JP3104390B2 - タッチパネル付きスイッチ装置 - Google Patents
タッチパネル付きスイッチ装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディスプレイのスクリー
ンに軽く触れるだけで人間の指示を伝達できる光学式タ
ッチパネルと従来からのメカニカル・スイッチで構成さ
れたスイッチ装置に関するものである。
ンに軽く触れるだけで人間の指示を伝達できる光学式タ
ッチパネルと従来からのメカニカル・スイッチで構成さ
れたスイッチ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】機器の多機能化・システム化に伴い、操
作スイッチの数は膨大になり、そのために使いにくいも
のとなっている。タッチパネル付きスイッチ装置は、コ
ンパクト性と操作性を考慮した解決方法の１つとしてコ
ンピュータ用端末、車載オーディオビジュアル機器など
の入力装置として広く利用されている。
作スイッチの数は膨大になり、そのために使いにくいも
のとなっている。タッチパネル付きスイッチ装置は、コ
ンパクト性と操作性を考慮した解決方法の１つとしてコ
ンピュータ用端末、車載オーディオビジュアル機器など
の入力装置として広く利用されている。
【０００３】使用方法としては、頻繁に使うスイッチや
モード選択用スイッチ等をメカニカル・キーで用意し、
使う頻度の低いスイッチやモード内設定調整用スイッチ
をタッチパネルで実現するのが一般に行われ、上位レベ
ルからの強制スタート機能により操作の階層化構造で陥
り易い「深層での迷い込み」を回避できるメリットがあ
る。
モード選択用スイッチ等をメカニカル・キーで用意し、
使う頻度の低いスイッチやモード内設定調整用スイッチ
をタッチパネルで実現するのが一般に行われ、上位レベ
ルからの強制スタート機能により操作の階層化構造で陥
り易い「深層での迷い込み」を回避できるメリットがあ
る。
【０００４】以下に、従来の光学式タッチパネル付きス
イッチ装置について説明する。
イッチ装置について説明する。
【０００５】図６及び７は従来の光学式タッチパネル付
きスイッチ装置の機能ブロック図及び回路例（一部）を
示す。１はパルス発生回路、２は第１スイッチ、３は第
２スイッチ、４は第１マトリクス、５は発光素子群、６
は第１ターミネータ、２２はインパルス発生回路、８は
メカニカル・スイッチ群、９は負荷、１０はセンス回
路、１１は受光素子群、１２は第２マトリクス、１３は
第４スイッチ、１４は第２ターミネータ、１５は第３ス
イッチ、１６は交流増幅器、１７は検波器、１８は第１
比較器、１９はローパスフィルタ、２０は第２比較器、
２１はマイクロ・プロセッサである。このように構成さ
れたタッチパネル付きスイッチ装置について、図６に従
い以下その動作について説明する。タッチパネルの動作
は本発明の実施例の中で説明することとし、ここではメ
カニカル・スイッチ動作に限って説明する。まず、イン
パルス発生回路２２にてメカニカル・スイッチ群８を駆
動する。キー操作が行われるとその負荷９に電圧が発生
し、その電圧をセンス回路１０により検出してマイクロ
・プロセッサ２１につたえる。マイクロ・プロセッサ２
１はこの検出レベルを判定しキー状態を知る。図７には
３×２のメカニカル・スイッチ群８とその周辺部の回路
を示す。インパルス発生回路２２は２回路、センス回路
１０は３回路を用意した。キー状態を知るにはインパル
ス発生回路２２からローレベル・インパルスを出力し、
インパルスをＯＦＦする前にセンス回路１０の出力を判
定すれば良い。インパルスの最少時間幅は配線上の浮遊
容量などを加味して決定する。
きスイッチ装置の機能ブロック図及び回路例（一部）を
示す。１はパルス発生回路、２は第１スイッチ、３は第
２スイッチ、４は第１マトリクス、５は発光素子群、６
は第１ターミネータ、２２はインパルス発生回路、８は
メカニカル・スイッチ群、９は負荷、１０はセンス回
