトの位置設定
を容易とし得て取付作業を容易とし得て、吸気マニホル
ドの形状を簡素化し得て加工数を減少し得てシール性を
向上し得て、また、各側燃料噴射弁を効率のよい噴射角
度に設定して取付け得て、各側燃料噴射弁及び各側燃料
分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなることも
なく、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側分岐管
との組付状態において処理し得て燃料洩れ試験等の作業
を容易とし得るV型エンジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンには、シリンダバンクの配列形
式によって、シリンダバンクを直列状態に配列した直列
エンジンや、シリンダバンクをV字形状に配列したV型
エンジン等がある。V型エンジンは、略V字型のシリン
ダブロックに夫々各側シリンダヘッドを載置し、これら
各側シリンダヘッドに各側ヘッドカバーを載置してV字
形状に各側シリンダバンクを配列している。
式によって、シリンダバンクを直列状態に配列した直列
エンジンや、シリンダバンクをV字形状に配列したV型
エンジン等がある。V型エンジンは、略V字型のシリン
ダブロックに夫々各側シリンダヘッドを載置し、これら
各側シリンダヘッドに各側ヘッドカバーを載置してV字
形状に各側シリンダバンクを配列している。
【0003】このようなV型エンジンの吸気装置として
は、特開昭60−69254号公報に開示されるものが
ある。この公報に開示されるものは、V型エンジンの各
側シリンダヘッドの吸気ポートに一端側を連通される吸
気マニホルドの各側分岐通路の途中を各側シリンダヘッ
ド間の空間部において集合するとともに他端側を空間部
のクランク軸線の一方向に延設し、延設された各側分岐
通路の他端側を空間部の外方において吸気分配室に連通
して設けたものである。
は、特開昭60−69254号公報に開示されるものが
ある。この公報に開示されるものは、V型エンジンの各
側シリンダヘッドの吸気ポートに一端側を連通される吸
気マニホルドの各側分岐通路の途中を各側シリンダヘッ
ド間の空間部において集合するとともに他端側を空間部
のクランク軸線の一方向に延設し、延設された各側分岐
通路の他端側を空間部の外方において吸気分配室に連通
して設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のV型
エンジンの吸気装置においては、前記公報に開示される
如く、吸気マニホルドの形状が複雑である。このため、
各側シリンダヘッドに各側分岐管を取付ける取付ボルト
の位置設定が困難となって吸気マニホルドの取付作業が
困難となる不都合があるとともに、加工数が増加する不
都合や吸気マニホルドの各側分岐管の取付けられる各側
シリンダヘッドの各側ヘッド部取付面が同一面内にない
場合にシール性の低下を招く不都合がある。
エンジンの吸気装置においては、前記公報に開示される
如く、吸気マニホルドの形状が複雑である。このため、
各側シリンダヘッドに各側分岐管を取付ける取付ボルト
の位置設定が困難となって吸気マニホルドの取付作業が
困難となる不都合があるとともに、加工数が増加する不
都合や吸気マニホルドの各側分岐管の取付けられる各側
シリンダヘッドの各側ヘッド部取付面が同一面内にない
場合にシール性の低下を招く不都合がある。
【0005】また、従来のV型エンジンの吸気装置にお
いては、前記の如く吸気マニホルドの形状が複雑である
ばかりでなく、吸気マニホルドとサージタンク部とが一
体に構成されている場合がある。このため、各側シリン
ダヘッドに対して各側燃料噴射弁や各側燃料分配管が非
対称に配設されて取付けられることがあり、各側燃料噴
射弁を効率のよい噴射角度に設定して取付け得ず、機関
性能の向上を果たし得ない不都合があるとともに、各側
燃料分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなる不
都合がある。また、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管
の燃料洩れ等の作業をする場合に、吸気マニホルドから
取外す処理を必要とすることにより、燃料洩れ試験等の
作業の実施が困難になる不都合がある。
いては、前記の如く吸気マニホルドの形状が複雑である
ばかりでなく、吸気マニホルドとサージタンク部とが一
体に構成されている場合がある。このため、各側シリン
ダヘッドに対して各側燃料噴射弁や各側燃料分配管が非
対称に配設されて取付けられることがあり、各側燃料噴
射弁を効率のよい噴射角度に設定して取付け得ず、機関
性能の向上を果たし得ない不都合があるとともに、各側
燃料分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなる不
都合がある。また、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管
の燃料洩れ等の作業をする場合に、吸気マニホルドから
取外す処理を必要とすることにより、燃料洩れ試験等の
作業の実施が困難になる不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、このような不都
合を解消するために、この発明は、V型エンジンの各側
シリンダバンク間の空間部の上方に配設したサージタン
ク部に連絡される吸気マニホルドの各側分岐管の一端側
を前記V型エンジンのクランク軸線と同一方向に指向さ
せて略直線的に集合して集合部を形成して設けるととも
に前記各側シリンダバンクの各側シリンダヘッドに連絡
される前記吸気マニホルドの各側分岐管の他端側を夫々
前記各側シリンダヘッド方向に拡開して各側分岐部を形
成して設け、前記各側シリンダヘッドの空間部側に夫々
前記各側分岐管の各側分岐部が取付けられる各側ヘッド
部取付フランジを形成して設け、これら各側ヘッド部取
付フランジに前記各側シリンダヘッドの各側シリンダ軸
線を2分して描出される中間軸線に直交する直交平面と
同一面になるよう各側ヘッド部取付面を形成して設け、
前記各側分岐管の各側分岐部に前記各側ヘッド部取付フ
ランジに取付られる各側分岐部取付フランジを形成して
設け、これら各側分岐部取付フランジに前記各側ヘッド
部取付面に当接される各側分岐部取付面をこれら各面が
