JP3104469U - 防犯面格子 - Google Patents

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一光 岡田
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不二総合建材株式会社
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Abstract

【課題】面格子を取り外したり、周枠や各棧材が工具で切断破壊されてケーブルが断線すると、これを電気的に検出して警報を発したり通報することにより、外部から侵入する犯罪を未然に防止することができる安全性の高い防犯面格子を提供することにある。
【解決手段】周枠2内に多数の縦棧材3を設けた枠状の防犯面格子1において、前記周枠2及び縦棧材3が筒形の断面形状を有し、この周枠2及び縦棧材3の内部に、断線によって防犯面格子の取り外しや破損を検出するためのケーブル12が配置されている。
【選択図】図1

Description

この考案は、建物における窓等の開口部分の室外側に取り付け、外部からの侵入を防ぐために用いる防犯面格子、更に詳しくは、防犯面格子を破壊して侵入しようとした場合に、これを検知して警報を発したり警備会社に通報し、これによって、外部からの侵入を確実に防止することができるようにした防犯面格子に関する。
建物における窓等の開口部分には、外部からの侵入を防ぐために、室外側に防犯面格子を取り付けることが行われており、このような防犯面格子は、外部からの侵入を困難にすることで防犯のために大きく貢献している。
上記防犯面格子としては、周枠内に多数の棧材を設けた枠形の面格子と、複数本の縦棧と横棧の組み合わせからなる棧形の面格子とがあり、一般的にこれらの面格子は、アルミ型材を用いて組み立てられている。
このような防犯面格子の防犯機能を向上させる従来の方法として、防犯面格子の上部適当な位置に人体感知センサを取り付け、防犯面格子に対して人が接近すると、これを感知して開錠を阻止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−180727号公報
上記のような、人体感知センサによる人の接近を感知する方法は、感知の範囲に制限があり、感知範囲外の部分で面格子の取り外しや破壊が行われる危険性があり、また、外部から人体感知センサが作動しないように処理することも技術的に可能となるので、安全性の面で十分なものとはいえない。
ところで、近年、大型で高性能の工具類を用い、面格子を取り外したり一部を破壊することにより、外部から室内に侵入するという犯罪が多発しており、具体的には、防犯面格子の建物躯体又はサッシに固定した部分を取り外したり、アルミ型材を用いて形成されている周枠や各棧材を工具で切断して破壊することにより、人が通れる条件をつくり、この後、窓等のガラスを割って開放することにより、室内に侵入するものであり、このような荒手の犯罪により、防犯面格子を取り付けていても安心することができない事態になっている。
そこで、この考案の課題は、防犯面格子の外部からケーブルの存在が全く分からず、建物躯体又はサッシに固定した防犯面格子を取り外したり、周枠や各棧材が工具で切断破壊されてケーブルが断線すると、これを電気的に検出して警報を発したり通報することにより、外部から侵入する犯罪を未然に防止することができる安全性の高い防犯面格子を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の考案は、周枠内に多数の棧材を設けた防犯面格子において、前記周枠及び棧材が筒形の断面形状を有し、この周枠及び棧材の内部に、断線によって防犯面格子の取り外しや破損を検出するためのケーブルを配置した構成を採用したものである。
請求項2の考案は、上記ケーブルに連続した一本のケーブルを用い、このケーブルが周枠と棧材の内部を順次通るように配置され、その両端が周枠の外部に引き出されている構成を採用したものである。
請求項3の考案は、それぞれ複数本の縦棧と横棧の組み合わせからなる防犯面格子において、前記縦棧と横棧が筒形の断面形状を有し、この縦棧と横棧の内部に、断線によって防犯面格子の取り外しや破損を検出するためのケーブルを配置した構成を採用したものである。
請求項4の考案は、上記ケーブルに連続した一本のケーブルを用い、このケーブルが縦棧と横棧の内部を順次通るように配置され、その両端が縦棧と横棧の何れか一方から外部に引き出されている構成を採用したものである。
請求項5の考案は、上記防犯面格子において、この防犯面格子の外部に引き出されたケーブルの両端を接続するケーブル断線検出機構が別途設けられ、このケーブル断線検出機構が、ケーブルに電流を流すと共にケーブルの断線時に信号を発するようになっている構成を採用したものである。
ここで、上記ケーブルには、常時電流を流しておき、建物躯体又はサッシに固定した防犯面格子を取り外したり、周枠や各棧材が工具で切断破壊されてケーブルが断線すると、ケーブル断線検出機構がこれを電気的に検出して警報を発したり警備会社に通報することで、外部から侵入する犯罪を未然に防止する。
