JP3105995U - シリコーンエラストマーを用いた健康装身具 - Google Patents

シリコーンエラストマーを用いた健康装身具 Download PDF

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Abstract

【課 題】 装飾性と身体にソフトな感触を与え、健康増進機能を長期に安定して発揮できる身体装身具の提供。
【解決手段】 チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を皮膚接触側に、シリコーンエラストマーの飾り突条を外側に有し、且つ、一方端に傘付突起を他方端に該傘付突起が嵌合可能な小孔を有するシリコーンエラストマー装身具本体からなる環状形成が可能な身体装身具。
【選択図面】 図1

Description

本考案は、身体各所に装着することによって健康改善に寄与する、チタン微粉末を含有した身体装身具に関する。
本考案の身体装身具は、そのままを環状形成して使用できるが、長尺が必要なときには、複数個を連結して環状に形成して使用することも可能である。
装身具は、古典的には金属材料を使用し、プレス加工、切削加工、研削加工等の加工手段で目的の形状に成形されていたが、装身具のデザインの多様化で形状が複雑になり、上記複雑形状に加工するのが難しくなり、量産する上でも問題が多かった。金属粉末射出成形法で、時計ケースやイヤリング等の装身具の焼結体を製造することも知られている(特開平9−53159号公報)。材料が金属に限らず、合成樹脂やゴム等にマグネット微粉末を配合して磁気による血行促進の効用を有する装身具も知られている(実用新案登録第3068758号)。美装品成形のための材料として、ゴム、合成樹脂を用いることも、例えばアクリル樹脂等の熱可塑性合成樹脂材料に貝パウダーや炭酸カルシウムを混入し射出成形して得た装身具(特開昭55−7456号公報)が知られている。
一方、シリコーンゴム材料の成形法は、他のゴム系材料の成形に比して比較的新しいが、薄肉シリコーンゴムシート模様片を厚肉の未加硫シリコーンゴムシート上に配置した模様入りシリコーンゴム装飾品の製造方法(特開昭63−57211号公報)、液状シリコーンゴムを予め金型内に注入し、上から布シートを載置して一体化した立体デザインのすぐれた布製水泳帽の製造法(特開平2−279312号公報)、第1金型と第2金型にシリコーンゴムを充填し、電子部品等の内装品を介在させて一体化する方法(特開平5−261744号公報)、シリコーンゴム(ミラブル型)と服飾資材用素材とからなる成形品の製造法(特開平11−46810号公報)、シリコーンゴムシートを金型に合わせて切り出して衣料品やバック類を製造する方法(特開2000−317966号公報)も公知である。
さらに、シリコーンゴム材料を用いて装飾品を製造することも知られており、
成形金型内のシリコーンゴムリングの中に色違いビーズを複数個載置することによるブレスレット、アンクレット、ネックレス等の多色プレス製品製造法(特開2000−340855号公報)も知られている。
上述するような従来法では、金属材料では複雑形状製品の製造が煩雑で、手数がかかるので、所望形状の身体装身具を簡易に製造する技術が希求されていた。本考案では、シリコーンエラストマー材料を使用することによって、容易に身体装身具を製造することができる。
特開平09−053159号公報 実用新案登録第3068758号 特開昭55−007456号公報 特開昭63−057211号公報 特開平02−279312号公報 特開平05−261744号公報 特開平11−046810号公報 特開2000−317966号公報 特開2000−340855号公報
従来のプラスチックと金属、プラスチックとプラスチック、合成皮革とゴムの各混合物を材料として形成された身体装身具には得られなかった、ソフトな感触、透明感、装飾性を備え、従来の磁石含有の装身具よりも健康増進への寄与面で効能を有する身体装身具を提供することを課題とする。
本考案は、以下の構成を基本的特徴とするものである。
(1) シリコーンエラストマー装身具本体の皮膚接触側にチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を有し、シリコーンエラストマー装身具本体の外側にシリコーンエラストマーの飾り突条を有し、且つ一方端に傘付突起及び他方端に該傘付突起が嵌合可能な小孔を有することを特徴とする環状形成が可能な身体装身具。