同一面となるよう形成して設け、前記各側分岐管の集合
部に前記サージタンク部のタンク部取付フランジに取付
けられる集合部取付フランジを形成して設け、この集合
部取付フランジに前記タンク部取付フランジに形成され
たタンク部取付面に当接される集合部取付面を前記各側
分岐部取付面と平行に形成して設けている。
合を解消するために、この発明は、V型エンジンの各側
シリンダバンク間の空間部の上方に配設したサージタン
ク部に連絡される吸気マニホルドの各側分岐管の一端側
を前記V型エンジンのクランク軸線と同一方向に指向さ
せて略直線的に集合して集合部を形成して設けるととも
に前記各側シリンダバンクの各側シリンダヘッドに連絡
される前記吸気マニホルドの各側分岐管の他端側を夫々
前記各側シリンダヘッド方向に拡開して各側分岐部を形
成して設け、前記各側シリンダヘッドの空間部側に夫々
前記各側分岐管の各側分岐部が取付けられる各側ヘッド
部取付フランジを形成して設け、これら各側ヘッド部取
付フランジに前記各側シリンダヘッドの各側シリンダ軸
線を2分して描出される中間軸線に直交する直交平面と
同一面になるよう各側ヘッド部取付面を形成して設け、
前記各側分岐管の各側分岐部に前記各側ヘッド部取付フ
ランジに取付られる各側分岐部取付フランジを形成して
設け、これら各側分岐部取付フランジに前記各側ヘッド
部取付面に当接される各側分岐部取付面をこれら各面が
同一面となるよう形成して設け、前記各側分岐管の集合
部に前記サージタンク部のタンク部取付フランジに取付
けられる集合部取付フランジを形成して設け、この集合
部取付フランジに前記タンク部取付フランジに形成され
たタンク部取付面に当接される集合部取付面を前記各側
分岐部取付面と平行に形成して設けている。
【0007】また、この発明は、前記V型エンジンの各
側シリンダヘッドの各側シリンダに夫々燃料を噴射供給
する各側燃料噴射弁を前記各側シリンダヘッドと各側分
岐管との間に位置させて夫々前記各側分岐管に取付けて
設け、前記各側燃料噴射弁に夫々連絡される各側燃料分
配管を前記各側分岐部の各側分岐部取付フランジに複列
平行に形成した各側分岐部取付孔間に位置させ、かつ連
絡された前記各側燃料噴射弁と前記各側燃料分配管とを
夫々前記各側分岐管に取付けて設けている。
側シリンダヘッドの各側シリンダに夫々燃料を噴射供給
する各側燃料噴射弁を前記各側シリンダヘッドと各側分
岐管との間に位置させて夫々前記各側分岐管に取付けて
設け、前記各側燃料噴射弁に夫々連絡される各側燃料分
配管を前記各側分岐部の各側分岐部取付フランジに複列
平行に形成した各側分岐部取付孔間に位置させ、かつ連
絡された前記各側燃料噴射弁と前記各側燃料分配管とを
夫々前記各側分岐管に取付けて設けている。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、吸気マニホルドの各
側分岐管の一端側を略直線的に集合して集合部を形成し
て設けるとともに各側分岐管の他端側を夫々拡開して各
側分岐部を形成して設けていることにより、吸気マニホ
ルドの取付ボルトの位置設定を容易とすることができ
る。また、吸気マニホルドを構成する各側分岐管の各側
分岐部取付面及び集合部取付面を平行に形成しているこ
とにより、吸気マニホルドの形状を簡素化することがで
きる。
側分岐管の一端側を略直線的に集合して集合部を形成し
て設けるとともに各側分岐管の他端側を夫々拡開して各
側分岐部を形成して設けていることにより、吸気マニホ
ルドの取付ボルトの位置設定を容易とすることができ
る。また、吸気マニホルドを構成する各側分岐管の各側
分岐部取付面及び集合部取付面を平行に形成しているこ
とにより、吸気マニホルドの形状を簡素化することがで
きる。
【0009】また、この発明の構成によれば、吸気マニ
ホルドには、各側燃料噴射弁を各側シリンダヘッドと各
側分岐管との間に位置させて夫々各側分岐管に取付けて
設けたことにより、各側燃料噴射弁を効率のよい噴射角
度に設定して取付けることができる。また、各側燃料分
配管を各側分岐管の各側分岐部の各側分岐部取付孔間に
位置させて夫々各側分岐管に取付けて設けたことによ
り、各側燃料分配管が取付作業の妨げとなることがな
い。さらに、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側
分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃料噴射弁及
び各側燃料分配管を各側分岐管に組付けた状態において
各種の作業を処理することができる。
ホルドには、各側燃料噴射弁を各側シリンダヘッドと各
側分岐管との間に位置させて夫々各側分岐管に取付けて
設けたことにより、各側燃料噴射弁を効率のよい噴射角
度に設定して取付けることができる。また、各側燃料分
配管を各側分岐管の各側分岐部の各側分岐部取付孔間に
位置させて夫々各側分岐管に取付けて設けたことによ
り、各側燃料分配管が取付作業の妨げとなることがな
い。さらに、各側燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側
分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃料噴射弁及
び各側燃料分配管を各側分岐管に組付けた状態において
各種の作業を処理することができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1〜図3は、この発明の実施例を示すも
のである。図において、2はV型エンジン、4はシリン
ダブロック、6A・6Bは各側シリンダヘッド、8A・
8Bは各側ヘッドカバー、10A・10Bは各側シリン
ダバンク、12は空間部である。
のである。図において、2はV型エンジン、4はシリン
ダブロック、6A・6Bは各側シリンダヘッド、8A・
8Bは各側ヘッドカバー、10A・10Bは各側シリン
ダバンク、12は空間部である。
【0012】V型エンジン2は、略V字型のシリンダブ
ロック4の上部に各側シリンダヘッド6A・6Bを載置
し、この各側シリンダヘッド6A・6Bに各側ヘッドカ
バー8A・8Bを載置してV字形状に各側シリンダバン
ク10A・10Bを配列している。このV型エンジン2
は、V字形状に配列された各側シリンダバンク10A・
10Bの間に空間部12を形成している。
ロック4の上部に各側シリンダヘッド6A・6Bを載置
