JP3105775B2 - ガスタービンのロータ - Google Patents
ガスタービンのロータInfo
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- JP3105775B2 JP3105775B2 JP07295292A JP29529295A JP3105775B2 JP 3105775 B2 JP3105775 B2 JP 3105775B2 JP 07295292 A JP07295292 A JP 07295292A JP 29529295 A JP29529295 A JP 29529295A JP 3105775 B2 JP3105775 B2 JP 3105775B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に冷却空気通
路をもつ、ガスタービンのロータに関する。
路をもつ、ガスタービンのロータに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンのロータは図3に示されて
いるようにタービン部分1と圧縮機部分2から構成され
ている。そのタービン部分1の構成を4段の場合につい
て図4に示してある。図4に見られるように、このター
ビン部分1では、第1段動翼6から第4段動翼9までの
動翼がそれぞれ設けられた第1段円板11から第4段円
板14までの4個の円板を重ねて一本のロータが形成さ
れている。
いるようにタービン部分1と圧縮機部分2から構成され
ている。そのタービン部分1の構成を4段の場合につい
て図4に示してある。図4に見られるように、このター
ビン部分1では、第1段動翼6から第4段動翼9までの
動翼がそれぞれ設けられた第1段円板11から第4段円
板14までの4個の円板を重ねて一本のロータが形成さ
れている。
【0003】5はロータの外側に設けられたエアセパレ
ータであり、矢印10がこのロータに対する冷却空気の
流れを示している。冷却空気はエアセパレータ5の外周
に設けた穴からロータ内部に入り、各円板11〜13に
設けられた冷却空気通路23〜25等を通って第1段か
ら第4段の動翼6〜9の翼根部分15,16,17及び
18に至る。
ータであり、矢印10がこのロータに対する冷却空気の
流れを示している。冷却空気はエアセパレータ5の外周
に設けた穴からロータ内部に入り、各円板11〜13に
設けられた冷却空気通路23〜25等を通って第1段か
ら第4段の動翼6〜9の翼根部分15,16,17及び
18に至る。
【0004】動翼々根15〜18に至った冷却空気は、
動翼6〜9を冷却する分は動翼6〜9の内部に導入され
動翼6〜9を冷却して各動翼6〜9に設けられた放出穴
(図示していない)から主流中に、また、円板外周部分
を冷却する分は当該部分を冷却した後、翼溝部分から主
流中に放出されるように構成されている。このように、
従来のガスタービンのロータでは、動翼や円板を冷却し
た後の冷却空気は各段から主流中に放出している。
動翼6〜9を冷却する分は動翼6〜9の内部に導入され
動翼6〜9を冷却して各動翼6〜9に設けられた放出穴
(図示していない)から主流中に、また、円板外周部分
を冷却する分は当該部分を冷却した後、翼溝部分から主
流中に放出されるように構成されている。このように、
従来のガスタービンのロータでは、動翼や円板を冷却し
た後の冷却空気は各段から主流中に放出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
のガスタービンのロータでは、動翼や円板を冷却した後
の冷却空気を冷却を終えた各段から主流中に放出してい
たが、それをやめ、一度燃焼器前に戻して、冷却に使用
した冷却空気もタービン初段から膨張させればガスター
ビンの熱効率を改善できるサイクルとなって好ましい。
のガスタービンのロータでは、動翼や円板を冷却した後
の冷却空気を冷却を終えた各段から主流中に放出してい
たが、それをやめ、一度燃焼器前に戻して、冷却に使用
した冷却空気もタービン初段から膨張させればガスター
ビンの熱効率を改善できるサイクルとなって好ましい。
【0006】此のようなサイクルを実現する為には、ロ
ータ内部に冷却空気を供給する為の従来の往路に加え
て、ロータ冷却後の冷却空気を燃焼器の上流側、即ち圧