(2)上記皮膚接触側のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層は、金型成形によって形成、又はチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの塗布液のコーティングによって形成されることを特徴とする(1)に記載の身体装身具。
(3)ネックレス、ブレスレット、リストバンド又はヘアバンドから選ばれたものであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の身体装身具。
(4)チタン微粉末の主成分として、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで元素金属チタンを溶融させることによって水中に沈下したチタン微粉末を使用することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の身体装身具。
本考案における健康増進効果のあるチタン微粉末を組み込んだ身体装身具をシリコーンエラストマーで作成して身体に装着することによりツボや患部を刺激して血行を促進し、肩凝りや筋肉痛を癒すことのできるといった効果をもつ可撓性のある安定した製品を安価に製造する方法を確立して、服飾用装身具を兼ねた製品を得ることが可能となった。
本考案の身体装身具は、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を皮膚接触側に、シリコーンエラストマーの飾り突条を外側に有するシリコーンエラストマー装身具本体からなるものであるが、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層、シリコーンエラストマーの飾り突条及びシリコーンエラストマー装身具本体をそれぞれ形成するには、押出成形法、射出成形法や圧縮成形法が適用できるが、金型を用いた圧縮成形によって成形するのが適する。
すなわち、本考案では、圧縮成形によりシリコーンエラストマー装身具を形成するには、第1工程としてシリコーンエラストマー装身具本体に連続凹部を形成し、第2工程として該連続凹部にチタン微粉末含有シリコーンエラストマー層を埋め、第3工程として別途シリコーンエラストマーの飾り突条を形成しておき、第4工程として該飾り突条の上に第2工程で得られた装身具本体を載置して加熱加硫して一体化することによって身体装身具本体を形成する。
また、本考案の身体装身具では、別法として、先ず、飾り突条を形成し、次に得られた飾り突条の上にシリコーンエラストマー本体を載置し、加熱加硫して一体化の後、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの溶剤溶液をシリコーンエラストマー本体の一部に帯状に塗布することもできるが、この塗布法によってチタン微粉末含有層を設けるときは、塗布域の正確な制御が難しい上に、塗布層が摩耗などによって脱落するという耐久性が、前者に比して劣ることもある。しかしながら、上記圧縮法、塗布層の何れにおいてもその作用効果に変わるところはない。
本考案において使用するシリコーンエラストマーは、シロキサン結合を持つ有機ケイ素ポリマーの中で、ゴム状を呈するものであれば、限定されることなく使用することができる。
また、シリコーンエラストマーに混入するチタン粉末としては、少なくとも主成分としては、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで金属チタンを加熱し、粉末化したチタン微粉末を用いるのが適当である(特許第3507063号)。これは、この方法で得られたチタン微粉末が、副生物や不純物などの生成が全く含まれておらず、得られた金属粉末の球状形状の均一性や粉末粒度が一定で、経済的であり、さらに効能的にも優れていることによる。
上記チタン微粉末に混合して使用する他のチタン粉末としては、チタン原子を含有する化合物の粉末であればよい。例えば、ルチル、イタチタン石、エイスイ石等の鉱物を使用することができる。また、チタン合金粉末としては、チタンと、銅、スズ、鉄、アルミニウム、クロム、コバルト、モリブデン、タングステン等の金属との合金の粉末を使用できる。例えば、チタン合金粉末としては、Ti-Al、Ti-V、Ti-Mo、Ti-Cr、Ti-Mn、Ti-Fe、Ti-Al-Cr、Ti-Cr-Fe-O等があり、それぞれの合金の組成比が任意の粉末を用いることができる。
