JP3104861B2 - 目地材及びその施工方法 - Google Patents

目地材及びその施工方法

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JP3104861B2 JP09084357A JP8435797A JP3104861B2 JP 3104861 B2 JP3104861 B2 JP 3104861B2 JP 09084357 A JP09084357 A JP 09084357A JP 8435797 A JP8435797 A JP 8435797A JP 3104861 B2 JP3104861 B2 JP 3104861B2
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谷 守 守
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁面外装
材の接合部等の目地溝口部内に嵌入する目地仕上げ用の
目地材及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シーリング材を充填した目地基材を目地
溝口部内に嵌入すると共に、該目地基材に芯材を圧入す
ることにより、上記シーリング材を目地基材上部の芯材
圧入用の口部から上記芯材の両側に流出するようにした
目地材は、実開平4−132104号に開示されてい
る。
【0003】しかしながら、上記既提案の目地材は、目
地基材の底板を直接的に目地溝の底面に貼着固定するの
で、目地溝の深さが深くなるとその装設が困難になるば
かりでなく、芯材を圧入した際に流出するシーリング材
は、すべて目地基材上部のシール舌片、芯材、及び目地
溝の内側壁とで囲繞される狭い空間に流入することにな
るので、目地溝の幅が狭くなるにしたがってシーリング
材はその狭い空間に納まりきらなくなり、延いては、芯
材の側方から外側にはみ出してしまう場合が考えられ、
目地溝の幅のばらつきに対して十分に対応できないもの
である。
【0004】また、上記目地材は、目地溝の底面に貼着
固定されるだけでなく、両側壁に対してもシーリング材
によって固定されるため、隣接する外壁材の相対的な変
位に対する自由度が極めて小さく、地震等によってそれ
らの隣接する外壁材が相互にずれ動くと、該シーリング
材が容易に目地溝内から剥離してしまうか、あるいは目
地溝内で破断してしまう場合が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、目地材を、目地溝の深さ、幅にかかわらず目地溝口
部内に適正な姿勢を保持して装設することができるよう
にし、また、目地溝の幅のばらつきに対応して余分なシ
ーリング材の収容域を確保できるようにすることによ
り、芯材の圧入によってシーリング材が目地材の外側に
はみ出すのを抑止して、目地溝の内側壁との間の有効な
シーリング効果を得ることができるようにし、さらに、
隣接する外壁材の相対的な変位に対して自由度を持たせ
ることにより、地震等の振動によって隣接する外壁材が
相互にずれ動いても、当該目地材が目地溝口部内から剥
離したり、該目地溝口部内で破断したりするのを抑止で
きるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の目地材は、合成樹脂からなる左右の
側板及び底板により断面略U字形に成形された目地基材
と、該目地基材における両側板間に充填された、流動性
及び粘性を有するシーリング材と、上記目地基材の両側
板間に圧入される芯材とを有し、上記目地基材は、左右
の側板の外側面に、目地溝の内側壁に摩擦接触する少な
くとも2つのシール舌片をそれぞれ突設すると共に、両
側板におけるそれらのシール舌片間に、上記芯材の圧入
に伴ってシーリング材を圧出する多数の孔を穿設したこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の第2の目地材は、合成樹脂
からなる側板及び底板により断面略U字形に成形された
目地基材と、該目地基材における両側板間に充填され
た、流動性及び粘性を有するシーリング材と、上記目地
基材の両側板間に圧入される芯材とを有し、上記目地基
材は、左右の側板の上端部に、目地溝の口縁部に係止す
る係止鍔部を設けると共に、両側板の外側面に、目地溝
の内側壁との間をシールする少なくとも2つのシール舌
片を突設し、両側板におけるそれらのシール舌片間に、
上記芯材の圧入に伴ってシーリング材を圧出する多数の
