JPH08177405A - ステータベーンの後縁の冷却回路 - Google Patents

ステータベーンの後縁の冷却回路

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JPH08177405A
JPH08177405A JP7214322A JP21432295A JPH08177405A JP H08177405 A JPH08177405 A JP H08177405A JP 7214322 A JP7214322 A JP 7214322A JP 21432295 A JP21432295 A JP 21432295A JP H08177405 A JPH08177405 A JP H08177405A
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JP
Japan
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chamber
cooling
vane
trailing edge
cooling medium
Prior art date
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JP7214322A
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English (en)
Inventor
Francisco J Cunha
フランシスコ・ホセ・カンハ
Angelis David A De
デイヴィッド・エー・デ・アンジェリス
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
Family has litigation
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • F01D5/187Convection cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/201Heat transfer, e.g. cooling by impingement of a fluid

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータベーン・ノズルの後縁を効率的に冷
却することのできるステータベーンの後縁の冷却回路を
提供する。 【解決手段】ガスタービンの第2段ノズル用の冷却回路
が設けられている。空気のような冷却媒体を室62に供
給し、インピンジメント板の開口72を通して流して、
後縁のインピンジメント冷却を行う。対流空気を後縁に
供給して、インピンジメント流と一緒にする。ベーンの
後方部用の冷却回路は、直列構成及び並列構成のいずれ
とすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステータベーン・ノズ
ルの後縁を冷却する冷却構造に関し、特に、タービンの
第1段の下流に有用なステータベーンの後縁を冷却する
空気冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】タービンのブレード及びノズルを冷却す
る伝統的な方法では、例えば、タービン圧縮機の中間段
と最終段とから空気を抽出することにより、高圧冷却空
気をその供給源から抽出している。最新のガスタービン
設計では、タービン構成要素を通過する高熱ガスの温度
を金属の溶融温度よりも高くできることが知られてい
る。従って、運転中に高熱ガス流路の構成要素を保護す
る冷却方式を確立する必要がある。複合サイクルのプラ
ントでは、スチーム(水蒸気)を冷却媒体として用いる
ことが好ましい。例えば、圧縮機から分流された冷却空
気は、タービンの燃焼器から直接エネルギを受け取ら
ず、タービン出力にとっての寄生損失となり、全体性能
を劣化させるが、第1のタービン段の後のタービンのノ
ズル段でスチーム冷却と空気冷却とを組み合わせること
が有効であることを見出した。ステータベーンのインピ
ンジメント空気冷却自体は公知である。しかしながら、
交差流(クロスフロー)が増加するにつれて、インピン
ジメント空気冷却が劣化する。従って、後縁冷却に必要
とされる冷却空気流の大きさを最小限に抑えることが望
ましい。
【0003】
【発明の概要】本発明によれば、好ましくは第2のノズ
ル段用のステータベーンの各々に、ベーンの両端の間に
全体的に半径方向に延在している複数のキャビティ(空