し、この各側シリンダヘッド6A・6Bに各側ヘッドカ
バー8A・8Bを載置してV字形状に各側シリンダバン
ク10A・10Bを配列している。このV型エンジン2
は、V字形状に配列された各側シリンダバンク10A・
10Bの間に空間部12を形成している。
【0013】また、前記V型エンジン2は、シリンダブ
ロック4の下部にベアリングキャップ14を取付けてク
ランク軸16を軸支し、ベアリングキャップ14の下部
にオイルパン(図示せず)を取付けている。
ロック4の下部にベアリングキャップ14を取付けてク
ランク軸16を軸支し、ベアリングキャップ14の下部
にオイルパン(図示せず)を取付けている。
【0014】前記シリンダブロック4には、夫々各側シ
リンダ18A・18Bを形成して設け、各側ピストン
(図示せず)を摺動可能に内蔵している。このV型エン
ジン2は、一側シリンダヘッド6Aに一側第1・第3・
第5シリンダ18A−1・18A−3・18A−5を有
するとともに、他側シリンダヘッド6Bに他側第2・第
4・第6シリンダ18B−2・18B−4・18B−6
を有している。なお、図1においては、一側第5シリン
ダ18A−5及び他側第6シリンダ18B−6を例示し
ている。
リンダ18A・18Bを形成して設け、各側ピストン
(図示せず)を摺動可能に内蔵している。このV型エン
ジン2は、一側シリンダヘッド6Aに一側第1・第3・
第5シリンダ18A−1・18A−3・18A−5を有
するとともに、他側シリンダヘッド6Bに他側第2・第
4・第6シリンダ18B−2・18B−4・18B−6
を有している。なお、図1においては、一側第5シリン
ダ18A−5及び他側第6シリンダ18B−6を例示し
ている。
【0015】前記各側シリンダヘッド6A・6Bには、
各側シリンダ18A・18Bに一致させて各側燃焼室用
窪所20A・20Bを形成して設けるとともに、これら
各側燃焼室用窪所20A・20Bに連通する各側吸気ポ
ート22A・22B及び各側排気ポート24A・24B
を形成して設けている。図1においては、一側第5燃焼
室用窪所20A−5及び他側第6燃焼室用窪所20B−
6を例示している。
各側シリンダ18A・18Bに一致させて各側燃焼室用
窪所20A・20Bを形成して設けるとともに、これら
各側燃焼室用窪所20A・20Bに連通する各側吸気ポ
ート22A・22B及び各側排気ポート24A・24B
を形成して設けている。図1においては、一側第5燃焼
室用窪所20A−5及び他側第6燃焼室用窪所20B−
6を例示している。
【0016】各側吸気ポート22A・22Bは、図2に
示す如く、一側第1・第3・第5吸気ポート22A−1
・22A−3・22A−5及び他側第2・第4・第6吸
気ポート22B−2・22B−4・22B−6からな
り、空間部12側に上流側を開口して設けている。各側
排気ポート24A・24Bは、一側第1・第3・第5排
気ポート24A−1・24A−3・24A−5及び他側
第2・第4・第6排気ポート24B−2・24B−4・
24B−6からなり、V型エンジン2の外方に下流側を
開口して設けている。図1においては、一側第5排気ポ
ート24A−5及び他側第6排気ポート24B−6を例
示している。
示す如く、一側第1・第3・第5吸気ポート22A−1
・22A−3・22A−5及び他側第2・第4・第6吸
気ポート22B−2・22B−4・22B−6からな
り、空間部12側に上流側を開口して設けている。各側
排気ポート24A・24Bは、一側第1・第3・第5排
気ポート24A−1・24A−3・24A−5及び他側
第2・第4・第6排気ポート24B−2・24B−4・
24B−6からなり、V型エンジン2の外方に下流側を
開口して設けている。図1においては、一側第5排気ポ
ート24A−5及び他側第6排気ポート24B−6を例
示している。
【0017】前記各側シリンダヘッド6A・6Bには、
各側吸気ポート22A・22B及び各側排気ポート24
A・24Bを夫々開閉する各側吸気弁26A・26B及
び各側排気弁28A・28Bを設けるとともに、これら
各側吸気弁26A・26B及び各側排気弁28A・28
Bを開閉駆動する各側吸気カム軸30A・30B及び各
側排気カム軸32A・32Bを軸支して設けている。
各側吸気ポート22A・22B及び各側排気ポート24
A・24Bを夫々開閉する各側吸気弁26A・26B及
び各側排気弁28A・28Bを設けるとともに、これら
各側吸気弁26A・26B及び各側排気弁28A・28
Bを開閉駆動する各側吸気カム軸30A・30B及び各
側排気カム軸32A・32Bを軸支して設けている。
【0018】各側吸気弁26A・26Bは、夫々一側第
1・第3・第5吸気弁26A−1・26A−3・26A
−5及び他側第2・第4・第6吸気弁26B−2・26
B−4・26B−6からなる。図1においては、一側第
5吸気弁26A−5及び他側第6吸気弁26B−6を例
示している。また、各側排気弁28A・28Bは、夫々
一側第1・第3・第5排気弁28A−1・28A−3・
28A−5及び他側第2・第4・第6排気弁28B−2
・28B−4・28B−6からなる。図1においては、
一側第5排気弁28A−5及び他側第6排気弁28B−
6を例示している。
1・第3・第5吸気弁26A−1・26A−3・26A
−5及び他側第2・第4・第6吸気弁26B−2・26
B−4・26B−6からなる。図1においては、一側第
5吸気弁26A−5及び他側第6吸気弁26B−6を例
示している。また、各側排気弁28A・28Bは、夫々
一側第1・第3・第5排気弁28A−1・28A−3・
28A−5及び他側第2・第4・第6排気弁28B−2
・28B−4・28B−6からなる。図1においては、
一側第5排気弁28A−5及び他側第6排気弁28B−
6を例示している。
【0019】このV型エンジン2は、空間部12の上方
に位置させてサージタンク部34を配設している。この
サージタンク部34と前記各側シリンダヘッド6A・6
Bとは、吸気マニホルド36により連絡されている。吸
気マニホルド36は、各側分岐管38A・38Bにより
構成される。各側分岐管38A・38Bは、夫々一側第
1・第3・第5分岐管38A−1・38A−3・38A
−5及び他側第2・第4・第6分岐管38B−2・38
B−4・38B−6からなる。
に位置させてサージタンク部34を配設している。この
サージタンク部34と前記各側シリンダヘッド6A・6
Bとは、吸気マニホルド36により連絡されている。吸