孔を穿設しことを特徴とするものである。
【0008】さらに、本発明の第3の目地材は、上記第
1の目地材における目地基材の両側板間の口部、シー
リング材の流出を抑止すると共に、上記両側板間の口部
の狭窄を抑止して目地基材の形状を保持する蓋体を嵌挿
したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の第4の目地材は、上記第2
の目地材における目地基材の両側板間の口部、目地基
材における両側板間の口部に、シーリング材の流出を抑
止すると共に、上記両側板間の口部の狭窄を抑止して目
地基材の形状を保持する蓋体を嵌挿したことを特徴とす
るものである。
【0010】上記芯材を目地基材における両側板間の幅
と略同等の厚さの板状、または芯材の両側面の少なくと
も先端部に、シーリング材を圧出するための鍔部が形成
されているものとすることができる。また、上記目地基
材における両側板の内側面と芯材の両側面とに、該芯材
を目地基材の両側板間に圧入した際に相互に係合する係
合部をそれぞれ形成することができ、上記芯材の頭部
は、目地溝口部を覆う耐候性樹脂からなる化粧板とする
ことができる。さらに、上記第3及び第4の目地材にお
いては、上記目地基材における両側板の内側面に形成し
た係合部に対して係合するところの係合部を上記蓋体に
設けることができる。
【0011】本発明の上記第1及び第3の目地材の施工
方法は、上記目地基材を目地溝に嵌入して、側板両外側
面の一対のシール舌片と目地溝の内側壁との摩擦により
目地基材を目地溝口部内に保持させる工程;目地溝に嵌
入された目地基材の左右の側板間に芯材を圧入し、ある
いは該側板間の口部に嵌挿した蓋体を押圧しながら芯材
を圧入すると共に、該芯材の圧入に伴って、両側板間に
充填されたシーリング材を該側板に穿設された孔から一
対のシール舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に
圧出する工程;を有することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の上記第2及び第4の目地材
の施工方法は、上記目地基材を目地溝に嵌入して、その
側板外側面の一対のシール舌片において目地基材を目地
溝口部内に保持させると共に、側板に設けた係止鍔部を
目地溝の口縁部に係止する工程;目地溝に嵌入された目
地基材の左右の側板間に芯材を圧入し、あるいは該側板
間の口部に嵌挿した蓋体を押圧しながら芯材を圧入する
と共に、該芯材の圧入に伴って、両側板間に充填された
シーリング材を該側板に穿設された孔から一対のシール
舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出する工
程;を有することを特徴とするものである。
【0013】さらに具体的に上記目地材及びその施工方
法について説明すると、上記目地材を施工する際には、
先ず、該目地基材を目地溝口部内に嵌入する。このと
き、該目地基材における両側板の外側面に突設されたシ
ール舌片が目地溝の内側壁に摩擦接触するので、目地溝
の深さにかかわらずその位置決めが容易であり、しかも
該目地基材の姿勢を目地溝口部内において適正に保持す
ることができる。
【0014】また、目地基材における両側板の上端部に
係止鍔部を設け、これを目地溝の口縁部に係止させるこ
とにより、該目地基材の位置決め及び姿勢保持をより確
実に行うことができる。
【0015】上述のように、目地基材を目地溝口部内に
嵌入する場合に、両側板のシール舌片の外側面に突設さ
れたシール舌片は目地溝の内側壁に圧接するが、逆に目
地溝の内側壁からの反力を受けることによる側板間隔の
狭窄によりシーリング材が圧出することもある。このよ
うな問題は、目地基材の下方底板部分の強度を高めるこ
とにより解決できるものであるが、さらに、上記目地基
材における両側板間の口部に蓋体を嵌挿しておくことに
より、当該目地材の施工に際し、上記両側板間の口部か
らシーリング材が流出するのを抑止することができると
同時に、当該目地基材の目地溝への嵌入時において、上
記両側板のシール舌片が目地溝の内側壁に摩擦接触した
ときの反力によって上記両側板が内方に押され、それに
よって両側板の口部が狭窄され、シーリング材が流出し
たり、上記芯材の圧入が妨げられるのを抑止することが
できる。
【0016】次いで、目地基材の両側板間に芯材を圧入
すると、シール舌片が押し広げられるので、目地基材が
目地溝の両内側壁間に強固に係止される。そして、芯材