この考案によると、防犯面格子を形成する周枠と棧材もしくは縦棧と横棧が筒形の断面形状を有し、その内部に、断線によって面格子の破損を確認するためのケーブルを配置したので、建物側に設けたケーブル断線検出機構にケーブルの両端を接続し、ケーブルに常時電流を流しておくことにより、建物躯体又はサッシに固定した防犯面格子を取り外したり、周枠や各棧材が工具で切断破壊されてケーブルが断線すると、ケーブル断線検出機構でこれを電気的に検出して警報を発したり警備会社に通報することができ、侵入せんとするものが逃げ出すか警備会社の警備員が駆けつけることにより、外部から侵入する犯罪を未然に防止することができ、安全性の優れた防犯面格子となる。
また、ケーブルは、防犯面格子を形成する周枠と棧材もしくは縦棧と横棧を筒形の断面形状に形成し、その内部にケーブルを収納したので、防犯面格子の外部からケーブルの存在が全く分からず、ケーブルが防犯面格子の室内外の何れからも見えないので、防犯面格子の意匠や美観を損なわないと同時に、外部からケーブルを断線しないように処理することが困難になり、防犯面格子による安全性の確保が確実に行える。
防犯面格子を形成する周枠と棧材もしくは縦棧と横棧が筒形の断面形状とし、その内部に、断線によって防犯面格子の破損を確認するためのケーブルを配置する。
図1と図2に示す第1の例の防犯面格子1は、周枠2内に多数の縦棧材3を一定間隔の配置で設けた枠形の防犯面格子であり、前記周枠2は、一面が開放したアルミ製筒状体4の開放面を同じくアルミ製の蓋板5で閉鎖した断面筒形の両側縦棧2aと上下横棧2bを直角の継ぎ手6を用いて鋲によるカシメによって結合し、蓋板5が内周側に位置する矩形の枠状に組み立てられている。
上記縦棧材3は、室外側に向く面が弧状となる筒形断面のアルミ型材を用い、上下の端部を上下横棧2bの蓋板5にビスで固定することにより、一定間隔に配置されている。
図2は、第1の例の防犯面格子1のサッシ7への取り付け構造を示し、サッシ7の室外側の羽根に取り付け金具8を用いて防犯面格子1がビス9で固定されている。
図3に示す第2の例の防犯面格子1aは、一定間隔で並列する複数本の縦棧10と、上下に平行して配置される横棧11の組み合わせからなる棧形の防犯面格子であり、上下に配置される横棧11は。図2で示した両側縦棧2aと同様、一面が開放したアルミ製筒状体の開放面を同じくアルミ製の蓋板で閉鎖した断面筒形に形成され、上下横棧11の外面に交差させて配置する縦棧10は、図2の縦棧材3と同様、室外側に向く面が弧状となる筒形断面のアルミ型材を用い、横棧11との交差部分をビスで締結することにより防犯面格子1aが組み立てられている。
上記防犯面格子1、1aにおいて、これら防犯面格子1、1aを形成する周枠2と縦棧材3もしくは縦棧10と横棧11がそれぞれ筒形の断面形状となり、これらの内部に、断線によって防犯面格子1、1aの破損を確認するためのケーブル12が配置されている。
図1に示す第1の例の防犯面格子1において、ケーブル12は、周枠2の一方縦棧2aの上部から下方に向かい、下部横棧2bから端の縦棧材3内を通り、続いて、上部横棧材2b内から隣接する縦棧材3内を通り、これを順次繰り返すことにより全縦棧材3内を通過し、その両端を一方縦棧2aの上部から外部に引き出した配置になっている。
図1では、ケーブル12が総ての縦棧材3内を通過するようにしたが、縦棧材3に対して一本おきに通過するような配置にしてもよい。
図3に示す第2の例の防犯面格子1aにおいて、ケーブル12は、上部横棧11の一方端部から端の縦棧10内を下方に向かい、下部横棧11から端の隣りの縦棧10内を通り、続いて、上部横棧11内から隣接する縦棧10内を通り、これを順次繰り返すことにより全縦棧10内を通過し、その両端を上部横棧11の一方端部から外部に引き出した配置になっている。
この場合も、ケーブル12が総ての縦棧10内を通過するようにしたが、縦棧10に対して一本おきに通過するような配置にしてもよい。
ここで、上記ケーブル12は、細い導線を樹脂テープ内に埋設した容易に断線させることができるものを用い、単線、複線の何れのものでもよい。
上記した防犯面格子1、1aとは別に、室内側にケーブル断線検出機構13が別途設けられ、防犯面格子1、1aから引き出したケーブル12の両端を接続したこのケーブル断線検出機構13が、ケーブル12に常時電流を流すと共に、ケーブル12が断線すると、ケーブル断線検出機構13でこれを電気的に検出して警報を発したり警備会社に通報することになる。
この考案の防犯面格子1、1aは、上記のような構成であり、建物の開口部における室外側に取り付け、開口部からの侵入を阻止して防犯を担うものである。
建物の開口部における室外側に防犯面格子1、1aを取付けた状態で、防犯面格子1、1aを取り外したり、周枠2や各棧材を工具で切断破壊して外部からの侵入しようとすると、防犯面格子1、1a内に通してある通電状態のケーブル12が必然的に断線することになり、ケーブル12が断線すると、通電状態が遮断されることで、ケーブル断線検出機構13がこれを電気的に検出し、この検出信号によって警報を発したり警備会社に通報することで、侵入せんとするものが逃げ出すか警備会社の警備員が駆けつけることにより、外部から侵入する犯罪を未然に防止することができ、安全性の高い防犯面格子となる。
この考案に係る防犯面格子の第1の例を示す正面図 第1の例の防犯面格子のサッシへの取り付け状態を示す横断平面図 この考案に係る防犯面格子の第2の例を示す正面図
符号の説明
1 防犯面格子
1a 防犯面格子
2 周枠
3 縦棧材
4 アルミ製筒状体
5 蓋板
6 継ぎ手
7 サッシ
8 取り付け金具
9 ビス
10 縦棧
11 横棧
12 ケーブル
13 ケーブル断線検出機構