気マニホルド36は、各側分岐管38A・38Bにより
構成される。各側分岐管38A・38Bは、夫々一側第
1・第3・第5分岐管38A−1・38A−3・38A
−5及び他側第2・第4・第6分岐管38B−2・38
B−4・38B−6からなる。
【0020】吸気マニホルド36は、図2・図3に示す
如く、サージタンク部36に連絡される各側分岐管38
A・38Bの一端側を、クランク軸16の軸線C1と同
一方向に指向させて略直線的に集合して、集合部40を
形成して設けている。つまり、一側第1・第3・第5分
岐管38A−1・38A−3・38A−5及び他側第2
・第4・第6分岐管38B−2・38B−4・38B−
6は、サージタンク部36に連絡される一端側を、クラ
ンク軸16の軸線C1と同一方向に指向させて略直線的
に集合して連結し、集合部40を形成して設けている。
如く、サージタンク部36に連絡される各側分岐管38
A・38Bの一端側を、クランク軸16の軸線C1と同
一方向に指向させて略直線的に集合して、集合部40を
形成して設けている。つまり、一側第1・第3・第5分
岐管38A−1・38A−3・38A−5及び他側第2
・第4・第6分岐管38B−2・38B−4・38B−
6は、サージタンク部36に連絡される一端側を、クラ
ンク軸16の軸線C1と同一方向に指向させて略直線的
に集合して連結し、集合部40を形成して設けている。
【0021】また、吸気マニホルド36は、図2・図3
に示す如く、各側シリンダヘッド6A・6Bに連絡され
る各側分岐管38A・38Bの他端側を、夫々各側シリ
ンダヘッド6A・6B方向に拡開して、各側分岐部42
A・42Bを形成して設けている。つまり、一側第1・
第3・第5分岐管38A−1・38A−3・38A−5
及び他側第2・第4・第6分岐管38B−2・38B−
4・38B−6は、各側シリンダヘッド6A・6Bに連
絡される他端側を、夫々各側シリンダヘッド6A・6B
方向に拡開し、各側分岐管38A・38B毎に連結して
各側分岐部42A・42Bを形成して設けている。
に示す如く、各側シリンダヘッド6A・6Bに連絡され
る各側分岐管38A・38Bの他端側を、夫々各側シリ
ンダヘッド6A・6B方向に拡開して、各側分岐部42
A・42Bを形成して設けている。つまり、一側第1・
第3・第5分岐管38A−1・38A−3・38A−5
及び他側第2・第4・第6分岐管38B−2・38B−
4・38B−6は、各側シリンダヘッド6A・6Bに連
絡される他端側を、夫々各側シリンダヘッド6A・6B
方向に拡開し、各側分岐管38A・38B毎に連結して
各側分岐部42A・42Bを形成して設けている。
【0022】前記サージタンク部34は、第1タンク部
44及び第2タンク部46と仕切り体48とから構成さ
れている。このサージタンク34は、一端側をタンク入
口50に集合して連通し、仕切り体48の上下を通り他
端側を分岐されて各側タンク出口52A・52Bに夫々
連通する各側1次タンク通路54A・54B(矢印〓)
を設けるとともに、一端側をタンク入口50に集合して
連通し、仕切り体48を経ずに他端側を分岐されて前記
各側タンク出口52A・52Bに連通する各側2次タン
ク通路56A・56B(矢印〓)を設けている。
44及び第2タンク部46と仕切り体48とから構成さ
れている。このサージタンク34は、一端側をタンク入
口50に集合して連通し、仕切り体48の上下を通り他
端側を分岐されて各側タンク出口52A・52Bに夫々
連通する各側1次タンク通路54A・54B(矢印〓)
を設けるとともに、一端側をタンク入口50に集合して
連通し、仕切り体48を経ずに他端側を分岐されて前記
各側タンク出口52A・52Bに連通する各側2次タン
ク通路56A・56B(矢印〓)を設けている。
【0023】なお、図1においては、各側タンク出口5
2A・52Bの他側第6出口52B−6と、各側1次タ
ンク通路54A・54Bの他側1次第6タンク通路54
B−6と、各側2次タンク通路56A・56Bの他側2
次第6タンク通路56B−6とを例示している。
2A・52Bの他側第6出口52B−6と、各側1次タ
ンク通路54A・54Bの他側1次第6タンク通路54
B−6と、各側2次タンク通路56A・56Bの他側2
次第6タンク通路56B−6とを例示している。
【0024】前記サージタンク部34のタンク入口50
は、図示しない吸気管の吸気通路に連通されている。サ
ージタンク部34の各側2次タンク通路56A・56B
の途中には、各側弁体58A・58Bが設けられてい
る。図1においては、各側弁体58A・58Bの他側第
6弁体58B−6を例示している。この各側弁体58A
・58Bは、V型エンジン2の運転状態に応じて、リン
ク機構60を介して駆動部62により駆動される。
は、図示しない吸気管の吸気通路に連通されている。サ
ージタンク部34の各側2次タンク通路56A・56B
の途中には、各側弁体58A・58Bが設けられてい
る。図1においては、各側弁体58A・58Bの他側第
6弁体58B−6を例示している。この各側弁体58A
・58Bは、V型エンジン2の運転状態に応じて、リン
ク機構60を介して駆動部62により駆動される。
【0025】各側弁体58A・58Bは、運転状態に応
じて、各側1次タンク通路54A・54Bを閉鎖する一
方で各側2次タンク通路56A・56Bを開放(各側弁
体58A・58Bが破線に示す位置)するとともに、各
側1次タンク通路54A・54Bを開放する一方で各側
2次タンク通路56A・56Bを閉鎖(各側弁体58A
・58Bが実線に示す位置)するように、駆動される。
じて、各側1次タンク通路54A・54Bを閉鎖する一
方で各側2次タンク通路56A・56Bを開放(各側弁
体58A・58Bが破線に示す位置)するとともに、各
側1次タンク通路54A・54Bを開放する一方で各側
2次タンク通路56A・56Bを閉鎖(各側弁体58A
・58Bが実線に示す位置)するように、駆動される。
【0026】前記サージタンク部34の各側タンク出口
52A・52Bは、クランク軸16の軸線C1と同一方
向に指向させて略直線的に集合して配設し、タンク部取
付フランジ64に開口して設けている。タンク部取付フ
ランジ64には、タンク部取付面66を形成して設けて
いる。なお、符号68は、タンク部取付孔である。
52A・52Bは、クランク軸16の軸線C1と同一方
向に指向させて略直線的に集合して配設し、タンク部取