の圧入に伴って、目地基材の側板に穿設された孔からシ
ーリング材が圧出されるが、該シーリング材は、少なく
とも一対のシール舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される
空間に充填され、残りのシーリング材は上部のシール舌
片を押し広げて芯材の頭部と上部のシール舌片との間の
空間に流入するので、目地溝の幅のばらつきによってシ
ーリング材が目地材の外側にはみ出すようなことがな
い。即ち、上記シール舌片は、目地基材を圧入する際
に、その下面側が目地溝の内側壁に密接して上方に屈曲
した状態になるので、仮に圧出されたシーリング材が一
対のシール舌片間に納まりきらなくても、そのシーリン
グ材は、上部のシール舌片と目地溝の内側壁との間から
上方に流出し、湾曲により押し広げが困難な下部のシー
ル舌片と目地溝の内側壁との間から下方に流出するよう
なことはなく、シーリング材を目地溝のシールのために
有効に利用することができ、目地溝の幅のばらつきにも
十分に対応することができる。
【0017】また、上記芯材の両側面の少なくとも先端
部に鍔部を形成することにより、シーリング材の圧出を
より確実に行うことができる。なお、この鍔部の、上記
目地基材における両側板の内側面に対する摩擦力は、上
記目地基材のシール舌片の、目地溝の内側壁に対する摩
擦力よりも小さいため、芯材を目地基材に圧入すること
によって、目地基材が目地溝内に押し込まれるようなこ
とはない。
【0018】さらに、上記目地基材における両側板の内
側面と芯材の両側面とに係合部を形成し、該芯材を目地
基材に圧入した際にそれらの係合部において相互に係合
させることにより、該芯材が目地基材から抜脱するのを
抑止することができる。
【0019】また、上記芯材の頭部を目地溝口部を覆う
化粧板とすることにより、当該目地材の施工によって外
観を損なうことなく、目地部を容易に隠蔽し、美観を付
与することができる。
【0020】このようにして施工された目地材は、目地
基材の底板を目地溝の底面に固定せずに、地震等の振動
による隣接する外壁材の相対的な変位に対して自由度を
持たせているので、隣接する外壁材が相互にずれ動いて
も、目地溝口部内から剥離したり、該目地溝口部内で破
断したりするのを抑制できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明するに、図1乃至図4は、
本発明の目地材の第1実施例を示している。この目地材
2は、図1からわかるように、概略的には、目地基材
4、シーリング材6、及び芯材8から構成されている。
【0022】上記目地基材4は、図2及び図3に明確に
示すように、硬質合成樹脂からなる左右の側板10,1
0をそれと一体の軟質合成樹脂からなる底板12で連結
して断面略U字形に成形されており、それぞれの側板1
0の上方及び下方には、それと一体の軟質合成樹脂から
なる一対のシール舌片14a,14bが突設されてい
る。そして、上記両側板10,10間には、流動性及び
粘性を有するシーリング材6が充填されると共に、それ
らの両側板における上記シール舌片14a,14b間に
は、上記両側板10,10間に芯材8を圧入するに伴っ
て、上記シーリング材6を一対のシール舌片14a,1
4bと目地溝の内側壁Wとで囲繞される空間S1に圧出
するための多数の孔16,16・・が、目地基材4の長
手方向に等間隔に、且つ複数の列状に穿設されており、
それらの隣接する列の孔16,16・・は、それぞれ交
互に目地基材4の長手方向に隣接する孔16,16・・
の中間に位置すると共に、隣接する列の孔16と若干の
重なり部分を持たせて配置されている。これによりシー
リング材6が目地基材4の長手方向に略均等に圧出され
る。
【0023】上記シーリング材6は、目地溝の幅にあわ
せた適量が上記目地基材4における両側板10,10間
に充填されるもので、ブチルゴム、あるいはシリコン等
のゴム系または合成樹脂系のエラストマーであり、上記
芯材8を目地基材4における両側板10,10間に圧入
した際に、該側板10の孔16から圧出される程度の流
動性及び粘性を有していることが必要である。そして、
シーリング材6が充填された目地基材4には、その両側
板10,10の孔16を覆う離型シート18aと、該目
地基材4の上部に開口する両側板10,10間の口部2
0を覆う離型シート18bとが貼着されている。離型シ
ート18bは、両側板10,10間に押入しておくこと
もできる。
【0024】上記芯材8は、図4に示すように、比較的
硬質の合成樹脂により断面略T字形に成形されており、
