JP3105774U - 高架式床板構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工作業の時間を短縮するとともに、床に配線する伝送線が湿気を受けることなく、かつ確実に保護を与えることのできる高架式床板を提供する。
【解決手段】複数のベース10を配列して構成する高架式床において、ベース10は多辺を有する形状に形成し、対向する側面の底面に近接した位置に、複数の切り欠き溝12と、他のベースの切り欠き溝に係合する係合部11とをそれぞれ形成し、かつベース10の上面には、縦、横方向に交錯する凹溝13を形成して、該ベースの上面に複数の凸ブロック14を形成し、該ベースの凹溝にカバー20を設ける。
【選択図】図1

Description

この考案は床の構造に関し、特に電線、ネットワーク通信の伝送線などを床板のベースに収納して保護を与える高架式床板構造に関する。
一般に、室内の美観を得るために家庭、もしくはオフィースの床には床板を敷設する。通常は床板を直接床面に敷設する。但し、床板が直接床面に敷設すると、床板、もしくは床板上に敷くカーペットなどが湿気を吸収しやすくなり、室内空間に不快なかびの臭いが発生する。よって、床板が直接湿気を吸収しないように床を高架構造した技術が開発されている。例えば台湾実用新案公告第420203号は、ネットワークなどの伝送線の収納を可能とする高架式床構造を提供するものであって、高架式の床板と連結座とによって構成する。該高架式の床板は、底面には、床板を指示する複数の脚部が突起して設けられ、隣接して設ける他の床板の脚部と連結座に嵌挿し、また床板の脚部の外周縁には突起した係合部を形成し、連結座には該脚部を嵌挿する複数の孔部を穿設する。かかる構造によって、高架式の床板を平坦に敷設けし、かつ伝送線を該脚部と脚との間に収納して隠蔽する。このため、伝送線などが床板上に露出して足にひっかかることを未然に防ぐことができる。
但し、上述する従来の技術は、伝送線が容易に湿気を受けるという欠点を有する。即ち、伝送線は高架式床板の脚部の間を通過して配線される。よって、伝送線は床面からの湿気の影響を受けやすく、信号伝送の品質に大きな影響を与える、特に、電話回線のような細い伝送線は、容易に湿気の影響を受ける。最近のオフィースは、ネットワークによる管理が普及している。湿気に¥を受けることによってネットワークが機能しなくなり、データの伝送が中断すれば、業務に大きな影響を与えることになる。
また、上述する従来の技術は、伝送線の配線が不便とう欠点を有する。即ち、上述する従来の床板は、施工する場合、床板からの圧迫を避けるために伝送線の配線位置を予め測っておき、伝送線を束にした上で、床板を逐一組み合わせる、仮に施工中に伝送線の位置に間違いのあることを発見した場合、すでに敷設した床板を取り外して配線の位置を変更しなければならない。しかも、施工と配線は専門の技術者でなければ行うことができず、使用者自身で手軽に行うことはできない。さらに、伝送線を追加したり、伝送線の保守を行ったりする場合は、空間全体の床板を逐一取り外して配線しなおすか、もしくは配線を検査しなければならない。よって、かかる作業は極めて面倒である。
また、上述する従来の技術は、施工後空間全体の側辺が平坦にならない。即ち、高架式の床板の底面の四隅の脚部を連結座に嵌挿するため、全体の高架式床板の側面からは連結座二分の一が外側に突出する。したがって、美観を損ねるのみならず、躓きやすい。
さらに、上述する従来の技術は、伝送線が容易に圧迫を受けて損傷を受け易い。即ち、配線位置を測って伝送線を床面に設け、さらに高架式の床板を敷設する。仮に配線位置を測る際に誤差が発生した場合、もしくは十進などで床板が衝撃を受けた場合、高架式の床板は容易に伝送線を圧迫して伝送線の損傷を招く。しかも、伝送線の保守を行う場合は床板を取り除かなければならず面倒である。
したがって、従来の高架式の床板における施工上、もしくは使用上の不便にかかる欠点を改善した床板構造の開発が望まれている。
台湾実用新案公告第420203号公報。
この考案は、施工作業の時間を短縮することのできる高架式の床板構造を提供することを課題とする。
また、この考案は伝送線が湿気を受けることなく、かつ伝送線の使用寿命を延長させることのできる高架式の床板構造を提供することを課題とする。