縮機の吐出室に回収する為の復路を設けねばならない。
ータ内部に冷却空気を供給する為の従来の往路に加え
て、ロータ冷却後の冷却空気を燃焼器の上流側、即ち圧
縮機の吐出室に回収する為の復路を設けねばならない。
【0007】本発明は、ガスタービンのタービン動翼を
冷却した後の冷却空気を燃焼器の上流側に回収してター
ビン初段から全段で膨張させることによりガスタービン
の熱効率を向上させうるように構成したガスタービンの
ロータを提供することを課題としている。
冷却した後の冷却空気を燃焼器の上流側に回収してター
ビン初段から全段で膨張させることによりガスタービン
の熱効率を向上させうるように構成したガスタービンの
ロータを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、翼が設けられ
た円板を複数個重ねて一本のロータを形成すると共に同
翼及び同円板自身を冷却するための冷却空気通路を内部
に設けたガスタービンのロータにおける前記課題を解決
するため、次の構造のガスタービンロータを提供する。
た円板を複数個重ねて一本のロータを形成すると共に同
翼及び同円板自身を冷却するための冷却空気通路を内部
に設けたガスタービンのロータにおける前記課題を解決
するため、次の構造のガスタービンロータを提供する。
【0009】即ち、本発明によるガスタービンのロータ
では、ロータへの冷却空気は第1段円板の上流のエアセ
パレータの外周よりロータに入り、同第1段円板及び第
1段動翼の翼根部から同第1段動翼内部に流れた冷却空
気は同翼根部に戻る第1の冷却空気通路を通り、一方、
前記第1段円板と相隣る第2段円板の冷却空気通路を接
続する管によって形成される第2の冷却空気通路から第
2段円板及び第2段動翼内の冷却通路を通って冷却した
冷却空気は、前記第1の冷却空気通路に合流し、その
後、前記ロータ内の冷却空気通路を通って上流側に戻
り、燃焼器の上流側に回収される。このようにロータ内
部に往路と復路の冷却空気通路を形成する。
では、ロータへの冷却空気は第1段円板の上流のエアセ
パレータの外周よりロータに入り、同第1段円板及び第
1段動翼の翼根部から同第1段動翼内部に流れた冷却空
気は同翼根部に戻る第1の冷却空気通路を通り、一方、
前記第1段円板と相隣る第2段円板の冷却空気通路を接
続する管によって形成される第2の冷却空気通路から第
2段円板及び第2段動翼内の冷却通路を通って冷却した
冷却空気は、前記第1の冷却空気通路に合流し、その
後、前記ロータ内の冷却空気通路を通って上流側に戻
り、燃焼器の上流側に回収される。このようにロータ内
部に往路と復路の冷却空気通路を形成する。
【0010】このように構成された本発明のガスタービ
ンのロータにおいては、第1動翼の翼根部から第1動翼
内部に流れて同翼根部に戻って来る冷却空気が流れる第
1の冷却空気通路と、相隣る円板の冷却空気通路を接続
する管によって形成され第2段動翼内へ冷却空気を流す
第2の冷却空気通路とが分離され、これらが冷却空気の
往路になり、冷却後の空気が上流側に戻る復路と分離し
て使う事ができる。そして、本発明のガスタービンのロ
ータでは、第2段動翼には第1段円板と第2段円板の冷
却空気通路を接続する管によって前記第1段動翼とは別
途の冷却空気を供給しており、この冷却空気は熱されて
いない状態で、直接第2段に行くので冷却性能がよい。
また、第2段動翼を冷却した空気は、第1の冷却空気通
路に合流してロータの上流側に回収される。
ンのロータにおいては、第1動翼の翼根部から第1動翼
内部に流れて同翼根部に戻って来る冷却空気が流れる第
1の冷却空気通路と、相隣る円板の冷却空気通路を接続
する管によって形成され第2段動翼内へ冷却空気を流す
第2の冷却空気通路とが分離され、これらが冷却空気の
往路になり、冷却後の空気が上流側に戻る復路と分離し
て使う事ができる。そして、本発明のガスタービンのロ
ータでは、第2段動翼には第1段円板と第2段円板の冷
却空気通路を接続する管によって前記第1段動翼とは別
途の冷却空気を供給しており、この冷却空気は熱されて
いない状態で、直接第2段に行くので冷却性能がよい。
また、第2段動翼を冷却した空気は、第1の冷却空気通
路に合流してロータの上流側に回収される。
【0011】従って、本発明のガスタービンのロータを
用いることによって、ガスタービンのタービン動翼を冷
