JP2001252112A - 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 - Google Patents
宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造Info
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- JP2001252112A JP2001252112A JP2000069125A JP2000069125A JP2001252112A JP 2001252112 A JP2001252112 A JP 2001252112A JP 2000069125 A JP2000069125 A JP 2000069125A JP 2000069125 A JP2000069125 A JP 2000069125A JP 2001252112 A JP2001252112 A JP 2001252112A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、イン
クなどの膜状材料を介在させた上で、紫外線を透過する
ことが可能な宝石を台座に接合することにより、上記の
問題点を解消した宝石の色を変化させ、暗やみで光らせ
るための装身具の構造を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】a)宝石を何等かの手段で台座に石留めす
る装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石
と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクな
どの膜状材料と、前記宝石を組み付ける台座とを有す
る。 b)上記台座への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プ
レートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等を施した上、そ
の上から紫外線を透過することが可能な宝石を石留めす
る。上記構造からなることを特徴とする宝石の色を変化
させ、暗やみで光らせるための装身具の構造。
クなどの膜状材料を介在させた上で、紫外線を透過する
ことが可能な宝石を台座に接合することにより、上記の
問題点を解消した宝石の色を変化させ、暗やみで光らせ
るための装身具の構造を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】a)宝石を何等かの手段で台座に石留めす
る装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石
と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクな
どの膜状材料と、前記宝石を組み付ける台座とを有す
る。 b)上記台座への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プ
レートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等を施した上、そ
の上から紫外線を透過することが可能な宝石を石留めす
る。上記構造からなることを特徴とする宝石の色を変化
させ、暗やみで光らせるための装身具の構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓄光特性のある
シール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在
させて宝石を台座に接合した宝石の色を変化させ、暗や
みで光らせるための装身具の構造に関する。
シール、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在
させて宝石を台座に接合した宝石の色を変化させ、暗や
みで光らせるための装身具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装身具に発光体を用いた
例としては、発光ダイオードを用いたものとして特開昭
52−156053号公報に示された装飾用アクセサリ
ーがある。これは乾電池を発光ダイオードの電源とし、
スイッチの操作により発光ダイオードを発光させること
によって装飾効果を発揮させている。また、蓄光塗料を
用いたものとしては、実開昭59−91125号公報に
示されたアクセサリー部材があり、これは着色蓄光塗料
を装飾体表面に塗着して色彩的効果をもたらしていた。
例としては、発光ダイオードを用いたものとして特開昭
52−156053号公報に示された装飾用アクセサリ
ーがある。これは乾電池を発光ダイオードの電源とし、
スイッチの操作により発光ダイオードを発光させること
によって装飾効果を発揮させている。また、蓄光塗料を
用いたものとしては、実開昭59−91125号公報に
示されたアクセサリー部材があり、これは着色蓄光塗料
を装飾体表面に塗着して色彩的効果をもたらしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発光ダイオードを用いたものは、装置が大型化してしま
い、発光が強すぎるという欠点がある。そもそも乾電池
を用いることは玩具的要素が強く、一般常識的には貴金
属製宝飾品、装身具には受け入れられない。また着色蓄
光塗料を装飾体表面に塗装するものは、本件の発明とは
とはまったく別の種類の製品である。
発光ダイオードを用いたものは、装置が大型化してしま
い、発光が強すぎるという欠点がある。そもそも乾電池