腔)が設けられている。後縁のキャビティより前方のキ
ャビティにスチームを流してステータベーンを冷却する
ことが好ましい。従って、ベーンの半径方向最外側端か
ら半径方向内方に向かってこれらのキャビティの2つ以
上に流入するスチームは、ベーンを冷却し、他のキャビ
ティを通ってベーンの外端に隣接した排気配管に戻る。
しかしながら、後方キャビティは空気でインピンジメン
ト(衝突)冷却する。インピンジメント冷却空気流に交
差流が生じることで冷却効果が低下するのを最小限に抑
えるために、後縁の後方キャビティではインピンジメン
ト冷却と対流空気冷却とを組み合わせる。これを達成す
るために、本発明の一形態では、ブレードの後縁に隣接
した半径方向に延在している後方キャビティを、ベーン
の両側壁の間に延在している分割部材(ディバイダ)、
例えばリブ又は平板によって第1の室と第2の室とに分
割する。好適な実施例では、分割部材は複数の孔又は開
口を有している平板を含んでおり、これらの開口を介し
て空気を平板の一方の側から反対側に連通させている。
第1の室は、ベーンの半径方向外端に隣接した空気入口
と連通している。この入口はベーンと後縁との間の第2
の入口にも空気を供給し、これにより、平板でキャビテ
ィを第1の室と第2の室とに分割している。好ましく
は、平板はキャビティ内で傾斜している。具体的には、
平板は後縁に隣接したベーンの半径方向外側入口から前
方に、ベーンの半径方向内端に位置しているキャビティ
の前端に隣接した位置まで傾斜している。その結果、空
気はベーンの半径方向外端に位置している空気入口から
第1の室に供給され、平板の開口を通して第2の室に流
れ、後縁に対するインピンジメント冷却流となる。入口
空気は、傾斜した平板の半径方向外端と後縁との間にも
供給されて、ベーンに沿って全体的に半径方向内方へ向
かう対流流れを与える。平板が傾斜しているので、第2
の室は、その容量が半径方向内方に増加している。その
結果、流れが半径方向内方に進むにつれて、後縁に隣接
したキャビティ内で追加の混合が起こり、これにより、
インピンジメント冷却が半径方向内方に向かって徐々に
悪化する一方、対流冷却は同じ方向に増加する。
【0004】上述した空気冷却構成は満足なものである
が、インピンジメント冷却は一般的に、インピンジメン
ト冷却なしの強制対流冷却よりも効果的であると認めら
れる。従って、インピンジメント冷却の効率を上げるた
めに、本発明の他の実施例では、後方キャビティを前方
部分と後方部分とに分割している分割部材(ディバイ
ダ)、即ちリブが設けられている。前方部分及び後方部
分の各々のほぼ対応している半径方向位置に、全体的に
軸線方向に延在しているリブによって互いに分離された
一連の室(チャンバ)が設けられている。軸線方向に隣
接した室を分離しているリブは、冷却空気を前方室から
後方室へ流す複数の開口を含んでいる。後方室の各々
は、リブを貫通している出口を有しており、冷却空気を
後方室から次の前方室へ半径方向内方に向けて流す。空
気は、前方室に供給されると共に、後縁付近で、ベーン
の半径方向外端に隣接した第2の室にも供給される。こ
の構成の結果として、冷却空気は、半径方向内方に向か
って前方室と後方室との間を直列に前後に流れる。特
に、空気は第1の室に流れ、リブの開口を通過して後縁
のインピンジメント冷却を行う。インピンジメント冷却
空気は、第2の室に供給された対流冷却空気と一緒にな
って出口を通過して、第1の室と半径方向に整列してい
る第3の室に流入する。第3の室に入った空気は次に、
インピンジメント開口を通って第2の室と半径方向に整
列している第4の室に流れ、後縁のインピンジメント冷
却を行う。冷却空気は出口を通って第5の室に流れ、同
様に後続の室に流れる。このようにして、直流型冷却空
気流回路が実現される。ベーンの半径方向最内側部分に
隣接した出口が設けられており、空気をタービンホイー
ルのキャビティに流す。
【0005】本発明の更に他の実施例では、後方キャビ
ティの前方部分及び後方部分に同様の直流を維持する。
しかしながら、この実施例では、第2、第4、第6の室
等からの出口が開口が、設けられたリブより前方に配置
されており、リブはインピンジメント冷却の効率を増加
させるように、後縁に一層近付けて配置されている。本
発明の更に他の実施例では、並列流れ冷却構造が設けら
れている。この実施例では、後方キャビティは、前方部
分と後方部分とを画定しているリブによって分割されて
いる。前方部分は、ベーンの半径方向外端に位置してい
る冷却空気入口からベーンの半径方向内端に隣接してい