却した後の冷却空気を燃焼器の上流側に回収して、ター
ビン初段から全段で膨張させることによりガスタービン
の熱効率を向上させるサイクルを形成させることができ
る。
用いることによって、ガスタービンのタービン動翼を冷
却した後の冷却空気を燃焼器の上流側に回収して、ター
ビン初段から全段で膨張させることによりガスタービン
の熱効率を向上させるサイクルを形成させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガスタービン
のロータについて図1,図2に示した実施の形態に基づ
いて具体的に説明する。なお、以下の実施の形態におい
て、図4に示した従来のロータと同じ構成の部分には説
明を簡単にするため同じ符号を付してある。
のロータについて図1,図2に示した実施の形態に基づ
いて具体的に説明する。なお、以下の実施の形態におい
て、図4に示した従来のロータと同じ構成の部分には説
明を簡単にするため同じ符号を付してある。
【0013】本実施形態によるガスタービンのロータ
も、図4に示したものと同様、タービンの段数が4段の
場合である。図1,図2において、20は第1段円板1
1の空気通路23と第2段円板12の空気通路24とを
接続する管である。
も、図4に示したものと同様、タービンの段数が4段の
場合である。図1,図2において、20は第1段円板1
1の空気通路23と第2段円板12の空気通路24とを
接続する管である。
【0014】また、第1段円板11には、第1段動翼6
の内部の空気通路を第2段円板12との間の空間Aに連
通する空気通路25が設けられている。第2段円板12
及び第3段円板13にも、それぞれ同様に空気通路26
及び27が設けられている。また、各円板11〜14を
一体に結合している締付ボルト21と各円板11〜13
の間には空気通路22が形成されている。
の内部の空気通路を第2段円板12との間の空間Aに連
通する空気通路25が設けられている。第2段円板12
及び第3段円板13にも、それぞれ同様に空気通路26
及び27が設けられている。また、各円板11〜14を
一体に結合している締付ボルト21と各円板11〜13
の間には空気通路22が形成されている。
【0015】このように構成された図1及び図2のター
ビンロータにおける冷却流体、即ち冷却空気の流れを矢
印10で示してある。このロータへの冷却空気は第1段
円板11の上流のエアセパレータ5の外周よりロータ内
に入る。
ビンロータにおける冷却流体、即ち冷却空気の流れを矢
印10で示してある。このロータへの冷却空気は第1段
円板11の上流のエアセパレータ5の外周よりロータ内
に入る。
【0016】第1段円板11及び第1段動翼6を冷却す
る空気は第1段円板11の上流側から第1段動翼々根1
5に導かれ第1段動翼6の内部の冷却通路を通って第1
段動翼6を冷却した後再び翼根15に戻り空気通路25
を経て第1段円板11と第2段円板12の間の空間Aに
至る。
る空気は第1段円板11の上流側から第1段動翼々根1
5に導かれ第1段動翼6の内部の冷却通路を通って第1
段動翼6を冷却した後再び翼根15に戻り空気通路25
を経て第1段円板11と第2段円板12の間の空間Aに
至る。
【0017】一方、第2段以降の円板12,13,14
及び動翼7,8,9を冷却する空気は管20を通って第
2段円板12の下流側に導かれて第2段円板12と第3
段円板13の間の空間Bに至り、その一部は第2段円板
12の下流側から空気通路26を経て第2段動翼々根1
6に至り第2段動翼7内の冷却通路を通って再び第2段
動翼々根16に戻り、そこから矢印のように空間Aへ流
れる。
及び動翼7,8,9を冷却する空気は管20を通って第
2段円板12の下流側に導かれて第2段円板12と第3
段円板13の間の空間Bに至り、その一部は第2段円板
12の下流側から空気通路26を経て第2段動翼々根1
6に至り第2段動翼7内の冷却通路を通って再び第2段
動翼々根16に戻り、そこから矢印のように空間Aへ流
れる。
【0018】また、空間Bの空気は第3段円板13に設
けられた通路を通って第3段動翼々根17に至り、そこ
から第3段動翼8内の冷却通路へ入り第3段動翼8を冷
却する。第3段動翼8を冷却した空気は再び第3段動翼
々根17に戻り、そこから空気通路27を通って空間C
へ流出する。
