JP3104447U - 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在させた上で、紫外線を透過することが可能な宝石を台座に接合することにより、上記の問題点を解消した宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を提供することを目的とするものである。
【解決手段】a)宝石を何等かの手段で台座に石留めする装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料と、前記宝石を組み付ける有底の台座とを有する。
b)上記台座の底部への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プレートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等により膜状材料を施した上、その上から紫外線を透過することが可能な宝石を、台座に設けた段差に搭載して膜状材料との間隔を一定に保持させた上、石留めする。
上記構造からなることを特徴とする宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造。
【選択図】図1

Description

この考案は、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在させて宝石を台座に接合した宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造に関する。
従来、この種の装身具に発光体を用いた例としては、発光ダイオードを用いたものとして特開昭52−156053号公報に示された装飾用アクセサリーがある。これは乾電池を発光ダイオードの電源とし、スイッチの操作により発光ダイオードを発光させることによって装飾効果を発揮させている。また、蓄光塗料を用いたものとしては、実開昭59−91125号公報に示されたアクセサリー部材があり、これは着色蓄光塗料を装飾体表面に塗着して色彩的効果をもたらしていた。
特にありません。
しかしながら、従来の発光ダイオードを用いたものは、装置が大型化してしまい、発光が強すぎるという欠点がある。そもそも乾電池を用いることは玩具的要素が強く、一般常識的には貴金属製宝飾品、装身具には受け入れられない。また着色蓄光塗料を装飾体表面に塗装するものは、本件の考案とはとはまったく別の種類の製品である。
また、実開平7−23416号公報に見られるように、宝石の裏面に蓄光塗料を塗着して、宝石の内部から柔らかく発光させることにより、宝石が本来有する色彩と蓄光塗料による発光色とが微妙に作用して、球面または平面を有する宝石の表面において、自然な色彩的変化をもたらすようにしたものが提案されている。しかしながら宝石の裏面に蓄光塗料を塗着したものにおいては、明るい場所で見ると、宝石を通じて塗装面がノッペリと見えてしまうので、高級感を得ることができないという欠点があった。したがって、貴金属素材の宝飾品(ジュエリー)としては問題があり、宝石自体のカットもカボションカットに限定されてしまう。そして多数派であるラウンドカットにはまったく適していない。
そこでこの考案は、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在させた上で、紫外線を透過することが可能な宝石を台座に接合することにより、上記の問題点を解消した宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を提供することを目的とするものである。さらに宝石のカットも、カボションカット、ラウンドカット、スクウェアカット等、様々な種類に適用可能である
すなわちこの考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造は、a)宝石を何等かの手段で台座に石留めする装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料と、前記宝石を組み付ける有底の台座とを有する。
b)上記台座の底部への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プレートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等により膜状材料を施した上、その上から紫外線を透過することが可能な宝石を、台座に設けた段差に搭載して膜状材料との間隔を一定に保持させた上、石留めする。
上記構造からなることを特徴とするものである。
この考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造は以上のように構成したことにより、太陽光線、蛍光灯などが発した紫外線が宝石を透過し、台座内の蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料に吸収され、それに基づき蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料が発光する。このようにして発光した光は、石留めされている宝石を透過して外部に出ていく。すなわち、外部から見ると宝石が光っているように見える。
その際、宝石4の裏面を蓄光層を備えた蓄光性シート5と一定の隙間をおいて取り付けることにより、宝石の裏面を蓄光性シートの蓄光層に密着させた場合のように、宝石4と蓄光性シート5とがベタッとくっついてしまい、上から見た際にいかにも宝石4の下に何かが敷いてあるように見えてしまう、ということがない。
上記蓄光特性のある材料は、紫外線をエネルギー源とし、吸収と発光を常時行なっているため、明るい場所で見た際は、宝石が持つ本来の色彩、輝きに、蓄光特性のある材料が発光する光が加わり、宝石に微妙で複雑な色彩を与えることができる。また、紫外線吸収を受けずに発光が納まると、宝石本来の色調に戻り、その変化も楽しめる。最大の特徴は、暗やみで見た際に宝石が光って見えることである。
以下に、この考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。図1はこの考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を指輪に適用した実施例を示す概略断面図、図2ないし図5はそれぞれ他の実施例を示す概略断面図である。