付フランジ64に開口して設けている。タンク部取付フ
ランジ64には、タンク部取付面66を形成して設けて
いる。なお、符号68は、タンク部取付孔である。
【0027】前記各側シリンダヘッド6A・6Bには、
空間部12側に、図2に示す如く、各側ヘッド部取付フ
ランジ70A・70Bを形成して設けている。これら各
側ヘッド部取付フランジ70A・70Bには、夫々各側
分岐管38A・38Bの各側分岐部42A・42Bが取
付けられる。各側ヘッド部取付フランジ70A・70B
には、各側シリンダヘッド6A・6Bの各側シリンダ1
8A・18Bの各側シリンダ軸線C2・C3を2分して
描出される中間軸線C4に直交する直交平面P1と同一
面になるように、各側ヘッド部取付面72A・72Bを
形成して設けている。なお、符号74A・74Bは、各
側ヘッド部取付孔である。各側ヘッド部取付孔74A・
74Bは、複列平行に形成されている。
空間部12側に、図2に示す如く、各側ヘッド部取付フ
ランジ70A・70Bを形成して設けている。これら各
側ヘッド部取付フランジ70A・70Bには、夫々各側
分岐管38A・38Bの各側分岐部42A・42Bが取
付けられる。各側ヘッド部取付フランジ70A・70B
には、各側シリンダヘッド6A・6Bの各側シリンダ1
8A・18Bの各側シリンダ軸線C2・C3を2分して
描出される中間軸線C4に直交する直交平面P1と同一
面になるように、各側ヘッド部取付面72A・72Bを
形成して設けている。なお、符号74A・74Bは、各
側ヘッド部取付孔である。各側ヘッド部取付孔74A・
74Bは、複列平行に形成されている。
【0028】前記一側ヘッド部取付面72Aには、一側
吸気ポート22Aの一側第1・第3・第5吸気ポート2
2A−1・22A−3・22A−5の上流側を開口して
設けている。前記他側ヘッド部取付面72Bには、他側
吸気ポート22Bの他側第2・第4・第6吸気ポート2
2B−2・22B−4・22B−6の上流側を開口して
設けている。
吸気ポート22Aの一側第1・第3・第5吸気ポート2
2A−1・22A−3・22A−5の上流側を開口して
設けている。前記他側ヘッド部取付面72Bには、他側
吸気ポート22Bの他側第2・第4・第6吸気ポート2
2B−2・22B−4・22B−6の上流側を開口して
設けている。
【0029】前記吸気マニホルド36は、各側分岐管3
8A・38Bに各側分岐通路76A・76Bを設けてい
る。各側分岐通路76A・76Bは、一側第1・第3・
第5分岐通路76A−1・76A−3・76A−5及び
他側第2・第4・第6分岐通路76B−2・76B−4
・76B−6からなり、一端側を集合して夫々各側吸気
ポート22A・22Bに連通するとともに、他端側を拡
開して各側タンク出口52A・52Bに連通している。
8A・38Bに各側分岐通路76A・76Bを設けてい
る。各側分岐通路76A・76Bは、一側第1・第3・
第5分岐通路76A−1・76A−3・76A−5及び
他側第2・第4・第6分岐通路76B−2・76B−4
・76B−6からなり、一端側を集合して夫々各側吸気
ポート22A・22Bに連通するとともに、他端側を拡
開して各側タンク出口52A・52Bに連通している。
【0030】各側分岐管38A・38Bの各側分岐部4
2A・42Bには、前記各側ヘッド部取付フランジ70
A・70Bに取付られる各側分岐部取付フランジ78A
・78Bを形成して設けている。これら各側分岐部取付
フランジ78A・78Bには、前記各側ヘッド部取付面
72A・72Bに当接される各側分岐部取付面80A・
80Bを形成して設けている。これら各側分岐部取付面
80A・80Bは、各面80A・80Bが同一面となる
ように形成して設けている。なお、符号82A・82B
は、各側分岐部取付孔である。各側分岐部取付孔82A
・82Bは、各側ヘッド部取付孔74A・74Bに一致
させて、複列平行に形成されている。
2A・42Bには、前記各側ヘッド部取付フランジ70
A・70Bに取付られる各側分岐部取付フランジ78A
・78Bを形成して設けている。これら各側分岐部取付
フランジ78A・78Bには、前記各側ヘッド部取付面
72A・72Bに当接される各側分岐部取付面80A・
80Bを形成して設けている。これら各側分岐部取付面
80A・80Bは、各面80A・80Bが同一面となる
ように形成して設けている。なお、符号82A・82B
は、各側分岐部取付孔である。各側分岐部取付孔82A
・82Bは、各側ヘッド部取付孔74A・74Bに一致
させて、複列平行に形成されている。
【0031】前記吸気マニホルド36の各側分岐管38
A・38Bの集合部40には、サージタンク部34のタ
ンク部取付フランジ64に取付けられる集合部取付フラ
ンジ84を形成して設けている。この集合部取付フラン
ジ84には、タンク部取付フランジ64に形成されたタ
ンク側取付面66に当接される集合部取付面86を、前
記各側分岐部取付面80A・80Bと平行になるように
形成して設けている。なお、符号88は、集合部取付孔
である。
A・38Bの集合部40には、サージタンク部34のタ
ンク部取付フランジ64に取付けられる集合部取付フラ
ンジ84を形成して設けている。この集合部取付フラン
ジ84には、タンク部取付フランジ64に形成されたタ
ンク側取付面66に当接される集合部取付面86を、前
記各側分岐部取付面80A・80Bと平行になるように
形成して設けている。なお、符号88は、集合部取付孔
である。
【0032】また、このV型エンジン2の吸気マニホル
ド36には、各側シリンダヘッド6A・6Bの各側シリ
ンダ18A・18Bに夫々燃料を噴射供給する各側燃料
噴射弁90A・90Bと、これら各側燃料噴射弁90A
・90Bに夫々連絡される各側燃料分配管92A・92
Bと、を取付けて設けている。図においては、各側燃料
噴射弁90A・90Bの一側第5燃料噴射弁90A−5
及び他側第6燃料噴射弁90B−6を例示している。ま
た、各側燃料分配管92A・92Bには、一側第1・第
3・第5燃料噴射弁90A−5・90A−5・90A−
5と他側第2・第4・第6燃料噴射弁90B−2・90
B−4・90B−6とを、夫々連絡して設けている。
ド36には、各側シリンダヘッド6A・6Bの各側シリ
ンダ18A・18Bに夫々燃料を噴射供給する各側燃料
噴射弁90A・90Bと、これら各側燃料噴射弁90A
・90Bに夫々連絡される各側燃料分配管92A・92
Bと、を取付けて設けている。図においては、各側燃料
