JP3106405U - 流し台 - Google Patents

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原 謙 竹
野 経 明 佐
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株式会社 翔洋
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Abstract

【課題】 斬新かつ高級感に溢れた外観を呈するとともに、製造が容易で、耐久性および品質に優れた流し台を提供する。
【解決手段】 本考案の流し台は、天板1およびシンク2を個別に成形するとともに、天板1をステンレス鋼製の1枚物の厚板から成形し、かつ天板1の裏面にシンク2を点付け溶接したものである。これにより、従来には見られなかった、斬新で高級感に溢れた外観が得られるから、高級マンションや高級住宅等のキッチン、台所に適した高級な商品とすることができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、キッチンや台所等に使用する流し台に関し、より詳しくは、斬新で高級感に溢れた外観を有して高級マンションや高級注文住宅のキッチン、台所に適した流し台に関する。
従来、キッチンや台所等で使用する流し台は、ステンレス鋼の薄板をプレス加工することにより天板およびシンクを一体に成形したものが一般的であるが、人工大理石を用いて高級感を演出したものや、カラーバリエーションが豊富な樹脂板を用いてカジュアルなインテリアを演出したものも数多く提供されている。
ところで、ステンレス鋼の薄板をプレス加工したものは、汚れや熱、錆等に強く耐久性には優れるものの、高級感および品質感に乏しく、高級マンションや高級注文住宅のキッチンや台所に使用するには不向きである。
また、天板およびシンクを一体にプレス加工するために大きな金型が必要であり、同一製品を大量かつ安価に製造するには適しているが、生産量の少ない高級品の製造には適していない。
また、人工大理石製の流し台は高級感および品質感に優れるとともに、キズや汚れにも強く耐久性も優れているが、耐熱温度が200℃前後であり、加熱調理に使用した鍋やフライパン等を直接載せると変色や変形を生じる場合がある。
さらに、近年、人工大理石を用いた流し台やシステムキッチン等の商品が数多く市販されているため、斬新な意匠の高級品の開発が次第に難しくなってきている。
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、斬新かつ高級感に溢れた外観を呈するとともに、製造が容易で、耐久性および品質に優れ、高級マンションや高級注文住宅のキッチン、台所に適した流し台を提供することにある。
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、
天板およびシンクを個別に成形してなる流し台であって、
前記天板がステンレス鋼製の1枚物の厚板から成形されるとともに前記シンクのための開口が貫設され、
かつ前記シンクが前記天板の開口に臨むように前記天板の裏面に固定されていることを特徴としている。
なお、ステンレス製の厚板は、少なくとも4ミリメートル、好ましくは5ミリメートル以上の厚みを有することが好ましい。
また、前記シンクは、その外周部分の複数箇所において前記天板の裏面に点付け溶接することができる。
また、前記天板の裏面と前記シンクの外周部分との間の隙間には液密な充填材を充填することが好ましい。
また、前記天板の表面に、バイブレーション研磨、ヘアライン加工、シボ加工、エンボス加工等を施すことが好ましい。
すなわち、本考案の流し台はステンレス鋼の1枚物の厚板を天板として用いるものであるから、従来には見られなかった、斬新で高級感に溢れた外観を呈することとなり、高級マンションや高級住宅等のキッチン、台所等に適した高級な商品とすることができる。
また、天板とシンクとを個別に成形するから、天板を機械加工によって成形することができ、製品のデザインコンセプトに合わせて天板の形状を自在に変更することができる。 加えて、シンクをステンレス鋼の薄板からプレス加工するときには、加工に用いるプレス金型を小型化して金型費用を低減することができる。
これにより、少量生産となりがちな高級品の流し台の生産を可能としつつ、その品質を確保しながら生産コストの低減を図ることができる。
また、少なくともその厚みが4ミリメートル以上のステンレス鋼の厚板の1枚物を天板として用いるから、天板とシンクとを一体化するためにシンクの外周部を天板の裏面に点付け溶接しても、溶接時の高熱に伴う熱変色や熱変形が天板の表面に発生することがなく、製造が極めて容易であり、かつ高い製造品質を確保することができる。
また、天板として用いるステンレス鋼の厚板は、その裏面側の平面度もまた高いから、シンクの外周部分を天板の裏面に溶接し固定したときに両者の間に生じる隙間も一定となる。
これにより、天板の裏面とシンク外周部との間に液密な充填材を充填することにより、耐久性に優れた防水性能を長期間にわたって確保することができる。
また、本考案の流し台は、ステンレス鋼の1枚物の厚板を天板として用いるから、天板の表面にバイブレーション研磨、ヘアーライン加工、シボ加工、エンボス加工等、天板表面の金属光沢を変化させるための様々な加工を自在に施すことができる。
これにより、より一層高級感が増すとともに、水や油等の汚れが付着しても目立ちにくく、かつメンテナンスも容易な流し台を得ることができる。
すなわち、本考案によれば、斬新かつ高級感に溢れた外観を呈するとともに、製造が容易で、耐久性および品質に優れる流し台を提供することができる。
以下、図1乃至図6を参照し、本考案に係る流し台の一実施形態について詳細に説明する。