路、１１は受光素子群、１２は第２マトリクス、１３は
第４スイッチ、１４は第２ターミネータ、１５は第３ス
イッチ、１６は交流増幅器、１７は検波器、１８は第１
比較器、１９はローパスフィルタ、２０は第２比較器、
２１はマイクロ・プロセッサである。このように構成さ
れたタッチパネル付きスイッチ装置について、図６に従
い以下その動作について説明する。タッチパネルの動作
は本発明の実施例の中で説明することとし、ここではメ
カニカル・スイッチ動作に限って説明する。まず、イン
パルス発生回路２２にてメカニカル・スイッチ群８を駆
動する。キー操作が行われるとその負荷９に電圧が発生
し、その電圧をセンス回路１０により検出してマイクロ
・プロセッサ２１につたえる。マイクロ・プロセッサ２
１はこの検出レベルを判定しキー状態を知る。図７には
３×２のメカニカル・スイッチ群８とその周辺部の回路
を示す。インパルス発生回路２２は２回路、センス回路
１０は３回路を用意した。キー状態を知るにはインパル
ス発生回路２２からローレベル・インパルスを出力し、
インパルスをＯＦＦする前にセンス回路１０の出力を判
定すれば良い。インパルスの最少時間幅は配線上の浮遊
容量などを加味して決定する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、タッチパネル、メカニカル・スイッチ各
々に駆動回路（つまり、パルス発生回路、インパルス発
生回路）が必要となること、従って本回路を複数のプリ
ント基板に分割したとき（通常、ディスプレイのスクリ
ーン周辺部はスペースが狭いため、受発光素子群１１，
５及びその周辺部２，３，４，６，１２，１３，１４，
１５と、メカニカル・スイッチ群８以外は別のプリント
基板に実装される。）それらプリント基板間の接続線は
多くなる。
来の構成では、タッチパネル、メカニカル・スイッチ各
々に駆動回路（つまり、パルス発生回路、インパルス発
生回路）が必要となること、従って本回路を複数のプリ
ント基板に分割したとき（通常、ディスプレイのスクリ
ーン周辺部はスペースが狭いため、受発光素子群１１，
５及びその周辺部２，３，４，６，１２，１３，１４，
１５と、メカニカル・スイッチ群８以外は別のプリント
基板に実装される。）それらプリント基板間の接続線は
多くなる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のタッチパネル付きスイッチ装置は、パルス発
生器と、前記パルス発生器出力をｉ個に切り換える第１
スイッチと、前記パルス発生器出力信号を終端する第１
ターミネータと、前記ターミネータに接続されたｊ回路
切り替えの第２スイッチと、第１スイッチのｉ個の端子
線と第２スイッチのｊ個の端子線を行列配置してつくら
れるｉ行ｊ列の第１マトリクスと、第１マトリクス交点
に接続された「１個あるいは複数の発光素子及び１個あ
るいは複数のメカニカル・スイッチ」と、前記トランジ
スタ・スイッチで駆動される１個あるいは複数のトラン
ジスタ・スイッチと、その負荷と、前記負荷状態を検知
するセンス回路と、前記発光素子と対向配置された同数
の受光素子と、その交点に前記受光素子が接続されたｉ
行ｊ列の第２マトリクスと、ｉ行およびｊ列それぞれに
接続されたｉ回路切り替えの第３スイッチ及びｊ回路切
り替えの第４スイッチと、第４スイッチに接続された第
２ターミネータと、前記第３スイッチ出力のパルス成分
を増幅する交流増幅器と、その出力を検波する検波器
と、前記検波出力を一定の参照値と比較する第１比較器
と、第３スイッチ出力の直流成分を通過させるローパス
フィルタと、前記フィルタ出力を一定の参照値と比較す
る第２比較器と、第１スイッチから第４スイッチの切り
替え、パルス発生回路出力の制御及び第１・第２比較器
出力検出を行うマイクロ・プロセッサで構成したもので
ある。これが請求項１の発明であり、メカニズム・スイ
ッチ群を第２マトリクスの交点にそれぞれ配置しセンス
回路及び負荷を廃止したものが請求項２の発明である。