噴射弁90A・90Bの一側第5燃料噴射弁90A−5
及び他側第6燃料噴射弁90B−6を例示している。ま
た、各側燃料分配管92A・92Bには、一側第1・第
3・第5燃料噴射弁90A−5・90A−5・90A−
5と他側第2・第4・第6燃料噴射弁90B−2・90
B−4・90B−6とを、夫々連絡して設けている。
【0033】前記吸気マニホルド36には、各側燃料噴
射弁90A・90Bを、図1に示す如く、各側シリンダ
ヘッド6A・6Bと各側分岐管38A・38Bとの間に
位置させて、夫々各側分岐管38A・38Bに取付けて
設けている。また、前記吸気マニホルド36には、図2
に示す如く、各側燃料分配管92A・92Bを、各側分
岐部42A・42Bの各側分岐部取付フランジ78A・
78Bに複列平行に形成された各側分岐部取付孔82A
・82B間に位置させて、夫々各側分岐管38A・38
Bに取付けている。
射弁90A・90Bを、図1に示す如く、各側シリンダ
ヘッド6A・6Bと各側分岐管38A・38Bとの間に
位置させて、夫々各側分岐管38A・38Bに取付けて
設けている。また、前記吸気マニホルド36には、図2
に示す如く、各側燃料分配管92A・92Bを、各側分
岐部42A・42Bの各側分岐部取付フランジ78A・
78Bに複列平行に形成された各側分岐部取付孔82A
・82B間に位置させて、夫々各側分岐管38A・38
Bに取付けている。
【0034】なお、符号94A・94Bは、各側燃料噴
射弁取付部である。図1・図3においては、各側燃料噴
射弁取付部94A・94Bの一側第5燃料噴射弁取付部
94A−5及び他側第6燃料噴射弁取付部94B−6を
例示している。
射弁取付部である。図1・図3においては、各側燃料噴
射弁取付部94A・94Bの一側第5燃料噴射弁取付部
94A−5及び他側第6燃料噴射弁取付部94B−6を
例示している。
【0035】次に作用を説明する。
【0036】このV型エンジン2は、吸気マニホルド3
6の各側分岐管38A・38Bの一端側を略直線的に集
合して集合部40を形成して設けるとともに、各側分岐
管38A・38Bの他端側を夫々拡開して各側分岐部4
2A・42Bを形成して設けている。これにより、吸気
マニホルド36の取付けに際しては、各側ヘッド部取付
フランジ70A・70Bに各側分岐部取付フランジ78
A・78Bを搭載して、各側ヘッド部取付面72A・7
2Bに各側分岐部取付面80A・80Bを当接させる
と、各側分岐部取付フランジ78A・78Bに設けた各
側分岐部取付孔82A・82Bを上方から容易に視認す
ることができる。
6の各側分岐管38A・38Bの一端側を略直線的に集
合して集合部40を形成して設けるとともに、各側分岐
管38A・38Bの他端側を夫々拡開して各側分岐部4
2A・42Bを形成して設けている。これにより、吸気
マニホルド36の取付けに際しては、各側ヘッド部取付
フランジ70A・70Bに各側分岐部取付フランジ78
A・78Bを搭載して、各側ヘッド部取付面72A・7
2Bに各側分岐部取付面80A・80Bを当接させる
と、各側分岐部取付フランジ78A・78Bに設けた各
側分岐部取付孔82A・82Bを上方から容易に視認す
ることができる。
【0037】これにより、各側ヘッド部取付孔74A・
74Bに各側分岐部取付孔82A・82Bを容易に一致
させることができ、吸気マニホルド36の各側シリンダ
ヘッド6A・6Bへの取付ボルト(図示せず)の位置設
定を容易に行うことができる。このため、吸気マニホル
ド36の取付作業を容易にすることができる。
74Bに各側分岐部取付孔82A・82Bを容易に一致
させることができ、吸気マニホルド36の各側シリンダ
ヘッド6A・6Bへの取付ボルト(図示せず)の位置設
定を容易に行うことができる。このため、吸気マニホル
ド36の取付作業を容易にすることができる。
【0038】この吸気マニホルド36は、各側分岐管3
8A・38Bの各側分岐部取付面80A・80B及び集
合部取付面86を平行に形成していることにより、吸気
マニホルド36の形状を簡素化することができる。この
ため、吸気マニホルド36の加工数を減少し得てコスト
を低減でき、また、取付ボルト(図示せず)による締付
けを安定して行うことができ、シール性を向上すること
ができる。
8A・38Bの各側分岐部取付面80A・80B及び集
合部取付面86を平行に形成していることにより、吸気
マニホルド36の形状を簡素化することができる。この
ため、吸気マニホルド36の加工数を減少し得てコスト
を低減でき、また、取付ボルト(図示せず)による締付
けを安定して行うことができ、シール性を向上すること
ができる。
【0039】また、吸気マニホルド36には、各側燃料
噴射弁90A・90Bを各側シリンダヘッド6A・6B
と各側分岐管38A・38Bとの間に位置させて夫々各
側分岐管38A・38Bに取付けて設けたことにより、
各側燃料噴射弁90A・90Bを効率のよい噴射角度に
設定して取付けることができる。このため、機関性能の
向上を果たすことができる。
噴射弁90A・90Bを各側シリンダヘッド6A・6B
と各側分岐管38A・38Bとの間に位置させて夫々各
側分岐管38A・38Bに取付けて設けたことにより、
各側燃料噴射弁90A・90Bを効率のよい噴射角度に
設定して取付けることができる。このため、機関性能の
向上を果たすことができる。
【0040】前記各側燃料分配管92A・92Bは、各
側分岐部42A・42Bの各側分岐部取付フランジ78
A・78Bに複列平行に形成した各側分岐部取付孔82
A・82Bに位置させて夫々各側分岐管38A・38B
に取付けたことにより、各側燃料分配管92A・92B
が吸気マニホルド36の各側分岐部取付孔82A・82
Bに挿入される取付ボルト(図示せず)の締付作業の妨
げとなることもなく、吸気マニホルド36の取付作業の
妨げとなることがない。このため、吸気マニホルド36
の取付作業を容易にすることができる。
側分岐部42A・42Bの各側分岐部取付フランジ78
A・78Bに複列平行に形成した各側分岐部取付孔82
A・82Bに位置させて夫々各側分岐管38A・38B
に取付けたことにより、各側燃料分配管92A・92B
が吸気マニホルド36の各側分岐部取付孔82A・82
Bに挿入される取付ボルト(図示せず)の締付作業の妨
げとなることもなく、吸気マニホルド36の取付作業の
妨げとなることがない。このため、吸気マニホルド36