本実施形態考案の流し台10は、図1および図2に示したように、天板1、シンク2、ガス器具3,水栓4、収納部5,6,7他をそれぞれ備えたものであり、天板1およびシンク2は個別に成形した後に一体化したものとなっている。
天板1は、その厚みが5ミリメートルのステンレス鋼製の1枚の厚板を機械加工することによって成形したもので、シンク2に臨む部分には開口1aが、またガス器具3に臨む部分には開口1bがそれぞれ貫設されている。
また、天板1の外周角部および開口1aの内周角部にはそれぞれ面取り加工が施され、この流し台で調理や炊事、洗い物等の作業を行う者の手指を傷つけないように配慮されている。
さらに、天板1の表面にはバイブレーション研磨加工が施されており、鈍い金属光沢を呈して高級感を演出するとともに、水や油等の汚れが付着しても目立ちにくく、かつメンテナンスを容易なものとしている。
シンク2は、その厚みが1.2ミリメートルのステンレス鋼の薄板をプレス加工して成形したもので、凹状のシンク本体2aと、このシンク本体2aの上縁から水平方向に延びるように連設されたフランジ2bとを有している。
また、シンク本体2aに設けられた段差部2cには、水栓4を取り付けるための孔2dが貫設されている。
個別に成形した天板1およびシンク2を一体化するときには、図3および図4に示したように、天板1の開口1aとシンク2とが対向するように両者を位置決めしつつ上下に重ね合わせた後、天板1の裏面とシンク2のフランジ2bの外縁とを複数の箇所2eにおいて点付け状にTIG溶接する。
このとき、天板1の裏面のうち点付け溶接を施す箇所2eは高熱にさらされるが、天板1の厚みが5ミリメートルもあって十分に厚いから、この高熱に伴って天板1の表面に熱変色や熱変形が発生することはない。
天板1とシンク2との一体化が完了すると、図4に示したように、天板1とシンク2との間の隙間にシール材2fを充填し、両者の間の隙間に防水処理を施す。
このとき、天板1として用いるステンレス鋼の厚板の裏面側の平面度もまた高いから、シンク2の外縁を天板1の裏面に点付け溶接したときに両者の間に生じる隙間も一定となる。
これにより、天板1の裏面とシンク2の外縁との間の隙間にシール材2fを確実に充填し、耐久性に優れた防水性能を長期間にわたって確保することができる。
なお、図4に示したように、シンク2のフランジ2bに凹ビード2gを凹設するとともに、この凹ビード2gの部分にシール材2hを充填して防水シールを形成することもできる。
すなわち、本実施形態考案の流し台10は、ステンレス鋼の1枚物の厚板を天板1として用いるとともに、その表面にバイブレーション研磨を施して鈍い金属光沢を放つようにしたから、従来には見られなかった斬新で高級感に溢れた外観を呈することとなり、高級マンションや高級住宅等のキッチン、台所に適した高級かつ高品質な商品とすることができる。
また、天板1とシンク2を個別に成形するとともに、天板1を機械加工によって成形するから、製品のデザインコンセプトに合わせて天板1の形状を自在に変更することができる。
加えて、シンクをステンレス鋼の薄板からプレス加工するために用いる金型を小型化することができるから、金型費用を低減することができる。
これにより、少量生産となりがちな高級品の生産を可能としつつ、その品質を確保しながら生産コストの低減を図ることができる。
以上、本考案の流し台の一実施形態について詳しく説明したが、本考案は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。 例えば、上述した実施形態においては、天板1の厚みを5ミリメートルとしたが、さらに厚いステンレス鋼の厚板を用いることもできる。
また、天板1の表面に機械加工を施して模様を入れるなど、よりデザイン性の高い意匠の流し台とすることもできる。
また、バイブレーション研磨の他に、ヘアライン加工、シボ加工、エンボス加工等、天板表面の金属光沢を変化させることができる様々な加工を施すことにより、より一層意匠性を高めつつ、汚れ等の付着を防止してメンテナンス性をより一層高めることもできる。
本考案の流し台を示す3面図。 天板およびシンクを分離した状態で示す斜視図。 天板およびシンクの点付け溶接箇所を示す平面図。 図3中のA−A破断線に沿った断面図。
符号の説明
1 天板
2 シンク
3 ガス器具
4 水栓
5,6,7 引き出し
10 本考案の流し台

Claims (4)

  1. 天板およびシンクを個別に成形してなる流し台であって、
    前記天板がステンレス鋼製の1枚物の厚板から成形されるとともに前記シンクのための開口が貫設され、
    かつ前記シンクが前記天板の開口に臨むように前記天板の裏面に固定されていることを特徴とする流し台。
  2. 前記ステンレス製の厚板が少なくとも4ミリメートル以上の厚みを有することを特徴とする請求項1に記載した流し台。
  3. 前記シンクは、その外周部分が複数箇所において前記天板の裏面に点付け溶接されることを特徴とする請求項1または2に記載した流し台。
  4. 前記天板の裏面と前記シンクの外周部分との間に液密な充填材が充填されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載した流し台。
JP2004003963U 2004-07-06 2004-07-06 流し台 Expired - Fee Related JP3106405U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143481A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Sun Wave Corp 水槽付き厨房用天板およびその製造方法

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