を用いることは玩具的要素が強く、一般常識的には貴金
属製宝飾品、装身具には受け入れられない。また着色蓄
光塗料を装飾体表面に塗装するものは、本件の発明とは
とはまったく別の種類の製品である。
【0004】また、実開平7−23416号公報に見ら
れるように、宝石の裏面に蓄光塗料を塗着して、宝石の
内部から柔らかく発光させることにより、宝石が本来有
する色彩と蓄光塗料による発光色とが微妙に作用して、
球面または平面を有する宝石の表面において、自然な色
彩的変化をもたらすようにしたものが提案されている。
しかしながら宝石の裏面に蓄光塗料を塗着したものにお
いては、明るい場所で見ると、宝石を通じて塗装面がノ
ッペリと見えてしまうので、高級感を得ることができな
いという欠点があった。したがって、貴金属素材の宝飾
品(ジュエリー)としては問題があり、宝石自体のカッ
トもカボションカットに限定されてしまう。そして多数
派であるラウンドカットにはまったく適していない。
れるように、宝石の裏面に蓄光塗料を塗着して、宝石の
内部から柔らかく発光させることにより、宝石が本来有
する色彩と蓄光塗料による発光色とが微妙に作用して、
球面または平面を有する宝石の表面において、自然な色
彩的変化をもたらすようにしたものが提案されている。
しかしながら宝石の裏面に蓄光塗料を塗着したものにお
いては、明るい場所で見ると、宝石を通じて塗装面がノ
ッペリと見えてしまうので、高級感を得ることができな
いという欠点があった。したがって、貴金属素材の宝飾
品(ジュエリー)としては問題があり、宝石自体のカッ
トもカボションカットに限定されてしまう。そして多数
派であるラウンドカットにはまったく適していない。
【0005】そこでこの発明は、蓄光特性のあるシー
ル、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在させ
た上で、紫外線を透過することが可能な宝石を台座に接
合することにより、上記の問題点を解消した宝石の色を
変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を提供
することを目的とするものである。さらに宝石のカット
も、カボションカット、ラウンドカット、スクウェアカ
ット等、様々な種類に適用可能である
ル、プレート、塗料、インクなどの膜状材料を介在させ
た上で、紫外線を透過することが可能な宝石を台座に接
合することにより、上記の問題点を解消した宝石の色を
変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を提供
することを目的とするものである。さらに宝石のカット
も、カボションカット、ラウンドカット、スクウェアカ
ット等、様々な種類に適用可能である
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の宝石
の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造
は、a)宝石を何等かの手段で台座に石留めする装身具
であり、紫外線を透過することが可能な宝石と、蓄光特
性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材
料と、前記宝石を組み付ける台座とを有する。 b)上記台座への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プ
レートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等を施した上、そ
の上から紫外線を透過することが可能な宝石を石留めす
る。上記構造からなることを特徴とするものである。
の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造
は、a)宝石を何等かの手段で台座に石留めする装身具
であり、紫外線を透過することが可能な宝石と、蓄光特
性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの膜状材
料と、前記宝石を組み付ける台座とを有する。 b)上記台座への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プ
レートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等を施した上、そ
の上から紫外線を透過することが可能な宝石を石留めす
る。上記構造からなることを特徴とするものである。
【0007】この発明の宝石の色を変化させ、暗やみで
光らせるための装身具の構造は以上のように構成したこ
とにより、太陽光線、蛍光灯などが発した紫外線が宝石
を透過し、台座内の蓄光特性のあるシール、プレート、
塗料、インクなどの膜状材料に吸収され、それに基づき
蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの
膜状材料が発光する。このようにして発光した光は、石
留めされている宝石を透過して外部に出ていく。すなわ
ち、外部から見ると宝石が光っているように見える。
光らせるための装身具の構造は以上のように構成したこ
とにより、太陽光線、蛍光灯などが発した紫外線が宝石
を透過し、台座内の蓄光特性のあるシール、プレート、
塗料、インクなどの膜状材料に吸収され、それに基づき
蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクなどの
膜状材料が発光する。このようにして発光した光は、石
留めされている宝石を透過して外部に出ていく。すなわ
ち、外部から見ると宝石が光っているように見える。
【0008】上記蓄光特性のある材料は、紫外線をエネ