その芯部8aは、上記目地基材4における両側板10,
10間の幅と略同等の厚さの板状に成形されている。ま
た、該芯材8の頭部8bは、目地溝口部を覆うことによ
り目地部を隠蔽する化粧板24としており、該化粧板2
4は耐候性の合成樹脂を被覆することにより成形されて
いる。なお、この第1実施例においては、芯材8の頭部
8b自体を化粧板24として軟質の耐候性合成樹脂から
なる表層体24aを一体的に成形しているが、頭部に、
別途にシート状の耐候性化粧板を貼着した構成とするこ
ともできる。
【0025】さらに、上記目地基材4における両側板1
0,10の内側面の口縁部と、上記芯材8における芯部
8aの両側面の基端部とには、該芯材8を目地基材4の
両側板10,10間に圧入した際に相互に係合する係合
部26,28がそれぞれ形成されている。
【0026】上記構成を有する第1実施例の目地材を施
工する際には、先ず、目地基材4における両側板10,
10の外側面に貼着された離型シート18aを剥離し、
しかる後に該目地基材4を目地溝口部内に嵌入する。こ
のとき、該目地基材4における両側板10,10の外側
面に突設されたシール舌片14a,14bが目地溝の内
側壁Wに摩擦接触するので、目地溝の深さにかかわらず
その目地溝口部への位置決めが容易であり、しかも一対
のシール舌片14a,14bの存在により、該目地基材
4の姿勢を目地溝口部内において適正に保持することが
できる。また、目地溝に目地基材4を圧入する際、両側
板10,10のシール舌片14a,14bが目地溝の内
側壁に圧接し、その反力により両側板10,10の間隔
が狭窄する方向の力を受けるが、目地基材4の下方の底
板12を含むU字状湾曲部に十分な強度を持たせること
により、過度の変形を抑制することができる。なお、上
記目地基材4の口部20を覆う離型シート18bは、該
目地基材4を目地溝に嵌入する前に、上記離型シート1
8aと共に剥離してもよいが、特に剥離の必要もないも
のである。
【0027】次いで、目地基材4の両側板10,10間
に上記芯材8を圧入すると、シール舌片14a,14b
が押し広げられるので、目地基材4が目地溝の両内側壁
W,W間に強固に係止される。そして、芯材8の圧入に
伴って、目地基材4の両側板10,10に穿設された多
数の孔16,16・・からシーリング材6が圧出され
る。このとき、該シーリング材6は、少なくとも一対の
シール舌片14a,14bと目地溝の内側壁Wとで囲繞
される空間S1に充填されて十分なシールが行われ、残
りのシーリング材6は上部のシール舌片14aを押し広
げて芯材8の頭部8bと上部のシール舌片14aとの間
の空間S2に流入するので、目地溝の幅のばらつきによ
ってシーリング材6が目地材2の外側にはみ出すような
ことがない。即ち、上記シール舌片14a,14bは、
目地基材4を圧入する際に、その下面側が目地溝の内側
壁Wに密接して上方に屈曲した状態になるので、仮に圧
出されたシーリング材6が一対のシール舌片14a,1
4b間に納まりきらなくても、そのシーリング材6は、
屈曲しやすい上部のシール舌片14aと目地溝の内側壁
Wとの間から上方に流出し、湾曲により押し広げが困難
な下部のシール舌片14bと目地溝の内側壁Wとの間か
ら下方に流出するようなことはなく、シーリング材6を
目地溝のシールのために有効に利用することができ、目
地溝の幅のばらつきにも十分に対応することができる。
【0028】さらに、上記目地基材4における両側板1
0,10の内側面と芯材8の両側面とに、係合部26,
28がそれぞれ形成されているので、該芯材8を目地基
材4に圧入した際にそれらの係合部26,28において
相互に係合させることにより、該芯材8が目地基材4か
ら抜脱するのを抑止することができる。また、上記芯材
8の頭部8bを目地溝口部を覆う化粧板24としている
ので、当該目地材2の施工によって外観を損なうことな
く、目地部を容易に隠蔽し、美観を付与することがで
き、しかも、当該化粧板24は、耐候性の合成樹脂によ
り成形されているので、太陽の紫外線等に直接曝される
ことによる劣化を抑止することができる。さらに、当該
目地材2の施工後においては、上記シーリング材6は、
目地基材4のシール舌片14a,14b及び芯材8の頭
部8bの化粧板24によって目地溝内に封閉されるの
で、太陽の紫外線等に直接曝されるようなことがなく、
したがって、シーリング材6の劣化によるシーリング効
果の低下を避けることができ、延いては目地材2の長寿
命化を図ることできる。
【0029】次に、図5乃至図7は、本発明の目地材の
