JP3104969U - 回転雪洞 - Google Patents
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Abstract
【課題】目映さを解消し、しかも落ち着いた静かな外観、色調や発する光が柔らかく格調の高い審美性を表現でき、荘厳な外観を与える。
【解決手段】回転雪洞を脚1、燭洞2、手掛3とから構成し、燭洞2は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体から選ばれる1以上の筒体で形成し、燭洞には少なくとも1以上の飾り窓21を設け、該飾り窓21の内面側には、少なくとも一方の表面に透明または半透明の合成樹脂チップ層が形成されてなる透光性シート22を配置することにより、電球から発する光の目映さを軽減し、落ち着いた静かな外観、色調や発する光の柔らかさを実現詞、格調の高い審美性を表現できる回転雪洞としたものである。
【選択図】図1
【解決手段】回転雪洞を脚1、燭洞2、手掛3とから構成し、燭洞2は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体から選ばれる1以上の筒体で形成し、燭洞には少なくとも1以上の飾り窓21を設け、該飾り窓21の内面側には、少なくとも一方の表面に透明または半透明の合成樹脂チップ層が形成されてなる透光性シート22を配置することにより、電球から発する光の目映さを軽減し、落ち着いた静かな外観、色調や発する光の柔らかさを実現詞、格調の高い審美性を表現できる回転雪洞としたものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、回転雪洞に関し、投射光線や投射模様等の単調性を改善したものであり、特に見る人に優しく、且つ色調、光の柔らかさ等で格調の高い審美性を表現できるようにした回転雪洞に係るものである。
従来より、図3・図4に示すように、実公昭56−49042号公報に開示された、手掛(100a)、燭洞(100b)脚(100c)とからなり、燭洞(100b)の構成周壁(200)を後半部(200a)と前半部(200b)とに区分し、後半部(200a)の内周壁面を反射面(300)とし、前半部(200b)を透明または半透明の塩化ビニルから構成し、外側面は平滑で内側面に凸レンズまたは凹レンズ状の凸部(400)や凹部を複数形成してなる回転雪洞が知られていた。
この回転雪洞は、燭洞の内部に電球(500)を立設し、この電球(500)に先端部を尖らした支承細杵(600)を立設させて構成されており、電球(500)に立設した支承細杵(600)の先端部分で回転筒(700)の上部に設けられた支承凹部(700a)を支持させて電球(500)を被覆するように形成されている。
電源を入れると電球(500)が灯り、回転筒(700)は電球の発する熱によって引き起こされる上昇気流が回転筒の上部に形成されたフィン(700b)に当たり、その後に回転筒上部に形成された孔(700c)から抜け出すことにより、回転等が回転する。一方、電球(500)から発する光のうち、後半部(200a)方向に進む光は反射面(300)で反射し、前半部(200b)の透明または半透明の塩化ビニルを透過して雪洞外部に進み、塩化ビニルからなる前半部には回転筒に描かれた模様が流れるように映し出され、参列者の目には走馬灯のような外観が映るものである。
しかしながら、この従来の回転雪洞では、電球から発する光のうち後半部に向かう光は、燭洞(100b)の構成周壁(200)の後半部(200a)内周壁面が反射面(300)であるために、この反射面で反射した光が、電球から発する光のうち前半部に向かう光と一緒になって、外側面が平滑で内側面がレンズ状の凹凸が形成されている前半部(200b)壁面を透過するので、光が強く、目映い外観で、落ち着いた静かな外観が得られず、荘厳さに欠けるものであった。
本考案は、この従来の回転雪洞の目映く落ち着かない外観を解消し、参列者に柔らかく落ち着いた,しかも荘厳な外観を与えるためになされたものである。
請求項1に記載された本考案の雪洞は、脚(1)、燭洞(2)、手掛(3)とからなり、燭洞(2)は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体から選ばれる1以上の筒体から構成され、燭洞には少なくとも1以上の飾り窓(21)が形成され、該飾り窓(21)の内面側には透光性シート(22)が配置されてなる雪洞において、前記透光性シート(22)は、その少なくとも一方の表面に、透明または半透明の合成樹脂チップ層が形成されたものであることを特徴とする雪洞である。
脚(1)、燭洞(2)手掛(3)は、合成樹脂製、木製、紙製のいずれのものであってもよい。燭洞を合成樹脂で構成する場合には、一体的に射出成形などで形成しても良いし、いくつかの形成片を組み合わせて形成してもよい。木で構成する場合には、複数の燭洞形成片を組み合わせて構成するのが好ましい。紙から構成する場合には、ボール紙、段ボール紙、ハニカムコア紙等の厚紙から燭洞形成片を作製し、この燭洞形成片を組み合わせて構成することができる。
