JP3105994U - シリコーンエラストマーを用いた健康装身具 - Google Patents

シリコーンエラストマーを用いた健康装身具 Download PDF

Info

Publication number
JP3105994U
JP3105994U JP2004003507U JP2004003507U JP3105994U JP 3105994 U JP3105994 U JP 3105994U JP 2004003507 U JP2004003507 U JP 2004003507U JP 2004003507 U JP2004003507 U JP 2004003507U JP 3105994 U JP3105994 U JP 3105994U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone elastomer
fine powder
titanium
accessory
titanium fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004003507U
Other languages
English (en)
Inventor
平田 好宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Phild Co Ltd
Original Assignee
Phild Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Phild Co Ltd filed Critical Phild Co Ltd
Priority to JP2004003507U priority Critical patent/JP3105994U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3105994U publication Critical patent/JP3105994U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

【課 題】 装飾性と身体にソフトな感触を与え、健康増進機能を長期に安定して発揮できる身体装身具の提供。
【解決手段】 チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を皮膚接触側に、シリコーンエラストマーの飾り突条を外側に有するシリコーンエラストマー装身具本体からなる環状形成が可能な身体装身具。
【選択図面】 図1

Description

本考案は、身体各所に装着することによって健康改善に寄与する、チタン微粉末を含有した身体装身具に関する。
本考案の身体装身具は、そのままを環状形成して使用できるが、長尺が必要なときには、複数個を連結して環状に形成して使用することも可能である。
装身具は、古典的には金属材料を使用し、プレス加工、切削加工、研削加工等の加工手段で目的の形状に成形されていたが、装身具のデザインの多様化で形状が複雑になり、上記複雑形状に加工するのが難しくなり、量産する上でも問題が多かった。金属粉末射出成形法で、時計ケースやイヤリング等の装身具の焼結体を製造することも知られている(特開平9−53159号公報)。材料が金属に限らず、合成樹脂やゴム等にマグネット微粉末を配合して磁気による血行促進の効用を有する装身具も知られている(実用新案登録第3068758号)。美装品成形のための材料として、ゴム、合成樹脂を用いることも、例えばアクリル樹脂等の熱可塑性合成樹脂材料に貝パウダーや炭酸カルシウムを混入し射出成形して得た装身具(特開昭55−7456号公報)が知られている。
一方、シリコーンゴム材料の成形法は、他のゴム系材料の成形に比して比較的新しいが、薄肉シリコーンゴムシート模様片を厚肉の未加硫シリコーンゴムシート上に配置した模様入りシリコーンゴム装飾品の製造方法(特開昭63−57211号公報)、液状シリコーンゴムを予め金型内に注入し、上から布シートを載置して一体化した立体デザインのすぐれた布製水泳帽の製造法(特開平2−279312号公報)、第1金型と第2金型にシリコーンゴムを充填し、電子部品等の内装品を介在させて一体化する方法(特開平5−261744号公報)、シリコーンゴム(ミラブル型)と服飾資材用素材とからなる成形品の製造法(特開平11−46810号公報)、シリコーンゴムシートを金型に合わせて切り出して衣料品やバック類を製造する方法(特開2000−317966号公報)も公知である。
さらに、シリコーンゴム材料を用いて装飾品を製造することも知られており、
成形金型内のシリコーンゴムリングの中に色違いビーズを複数個載置することによるブレスレット、アンクレット、ネックレス等の多色プレス製品製造法(特開2000−340855号公報)も知られている。
上述するような従来法では、金属材料では複雑形状製品の製造が煩雑で、手数がかかるので、所望形状の身体装身具を簡易に製造する技術が希求されていた。本考案では、シリコーンエラストマー材料を使用することによって、容易に身体装身具を製造することができる。
特開平09−053159号公報 実用新案登録第3068758号 特開昭55−007456号公報 特開昭63−057211号公報 特開平02−279312号公報 特開平05−261744号公報 特開平11−046810号公報 特開2000−317966号公報 特開2000−340855号公報
従来のプラスチックと金属、プラスチックとプラスチック、合成皮革とゴムの各混合物を材料として形成された身体装身具には得られなかった、ソフトな感触、透明感、装飾性を備え、従来の磁石含有の装身具よりも健康増進への寄与面で効能を有する身体装身具を提供することを課題とする。
本考案は、以下の構成を基本的特徴とするものである。
(1) シリコーンエラストマー装身具本体の皮膚接触側にチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を有し、シリコーンエラストマー装身具本体の外側にシリコーンエラストマーの飾り突条を有し、且つ一方端に小球部及び他方端に該小球部が嵌合可能な小孔部を有することを特徴とする環状形成が可能な身体装身具。
(2)上記皮膚接触側のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層は、金型成形によって形成、又はチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの塗布液のコーティングによって形成されることを特徴とする(1)に記載の身体装身具。
(3)ネックレス、ブレスレット、リストバンド又はヘアバンドから選ばれたものであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の身体装身具。
(4)チタン微粉末の主成分として、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで元素金属チタンを溶融させることによって水中に沈下したチタン微粉末を使用することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の身体装身具。