けられた通路を通って第3段動翼々根17に至り、そこ
から第3段動翼8内の冷却通路へ入り第3段動翼8を冷
却する。第3段動翼8を冷却した空気は再び第3段動翼
々根17に戻り、そこから空気通路27を通って空間C
へ流出する。
【0019】空間Cの冷却空気は一部が第4段円板14
に形成された空気通路を通って第4段動翼々根18に至
りそこから第4段動翼9の内部の冷却通路を流れる。第
4段動翼9を冷却した空気は第4段動翼9に設けられた
放出穴から主流中に放出される。
に形成された空気通路を通って第4段動翼々根18に至
りそこから第4段動翼9の内部の冷却通路を流れる。第
4段動翼9を冷却した空気は第4段動翼9に設けられた
放出穴から主流中に放出される。
【0020】空間Aの空気及び空間B,Cの空気の一部
は締付ボルト21とそのまわりの穴との間の空気通路2
2を矢印のように通って上流側へ戻る。以上のように、
本実施形態のロータでは、円板11及び円板12の空気
通路23及び24と管20、それに空間Bが冷却空気の
往路となり、空間AとCが冷却空気の復路となる。
は締付ボルト21とそのまわりの穴との間の空気通路2
2を矢印のように通って上流側へ戻る。以上のように、
本実施形態のロータでは、円板11及び円板12の空気
通路23及び24と管20、それに空間Bが冷却空気の
往路となり、空間AとCが冷却空気の復路となる。
【0021】尚、本実施形態のロータでは第4段動翼々
根18に入った空気は第4段動翼9を冷却後に回収しな
いで主流中に放流しているが、第4段動翼9の冷却用は
量が僅かで主流中に放流しても効率上の不利益が小さ
い。
根18に入った空気は第4段動翼9を冷却後に回収しな
いで主流中に放流しているが、第4段動翼9の冷却用は
量が僅かで主流中に放流しても効率上の不利益が小さ
い。
【0022】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるガス
タービンのロータでは、ロータへの冷却空気は第1段円
板の上流のエアセパレータの外周よりロータに入り、同
第1段円板及び第1段動翼の翼根部から同第1段動翼内
部に流れた冷却空気は同翼根部に戻る第1の冷却空気通
路を通り、一方、前記第1段円板と相隣る第2段円板の
冷却空気通路を接続する管によって形成される第2の冷
却空気通路から第2段円板及び第2段動翼内の冷却通路
を通って冷却した冷却空気は、前記第1の冷却空気通路
に合流し、その後、前記ロータ内の冷却空気通路を通っ
て上流側に戻り、燃焼器の上流側に回収している。
タービンのロータでは、ロータへの冷却空気は第1段円
板の上流のエアセパレータの外周よりロータに入り、同
第1段円板及び第1段動翼の翼根部から同第1段動翼内
部に流れた冷却空気は同翼根部に戻る第1の冷却空気通
路を通り、一方、前記第1段円板と相隣る第2段円板の
冷却空気通路を接続する管によって形成される第2の冷
却空気通路から第2段円板及び第2段動翼内の冷却通路
を通って冷却した冷却空気は、前記第1の冷却空気通路
に合流し、その後、前記ロータ内の冷却空気通路を通っ
て上流側に戻り、燃焼器の上流側に回収している。
【0024】従って、本発明のガスタービンのロータで
は、第2段動翼には接続管にて前記第1段動翼とは別途
の冷却空気を供給しており、この冷却空気は熱されてい
ない状態で直接第2段に行くので冷却性能がよい。ま
た、第2段動翼を冷却した空気は、第1の冷却空気通路
の合流してロータの上流側に回収し、このようにガスタ
ービンのタービン動翼の冷却空気を燃焼器の上流側に回
収して、タービン全般で膨張させると言う新しいサイク
ルに対応するロータを実現可能にしている。
は、第2段動翼には接続管にて前記第1段動翼とは別途
の冷却空気を供給しており、この冷却空気は熱されてい
ない状態で直接第2段に行くので冷却性能がよい。ま
た、第2段動翼を冷却した空気は、第1の冷却空気通路
の合流してロータの上流側に回収し、このようにガスタ
ービンのタービン動翼の冷却空気を燃焼器の上流側に回
収して、タービン全般で膨張させると言う新しいサイク
ルに対応するロータを実現可能にしている。
【図1】本発明の実施の一形態によるガスタービンのロ
ータを示す縦断面図。
ータを示す縦断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う横断面図。