ルギー源とし、吸収と発光を常時行なっているため、明
るい場所で見た際は、宝石が持つ本来の色彩、輝きに、
蓄光特性のある材料が発光する光が加わり、宝石に微妙
で複雑な色彩を与えることができる。また、紫外線吸収
を受けずに発光が納まると、宝石本来の色調に戻り、そ
の変化も楽しめる。最大の特徴は、暗やみで見た際に宝
石が光って見えることである。
ルギー源とし、吸収と発光を常時行なっているため、明
るい場所で見た際は、宝石が持つ本来の色彩、輝きに、
蓄光特性のある材料が発光する光が加わり、宝石に微妙
で複雑な色彩を与えることができる。また、紫外線吸収
を受けずに発光が納まると、宝石本来の色調に戻り、そ
の変化も楽しめる。最大の特徴は、暗やみで見た際に宝
石が光って見えることである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の宝石の色を変
化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造の実施の
形態を、図面に基いて詳細に説明する。図1はこの発明
の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具
の構造を指輪に適用した実施例を示す概略断面図、図2
ないし図5はそれぞれ他の実施例を示す概略断面図であ
る。
化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造の実施の
形態を、図面に基いて詳細に説明する。図1はこの発明
の宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具
の構造を指輪に適用した実施例を示す概略断面図、図2
ないし図5はそれぞれ他の実施例を示す概略断面図であ
る。
【0010】この発明を指輪に適用した図1において、
指輪1は、リング部分2と台座3を有する指輪本体と、
カボションの形状をした紫外線を透過することが可能な
宝石4と、蓄光層を備えた蓄光性シート5とで構成され
ている。そして上記台座3の上面に蓄光性シート5を貼
り付け、その上で宝石4を台座3にはめ込み、台座3に
設けた爪7等で固着している。
指輪1は、リング部分2と台座3を有する指輪本体と、
カボションの形状をした紫外線を透過することが可能な
宝石4と、蓄光層を備えた蓄光性シート5とで構成され
ている。そして上記台座3の上面に蓄光性シート5を貼
り付け、その上で宝石4を台座3にはめ込み、台座3に
設けた爪7等で固着している。
【0011】このように構成した指輪1は、太陽光線や
蛍光灯にしばらくあてておくことにより、蓄光性シート
5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して宝石4の下
部において発光する。このようにして発光した光は、石
留めされている宝石4を透過して外部に出ていく。すな
わち、外部から見ると宝石4が光っているように見え
る。なお上記宝石4の形状は、この実施例ではカボショ
ンカットである。
蛍光灯にしばらくあてておくことにより、蓄光性シート
5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収して宝石4の下
部において発光する。このようにして発光した光は、石
留めされている宝石4を透過して外部に出ていく。すな
わち、外部から見ると宝石4が光っているように見え
る。なお上記宝石4の形状は、この実施例ではカボショ
ンカットである。
【0012】図1に示すように、上記台座3の上面は平
らであることが蓄光性シート5を貼り付る上で望ましい
が、台座に密着させて貼付することができる構造であれ
ば、完全にフラットである必要はない。
らであることが蓄光性シート5を貼り付る上で望ましい
が、台座に密着させて貼付することができる構造であれ
ば、完全にフラットである必要はない。
【0013】図2の実施例では、蓄光性シート5をU字
状の台座3部分に押し込むことにより、その底面だけで
なく側面にも配置されるようにしてある。したがって、
蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収し
て発光する光をより大きくすることができ、また宝石4
の下部全体からより強く光を透過させることができる。
宝石4の形状は、この実施例ではラウンドカットが施さ
れているが、上記のように側面にも蓄光性シート5が配
置されているのでラウンドカットであってもきれいに光
らせることができる。
状の台座3部分に押し込むことにより、その底面だけで
なく側面にも配置されるようにしてある。したがって、
蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸収し
て発光する光をより大きくすることができ、また宝石4
の下部全体からより強く光を透過させることができる。
宝石4の形状は、この実施例ではラウンドカットが施さ
れているが、上記のように側面にも蓄光性シート5が配
置されているのでラウンドカットであってもきれいに光
らせることができる。
【0014】図3の実施例では、蓄光性シート5をU字
状の台座3の底面に貼り付けるだけでなく、蓄光性シー
ト5の側面にも貼り付けてある。したがって、図2の例
と同様に蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギー
を吸収して発光する光をより大きくすることができ、ま
た宝石4の下部全体からより強く光を透過させることが
できる。宝石4の形状は、この実施例でもラウンドカッ
トが施されている。
状の台座3の底面に貼り付けるだけでなく、蓄光性シー
ト5の側面にも貼り付けてある。したがって、図2の例