第2実施例を示している。この第2実施例の目地材2
は、図5及び図6に示すように、目地基材4における左
右の側板10,10の上端部に、目地溝の口縁部に係止
するための硬質合成樹脂からなる係止鍔部30,30を
一体的に設けており、また、図5及び図7に示すよう
に、芯材8の両側面の先端部を含む複数箇所に、シーリ
ング材6を圧出するための軟質の合成樹脂からなる鍔部
32,32・・を一体的に成形したものである。
【0030】なお、この第2実施例のその余の主たる構
成は、実質的に前記第1実施例と同一である。ただし、
芯材8により目地基材4の側板10,10に設けた穴1
6,16・・から圧出されたシーリング材6が、鍔部3
2がその孔16の部分を通過した後に再び側板10,1
0間に逆流するのを防止するためには、孔16をできる
だけ目地基材4の底部側に設けるか、図4に示すような
芯材を用いるのが望ましい。また、上記係止鍔部30が
目地溝の口縁部に係止するので、シール舌片14a,1
4bは目地溝内側壁Wとの間に十分な摩擦力が得られる
程度に形成する必要はない。
【0031】上記構成を有する第2実施例の目地材を施
工する際には、両側面の離型シートを剥離した目地基材
4を目地溝口部内に嵌入する。このとき、目地基材4の
両側板10,10の上端部に設けられた係止鍔部30,
30を目地溝の口縁部に係止すると共に、シール舌片1
4a,14bが目地溝の内側壁Wに摩擦接触するので、
目地溝の深さにかかわらず、上記目地基材4の位置決め
及び姿勢保持をより確実に行うことができる。
【0032】次いで、目地基材4における両側板10,
10間に芯材8を圧入すると、上記係止鍔部30,30
が押し広げられて目地溝の口縁部に強固に係止されると
共に、上記シール舌片14a,14bが押し広げられて
目地溝の両内側壁間に強固に係止される。したがって、
芯材8を圧入することによって、目地基材4が目地溝内
に押し込まれるのをより確実に抑止することができる。
【0033】また、上記芯材8の両側面の先端部を含む
複数箇所に鍔部32,32・・を形成しているので、シ
ーリング材6の圧出をより確実に行うことができる。な
お、上記鍔部32の、上記目地基材4における両側板1
0,10の内側面に対する摩擦力は、上記目地基材4の
シール舌片14a,14bの、目地溝の内側壁Wに対す
る摩擦力よりも小さいため、芯材8を目地基材4に圧入
することによって、目地基材4が目地溝内に押し込まれ
るようなことはない。
【0034】ここで、この第2実施例の目地材のその他
の構成及び作用、並びに施工法法は、実質的に前記第1
実施例と同様であるから、同一部分又は相当部分に同一
符号を付して、それらの説明を省略する。
【0035】図8及び図9は本発明の第3実施例を示し
ており、この第3実施例の目地材2は、シーリング材6
が充填された目地基材4における両側板10,10間の
口部20に蓋体34を嵌挿したもので、その他の構成は
実質的に前記第1実施例と同等のものである。
【0036】上記蓋体34は、当該目地材2の施工前に
おいては、その両側面に形成された係合部36,36
と、上記目地基材4における両側板10,10の内側面
に形成した係合部26,26とを相互に係合させること
により、該目地基材4における両側板10,10の口部
20内に保持されている。そして、この蓋体34によ
り、上記シーリング材6が目地基材4における両側板1
0,10間の口部20から流出するのを抑止すると同時
に、上記目地基材4を目地溝に嵌入した際に、上記両側
板10,10の外側面に突設したシール舌片14a,1
4bが目地溝の内側壁Wに摩擦接触したときの反力によ
って上記両側板10,10が内方に押され、それによっ
て両側板10,10間の口部20が狭窄されることによ
り、シーリング材6が流出したり、上記芯材8の圧入が
妨げられるのを抑止している。
【0037】このような蓋体34を目地基材4の口部2
0内に嵌挿するのは、該目地基材4の材質、シーリング
材6の材質等により異なるが、例えば、該目地基材4が
比較的柔軟な材質で成形されている場合などに有効であ
る。
【0038】上記構成を有する第3実施例の目地材2を
施工する際には、先ず、前記第1実施例と同様にして目
地基材4を目地溝内に嵌入し、次いで、目地基材4の口
部20に嵌入した蓋体34を押圧しながら芯材8を圧入
する。そして、この芯材8の圧入に伴って、目地基材4
の両側板10,10に穿設された多数の孔16,16・
・からシーリング材6が圧出される。
【0039】上記構成を有する第3実施例の目地材は、