Claims (5)

  1. 周枠内に多数の棧材を設けた防犯面格子において、前記周枠及び棧材が筒形の断面形状を有し、この周枠及び棧材の内部に、断線によって面格子の取り外しや破損を検出するためのケーブルを配置したことを特徴とする防犯面格子。
  2. 上記ケーブルに連続した一本のケーブルを用い、このケーブルが周枠と棧材の内部を順次通るように配置され、その両端が周枠の外部に引き出されていることを特徴とする請求項1に記載の防犯面格子。
  3. それぞれ複数本の縦棧と横棧の組み合わせからなる防犯面格子において、前記縦棧と横棧が筒形の断面形状を有し、この縦棧と横棧の内部に、断線によって面格子の取り外しや破損を検出するためのケーブルを配置したことを特徴とする防犯面格子。
  4. 上記ケーブルに連続した一本のケーブルを用い、このケーブルが縦棧と横棧の内部を順次通るように配置され、その両端が縦棧と横棧の何れか一方から外部に引き出されていることを特徴とする請求項3に記載の防犯面格子。
  5. 上記防犯面格子に対して、この防犯面格子の外部に引き出されたケーブルの両端を接続するケーブル断線検出機構が別途設けられ、このケーブル断線検出機構が、ケーブルに電流を流すと共にケーブルの断線時に信号を発するようになっていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の防犯面格子。
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