る冷却空気出口まで延在している冷却空気入口供給通路
を構成している。キャビティの後方部分は、後縁とリブ
との間に配設されている。排出通路が後方部分より前方
の入口通路の一方の側に位置しており、同じくベーンの
両端の間に延在している。リブに設けられた独立の冷却
開口を通して、冷却空気を入口通路からキャビティの後
方部分に供給する。リブには又、入口開口の一方の側に
排出開口が形成されており、これにより空気は、入口開
口を通ってキャビティの後方部分に入り、排出開口を通
って排出通路に排出される。キャビティの後方部分内に
複数の室が配置されており、半径方向に互いに離間され
ている。各室は入口通路と1組のインピンジメント冷却
開口とを介して連通している。同様に、これらの追加の
室は排出通路とも、室を互いに半径方向に分離している
リブの追加の開口を介して連通している。その結果、冷
却空気は入口通路に流れ、そして入口開口を通して各室
に流入し、後縁のインピンジメント冷却を行う。その
後、冷却空気はリブの排出開口を通って排出通路に流入
する。後方部分の室の間を直接つないでいる通路によっ
て追加の対流冷却空気を与える。冷却空気の流れを容易
にするために、入口通路の容量を半径方向内方に減少さ
せる一方、排出通路の容量を半径方向内方に増加させ
る。
【0006】本発明による好適な実施例では、ステータ
ベーンの後縁を冷却する空気冷却回路が提供される。ス
テータベーンは、エアホイル形状のステータベーン本体
を含んでおり、ステータベーン本体は、本体の両端の間
に実質的に延在している冷却媒体を流す複数の内部キャ
ビティ(空腔)を有している。これらのキャビティのう
ちの1つのキャビティは、ステータベーン本体の後縁に
沿って延在している。分割部材が、この1つのキャビテ
ィに沿って延在しており、このキャビティを分割部材の
両側に沿って位置している前方通路と後方通路とに分割
している。分割部材は、複数の開口と、冷却空気を前方
通路及び後方通路に流すための前述の1つのキャビティ
に対する入口と、冷却空気を前述の1つのキャビティか
ら排出するための出口とを有している。こうして、入口
から後方通路に流入する冷却空気は、ベーンの後縁に沿
って導かれてその対流冷却を行い、又、入口から前方通
路に流入する冷却空気は、分割部材の開口を通過してベ
ーンの後縁のインピンジメント冷却を行う。
【0007】本発明による他の好適な実施例では、ステ
ータベーンの後縁を冷却する空気冷却回路が提供され
る。ステータベーンは、エアホイル形状のステータベー
ン本体を含んでおり、ステータベーン本体は、本体の両
端の間に実質的に延在している冷却媒体を流す複数の内
部キャビティ(空腔)を有している。これらのキャビテ
ィのうちの1つのキャビティは、ステータベーン本体の
後縁に沿って延在しており、ステータベーン本体の両側
壁の間に延在している分割部材によって部分的に画定さ
れている。この分割部材は、ステータベーン本体を第1
の室と第2の室とに分割している。第2の室の一部は、
後縁によって画定されており、第1の室は、第2の室よ
り軸線方向前方に位置している。第1の室への冷却空気
入口が設けられており、分割部材は、複数の開口を有し
ている。これら開口を通して冷却空気を第1の室から第
2の室に連通させ、ステータベーン本体の後縁のインピ
ンジメント冷却を行う。
【0008】従って、本発明の主たる目的は、ステータ
ベーン・ノズルの後縁を冷却する新規で改良された空気
冷却構造を提供することにある。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、同図には、タービンの数
段を包囲している内側の外殻(シェル)12を有してい
るガスタービンの一部が参照番号10で総称して示され
ている。例えば、タービン10は、第1段ノズル14
と、第1段のタービンバケット16と、第2段ノズル1
8と、第2段のタービンバケット20とを含んでいる。
ここで、バケット16及び20は、ペデスタル22及び
24にそれぞれ装着されており、一方、ペデスタル22
及び24は、タービンホイール(図示していない)にタ
ービン軸線の周りを回転するように装着されている。第
2段ノズル18は、半径方向に延在している複数のベー
ン26を含んでおり、これらのベーンは、互いに円周方
向に離間していると共に、外側壁28から、ダイヤフラ
ム32が固着されている内側壁30まで全体的に半径方
向内向きに延在している。タービン燃焼器(図示してい
ない)からの高熱の燃焼ガスは、全体的に軸線方向に、
例えば図1の左側から右側に流れ、第1段ノズル14を