目地基材4の口部20に蓋体34を嵌挿することによ
り、目地基材4を目地溝内に嵌入する際に、該目地基材
4における両側板10,10の狭窄、及びそれに起因す
るシーリング材6の流出をより確実に抑止することがで
きる。
【0040】なお、上記蓋体34は、その両側面の係合
部36,36と、目地基材4における両側板10,10
の内側面の係合部26,26との相互の係合によって、
両側板10,10間の口部20内に十分に保持されるも
のであるが、該蓋体34の脱落をより確実に抑止するた
めに、上記口部20を覆う離型シートを貼着することも
できる。
【0041】ここで、この第3実施例の目地材のその他
の構成及び作用、並びに施工方法は、実質的に前記第1
実施例と同様であるから、同一部分又は相当部分に同一
符号を付して、それらの説明を省略する。
【0042】次に、図10及び図11は、本発明の第4
実施例を示しており、この第4実施例の目地材2は、シ
ーリング材が充填された目地基材4における両側板1
0,10間の口部20に蓋体34を嵌挿したもので、芯
材8の芯部8aを上記第3実施例と同様の板状としたこ
と以外の他の構成は、実質的に前記第2実施例と同等の
ものである。したがって、この第4実施例の目地材のそ
の他の構成及び作用、並びに施工方法は、実質的に前記
第2実施例または第3実施例と同様であるから、同一部
分または相当部分に同一符号を付して、それらの説明を
省略する。
【0043】ここで、本発明の目地材2は、上述のよう
に、目地基材4を目地溝口部に嵌入する場合に、両側板
10,10の外側面に突設されたシール舌片14a,1
4bは目地溝の内側壁Wに圧接するが、逆に目地溝の内
側壁Wからの圧力を受けることによる側板10,10の
間隔の狭窄によりシーリング材6が圧出することもあ
る。このような問題は、目地基材4の強度を高めること
により解決できるものであるが、さらに、上述した第3
実施例及び第4実施例において説明したように、目地基
材4における両側板10,10間の口部20に蓋体34
を嵌挿しておくことにより、当該目地材2の施工前にお
いて、上記両側板10,10間の口部20からシーリン
グ材6が流出するのを抑止することができると同時に、
当該目地基材4の目地溝への嵌入時において、上記両側
板10,10のシール舌片14a,14bが目地溝の内
側壁Wに摩擦接触したときの反力によって上記両側板1
0,10が内方に押され、それによって両側板10,1
0の口部20が狭窄されることにより、シーリング材6
が流出したり、上記芯材8の圧入が妨げられるのを抑止
することができる。
【0044】なお、本発明の目地材は、上述した各実施
例のように、外壁材と外壁材との間の接合部分における
目地溝に適用するものに限定されるものではなく、屋
外、屋内を問わず様々な場所の目地溝に適用することが
できるものである。
【0045】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、目地基材を目地溝に嵌入して、該目地基材の両側壁
間に芯材を圧入するという簡単な作業で目地材を施工す
ることができ、しかも、該目地材を、目地溝の深さ、幅
にかかわらず目地溝口部内に適正な姿勢を保持して装設
することができる。また、目地溝の幅のばらつきに対応
して余分なシーリング材の収容域を確保しているので、
芯材の圧入によってシーリング材が目地材の外側にはみ
出すようなことがなく、目地溝のシールのためにシーリ
ング材を有効に利用して、目地溝の内側壁との間の有効
なシーリング効果を得ることができる。さらに、隣接す
る外壁材の相対的な変位に対して自由度を持たせている
ので、地震等の振動によって隣接する外壁材が相互にず
れ動いても、当該目地材が目地溝内から剥離したり、該
目地溝口部内で破断したりするようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の目地材の施工後の状態を
示す断面図である。
【図2】同目地基材にシーリング材を充填した状態を示
す断面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】第1実施例の目地材における芯材の断面図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の目地材の施工後の状態を
示す断面図である。
【図6】同目地基材にシーリング材を充填した状態を示
す断面図である。
【図7】第2実施例の目地材における芯材の断面図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例の目地材の施工後の状態を