に本発明のタッチパネル付きスイッチ装置は、パルス発
生器と、前記パルス発生器出力をｉ個に切り換える第１
スイッチと、前記パルス発生器出力信号を終端する第１
ターミネータと、前記ターミネータに接続されたｊ回路
切り替えの第２スイッチと、第１スイッチのｉ個の端子
線と第２スイッチのｊ個の端子線を行列配置してつくら
れるｉ行ｊ列の第１マトリクスと、第１マトリクス交点
に接続された「１個あるいは複数の発光素子及び１個あ
るいは複数のメカニカル・スイッチ」と、前記トランジ
スタ・スイッチで駆動される１個あるいは複数のトラン
ジスタ・スイッチと、その負荷と、前記負荷状態を検知
するセンス回路と、前記発光素子と対向配置された同数
の受光素子と、その交点に前記受光素子が接続されたｉ
行ｊ列の第２マトリクスと、ｉ行およびｊ列それぞれに
接続されたｉ回路切り替えの第３スイッチ及びｊ回路切
り替えの第４スイッチと、第４スイッチに接続された第
２ターミネータと、前記第３スイッチ出力のパルス成分
を増幅する交流増幅器と、その出力を検波する検波器
と、前記検波出力を一定の参照値と比較する第１比較器
と、第３スイッチ出力の直流成分を通過させるローパス
フィルタと、前記フィルタ出力を一定の参照値と比較す
る第２比較器と、第１スイッチから第４スイッチの切り
替え、パルス発生回路出力の制御及び第１・第２比較器
出力検出を行うマイクロ・プロセッサで構成したもので
ある。これが請求項１の発明であり、メカニズム・スイ
ッチ群を第２マトリクスの交点にそれぞれ配置しセンス
回路及び負荷を廃止したものが請求項２の発明である。
【０００８】
【作用】この構成によって、スイッチ駆動回路は１回路
だけで済み、またプリント基板間接続線を最少化できる
合理的なタッチパネル付きスイッチ装置を提供するもの
である。
だけで済み、またプリント基板間接続線を最少化できる
合理的なタッチパネル付きスイッチ装置を提供するもの
である。
【０００９】請求項２ではメカニカル・スイッチの状態
検知手段をローパスフィルタと第２比較器に含めること
により、センス回路と負荷を廃止できるので更に省線化
と合理化を達成できる。
検知手段をローパスフィルタと第２比較器に含めること
により、センス回路と負荷を廃止できるので更に省線化
と合理化を達成できる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１は本発明請求項１の光学式タッチパネ
ル付きスイッチ装置の機能ブロック図を示す。図１にお
いて、７はトランジスタ・スイッチ群であり、他は従来
例と同様である。
ル付きスイッチ装置の機能ブロック図を示す。図１にお
いて、７はトランジスタ・スイッチ群であり、他は従来
例と同様である。
【００１２】以上のように構成されたタッチパネル付き
スイッチ装置についてその動作を説明する。まず、第１
スイッチ２及び第２スイッチ３の設定により第１マトリ
クス４のある特定の交点を選択する。この交点に接続さ
れるのは発光素子群５あるいはトランジスタ・スイッチ
群７の内、選択された発光素子またはトランジスタ・ス
イッチであり、前者の場合はタッチ・スイッチ動作とし
て、後者の場合はメカニカル・スイッチ動作を行う。最
初にタッチ・スイッチ動作、続いてメカニカル・スイッ
チ動作を説明する。
スイッチ装置についてその動作を説明する。まず、第１
スイッチ２及び第２スイッチ３の設定により第１マトリ
クス４のある特定の交点を選択する。この交点に接続さ
れるのは発光素子群５あるいはトランジスタ・スイッチ
群７の内、選択された発光素子またはトランジスタ・ス
イッチであり、前者の場合はタッチ・スイッチ動作とし
て、後者の場合はメカニカル・スイッチ動作を行う。最
初にタッチ・スイッチ動作、続いてメカニカル・スイッ
チ動作を説明する。
【００１３】選択された発光素子は１，２，４，５，
４，３，６の経路にてパルス電流駆動され発光する。こ
れと同期して、第３スイッチ１５及び第４スイッチ１３