燭洞には1以上の飾り窓(21)が形成される。飾り窓(21)を複数形成する場合には、その形状、飾りは同じである必要はなく、各面に形成される飾り窓(21)を異別の形状、飾りとすることができる。
燭洞(2)は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体のいずれの形状でもよい。多角筒体や多角錐台筒体は、五角筒体、五角錐台筒体や六角筒体、六角錐台筒体等の多角筒体もしくは多角錐台筒体であればいずれのものであってもよい。特に正四角筒体、正六角筒体、正八角筒体など正偶数角筒体や正偶数角錐台筒体のものが好ましい。正偶数角筒体や正偶数角錐台筒体のものは、点対称になっているので、どの方向から見ても同様の外観を有するので好ましいものである。
透光性シートとしては、透明または半透明の合成樹脂シートの他、一方の面に光を照射して反対側から光を視認できるものであればいずれのものでもよい。たとえば、和紙、不織布、織布、編布なども使用できるものである。透光性シートを合成樹脂シートから形成する場合、合成樹脂シートは無色透明、無色半透明、着色透明のいずれのものから形成してもよい。また、合成樹脂シートは透光性を阻害しない範囲で任意の模様を印刷したものであってもよく、更には、透明着色インクを使用した場合には、全面に任意の模様を印刷したものであってもよい。もちろん、透光性シートとして和紙、不織布、織布、編布などのプラスチックシート以外のものであっても、合成樹脂シートと同様に任意の模様を印刷することができる。合成樹脂シート以外の和紙、不織布、織布、編布などを使用した場合には使用済み後に焼却処分をすることができる。さらに、合成樹脂シート、紙、布などの単体から形成したものばかりでなく、これらを積層して複数層からなる透光性シート材で形成してもよい。例えば、透光性合成樹脂シートの表面に透光性の紙や布を貼り合わせて積層構造にしたものなども透光性シートとして使用できるものである。
透光性シートを形成する合成樹脂シートとしては、ポリエステルシート、ポリスチレンシート、メタクリ樹脂シート、ポリプロピレンシート、ポリカーボネートシート、ジアリールフタレート樹脂シート、フェノール樹脂シート、塩化ビニル樹脂シート、ポリアミドシート等、あらゆる合成樹脂のシートが使用できるが、燭洞に使用される電球の放熱により軟化して変形しないものが好ましい。
透光性シートの少なくとも一方の表面に形成する透明または半透明の合成樹脂チップ層に使用される透明または半透明の合成樹脂チップとしては、円柱状、楕円柱状、多角柱状、立方体状、球状、円錐状、楕円錐、多角錐状など、任意の形状のものが使用できる。また透明または半透明であれば、無色透明、無色半透明、着色透明、着色半透明のいずれのものでもよい。透明または半透明の合成樹脂チップを形成する合成樹脂としては、透光性シートを形成する合成樹脂と同様のものが使用できる。
透光性シートの少なくとも一方の表面に、透明または半透明の合成樹脂チップ層を形成するには、透明または半透明の合成樹脂チップ層を形成する透光性シートの表面に、透明または半透明の接着剤を塗布し、透明または半透明の接着剤が固化する前に透明または半透明の合成樹脂チップを散布し、次いで透明または半透明の接着剤を固化させ、余剰の透明または半透明の合成樹脂チップを除去することにより形成できるものである。もちろん、透明または半透明の合成樹脂チップを散布し、透明または半透明の接着剤を固化させる前に余剰のチップを除去し、次いで透明または半透明の接着剤を固化させても良いものである。さらには、テーブル上に剥離性シートを敷き、該剥離性シート上に透明または半透明の合成樹脂チップを散布し、透光性シートに透明または半透明の接着剤を塗布し、接着剤が固化する前に透光性シートの接着剤塗布面を剥離性シートに散布された透明または半透明の合成樹脂チップ上に載置し、透明または半透明の合成樹脂チップを透光性シートの透明または半透明の接着剤塗布面に転写接着させ、次いで接着剤を固化させても良いものである。
透光性シートの表面に透明または半透明の合成樹脂チップ層を形成するに際して,1種類だけの透明または半透明の合成樹脂チップを使用しても良いし、無色透明の合成樹脂チップ、無色半透明の合成樹脂チップ、着色透明の合成樹脂チップ、着色半透明の合成樹脂チップなどを多種組み合わせて使用することができる。複数種の透明または半透明の合成樹脂チップを使用する場合には、それぞれをランダムに散布して使用することもできるし、特定の柄模様状に散布して使用することもできる。