また、この考案は、伝送線が圧迫されて損傷することを効率良く防ぐことのできる高架式の床板構造を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、縦、横に交錯して凸ブロックを形成する凹溝を形成したベースと、該凹溝を覆うカバーとによってなり、かつ側面に切り欠き溝と、係合部を形成して連結に供する高架式床板の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する高架式床板は、複数のベースを配列して構成する高架式床であって
該ベースは多辺を有する形状に形成し、対向する側面の底面に近接した位置に、複数の切り欠き溝と、他のベースの切り欠き溝に係合する係合部とをそれぞれ形成し、かつ該ベースの上面には、縦、横方向に交錯する凹溝を形成して、該ベースの上面に複数の凸ブロックを形成し、該ベースの凹溝にカバーを設ける。
請求項2に記載する高架式床板は、請求項1における凸ブロック上面の外周縁部には、該カバーの外周縁部が当止する段差縁部を形成する。
請求項3に記載する高架式床板は、請求項1における凹溝に複数の支持柱を設け、支持柱の上端に直径を広くした嵌合部を形成するとともに、該カバー底面の該支持柱に対応する位置には、内壁に該持桿の嵌合部に係止する突縁部を形成し、該支持柱の嵌合部の嵌合に供する嵌合溝を形成する。
本考案の高架式床板は、施工作業が簡略になるとともに、配線作業、もしくは修理、保守作業が容易になるという利点がある。
また、本考案の高架式床板は、配線する伝送線などが湿気を受けることなく、その使用寿命を延長させるという利点がある。
この考案は、施工が容易で、かつ配線する伝送線などを効率良く保護することができる高架式の愉快板を提供するものであって、縦、横に交錯して凸ブロックを形成する凹溝を形成したベースと、該凹溝を覆うカバーとによってなり、かつ側面に切り欠き溝と、係合部を形成して連結に供する高。
係る構成の床板について、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
この考案による高架式床板構造は、図1から図4に開示するように複数のベース(10)を連結して組み合わせてなり、それぞれのベース(10)は上面にカバー(20)を設ける。ベース(10)は多辺を有し、かつ内部に収納空間を形成する(実施例においては、図1、2に開示するように方形を呈する)。
該ベース(10)は、対向する側面の底面に近接した位置に、複数の切り欠き溝(12)と、他のベース(10)の切り欠き溝(12)に係合する凸状の係合部(11)とをそれぞれ間隔を置いて形成する。また、ベース(10)の上面には、床板の外周側面を貫通し、縦、横方向に交錯する凹溝(13)を形成する。よって、ベース(10)の上面には複数の凸ブロック(14)が形成される。それぞれの凸ブロック(14)上面の外周縁部で、ベース(10)全体の外周縁部となる部分を除いて、それぞれ段差縁部(140)を形成する。さらに、凹溝(1)が縦、横交差する位置の底面には上方に突起する支持柱(15)を設ける。該支持柱(15)は、図1、4に開示するように直径を広くした嵌合部(150)を形成する。
カバー(20)は、ベース(10)の凹溝(13)の上面形状と同一の板体であって、ベース(10)の凹溝(13)を覆うように設ける。この場合、カバー(20)の外周縁部は凹ブロック(14)の段差縁部(140)に当接し、それぞれの凸ブロック(14)カバー(20)の負荷を支持するとともに、ベース(10)の凸ブロック(14)上面と、カバー(20)の上面とによって、平坦な面を形成する。また、カバー(20)の底面には、図4に開示するように支持柱(15)に対応する位置に嵌合溝(21)をそれぞれ形成して支持柱(15)の嵌合部(150)の嵌合に供する。該嵌合溝(21)の内壁には、支持柱(15)の嵌合部(150)に係止する突縁部(210)を形成する。
以上のそれぞれの部材を組み立てて、この考案による 高架式床板を施工する場合は、それぞれのベース(10)の外側面の切り欠き溝(12)を他のベース(10)の係合部(11)に上から下方向に係合させ、複数のベース(10)を配列して一体に連結する。複数のベース(10)を配列した後、電源線、電話線、もしくはネットワークなどの伝送線(50)がベース(10)の凹溝(13)を通過するように配線し、必要に応じてこれらを束ねる(図5参照)。この場合、仮に伝送線(50)の配線に間違いがあり、これを発見した場合は、随時伝送線の該当する個所の結束を解き、配線し直すことができる。次いで、ベース(10)の凹溝(13)をカバー(20)で覆い、マット(30)などを敷設する(図6参照)。