通過し、第1段のタービンバケット16を駆動し、更に
その燃焼ガスは、固定された第2段ステータベーン18
を通過し、第2段のタービンバケット20を駆動する。
図2に線図的に示すように、第2段ステータベーン18
は複数のキャビティ(空腔)36、38、40及び42
に分割されている。前方キャビティ36、並びに中間キ
ャビティ38及び40は冷却媒体、例えばスチーム(水
蒸気)を流すキャビティである。冷却用スチームが前方
キャビティ36及び中間キャビティ40を半径方向内向
きに流れ、もう1つの中間キャビティ38を通って戻る
ようにすることが好ましい。
【0010】第1の実施例では、後方キャビティ42は
冷却空気を入口44からベーンの半径方向内端に位置し
ている出口46に導く。好ましくは平板の形態の分割部
材(ディバイダ)48が、キャビティ42内でベーンの
両側壁の間に延在しており、後縁50に対して傾斜して
いる。従って、分割板48は、後縁50に近接し且つキ
ャビティの前方壁52から離間したベーンの半径方向外
端に固定されており、半径方向内方へ延在していると共
に、後縁50に対して傾斜して、前方壁52に近接し且
つ後縁50から前方に離間した位置まで延在している。
分割板48は多数の開口54を含んでいる。その結果、
後方キャビティ42は分割板48の両側の第1の室56
と第2の室58とに分割されている。冷却空気を入口4
4を通して室56及び58の両方に供給し、このとき
に、空気の大部分が第1の室56に入る。第1の室56
に流入した空気は、開口54を通過し、後縁50のイン
ピンジメント(衝突)冷却を行う。オリフィス49を介
して後方又は第2の室58に直接流入した小部分の空気
は、半径方向内向きに流れて後縁50の対流冷却を行
い、インピンジメント空気と混ざり合って、出口46に
流れる。しかしながら、対流空気流と出口46に向かっ
て流れる衝突後の空気との交差流(クロスフロー)効果
により、ベーンの半径方向内端に向かってインピンジメ
ント冷却の効果が低下する。従って、ベーンの半径方向
外端付近の後縁での冷却効果と比較して、ベーンの半径
方向内端付近での冷却は、インピンジメント冷却による
ものがわずかで、対流冷却によるものが多くなる。
【0011】後縁のインピンジメント冷却の効率を増加
させるために、直列冷却構成が設けられている図3の実
施例を説明する。図3において、後方キャビティ42a
は種々の室(チャンバ)に分割されている。例えば、キ
ャビティは、ベーンの両側壁の間に延在している中心分
割部材、例えばリブ60によって分割されており、これ
によりベーンは、それぞれが半径方向に離間した室を有
している前方部分と後方部分とに分割されている。即
ち、後方キャビティ42aの前方部分において、第1、
第3及び後続の室が順次半径方向内方に互いに離間され
ており、リブ66によって分離されている。後方キャビ
ティ42aの後方部分において、第2、第4及び後続の
室が順次半径方向内方に設けられており、リブ70によ
って分離されている。第1の組の開口72がリブ60に
設けられており、第1の室62と第2の室67とを連通
させている。第2の組の冷却開口74が第3の室64と
第4の室68とを連通させている。これより、半径方向
内方位置でリブ60に追加の複数組の開口を設けて、後
続の前方室と後方室との連通を行う。更に、出口76が
第2の室67と第3の室64との間に設けられており、
出口78が第4の室68と第3の室64の半径方向内方
の第5の室との間に設けられている。必要に応じて追加
の出口を同様に設ける。その結果、後方キャビティの前
方部分に送られ、第1の室62に流入した冷却空気は開
口72を通過し、後縁のインピンジメント冷却を行う。
更に、対流冷却空気を入口部分88で供給し、衝突する
冷却空気と混合する。こうして一緒になった対流及び衝
突冷却空気は、出口開口76を通って第3の室64に流
れる。冷却空気は次に、第3の室64から開口74を通
って第4の室68に流れ、後縁をインピンジメント冷却
する。冷却空気は次に、出口78を通って第5の室に流
れ、以下上述したのと同様に後続の室に流れる。従っ
て、冷却空気が前方室と後方室との間を直列に、全体的
に蛇行態様で且つ総合的には半径方向内方に向かって流
れることが明らかである。
【0012】図4を参照すると、同図には後縁の直列冷
却空気流れ回路の他の形態が示されている。この回路に
も、図3の回路の場合と同様の室が設けられている。即
ち、第1の室62b、第3の室64b及び後続の室が、
後方キャビティの前方部分において互いに半径方向に離
間した位置に配置されている。第2の室67b、第4の