燭洞(2)に形成された少なくとも1以上の飾り窓(21)の内面側に透光性シートを配置するには、飾り窓の大きさに合わせた大きさの透光性シートを、それぞれの飾り窓(21)の内側面に、接着などの固定手段で固定すれば良いものである。この場合透光性シートの4周縁には、固定するために透明または半透明の合成樹脂チップが接着されていない固定代を設けるのが良い。また、透光性シートの長手方向の両縁部を接着などの固定手段で固定して図3に示すように、合成樹脂チップ層が外側に位置するように円筒体とし、これを燭洞の内側に配置させても良いものである。もちろん、燭洞の形に合わせて、透光性シートを折り曲げて多角筒体に形成しても良い。特に、透光性シートを円筒体にすると、燭洞の形状が何れのものであっても使用できるので好ましい
本考案の雪洞は、3本の脚部材の上部に下部枠体(11)を合すると共に、3本の脚部材の下部を下部脚固定部材により固定して脚(1)を組立、下部枠体(11)の上面に電球を取付け、この電球を被覆するように燭洞(1)を下部枠体(11)に嵌合し、燭洞(1)の上部に形成された手掛嵌合部に、房(4)を取り付けた手掛(3)を嵌合して組み立てるものである。
本考案の雪洞は、脚(1)、燭洞(2)、手掛(3)とからなり、燭洞(2)は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体から選ばれる1以上の筒体から構成され、燭洞(2)には少なくとも1以上の飾り窓(21)が形成され、該飾り窓の内面側には透光性シート(22)が配置されてなる雪洞において、前記透光性シート(22)は、その少なくとも一方の表面に、透明または半透明の合成樹脂チップ層が形成されたものであるので、電球から発する光は、図示されていない透光性の模様がプリントされた回転筒を介して、透光性シートに回転筒の模様が流れるように映し出されると共に、透光性シートの一方の表面に形成された、透明または半透明の合成樹脂チップ層で複雑に屈折され散乱されるので、従来の回転雪洞のように目映く落ち着かない外観にはならず、柔らかい光線となり、参列者に柔らかく落ち着いた,しかも荘厳な外観を与えるためになされたものである。
さらに、合成樹脂チップ層が形成された透光性シートを円筒状、多角筒状に形成した場合には、燭洞の飾り窓に映し出される外観を簡単に変えることができるので好ましいものである。本考案の雪洞においては、厚紙製多角筒体の飾り窓の内面に積層固定する透光性シートは、着脱自在に積層固定することが可能であり、透光性シートを適宜選択することにより、装飾外観を簡単に変更することができるので、好みに応じて外観を選択することができるものである。
また、合成樹脂チップ層が形成された透光性シートを円筒状、多角筒状に形成した場合には、回転筒の模様との組み合せにより多種多様の装飾外観を得ることができるので好ましいものである。
1・・・脚
2・・・燭洞
3・・・手掛
4・・・房
11・・・下部枠体
21・・・飾り窓
22・・・透光性シート
2・・・燭洞
3・・・手掛
4・・・房
11・・・下部枠体
21・・・飾り窓
22・・・透光性シート
Claims (1)
- 脚(1)、燭洞(2)、手掛(3)とからなり、燭洞(2)は円筒体、円錐台筒体、多角筒体、多角錐台筒体から選ばれる1以上の筒体から構成され、燭洞には少なくとも1以上の飾り窓(21)が形成され、該飾り窓(21)の内面側には透光性シート(22)が配置されてなる雪洞において、前記透光性シート(22)は、その少なくとも一方の表面に、透明または半透明の合成樹脂チップ層が形成されたものであることを特徴とする雪洞。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004003125U JP3104969U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 回転雪洞 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004003125U JP3104969U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 回転雪洞 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104969U true JP3104969U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003125U Expired - Fee Related JP3104969U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 回転雪洞 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3104969U (ja) |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004003125U patent/JP3104969U/ja not_active Expired - Fee Related
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