JP3105041B2 - フレキシブル電子回路装置 - Google Patents

フレキシブル電子回路装置

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JP3105041B2 JP03274212A JP27421291A JP3105041B2 JP 3105041 B2 JP3105041 B2 JP 3105041B2 JP 03274212 A JP03274212 A JP 03274212A JP 27421291 A JP27421291 A JP 27421291A JP 3105041 B2 JP3105041 B2 JP 3105041B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の民生用電子装
置、例えばテレビジョン装置、ビデオテープレコーダ
(以下VTRと記す)等に用いられるフレキシブル電子
回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、VTRやCDプレーヤ等は、1人
1台の時代に突入し、またデジタル技術が進歩してあら
ゆる応用が可能になっている。このような状況のなか
で、ユーザの要求も、上級機種を望んだり、追加機能の
あるものを望んだり多岐に及ぶようになっている。これ
に対して、メーカー側もユーザの要求に答えるべく、少
量多品種生産で望んでいる。
【0003】例えば、VTRなどは、記録方式の異なる
ものもある。また、テレビジョン方式にあっても各種の
方式や付加的な信号の伝送方式が開発されている。これ
に対して、メーカーは、各方式に対応したVTRの設計
開発、テレビジョン受信機の開発設計を余儀なくされて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電子装
置が多岐にわたるようになったために、ユーザは、自分
の欲しい仕様がいくつかある場合、それに合わせて対応
した機種を揃える必要があり、従来形から上級機種の数
台ものVTRやテレビジョン受信装置を所有することが
ある。また、メーカー側においても、多品種の製品を揃
えるために、生産ラインの組み替えや設計のやり直し、
製品の開発設計を行う必要があり、多大な負担がかかっ
ている。さらにまた、最近では、商品のサイクルが短
く、ユーザ及びメーカーの双方にとつて大きな負担があ
る。
【0005】そこでこの発明は、ユーザは、同一の基本
回路装置を所有するだけで、これに新たなプログラムを
供給するだけで、いままでとは全く異なる方式の信号処
理を可能とするフレキシブル電子回路装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力信号
ディジタル信号に変換するアナログディジタル変換回路
と、前記ディジタル信号が入力され、予め規定された基
本的な処理を施す基本回路と、前記基本回路の出力をア
ナログ信号に変換するディジタルアナログ変換回路と、
単位ロジック、セレクタ、反転器、単位遅延器からなる
要素回路のうちの少なくとも1つの要素回路を含み、各
要素回路間に配置され、これら各要素回路を相互に接続
する電気的に制御可能なスイッチ群を有し、これらスイ
ッチ群による回路接続をプログラムに応じて任意に設定
することにより、用意された前記要素回路規模の範囲内
で任意の機能を実現し、かつ前記基本回路に対して双方
向に信号をやり取りする経路を設けて、前記基本回路に
前記任意の機能を追加するかまたは元の機能の一部を変
更するフレキシブル回路と、前記フレキシブル回路に接
続され、前記フレキシブル回路を前記プログラムにより
制御する集中制御回路と、前記集中制御回路に対して、
外部から前記プログラムを入力しかつ変更する接続手段
とを備える。
【0007】
【作用】上記の手段により、前記フレキシブル回路は、
集中制御回路により支援されて、前記基本回路を取り込
み、プログラムに応じた信号処理回路に切り替わること
ができ、基本回路に無い信号処理機能を実現することが
可能となる。外部から各種のプログラムを切り換え入力
することにより、フレキシブル回路が変化可能な範囲で
各種の信号処理回路を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例であり、基本構
成を示している。通常は、処理すべき信号は、入力端子
11に供給される。入力端子11は、アナログデジタル
(A/D)変換器12に入力されてデジタルされる。
A/D変換器12の出力信号は、基本回路部13に入力
される。基本回路部13は、いくつかの基本的な機能を
得る回路を含んでいる。この基本回路部13で処理され
た信号は、デジタルアナログ(D/A)変換器14に入
力されてアナログ信号となり出力端子15に導出され
る。
【0010】ここで基本回路部13には、双方向に信号
やり取り可能にフレックス回路16が接続されている。
フレックス回路16は、その機能がマイクロコンピュー
タ17(集中制御回路)の制御のもとに設定されるもの
で、通常は、各種の回路もしくはゲートアレイが関連性
なく実装されている。しかしマイクロコンピュータ17
により制御されると、この制御のもとに所定に機能を発
揮するように構築される。
【0011】図において点線で囲むブロックは、電子機
器内部に組み込まれており、外部端子18が設けられて
いる。外部端子18には、カード体100、101、1
02を選択的に接続することができる。カード体には、
マイクロコンピュータ17を動作させるための、プログ
ラムが格納されており、必要に応じて所定の信号処理機
能を持つハードウエアによる回路が組み込まれている。
【0012】上記したシステムによると、マイクロコン
ピュータ17を制御するプログラムを外部から入力する
ことにより、フレックス回路16による信号処理回路パ
ターンが構築可能である。またこの場合、基本回路部1
3内部に組まれている一部の回路を取り込んだ形であっ
てもよい。
【0013】従って、フレックス回路16と基本回路1
3とにより、各種の信号に応じて適応的に信号処理を行
うことができる。また、基本回路部13だけで行う信号
処理に加えて、フレックス回路16の機能を付加するこ
とにより機能アップを得ることができる。
【0014】図2は、この発明が適用された一例であ
り、VTRの記録系回路において機能アップを図った例
である。基本回路部13は、輝度・色信号(Y/C)分
離回路21、ここで分離された輝度信号が供給されるY
信号処理部22、分離された色信号が供給されるC信号
処理部23を有する。またY信号処理部22、C信号処
理部23から導出されたデジタル信号をマルチプレック