したがって、施工作業を簡略にし、施工時間を効率よく短縮することができる。また、ベース(10)の対向する側面には、それぞれ対応する切り欠き溝(12)と係合部(11)を形成するため、余剰の連結座によってベース(10)を連結する必要がなく、施工が便利である。さらに、施工した後、床板全体の外縁部に位置するベース(10)の側面から突出している係合部(11)を切断することによって、ベース(10)の外側面を平坦にすることができる。さらに、それぞれのベース(10)は、外側面の切り欠き溝(12)を他のベース(10)の係合部(11)に上から下方向に係合させるため、床板全体から任意のベース(10)を単独で交換する場合は、該ベース(10)を上方に引き上げる操作によって取り外すことができ、便利である。
この考案による床板のベース(10)は、上面に伝送線(50)を収納する凹溝(13)を形成する。よって、伝送線(50)が直接床板を敷設する面に接触することがなく、湿気を受けて腐食することを防ぐことができる。
また、従来の技術に見られるように伝送線(50)をベース(10)の底面に設けるのではなく、ベース(10)に形成した凹溝(13)に収納するため、地震が発生した場合ベース(10)が伝送線(50)を圧迫して損傷を与えることがなく、配線を修理する作業を省くことができる、伝送線(50)の使用寿命を延長させることができる。さらに、伝送線(50)の本数を追加したり、保守をおこなったりする場合は、カバー(20)の上面に敷設したマット(30)を取り除き、カバー(20)を取り外すだけで、これら作業を容易に行うことができる。配線しなおす場合においても、従来の技術に見られるように床板全体を取り外す必要がない。故に、この考案による床板は、伝送線(50)の本数を増減したり、修理、保守を行う場合に便利である。また、施工する場合、伝送線(50)を必要以上に長く配線しておき、伝送線(50)の余剰の長さの部分をベース(10)の凹溝(13)に収納しておくことによって、配線の経路を変更する必要が発生した場合に対応することができる。
以上はこの考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
この考案による高架式床板の分解図である。 図1に開示する床板の連結の動作を示した説明図である。 図1に開示する床板の断面図である。 図1に開示する床板における支持柱の嵌合部の構造を示した断面図である。 図1に開示する床板に配線を行う場合の態様を示した説明図である。 図1に開示する床板にマットを敷設する態様を示した説明図である。
符号の説明
10 ベース
11 係合部
12 切り欠き溝
13 凹溝
14 凸ブロック
140 段差縁部
15 支持柱
150 嵌合部
21 嵌合溝
210 突縁部
20 カバー
30 マット
50 伝送線

Claims (3)

  1. 複数のベースを配列して構成する高架式床であって
    該ベースは多辺を有する形状に形成し、対向する側面の底面に近接した位置に、複数の切り欠き溝と、他のベースの切り欠き溝に係合する係合部とをそれぞれ形成し、かつ該ベースの上面には、縦、横方向に交錯する凹溝を形成して、該ベースの上面に複数の凸ブロックを形成し、
    該ベースの凹溝にカバーを設けることを特徴とする高架式床板。
  2. 前記凸ブロック上面の外周縁部には、該カバーの外周縁部が当止する段差縁部を形成することを特徴とする請求項1に記載の高架式床板。
  3. 前記凹溝には複数の支持柱を設け、支持柱の上端に直径を広くした嵌合部を形成するとともに、該カバー底面の該支持柱に対応する位置には、内壁に該持桿の嵌合部に係止する突縁部を形成し、該支持柱の嵌合部の嵌合に供する嵌合溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の高架式床板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014083893A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 住友電装株式会社 経路規制部材付電線
JP2017043118A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 トヨタ紡織株式会社 車両用内装材

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