示す断面図である。
【図9】同目地基材にシーリング材を充填した状態を示
す断面図である。
【図10】本発明の第4実施例の目地材の施工後の状態
を示す断面図である。
【図11】同目地基材にシーリング材を充填した状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
2 目地材 4 目地基材 6 シーリング材 8 芯材 10 側板 12 底板 14a,14b シール舌片 16 孔 18a,18b 離型シート 20 口部 24 化粧板 26,28 係合部 30 係止鍔部 32 鍔部 34 蓋体 S1,S2 空間 W 内側壁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−212709(JP,A) 特開 平8−253975(JP,A) 特開 平9−32138(JP,A) 特開 平8−253989(JP,A) 実開 平4−132104(JP,U) 実開 平4−21607(JP,U) 実開 昭60−68206(JP,U) 実開 昭64−53308(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/684 E04B 1/682

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂からなる左右の側板及び底板によ
    り断面略U字形に成形された目地基材と、該目地基材に
    おける両側板間に充填された、流動性及び粘性を有する
    シーリング材と、上記目地基材の両側板間に圧入される
    芯材とを有し、 上記目地基材は、左右の側板の外側面に、目地溝の内側
    壁に摩擦接触する少なくとも2つのシール舌片をそれぞ
    れ突設すると共に、両側板におけるそれらのシール舌片
    間に、上記芯材の圧入に伴ってシーリング材を圧出する
    多数の孔を穿設した、 ことを特徴とする目地材。
  2. 【請求項2】合成樹脂からなる左右の側板及び底板によ
    り断面略U字形に成形された目地基材と、該目地基材に
    おける両側板間に充填された、流動性及び粘性を有する
    シーリング材と、上記目地基材の両側板間に圧入される
    芯材とを有し、 上記目地基材は、左右の側板の上端部に、目地溝の口縁
    部に係止する係止鍔部を設けると共に、両側板の外側面
    に、目地溝の内側壁との間をシールする少なくとも2つ
    のシール舌片を突設し、両側板におけるそれらのシール
    舌片間に、上記芯材の圧入に伴ってシーリング材を圧出
    する多数の孔を穿設し、 ことを特徴とする目地材。
  3. 【請求項3】合成樹脂からなる左右の側板及び底板によ
    り断面略U字形に成形された目地基材と、該目地基材に
    おける両側板間に充填された、流動性及び粘性を有する
    シーリング材と、上記目地基材の両側板間に圧入される
    芯材とを有し、 上記目地基材は、左右の側板の外側面に、目地溝の内側
    壁に摩擦接触する少なくとも2つのシール舌片をそれぞ
    れ突設すると共に、両側板におけるそれらのシール舌片
    間に、上記芯材の圧入に伴ってシーリング材を圧出する
    多数の孔を穿設してなり 記目地基材における両側板間の口部に、シーリング材
    の流出を抑止すると共に、上記両側板間の口部の狭窄を
    抑止して目地基材の形状を保持する蓋体を嵌挿した、 ことを特徴とする目地材。
  4. 【請求項4】合成樹脂からなる左右の側板及び底板によ
    り断面略U字形に成形された目地基材と、該目地基材に
    おける両側板間に充填された、流動性及び粘性を有する
    シーリング材と、上記目地基材の両側板間に圧入される
    芯材とを有し、 上記目地基材は、左右の側板の上端部に、目地溝の口縁
    部に係止する係止鍔部を設けると共に、両側板の外側面
    に、目地溝の内側壁との間をシールする少なくとも2つ
    のシール舌片を突設し、両側板におけるそれらのシール
    舌片間に、上記芯材の圧入に伴ってシーリング材を圧出
    する多数の孔を穿設してなり 記目地基材における両側板間の口部に、シーリング材
    の流出を抑止すると共に、上記両側板間の口部の狭窄を
    抑止して目地基材の形状を保持する蓋体を嵌挿した、 ことを特徴とする目地材。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の目地材