スするマルチプレクサ24を有する。マルチプレクサ2
4の出力は、D/A変換器14に入力される。
【0015】ここで、フレックス回路16は、スイッチ
SW1、SW2、SW3を含む。スイッチSW1は、A
/D変換器12の出力を、Y/C分離回路21若しくは
減算器31及び係数乗算及び加算器32の第1入力端に
供給することができる。係数加算器32の出力は、減算
器31に入力される。また、スイッチSW2は、加算器
31からの信号若しくはY/C分離回路21からの分離
されY信号のいずれかを選択して、Y信号処理部22に
入力することができる。スイッチSW3は、係数乗算及
び加算器32からの色信号若しくはY/C分離回路21
で分離されたC信号のいずれかをC信号処理部23に導
入することができる。
【0016】前記スイッチSW1〜SW3等は、プログ
ラムにより制御される切り換え信号発生部33により制
御される。この実施例は、基本回路13は、以前は、ラ
イン相関を用いた櫛形フィルタによりY/C分離回路2
1を形成していたのであるが、この機能アップのために
フレーム相関を用いたY/C分離回路に切り換えられた
例である。この例は、たまたま、フィールドメモリをフ
レックス回路16の内部に準備していなかった例であ
る。フレーム相関を利用するためには、遅延手段として
フィールドメモリが2つ必要であるが、この例では、基
本回路に不足しているハードウエアが、外部カード体1
00に装備されている。つまり、スイッチSW1の出力
は、係数乗算及び加算器32に入力されるとともに、外
部カード体100に設けられたフィールド遅延回路44
にも入力される。外部カード体100には、フィールド
遅延回路44と直列にフィールド遅延回路45も設けら
れている。フィールド遅延回路44の出力及びフィール
ド遅延回路45の出力は、係数乗算及び加算器32に入
力されている。
【0017】上記のようにフレックス回路16が切り換
えられた場合、3次元Y/C分離機能を実現することが
できる。つまり、カード体に設けられたフィールド遅延
回路により、不足するハードウエアを支援し、フレック
ス回路16において機能アップを図ることができる。
【0018】基本回路部13、フレックス回路16の形
態としては各種の実施例が可能である。例えばテレビジ
ョン関連の信号処理回路を基本回路部13の内部に設
け、フレックス回路16内部には、加算器、減算器、反
転器、乗算器等を多数形成しておき、これらを各種の接
続パターンにスイッチ群により切り換えられるように設
定するものである。このようにすると、あとはプログラ
ム次第で、内部のデジタル映像信号を各種加工処理した
り、また外部カード体からの画像信号を内部の画像信号
に合成するということも可能となる。基本回路部13の
内部に設ける信号処理回路としては、VTRにおける記
録、再生信号処理回路であってもよい。
【0019】なお上記の実施例では、外部カード体10
0を装填する場合、外部端子18が1つで外部カード体
100も1つであるように説明したが、外部端子18の
数やこれに接続する外部カード体の数もこれに限定され
るものではない。また、外部カード体としてはマイクロ
コンピュータを内蔵するように説明したが、特に内蔵し
なくても、既に製品に搭載されているマイクロコンピュ
ータ17の支配によりアクセスされるものであってもよ
い。またフレックス回路16の内部構成は、単にゲート
と単位遅延があるだけでもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ユーザは、同一の基本回路装置を所有するだけで、これ
に新たなプログラムを供給するだけで、いままでとは異
なる方式で信号処理を行うことが可能となり、機能アッ
プや信号形式が変更された場合、ユーザ、メーカの双方
に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における基本ブロックを示
す図。
【図2】この発明を適用してY/C分離機能を実現した
例を示す接続図。
【符号の説明】
12…A/D変換器、13…基本回路部、14…D/A
変換器、16…フレックス回路、17…マイクロコンピ
ュータ、18…外部端子、100…カード体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 17/00 - 17/08 H04N 9/77 - 9/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をディジタル信号に変換するア
    ナログディジタル変換回路と、 前記ディジタル信号が入力され、予め規定された基本的
    な処理を施す 基本回路と、前記基本回路の出力をアナログ信号に変換するディジタ
    ルアナログ変換回路と、 単位ロジック、セレクタ、反転器、単位遅延器からなる
    要素回路のうちの少なくとも1つの要素回路を含み、各
    要素回路間に配置され、これら各要素回路を相互に接続
    する電気的に制御可能なスイッチ群を有し、これらスイ
    ッチ群による回路接続をプログラムに応じて任意に設定
    することにより、用意された前記要素回路規模の範囲内
    で任意の機能を実現し、かつ前記基本回路に対して双方
    向に信号をやり取りする経路を設けて、前記基本回路に
    前記任意の機能を追加するかまたは元の機能の一部を変
    更する フレキシブル回路と、 前記フレキシブル回路に接続され、前記フレキシブル回
    路を前記プログラムにより制御する集中制御回路と、 前記集中制御回路に対して、外部から前記プログラムを
    入力しかつ変更する接続手段とを具備したことを特徴と
    するフレキシブル電子回路装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、中央制御装置及びメモ
    リが内蔵された集積回路を搭載しているカード体である
    ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル電子回路
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カード体には、前記中央制御装置及
    びメモリの他に、前記フレキシブル回路の動作を補うた
    めに、所定の信号処理機能を持つ信号処理装置も搭載さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のフレキシブル
    電子回路装置。
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