(5)上記皮膚接触側のシリコーンエラストマー層、シリコーンエラストマー飾り突条及びシリコーンエラストマー本体層の着色を適宜異色にして装飾効果を向上せしめることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の身体装身具。
本考案における健康増進効果のあるチタン微粉末を含有するシリコーンエラストマーで身体装身具を作成して身体に装着することによりツボや患部を刺激して血行を促進し、肩凝りや筋肉痛を癒すことのできるといった効果をもつ可撓性のある安定した製品を安価に製造する方法を確立して、服飾用装身具を兼ねた製品を得ることが可能となった。
本考案の身体装身具は、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を皮膚接触側に、飾り突条を外側に有するシリコーンエラストマー装身具本体からなる身体装身具であるが、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層、シリコーンエラストマーの飾り突条及びシリコーンエラストマー装身具本体をそれぞれ形成するには、押出成形法、射出成形法や圧縮成形法が適用できるが、金型を用いた圧縮成形によって成形するのが適する。
すなわち、本考案では、圧縮成形によりシリコーンエラストマー装身具を形成するには、シリコーンエラストマー装身具本体に連続凹部を形成し、該連続凹部にチタン微粉末含有シリコーンエラストマー層を埋め、別途シリコーンエラストマーの飾り突条を形成しておき、最後に該飾り突条の上に上記得られた装身具本体を載置して加熱加硫して一体化することによって身体装身具本体を形成する。
また、本考案の身体装身具では、別法として、先ず、飾り突条を形成し、次に得られた飾り突条の上にシリコーンエラストマー本体を載置し、加熱加硫して一体化した後、チタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの塗布液をシリコーンエラストマー本体の一部に帯状にコーティングすることもできるが、この塗布法によってチタン微粉末層を設けるときは、塗布域の正確な区画線の形成が難しい上に、塗布層が摩耗などによって脱落し易いこともあるが、チタン微粉末含有層による作用効果には何ら変わるところはない。
本考案において使用するシリコーンエラストマーは、シロキサン結合を持つ有機ケイ素ポリマーの中で、ゴム状を呈するものであれば、限定されることなく使用することができる。
また、シリコーンエラストマーに混入するチタン粉末としては、少なくとも主成分としては、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで金属チタンを加熱し、粉末化したチタン微粉末を用いるのが適当である(特許第3507063号)。これは、この方法で得られたチタン微粉末が、副生物や不純物などの生成が全く含まれておらず、得られた金属粉末の球状形状の均一性や粉末粒度が一定で、経済的であり、さらに効能的にも優れていることによる。
上記チタン微粉末に混合して使用する他のチタン粉末としては、チタン原子を含有する化合物の粉末であればよい。例えば、ルチル、イタチタン石、エイスイ石等の鉱物を使用することができる。また、チタン合金粉末としては、チタンと、銅、スズ、鉄、アルミニウム、クロム、コバルト、モリブデン、タングステン等の金属との合金の粉末を使用できる。例えば、チタン合金粉末としては、Ti-Al、Ti-V、Ti-Mo、Ti-Cr、Ti-Mn、Ti-Fe、Ti-Al-Cr、Ti-Cr-Fe-O等があり、それぞれの合金の組成比が任意の粉末を用いることができる。
さらに、チタン化合物粉末も使用することが可能で、例えばTiH2、TiH4等の水素化物、TiO、Ti2O3、TiO2、Ti(OH)2、Ti(OH)3、M2TiO3(Mは金属原子)等の酸化物、TiS、Ti2S3、TiS2等の硫化物、Ti2(SO4)3、Ti(SO4)2、TiP2O7等の酸素酸塩、Ti2B、TiB、TiB2、Ti2B5等のホウ化物、TiCからなる炭化チタン、TiSi2、TiSi、Ti5Si3等のケイ化物、TiN、Ti3N4、Ti3N6、Ti5N6等の窒化物、TiPn等のリン化物、TiCl2、TiCl3、TiCl4、TiBr2、TiBr3、TiBr4、TiI2、TiI3、TiI4 等のチタンとハロゲンとの化合物、M2TiF5、M3TiF6、M2TiF6、M2[TiCl5(OH)2]、M2TiCl6、[Ti(OH)6]Cl3、M2[TiBr6]等の複合塩、CaTiO3、SrTiO3、BaTiO3、CdTiO3、PbTiO3等のチタン酸塩等の粉末を用いることができる。
本考案では、シリコーンエラストマーの特徴に適した身体装身具である製品には種々の製品を形成することが可能であり、服飾用装身具を兼ねたネックレスやブレスレットがあるが、特にスポーツ選手が神経・筋肉をリラックスさせるリストバンド、ネックレス、ブレスレット、ヘアバンドとして使用するのが効果的である。
本考案の身体装身具を図で説明する。
図1は本考案の身体装身具の一例でその斜視図、図2は図1A−A断面、図1B−B断面をそれぞれ示す。
本考案の身体装身具は、装身具本体8、留め用連結部2(小孔部)、留め用連結部3(小球部)、表示部5よりなっている。装身具本体8の表面側には飾り突条7が形成されており、裏面側にはチタン粉末含有層が形成されている。
本考案の身体装身具は、小球部3と小孔部2を嵌合させることによって、身体装身具本体8を環状に容易に形成することができる。また、使用用途に応じて複数個の身体装身具を連結していくことも可能である。また、小球部3の嵌合する小孔部は、完全な円形でなく、長孔となっている方が嵌合しやすい。
本考案の身体装身具では、成形素材にシリコーンエラストマーを用いて装飾性と身体にソフトな感触を与え、上記チタン微粉末を主成分として用いることにより金属チタンの血行促進などの生理作用や電磁気作用により従来の身体装身具に比べて優れた健康増進機能を長期に安定して発揮できる身体装身具を得ることが可能となった。
本考案では、金属チタンの血行促進などの生理作用や電磁気作用などの特性を活かして従来の身体装身具に比べて優れた健康増進の機能を発揮する。これらチタンの作用は、チタンが皮膚に直接接触しなくても有効であり、効能発生も早く、長期間にわたりその効力を維持し、健康増進効果が顕著である。
得られた装身具は、図1に示すように一方(皮膚接触側)にチタン含有層4を、他方(外側層)に飾り突条7を有している。チタン粉末を含有するシリコーンエラストマー層4は、不連続となっている。また、コーティングによって該エラストマー層を設けるときには、シリコーンエラストマーを身体に影響を与えない適宜の溶剤溶液として使用する。
本考案の製造方法によって作られたシリコーンエラストマー身体装身具の斜視図 図1A−A断面 図1B−B断面
符号の説明
1.装身具(ネックレス)
2.留め用連結部(小孔部)
3.留め用連結部(小球部)
4.チタン粉末含有層
5.表示部
7.飾り突条
8.装身具本体