と同様に蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギー
を吸収して発光する光をより大きくすることができ、ま
た宝石4の下部全体からより強く光を透過させることが
できる。宝石4の形状は、この実施例でもラウンドカッ
トが施されている。
【0015】図4の実施例では、蓄光性シート5をV字
状の台座3の斜面に沿って貼り付けてある。したがっ
て、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸
収して発光する光を、宝石4の下部全体からほぼ均一に
光を透過させることができる。宝石4の形状は、この実
施例ではラウンドカットが施されている。
状の台座3の斜面に沿って貼り付けてある。したがっ
て、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギーを吸
収して発光する光を、宝石4の下部全体からほぼ均一に
光を透過させることができる。宝石4の形状は、この実
施例ではラウンドカットが施されている。
【0016】図5の実施例では、複数の宝石4を台座3
に取り付けた例を示している。この例では、蓄光性シー
ト5を平らな台座3の上面に沿って貼り付けてある。し
たがって、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギ
ーを吸収して発光する光を、複数の宝石4の下部全体か
らほぼ均一に光を透過させることができる。宝石4の形
状は、この実施例ではカボションカットである。
に取り付けた例を示している。この例では、蓄光性シー
ト5を平らな台座3の上面に沿って貼り付けてある。し
たがって、蓄光性シート5の蓄光層が紫外線のエネルギ
ーを吸収して発光する光を、複数の宝石4の下部全体か
らほぼ均一に光を透過させることができる。宝石4の形
状は、この実施例ではカボションカットである。
【0017】上記蓄光性シート5の基材としては、プラ
スチックフィルムや不織布シート、金属箔、あるいはこ
れらの複合材料、または条件を満たしたそれ以外の素材
から適宜選択して用いることができる。
スチックフィルムや不織布シート、金属箔、あるいはこ
れらの複合材料、または条件を満たしたそれ以外の素材
から適宜選択して用いることができる。
【0018】上記指輪1の組み付けに際しては、先ず指
輪1の台座3に基材上に蓄光層を備えた蓄光性シート5
を貼付する。この蓄光性シート5の貼付作業に際して
は、蓄光層に傷を付けたり、その端部が台座3からはみ
出さないように注意する必要がある。
輪1の台座3に基材上に蓄光層を備えた蓄光性シート5
を貼付する。この蓄光性シート5の貼付作業に際して
は、蓄光層に傷を付けたり、その端部が台座3からはみ
出さないように注意する必要がある。
【0019】次に紫外線を透過することが可能な宝石4
を台座3にセットする。その場合、宝石4の裏面は蓄光
層を備えた蓄光性シート5と一定の隙間をおいて取り付
けることが望ましい。宝石4の裏面を蓄光性シート5の
蓄光層に密着させると、宝石4と蓄光性シート5とがベ
タッとくっついてしまい、上から見た際にいかにも宝石
4の下に何かが敷いてあるように見えてしまう。したが
って、宝石4と蓄光性シート5との間には微妙な隙間が
あるほうがよい。
を台座3にセットする。その場合、宝石4の裏面は蓄光
層を備えた蓄光性シート5と一定の隙間をおいて取り付
けることが望ましい。宝石4の裏面を蓄光性シート5の
蓄光層に密着させると、宝石4と蓄光性シート5とがベ
タッとくっついてしまい、上から見た際にいかにも宝石
4の下に何かが敷いてあるように見えてしまう。したが
って、宝石4と蓄光性シート5との間には微妙な隙間が
あるほうがよい。
【0020】そして最後に、通常の爪7を用いた爪止
め、伏せ込み、レール止め、彫り止めその他の一般的
な、あるいは特殊な止め方で宝石4を台座3に石留めす
ることにより確実に固定する。
め、伏せ込み、レール止め、彫り止めその他の一般的
な、あるいは特殊な止め方で宝石4を台座3に石留めす
ることにより確実に固定する。
【0021】上記実施例ではこの発明の宝石の色を変化
させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を指輪に適
用した場合について説明したが、ペンダントやブロー
チ、イヤリング、ピアスその他の装身具に適用すること
ができるのはいうまでもない。また宝石4や台座3、蓄
光性シート5等の形態も、上述のように様々な具体的手
段を採用することができる。
させ、暗やみで光らせるための装身具の構造を指輪に適
用した場合について説明したが、ペンダントやブロー
チ、イヤリング、ピアスその他の装身具に適用すること
ができるのはいうまでもない。また宝石4や台座3、蓄
光性シート5等の形態も、上述のように様々な具体的手
段を採用することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の宝石の色を変化させ、暗やみ
で光らせるための装身具の構造は以上のように構成した
ことにより、太陽光線、蛍光灯などが発した紫外線が宝
石を透過し、台座内の蓄光特性のあるシール、プレー
ト、塗料、インクなどの膜状材料に吸収され、それに基
づき蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクな
どの膜状材料が発光する。このようにして発光した光
は、石留めされている宝石を透過して外部に出ていく。
すなわち、外部から見ると宝石が光っているように見え
る。
で光らせるための装身具の構造は以上のように構成した
ことにより、太陽光線、蛍光灯などが発した紫外線が宝