さらに、チタン化合物粉末も使用することが可能で、例えばTiH2、TiH等の水素化物、TiO、Ti2O3、TiO2、Ti(OH)2、Ti(OH)3、M2TiO3(Mは金属原子)等の酸化物、TiS、Ti2S3、TiS2等の硫化物、Ti2(SO4)3、Ti(SO4)2、TiP2O7等の酸素酸塩、Ti2B、TiB、TiB2、Ti2B5等のホウ化物、TiCからなる炭化チタン、TiSi2、TiSi、Ti5Si3等のケイ化物、TiN、Ti3N4、Ti3N6、Ti5N6等の窒化物、TiPn等のリン化物、TiCl2、TiCl3、TiCl4、TiBr2、TiBr3、TiBr4、TiI2、TiI3、TiI4 等のチタンとハロゲンとの化合物、M2TiF5、M3TiF6、M2TiF6、M2[TiCl5(OH)2]、M2TiCl6、[Ti(OH)6]Cl3、M2[TiBr6]等の複合塩、CaTiO3、SrTiO3、BaTiO3、CdTiO3、PbTiO3等のチタン酸塩等の粉末を用いることができる。
本考案では、シリコーンエラストマーの特徴に適した身体装身具である製品には種々の製品を形成することが可能であり、服飾用装身具を兼ねたネックレスやブレスレットがあるが、特にスポーツ選手が神経・筋肉をリラックスさせるリストバンド、ネックレス、ブレスレット、ヘアバンドとして使用するのが効果的である。
本考案の身体装身具を図で説明する。
図1は本考案の身体装身具の一例で、図1は本考案のシリコーンエラストマー身体装身具の斜視図、図2は本考案のシリコーンエラストマー身体装身具の裏側(皮膚接触面)平面図、図3は図2A−A断面、図3は図2B−B断面、図4は図2C−C断面、図5は図2D−D断面をそれぞれ示す。
本考案の身体装身具は、上記図1〜5に示されるように装身具本体部8、留め用連結部2(小孔)、留め用連結部3(傘付突起)よりなっている。装身具本体部8の裏面側には不連続のチタン粉末含有層4が形成されている。
本考案の身体装身具は、適宜の数の傘付突起とそれに嵌合する小孔部を合わせて環状に形成する。傘付突起3、3'と小孔2、2'、2'’、2''’を求める寸法に応じて適宜嵌合させるが、嵌合を円滑にするために、傘付突起3−3'、小孔2−2'、2'’−2''’の間隔はそろえておく必要がある。身体装身具は、使用用途に応じて複数個の身体装身具本体8を連結していくことも可能である。
本考案の身体装身具では、成形素材にシリコーンエラストマーを用いて装飾性と身体にソフトな感触を与え、上記チタン微粉末を主成分として用いることにより金属チタンの血行促進などの生理作用や電磁気作用により従来の身体装身具に比べて優れた健康増進機能を長期に安定して発揮できる身体装身具を得ることが可能となった。
本考案では、金属チタンの血行促進などの生理作用や電磁気作用などの特性を活かして従来の身体装身具に比べて優れた健康増進の機能を発揮する。これらチタンの作用は、チタンが皮膚に直接接触しなくても有効であり、効能発生も早く、長期間にわたりその効力を維持し、健康増進効果が顕著である。
本考案のシリコーンエラストマー身体装身具の斜視図 本考案のシリコーンエラストマー身体装身具の裏側(皮膚接触面)平面図 図2A−A断面 図2B−B断面 図2C−C断面 図2D−D断面
符号の説明
1.装身具(ネックレス)
2.留め用連結部(小孔)
3.留め用連結部(傘付突起)
4.チタン粉末含有層
8.装身具本体

Claims (4)

  1. シリコーンエラストマー装身具本体の皮膚接触側に不連続のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を有し、その外側にシリコーンエラストマーの飾り突条を有し、且つ、一方端に傘付突起を他方端に該傘付突起が嵌合可能な小孔を有することを特徴とする環状形成が可能な身体装身具。
  2. 上記皮膚接触側のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層は、金型成形によって形成、又はチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの塗布液のコーティングによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の身体装身具。
  3. ネックレス、ブレスレット、リストバンド又はヘアバンドから選ばれたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の身体装身具。
  4. チタン微粉末の主成分として、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで元素金属チタンを溶融させることによって水中に沈下したチタン微粉末を使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の身体装身具。
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