室68b及びその半径方向内方の後続の室が、後縁に隣
接して配設されている。第1の室と第2の室、第3の室
と第4の室、そして後続の同様の関係の室は、分割リ
ブ、例えば半径方向に延在しているリブ82及び84に
よって互いに分離されている。分割リブ82及び84
は、上述の実施例のリブ60よりベーンの後縁に近い位
置に配置されている。リブ82は軸線方向延長部86を
有しており、延長部86は、第1の室62bと第2の室
67bとの間、及び第1の室62bと第3の室64bと
の間の分割壁を形成している。同様に、リブ84は軸線
方向延長部87を有しており、延長部87は、第2の室
と第3の室とを分離していると共に、第2の室と第4の
室とを分離している。リブ延長部86とリブ延長部87
との間に延在している壁部分89に出口開口76bが設
けられており、出口開口76bは、第2の室と第3の室
とを連通しており、以下同様に第4の室と第5の室等と
を連通している。その結果、入口71を介して第1の室
62bに供給された空気は、リブ82の開口72bを通
過して室67bの後縁をインピンジメント冷却する。追
加の対流空気流を入口88から第2の室67bに供給す
る。こうして一緒になった冷却空気流は、出口76bを
通って第3の室64bに出て行き、更に開口74bを通
過して第4の室68bに流入し、その後、縁をインピン
ジメント冷却する。衝突後の冷却流れは次に、第4の室
68bの出口を通って第5の室に流れ、以下同様にして
流れる。従って、インピンジメント冷却開口が後縁近く
に位置する状態で、冷却空気は複数の室の間を直列に流
れる。
【0013】次に、図5及び図6(A)〜図6(C)に
示す実施例に移る。ベーンの後方キャビティは、分割部
材、例えばリブ90によって分離されている前方部分と
後方部分とを含んでいる。前方部分は、リブ92によっ
て分割されており、左右に並んだ空気入口通路94及び
出口通路96を画定している。後方部分は、第2の室9
8を含んでおり、入口通路94と室98との間を連通し
ているリブ90の開口100を通してインピンジメント
冷却空気を第2の室98に供給する。一方、第2の室9
8は、リブ90に設けられた開口102を介して排気通
路96と連通している。軸線方向に延在しているリブ1
04は、第2の室98を半径方向内方の隣接室106か
ら分離している。室98の半径方向内方に、追加のリ
ブ、例えばリブ104a及び104bによって分離され
ている追加の室98a及び98b等が配設されている。
リブ104、104a及び104bは、図6(A)、図
6(B)及び図6(C)に示すように、一方の側に沿っ
てベーンの壁に固着されており、一方、反対側はベーン
の反対側壁から離間している。従って、室98及び同様
に構成されている半径方向内方の室は、ベーン壁とそれ
ぞれのリブとの間に形成された通路を介して互いに直接
連通している。その結果、冷却空気は入口通路94に供
給され、開口100を通って半径方向に離間した室98
の各々に流入して、後縁のインピンジメント冷却を行
う。対流空気は又、入口110を介して室98に供給さ
れ、衝突後の冷却空気と合わさり、リブ90の開口10
2を通って排気通路96に出ていく。室98の半径方向
内方の室98a及び98b等でも同様に、冷却空気はリ
ブの開口100を通して供給され、開口102を通して
排気通路に排出される。従って、冷却空気流は後方室の
各々に本質的に並列関係で供給されて、インピンジメン
ト冷却を達成する一方、少量の対流冷却空気は、リブ1
04、104a及び104b等とベーンの側壁との間に
画定されている通路を通して複数の冷却室の間に直接流
れる。
【0014】図6(A)、図6(B)及び図6(C)に
明示したように、入口通路94は、その容量が半径方向
内方に向かって減少している。反対に、排気通路96
は、その容量が半径方向内方に向かって増加している。
このような増加減少を達成するためには、リブ92を半
径方向内方に、側壁に向かって傾斜させて、通路94の
一部を画定すればよい。
【0015】以上、本発明を現在のところ最も好適と考
えられる実施例について説明したが、本発明は、開示し
た実施例に限定されることなく、本発明の要旨の範囲内
に含まれる種々の変更及び均等構成を包含する。例え
ば、冷却媒体をここでは空気としたが、場合によっては
スチーム等の他の冷却媒体も適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2段タービンバケットと、第1及び
第2段ステータベーンとを含んでいるタービンの一部を