石を透過し、台座内の蓄光特性のあるシール、プレー
ト、塗料、インクなどの膜状材料に吸収され、それに基
づき蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクな
どの膜状材料が発光する。このようにして発光した光
は、石留めされている宝石を透過して外部に出ていく。
すなわち、外部から見ると宝石が光っているように見え
る。
【0023】上記蓄光特性のある材料は、紫外線をエネ
ルギー源とし、吸収と発光を常時行なっているため、明
るい場所で見た際は、宝石が持つ本来の色彩、輝きに、
蓄光特性のある材料が発光する光が加わり、宝石に微妙
で複雑な色彩を与えることができる。また、紫外線吸収
を受けずに発光が納まると、宝石本来の色調に戻り、そ
の変化も楽しめる。最大の特徴は、暗やみで見た際に宝
石が光って見えることである。
ルギー源とし、吸収と発光を常時行なっているため、明
るい場所で見た際は、宝石が持つ本来の色彩、輝きに、
蓄光特性のある材料が発光する光が加わり、宝石に微妙
で複雑な色彩を与えることができる。また、紫外線吸収
を受けずに発光が納まると、宝石本来の色調に戻り、そ
の変化も楽しめる。最大の特徴は、暗やみで見た際に宝
石が光って見えることである。
【図1】この発明の宝石の色を変化させ、暗やみで光ら
せるための装身具の構造を指輪に適用した実施例を示す
概略断面図である。
せるための装身具の構造を指輪に適用した実施例を示す
概略断面図である。
【図2】他の実施例を示す概略断面図である。
【図3】他の実施例を示す概略断面図である。
【図4】他の実施例を示す概略断面図である。
【図5】さらに別の実施例を示す概略断面図である。
1 指輪 2 リング部分 3 台座 4 宝石 5,6 蓄光性シート 7 爪
Claims (1)
- 【請求項1】 a)宝石を何等かの手段で台座に石留め
する装身具であり、紫外線を透過することが可能な宝石
と、蓄光特性のあるシール、プレート、塗料、インクな
どの膜状材料と、前記宝石を組み付ける台座とを有す
る。 b)上記台座への蓄光特性のあるシールの貼り付け、プ
レートの挟み込み、塗料の塗布、印刷等を施した上、そ
の上から紫外線を透過することが可能な宝石を石留めす
る。上記構造からなることを特徴とする宝石の色を変化
させ、暗やみで光らせるための装身具の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069125A JP2001252112A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069125A JP2001252112A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004016506A Division JP2004113830A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001252112A true JP2001252112A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18588073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000069125A Pending JP2001252112A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 宝石の色を変化させ、暗やみで光らせるための装身具の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001252112A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009121908A1 (fr) | 2008-04-01 | 2009-10-08 | The Swatch Group Management Services Ag | Objet portable a effet decoratif |
JP2015036665A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | シチズンホールディングス株式会社 | 携帯時計 |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000069125A patent/JP2001252112A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009121908A1 (fr) | 2008-04-01 | 2009-10-08 | The Swatch Group Management Services Ag | Objet portable a effet decoratif |
JP2011527198A (ja) * | 2008-04-01 | 2011-10-27 | ザ・スウォッチ・グループ・マネージメント・サービシイズ・エイ ジー | 装飾効果を有する携帯用物品 |
EP2271232B1 (fr) * | 2008-04-01 | 2014-06-11 | The Swatch Group Management Services AG | Objet portable a effet decoratif |
JP2015036665A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | シチズンホールディングス株式会社 | 携帯時計 |
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