    において、 芯材を目地基材における両側板間の幅と略同等の厚さの
    板状、または芯材の両側面の少なくとも先端部に、シー
    リング材を圧出するための鍔部が形成されているものと
    した、 ことを特徴とする目地材。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の目地材
    において、 目地基材における両側板の内側面と芯材の両側面とに、
    該芯材を目地基材の両側板間に圧入した際に相互に係合
    する係合部をそれぞれ形成した、 ことを特徴とする目地材。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の目地材
    において、 芯材の頭部を、目地溝口部を覆う耐候性樹脂からなる化
    粧板とした、 ことを特徴とする目地材。
  8. 【請求項8】請求項3または4に記載の目地材におい
    て、 目地基材における両側板の内側面と芯材の両側面とに、
    該芯材を目地基材の両側板間に圧入した際に相互に係合
    する係合部をそれぞれ形成し、且つ上記目地材における
    両側板の内側面に形成した係合部に対して係合するとこ
    ろの係合部を上記蓋体に設けた、 ことを特徴とする目地材。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の目地材を施工するための
    方法であり、上記 目地材を目地溝に嵌入して、その側板外側面の一対
    のシール舌片と目地溝の内側壁との摩擦により目地基材
    を目地溝口部内に保持させる工程; 目地溝に嵌入された目地基材の左右の側板間に芯材を圧
    入すると共に、該芯材の圧入に伴って、両側板間に充填
    されたシーリング材を該側板に穿設された孔から一対の
    シール舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出
    する工程; を有することを特徴とする目地材の施工方法。
  10. 【請求項10】請求項2に記載の目地材を施工するため
    の方法であり、上記 目地基材を目地溝に嵌入して、その側板外側面の一
    対のシール舌片において目地基材を目地溝口部内に保持
    させると共に、側板に設けた係止鍔部を目地溝の口縁部
    に係止する工程; 目地溝に嵌入された目地基材の左右の側板間に芯材を圧
    入すると共に、該芯材の圧入に伴って、両側板間に充填
    されたシーリング材を該側板に穿設された孔から一対の
    シール舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出
    する工程; を有することを特徴とする目地材の施工方法。
  11. 【請求項11】請求項3に記載の目地材を施工するため
    の方法であり、上記 目地材を目地溝に嵌入して、その側板外側面の一対
    のシール舌片と目地溝の内側壁との摩擦により目地基材
    を目地溝口部内に保持させる工程; 目地溝に嵌入された目地基材の左右の側板間に、それら
    の両側板間の口部に嵌挿した蓋体を押圧しながら芯材を
    圧入し、該芯材の圧入に伴って、両側板間に充填された
    シーリング材を該側板に穿設された孔から一対のシール
    舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出する工
    程; を有することを特徴とする目地材の施工方法。
  12. 【請求項12】請求項4に記載の目地材を施工するため
    の方法であり、上記 目地基材を目地溝に嵌入して、その側板外側面の一
    対のシール舌片において目地基材を目地溝口部内に保持
    させると共に、側板に設けた係止鍔部を目地溝の口縁部
    に係止する工程; 目地溝に嵌入された目地基材の左右の側板間に、それら
    の両側板間の口部に嵌挿した蓋体を押圧しながら芯材を
    圧入し、該芯材の圧入に伴って、両側板間に充填された
    シーリング材を外側板に穿設された孔から一対のシール
    舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出する行
    程; を有することを特徴とする目地材の施工方法。
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