示す線図的立面図である。
【図2】ベーンのスチーム及び空気冷却用のキャビティ
を示す第2段ステータベーンの斜視図である。
【図3】後縁キャビティの一部を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図3と同様の斜視図
である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す図3と同様の斜
視図である。
【図6】図6(A)、図6(B)及び図6(C)はベー
ンの先端、中間及び基部で切断した後方キャビティの断
面図である。
【符号の説明】
42 後方キャビティ 44 入口 46、76、78 出口 48 分割部材 54、72、74 開口 56、62 第1の室 58、67 第2の室 60、68、70 リブ(分割部材) 64 第3の室 68 第4の室 88 対流冷却空気入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・エー・デ・アンジェリス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ヴール ヒースヴィル、プロスペクト・ストリー ト、50番

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータベーンの後縁の冷却回路であっ
    て、 前記ステータベーンの後縁に沿って全体的に半径方向に
    延在しており、冷却媒体を流す内部キャビティと、 該キャビティを当該分割部材の両側にそれぞれ沿った前
    方室と後方室とに分割している分割部材であって、複数
    の開口を有している分割部材と、 冷却媒体を前記前方室及び後方室に流す前記キャビティ
    への入口と、 冷却媒体を前記キャビティから排出する出口であって、
    前記入口から前記後方室に流入する冷却媒体は、前記ベ
    ーンの後縁に沿って導かれて該後縁の対流冷却を行って
    おり、前記入口から前記前方室に流入する冷却媒体は、
    前記分割部材に設けられた開口を通過して前記ベーンの
    後縁のインピンジメント冷却を行っている、出口とを備
    えたステータベーンの後縁の冷却回路。
  2. 【請求項2】 前記分割部材は、前記入口から前記出口
    への冷却媒体の流れ方向において前記後方室の容量が増
    加すると共に前記前方室の容量が減少するように、前記
    キャビティ内に設けられている請求項1に記載の冷却回
    路。
  3. 【請求項3】 前記分割部材は、前記キャビティ内に設
    けられており、前記後縁からの距離が前記ベーンの半径
    方向外端から半径方向内端の方向に増加している請求項
    1に記載の冷却回路。
  4. 【請求項4】 前記分割部材は、全体的に平坦な板を含
    んでおり、該平板は、前記入口から前記出口への冷却媒
    体の流れ方向において前記後方室の容量が増加すると共
    に前記前方室の容量が減少するように、前記キャビティ
    内に設けられている請求項1に記載の冷却回路。
  5. 【請求項5】 ステータベーンの後縁の冷却回路であっ
    て、 前記ベーンの半径方向に対向した端の間に実質的に延在
    しており、冷却媒体を前記対向した端の間に流す内部キ
    ャビティであって、該キャビティは、前記ベーンの後縁
    に沿って延在していると共に分割部材により部分的に画
    定されており、該分割部材は、前記ベーンの対向した側
    壁の間に延在しており、これにより該分割部材は、前記
    ベーンを第1の室と第2の室とに分割しており、該第2
    の室は、前記後縁により部分的に画定されており、前記
    第1の室は、前記第2の室より軸線方向前方に位置して
    いる、内部キャビティと、 前記第1の室への冷却媒体入口とを備えており、 前記分割部材は、該分割部材を貫通している第1の複数
    の開口を有しており、該第1の複数の開口は、冷却媒体
    を前記第1の室から前記第2の室に連通させていると共
    に、前記ベーンの後縁のインピンジメント冷却を行って
    いるステータベーンの後縁の冷却回路。
  6. 【請求項6】 前記ベーンの対向した側壁の間で全体的
    に軸線方向に延在しており、前記第2の室を更に画定し
    ている第2のリブと、 前記ベーンの対向した側壁の間で全体的に軸線方向に延
    在しており、前記第1の室を更に画定している第2のリ
    ブと、 前記第2の室から冷却媒体を排出する出口であって、前