Claims (5)

  1. シリコーンエラストマー装身具本体の皮膚接触側に不連続のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層を有し、その外側にシリコーンエラストマーの飾り突条を有し、且つ、一方端に小球部を他方端に該小球部が嵌合可能な小孔部を有することを特徴とする環状形成が可能な身体装身具。
  2. 上記皮膚接触側のチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマー層は、金型成形によって形成、又はチタン微粉末を混入したシリコーンエラストマーの塗布液のコーティングによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の身体装身具。
  3. ネックレス、ブレスレット、リストバンド又はヘアバンドから選ばれたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の身体装身具。
  4. チタン微粉末の主成分として、高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、その燃焼ガスで元素金属チタンを溶融させることによって水中に沈下したチタン微粉末を使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の身体装身具。
  5. 上記皮膚接触側のシリコーンエラストマー層、シリコーンエラストマー飾り突条及びシリコーンエラストマー本体層の着色を適宜異色にして装飾効果を向上せしめることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の身体装身具。
JP2004003507U 2004-06-17 2004-06-17 シリコーンエラストマーを用いた健康装身具 Expired - Lifetime JP3105994U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003507U JP3105994U (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリコーンエラストマーを用いた健康装身具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003507U JP3105994U (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリコーンエラストマーを用いた健康装身具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3105994U true JP3105994U (ja) 2004-12-09

Family

ID=43259340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004003507U Expired - Lifetime JP3105994U (ja) 2004-06-17 2004-06-17 シリコーンエラストマーを用いた健康装身具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3105994U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104323544A (zh) * 2014-09-30 2015-02-04 江苏奇力康皮肤药业有限公司 一种驱蚊手环及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104323544A (zh) * 2014-09-30 2015-02-04 江苏奇力康皮肤药业有限公司 一种驱蚊手环及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1767115A1 (en) Health jewelry utilizing silicone elastomer and process for producing the same
US6989127B2 (en) Health ornament containing titanium powder and method for manufacturing thereof
JP3183612U (ja) フリーサイズ指輪
JP3105994U (ja) シリコーンエラストマーを用いた健康装身具
KR200385517Y1 (ko) 실리콘 엘라스토머를 이용한 건강장신구
JP3105995U (ja) シリコーンエラストマーを用いた健康装身具
KR200396742Y1 (ko) 음이온 및 원적외선을 방사하는 기능성 팔찌
EP1736201A1 (en) Ring with health promoting capability
KR200385516Y1 (ko) 실리콘 엘라스토머를 이용한 건강장신구
KR20070030782A (ko) 실리콘 엘라스토머를 이용한 건강장신구 및 그 제조방법
JP3097668U (ja) 健康指リング
CN204306171U (zh) 一种皮带扣
CN101961162A (zh) 具有负离子释放功能的保健饰品及其制造方法
CN204444495U (zh) 环形耳环
JP3105823U (ja) 全指嵌合自在指輪
JP3099264U (ja) 健康指リング
CN208243045U (zh) 一种智能表带
CN206403328U (zh) 一种手镯百福扣
CN205321453U (zh) 一种保健手链
CN2487265Y (zh) 玉珠女士包
CN118058571A (zh) 一种双面布艺香囊颈环
KR200398396Y1 (ko) 팔찌
KR20030093780A (ko) 장신구 제조방법 및 그 장신구
CN106723697A (zh) 一种可拆卸拉链
TWM424037U (en) Structure of decoration

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 6