この考案を指輪に適用した図1において、指輪1は、リング部分2と台座3を有する指輪本体と、カボションの形状をした紫外線を透過することが可能な宝石4と、蓄光層を備えた蓄光性シート5とで構成されている。そして上記台座3の上面に蓄光性シート5を貼り付け、その上で宝石4を台座3にはめ込み、台座3に設けた爪7等で固着している。
このように構成した指輪1は、太陽光線や蛍光灯にしばらくあてておくことにより、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して宝石4の下部において発光する。このようにして発光した光は、石留めされている宝石4を透過して外部に出ていく。すなわち、外部から見ると宝石4が光っているように見える。なお上記宝石4の形状は、この実施例ではカボションカットである。
図1に示すように、上記台座3の上面は平らであることが蓄光性シート5を貼り付る上で望ましいが、台座に密着させて貼付することができる構造であれば、完全にフラットである必要はない。
図2の実施例では、蓄光性シート5をU字状の台座3部分に押し込むことにより、その底面だけでなく側面にも配置されるようにしてある。したがって、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して発光する光をより大きくすることができ、また宝石4の下部全体からより強く光を透過させることができる。宝石4の形状は、この実施例ではラウンドカットが施されているが、上記のように側面にも蓄光性シート5が配置されているのでラウンドカットであってもきれいに光らせることができる。
図3の実施例では、蓄光性シート5をU字状断面の台座3の底面に貼り付けるだけでなく、蓄光性シート6を台座3の側面にも貼り付けてある。したがって、図2の例と同様に蓄光性シート5,6の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して発光する光をより大きくすることができ、また宝石4の下部全体からより強く光を透過させることができる。宝石4の形状は、この実施例でもラウンドカットが施されている。
図4の実施例では、蓄光性シート5をV字状断面の台座3の斜面に沿って貼り付けてある。したがって、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して発光する光を、宝石4の下部全体からほぼ均一に透過させることができる。宝石4の形状は、この実施例ではラウンドカットが施されている。
図5の実施例では、複数の宝石4を台座3に取り付けた例を示している。この例では、蓄光性シート5を平らな台座3の上面に沿って貼り付けてある。したがって、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して発光する光を、複数の宝石4の下部全体からほぼ均一に光を透過させることができる。宝石4の形状は、この実施例ではカボションカットである。
上記蓄光性シート5の基材としては、プラスチックフィルムや不織布シート、金属箔、あるいはこれらの複合材料、または条件を満たしたそれ以外の素材から適宜選択して用いることができる。
上記指輪1の組み付けに際しては、先ず指輪1の台座3に基材上に蓄光層を備えた蓄光性シート5を貼付する。この蓄光性シート5の貼付作業に際しては、蓄光層に傷を付けたり、その端部が台座3からはみ出さないように注意する必要がある。
次に紫外線を透過することが可能な宝石4を台座3にセットする。その場合、宝石4の裏面は蓄光層を備えた蓄光性シート5と一定の隙間をおいて取り付けられることが望ましい。すなわち、宝石4の裏面を蓄光性シート5の蓄光層に密着させると、宝石4と蓄光性シート5とがベタッとくっついてしまい、上から見た際にいかにも宝石4の下に何かが敷いてあるように見えてしまう。したがって、宝石4と蓄光性シート5との間には微妙な隙間があるほうがよい。
そして最後に、通常の爪7を用いた爪止め、伏せ込み、レール止め、彫り止めその他の一般的な、あるいは特殊な止め方で宝石4を台座3に石留めすることにより確実に固定する。
上記実施例ではこの考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を指輪に適用した場合について説明したが、ペンダントやブローチ、イヤリング、ピアスその他の装身具に適用することができるのはいうまでもない。また宝石4や台座3、蓄光性シート5等の形態も、上述のように様々な具体的手段を採用することができる。
この考案の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を指輪に適用した実施例を示す概略断面図である。 他の実施例を示す概略断面図である。 他の実施例を示す概略断面図である。 他の実施例を示す概略断面図である。 さらに別の実施例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 指輪
2 リング部分
3 台座
4 宝石
5,6 蓄光性シート
7 爪

Claims (1)

  1. a)宝石を何等かの手段で台座に石留めする装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料と、前記宝石を組み付ける有底の台座とを有する。
    b)上記台座の底部への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プレートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等により膜状材料を施した上、その上から紫外線を透過することが可能な宝石を、台座に設けた段差に搭載して膜状材料との間隔を一定に保持させた上、石留めする。
    上記構造からなることを特徴とする宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造。
JP2004001840U 2004-04-05 2004-04-05 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 Expired - Lifetime JP3104447U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210044726A (ko) 2019-10-15 2021-04-23 카부시키카이샤 이 & 제이 장신구

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