    記第2の室の半径方向内端付近に、且つ前記分割部材に
    設けられた開口の半径方向内方に形成されている出口と
    を含んでおり、前記第2のリブは、前記出口と前記開口
    との間の位置で前記分割部材に接合しており、前記出口
    を通過する冷却媒体から前記第1の室を分離している請
    求項5に記載の冷却回路。
  7. 【請求項7】 第3及び第4の室を含んでおり、該第4
    の室は、前記後縁により部分的に画定されていると共
    に、前記第2の室の半径方向内方に位置しており、前記
    第3の室は、前記第4の室の前方に且つ前記第1の室の
    半径方向内方に位置しており、前記第2の室からの出口
    は、前記第2の室からの冷却媒体を前記第2のリブの半
    径方向内方の前記第3の室に連通しており、前記分割部
    材は、該分割部材を貫通している第2の複数の開口であ
    って、前記ベーンの後縁のインピンジメント冷却を行う
    ように前記第3の室からの冷却媒体を前記第4の室に連
    通させている第2の複数の開口と、前記第4の室からの
    冷却媒体出口とを有している請求項6に記載の冷却回
    路。
  8. 【請求項8】 対流冷却媒体を前記第2の室に流入させ
    るための該第2の室への対流冷却媒体入口を含んでいる
    請求項5に記載の冷却回路。
  9. 【請求項9】 第3及び第4の室を含んでおり、前記第
    4の室は、前記後縁により部分的に画定されていると共
    に、前記第2の室の半径方向内方に位置しており、前記
    第3の室は、前記第4の室の前方に且つ前記第1の室の
    半径方向内方に位置しており、前記第2の室からの出口
    は、前記第2の室からの冷却媒体を前記第3の室に連通
    させており、第2の分割部材が、前記第3の室と前記第
    4の室との間に設けられていると共に該第3及び第4の
    室の一部を更に画定しており、前記第2の分割部材は、
    該第2の分割部材を貫通している第2の複数の開口を有
    しており、該第2の複数の開口は、前記第3の室からの
    冷却媒体を前記第4の室に連通させていると共に、前記
    ベーンの後縁のインピンジメント冷却を行っており、こ
    れにより冷却媒体は、前記第1、第2、第3及び第4の
    室を直列に流れている請求項5に記載の冷却回路。
  10. 【請求項10】 前記第2の室と前記第3の室との間の
    前記出口は、前記ステータベーンの対向した側壁の間を
    前記第1及び第2の分割部材より前方に延在している壁
    部に配置されている請求項9に記載の冷却回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の室は、前記ベーンの半径方
    向に対向した端の間に実質的に延在していると共に、翼
    弦方向リブにより冷却媒体入口通路と冷却媒体出口通路
    とに分割されており、前記分割部材は、前記第2の室か
    らの冷却媒体を前記出口通路に流す第1の組の排出開口
    を有している請求項5に記載の冷却回路。
  12. 【請求項12】 前記第2の室の半径方向内方に且つ前
    記入口通路及び出口通路の後方に設けられている第3の
    室を含んでおり、前記分割部材は、該分割部材を貫通し
    ている第2の複数の入口開口であって、前記入口通路か
    らの冷却媒体を前記第3の室に連通させている第2の複
    数の入口開口と、該分割部材を貫通している第2の組の
    排出開口であって、前記第3の室からの冷却媒体を前記
    出口通路に流している第2の組の排出開口とを有してお
    り、これにより冷却媒体は、前記第2の室及び前記第3
    の室を並列に流れている請求項11に記載の冷却回路。
  13. 【請求項13】 前記入口通路は、容量が前記ベーンの
    半径方向外端から半径方向内方へ減少している請求項1
    2に記載の冷却回路。
  14. 【請求項14】 前記出口通路は、容量が前記ベーンの
    半径方向外端から半径方向内方へ増加している請求項1
    2に記載の冷却回路。
  15. 【請求項15】 前記第2の室と前記第3の室との間に
    全体的に軸線方向に延在しているリブを含んでおり、該
    リブは、前記第2の室及び前記第3の室を更に画定して
    いる請求項12に記載の冷却回路。
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