の設定により第２マトリクス１２の対応する交点に接続
された受光素子が有効となる。この時、前記発光素子か
らの光をこの受光素子が受ければ（つまり、タッチ・ス
イッチ操作が無い場合）光電流を発生し、第３スイッチ
１５出力にパルス信号を生成する。発光素子からの光が
遮断されれば（つまり、タッチ・スイッチが操作された
場合）第３スイッチ１５の出力は無い。この出力は交流
増幅器１６によりパルス成分を増幅し、続いて検波回路
１７でパルスの包絡線成分を取り出し、これを第１比較
器１８にて一定の参照値と比較する。
４，３，６の経路にてパルス電流駆動され発光する。こ
れと同期して、第３スイッチ１５及び第４スイッチ１３
の設定により第２マトリクス１２の対応する交点に接続
された受光素子が有効となる。この時、前記発光素子か
らの光をこの受光素子が受ければ（つまり、タッチ・ス
イッチ操作が無い場合）光電流を発生し、第３スイッチ
１５出力にパルス信号を生成する。発光素子からの光が
遮断されれば（つまり、タッチ・スイッチが操作された
場合）第３スイッチ１５の出力は無い。この出力は交流
増幅器１６によりパルス成分を増幅し、続いて検波回路
１７でパルスの包絡線成分を取り出し、これを第１比較
器１８にて一定の参照値と比較する。
【００１４】これと並行して第３スイッチ１５からの出
力をローパスフィルタ１９により直流成分を取り出し、
第２比較器２０で一定の参照値と比較する。第２比較値
が参照値未満で（すなわち外光が無い場合）かつ第１比
較値が参照値以上であれば、タッチ・スイッチ状態はＯ
ＦＦ、逆に第２比較値が参照値未満で（すなわち外光が
無い場合）かつ第１比較値が参照値未満であれば、タッ
チ・スイッチ状態はＯＮと判断する。但し、第２比較値
が参照値以上であれば、一定値を超える外光照射とみな
しパルス成分の有無に関わらずタッチ・スイッチ状態は
ＯＦＦ判定とし誤検出を回避する。ここでは太陽光に含
まれる成分はほぼ直流のみであることを利用している。
また、ワイヤレスリモコン等と同様に使用する光は赤外
光を用い、かつ可視光を遮断する光学フィルタを使うこ
とにより、外光の影響を抑えている。以上をスイッチ
２，３，１５及び１３の全部の回路に対し切り替えるこ
とにより、全光軸の状態を検出できる。直角に交わる２
つの光軸が共にＯＦＦ（遮光）のときの交点がタッチ検
出座標となる。以上、タッチ・スイッチの動作を説明し
たが、図５にＯＦＦ状態、ＯＮ状態、外光入射時強制Ｏ
ＦＦの各部の波形を示す。
力をローパスフィルタ１９により直流成分を取り出し、
第２比較器２０で一定の参照値と比較する。第２比較値
が参照値未満で（すなわち外光が無い場合）かつ第１比
較値が参照値以上であれば、タッチ・スイッチ状態はＯ
ＦＦ、逆に第２比較値が参照値未満で（すなわち外光が
無い場合）かつ第１比較値が参照値未満であれば、タッ
チ・スイッチ状態はＯＮと判断する。但し、第２比較値
が参照値以上であれば、一定値を超える外光照射とみな
しパルス成分の有無に関わらずタッチ・スイッチ状態は
ＯＦＦ判定とし誤検出を回避する。ここでは太陽光に含
まれる成分はほぼ直流のみであることを利用している。
また、ワイヤレスリモコン等と同様に使用する光は赤外
光を用い、かつ可視光を遮断する光学フィルタを使うこ
とにより、外光の影響を抑えている。以上をスイッチ
２，３，１５及び１３の全部の回路に対し切り替えるこ
とにより、全光軸の状態を検出できる。直角に交わる２
つの光軸が共にＯＦＦ（遮光）のときの交点がタッチ検
出座標となる。以上、タッチ・スイッチの動作を説明し
たが、図５にＯＦＦ状態、ＯＮ状態、外光入射時強制Ｏ
ＦＦの各部の波形を示す。
【００１５】次にメカニカル・スイッチ動作説明である
が、請求項１では第１，第２スイッチ２，３及び第１マ
トリクス４にて選択されたトランジスタ・スイッチはメ
カニカル・スイッチを通じて負荷９を駆動する。この
時、パルス発生器１は単発のパルス（インパルス）を出
力すればよいのでそのようにマイクロ・プロセッサ２１