【図3】ガスタービンのロータの全体的な縦断面図。
【図4】図3に示されたロータにおけるタービン部分の
拡大断面図。
拡大断面図。
5 エアセパレータ 6 第1段動翼 7 第2段動翼 8 第3段動翼 9 第4段動翼 11 第1段円板 12 第2段円板 13 第3段円板 14 第4段円板 15 第1段動翼々根 16 第2段動翼々根 17 第3段動翼々根 18 第4段動翼々根 20 管 21 締付ボルト 22,23,24 空気通路 25,26,27 空気通路 A,B,C 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 5/18 F02C 7/18 F01D 5/08
Claims (1)
- 【請求項1】 翼が設けられた円板を複数個重ねて一本
のロータを形成すると共に同翼及び同円板自身を冷却す
るための冷却空気通路を内部に設けたガスタービンのロ
ータにおいて、前記ロータへの冷却空気は第1段円板の
上流のエアセパレータの外周よりロータに入り、同第1
段円板及び第1段動翼の翼根部から同第1段動翼内部に
流れた冷却空気は同翼根部に戻る第1の冷却空気通路を
通り、一方、前記第1段円板と相隣る第2段円板の冷却
空気通路を接続する管によって形成される第2の冷却空
気通路から第2段円板及び第2段動翼内の冷却通路を通
って冷却した冷却空気は、前記第1の冷却空気通路に合
流し、その後、前記ロータ内の冷却空気通路を通って上
流側に戻り、燃焼器の上流側に回収されるように構成し
てなることを特徴とするガスタービンのロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07295292A JP3105775B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ガスタービンのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07295292A JP3105775B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ガスタービンのロータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09137701A JPH09137701A (ja) | 1997-05-27 |
JP3105775B2 true JP3105775B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17818722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07295292A Expired - Fee Related JP3105775B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ガスタービンのロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105775B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000053569A (ko) * | 1999-01-25 | 2000-08-25 | 제이 엘. 차스킨, 버나드 스나이더, 아더엠. 킹 | 터빈 |
CN106468179A (zh) * | 2015-08-22 | 2017-03-01 | 熵零股份有限公司 | 叶片冷却方法及其系统 |
KR101675269B1 (ko) * | 2015-10-02 | 2016-11-11 | 두산중공업 주식회사 | 가스터빈 디스크 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP07295292A patent/JP3105775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09137701A (ja) | 1997-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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