の取付作業を容易にすることができる。
【0041】さらに、吸気マニホルド36には、各側燃
料噴射弁90A・90B及び各側燃料分配管92A・9
2Bを各側分岐管38A・38Bに取付けて設けている
ことにより、各側燃料噴射弁90A・90B及び各側燃
料分配管92A・92Bを各側分岐管38A・38Bに
組付けた状態において各種の作業を処理することができ
る。このため、燃料洩れ試験等の作業を容易に実施する
ことができる。
料噴射弁90A・90B及び各側燃料分配管92A・9
2Bを各側分岐管38A・38Bに取付けて設けている
ことにより、各側燃料噴射弁90A・90B及び各側燃
料分配管92A・92Bを各側分岐管38A・38Bに
組付けた状態において各種の作業を処理することができ
る。このため、燃料洩れ試験等の作業を容易に実施する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】このように、発明によれば、吸気マニホ
ルドの各側分岐管の一端側を略直線的に集合して集合部
を形成して設けるとともに各側分岐管の他端側を夫々拡
開して各側分岐部を形成して設けていることにより、吸
気マニホルドの取付ボルトの位置設定を容易に行うこと
ができる。このため、吸気マニホルドの取付作業を容易
にすることができる。また、吸気マニホルドを構成する
各側分岐管の各側分岐部取付面及び集合部取付面を平行
に形成していることにより、吸気マニホルドの形状を簡
素化することができる。このため、吸気マニホルドの加
工数を減少し得て、シール性を向上し得る。
ルドの各側分岐管の一端側を略直線的に集合して集合部
を形成して設けるとともに各側分岐管の他端側を夫々拡
開して各側分岐部を形成して設けていることにより、吸
気マニホルドの取付ボルトの位置設定を容易に行うこと
ができる。このため、吸気マニホルドの取付作業を容易
にすることができる。また、吸気マニホルドを構成する
各側分岐管の各側分岐部取付面及び集合部取付面を平行
に形成していることにより、吸気マニホルドの形状を簡
素化することができる。このため、吸気マニホルドの加
工数を減少し得て、シール性を向上し得る。
【0043】また、吸気マニホルドには、各側燃料噴射
弁を各側シリンダヘッドと各側分岐管との間に位置させ
て夫々各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃
料噴射弁を効率のよい噴射角度に設定して取付けること
ができる。このため、機関性能の向上を果たすことがで
きる。また、各側燃料分配管を各側分岐管の各側分岐部
に複列平行に形成した各側分岐部取付孔間に位置させて
夫々各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃料
分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなることが
ない。このため、吸気マニホルドの取付作業を容易にす
ることができる。さらに、各側燃料噴射弁及び各側燃料
分配管を各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側
燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側分岐管に組付けた
状態において各種の作業を処理することができる。この
ため、燃料洩れ試験等の作業を容易に実施することがで
きる。さらに、加工性が良く、シール性の向上が可能
で、かつ燃料系部品である各側燃料噴射弁と各側燃料分
配管とを各側分岐管にあらかじめ部組み可能な吸気マニ
ホルドを使用可能なため、搭載性及び組付性を落とすこ
となく、各側シリンダバンクのなす角度を狭くすること
ができるので、エンジン幅の狭いコンパクトなV型エン
ジンの実施が可能である。
弁を各側シリンダヘッドと各側分岐管との間に位置させ
て夫々各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃
料噴射弁を効率のよい噴射角度に設定して取付けること
ができる。このため、機関性能の向上を果たすことがで
きる。また、各側燃料分配管を各側分岐管の各側分岐部
に複列平行に形成した各側分岐部取付孔間に位置させて
夫々各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側燃料
分配管が吸気マニホルドの取付作業の妨げとなることが
ない。このため、吸気マニホルドの取付作業を容易にす
ることができる。さらに、各側燃料噴射弁及び各側燃料
分配管を各側分岐管に取付けて設けたことにより、各側
燃料噴射弁及び各側燃料分配管を各側分岐管に組付けた
状態において各種の作業を処理することができる。この
ため、燃料洩れ試験等の作業を容易に実施することがで
きる。さらに、加工性が良く、シール性の向上が可能
で、かつ燃料系部品である各側燃料噴射弁と各側燃料分
配管とを各側分岐管にあらかじめ部組み可能な吸気マニ
ホルドを使用可能なため、搭載性及び組付性を落とすこ
となく、各側シリンダバンクのなす角度を狭くすること
ができるので、エンジン幅の狭いコンパクトなV型エン
ジンの実施が可能である。
【図1】この発明の実施例を示すV型エンジンの吸気装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】吸気マニホルドと各側シリンダヘッドの各側ヘ
ッド取付フランジとの関係を示す平面図である。
ッド取付フランジとの関係を示す平面図である。
【図3】吸気マニホルドの断面図である。
2 V型エンジン 4 シリンダブロック 6A・6B 各側シリンダヘッド 10A・10B 各側シリンダバンク 12 空間部 16 クランク軸 18A・18B 各側シリンダ 22A・22B 各側吸気ポート 24A・24B 各側排気ポート 34 サージタンク部 36 吸気マニホルド 38A・38B 各側分岐管 40 集合部 42A・42B 各側分岐部 64 タンク部取付フランジ 66 タンク部取付面 68 タンク部取付孔 70A・70B 各側ヘッド部取付フランジ 72A・72B 各側ヘッド部取付面 74A・74B 各側ヘッド部取付孔 78A・78B 各側分岐部取付フランジ 80A・80B 各側分岐部取付面 82A・82B 各側分岐部取付孔 84 集合部取付フランジ 86 集合部取付面 88 集合部取付孔 90A・90B 各側燃料噴射弁 92A・92B 各側燃料分配管 94A・94B 各側燃料噴射弁取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 61/14 310 F02M 61/14 310Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/116 F02B 67/00 F02B 75/22 F02M 55/02 350 F02M 61/14 310
Claims (1)
- 【請求項1】 V型エンジンの各側シリンダバンク間の
空間部の上方に配設したサージタンク部に連絡される吸
気マニホルドの各側分岐管の一端側を前記V型エンジン
のクランク軸線と同一方向に指向させて略直線的に集合
して集合部を形成して設けるとともに前記各側シリンダ
バンクの各側シリンダヘッドに連絡される前記吸気マニ
ホルドの各側分岐管の他端側を夫々前記各側シリンダヘ
ッド方向に拡開して各側分岐部を形成して設け、前記各
側シリンダヘッドの空間部側に夫々前記各側分岐管の各
側分岐部が取付けられる各側ヘッド部取付フランジを形
成して設け、これら各側ヘッド部取付フランジに前記各
側シリンダヘッドの各側シリンダ軸線を2分して描出さ
れる中間軸線に直交する直交平面と同一面になるよう各
側ヘッド部取付面を形成して設け、前記各側分岐管の各
側分岐部に前記各側ヘッド部取付フランジに取付られる
各側分岐部取付フランジを形成して設け、これら各側分
岐部取付フランジに前記各側ヘッド部取付面に当接され
る各側分岐部取付面をこれら各面が同一面となるよう形
成して設け、前記各側分岐管の集合部に前記サージタン
ク部のタンク部取付フランジに取付けられる集合部取付
フランジを形成して設け、この集合部取付フランジに前
記タンク部取付フランジに形成されたタンク部取付面に
当接される集合部取付面を前記各側分岐部取付面と平行
に形成して設け、前記V型エンジンの各側シリンダヘッ
ドの各側シリンダに夫々燃料を噴射供給する各側燃料噴
射弁を前記各側シリンダヘッドと各側分岐管との間に位
置させて夫々前記各側分岐管に取付けて設け、前記各側
燃料噴射弁に夫々連絡される各側燃料分配管を前記各側
分岐部の各側分岐部取付フランジに複列平行に形成した
各側分岐部取付孔間に位置させ、かつ連絡された前記各
側燃料噴射弁と前記各側燃料分配管とを夫々前記各側分
岐管に取付けて設けたことを特徴とするV型エンジンの
吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25359492A JP3106724B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | V型エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25359492A JP3106724B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | V型エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681734A JPH0681734A (ja) | 1994-03-22 |
JP3106724B2 true JP3106724B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17253553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25359492A Expired - Fee Related JP3106724B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | V型エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106724B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7530346B2 (en) | 2006-08-09 | 2009-05-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Intake structure of V-type internal combustion engine |
DE102007058549B4 (de) * | 2006-12-13 | 2009-08-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Einspritzdüsenbefestigungsstruktur eines V-Motors |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25359492A patent/JP3106724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7530346B2 (en) | 2006-08-09 | 2009-05-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Intake structure of V-type internal combustion engine |
DE102007058549B4 (de) * | 2006-12-13 | 2009-08-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Einspritzdüsenbefestigungsstruktur eines V-Motors |
US7765986B2 (en) | 2006-12-13 | 2010-08-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Injector mounting structure of V-type internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681734A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
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