で制御する（無論、時間ロスを問題にしなければパルス
列のままでよい）。センス回路１０は負荷９に現れる電
圧にてメカニカル・スイッチの操作状態を知る。インパ
ルス電圧が検知されればスイッチＯＮ、電圧変化がなけ
ればスイッチＯＦＦである。インパルス時間幅、インパ
ルスとセンスのタイミングについては従来と同様であ
る。
が、請求項１では第１，第２スイッチ２，３及び第１マ
トリクス４にて選択されたトランジスタ・スイッチはメ
カニカル・スイッチを通じて負荷９を駆動する。この
時、パルス発生器１は単発のパルス（インパルス）を出
力すればよいのでそのようにマイクロ・プロセッサ２１
で制御する（無論、時間ロスを問題にしなければパルス
列のままでよい）。センス回路１０は負荷９に現れる電
圧にてメカニカル・スイッチの操作状態を知る。インパ
ルス電圧が検知されればスイッチＯＮ、電圧変化がなけ
ればスイッチＯＦＦである。インパルス時間幅、インパ
ルスとセンスのタイミングについては従来と同様であ
る。
【００１６】請求項２ではメカニカル・スイッチ群８を
直接第２マトリクス１２の交点に接続することにより、
スイッチ操作をローパスフィルタ１９の入力に反映させ
る。ＯＮ／ＯＦＦのレベル変化を第２比較器２０で判定
できるのでこれでメカニカル・スイッチ機能が実現でき
る。なお、トランジスタ・スイッチ１個に対し複数のス
イッチを反応させる場合は、（図４はこの例）第１から
第４スイッチ２，３，１５及び１３の４個のスイッチは
それぞれ独立に切り替え制御出来るようにすることが必
要である。
直接第２マトリクス１２の交点に接続することにより、
スイッチ操作をローパスフィルタ１９の入力に反映させ
る。ＯＮ／ＯＦＦのレベル変化を第２比較器２０で判定
できるのでこれでメカニカル・スイッチ機能が実現でき
る。なお、トランジスタ・スイッチ１個に対し複数のス
イッチを反応させる場合は、（図４はこの例）第１から
第４スイッチ２，３，１５及び１３の４個のスイッチは
それぞれ独立に切り替え制御出来るようにすることが必
要である。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、パルス発生器と、前記パ
ルス発生器出力をｉ個に切り換える第１スイッチと、前
記パルス発生器出力信号を終端する第１ターミネータ
と、前記ターミネータに接続されたｊ回路切り替えの第
２スイッチと、第１スイッチのｉ個の端子線と第２スイ
ッチのｊ個の端子線を行列配置してつくられる第１マト
リクスと、第１マトリクスの交点に接続された「１個あ
るいは複数の発光素子及び１個あるいは複数のトランジ
スタ・スイッチ」と、前記トランジスタ・スイッチで駆
動される１個あるいは複数のメカニカル・スイッチと、
その負荷と、前記負荷状態を検知するセンス回路と、前
記発光素子と対向配置された同数の受光素子と、その交
点に前記受光素子が接続されたｉ行ｊ列の第２マトリク
スと、ｊ行及びｉ列それぞれに接続されたｉ回路切り替
えの第３スイッチ及びｊ回路切り替えの第４スイッチ
と、第４スイッチに接続された第２ターミネータと、前
記第３スイッチ出力のパルス成分を増幅する交流増幅器
と、その出力を検波する検波器と、前記検波出力を一定
の参照値と比較する第１比較器と、第３スイッチ出力の
直流成分を通過させるローパスフィルタと、前記フィル
タ出力を一定の参照値と比較する第２比較器と、第１ス
イッチから第４スイッチの切り替え、パルス発生回路出
力の制御及び第１・第２比較器出力検出を行うマイクロ
・プロセッサで構成することによりスイッチ駆動回路は
１回路だけで済み、また本回路を複数基板で構成したと
き、基板間接続線を最少化できる合理的なタッチパネル
付きスイッチ装置を実現できる。
ルス発生器出力をｉ個に切り換える第１スイッチと、前
記パルス発生器出力信号を終端する第１ターミネータ
と、前記ターミネータに接続されたｊ回路切り替えの第
２スイッチと、第１スイッチのｉ個の端子線と第２スイ
ッチのｊ個の端子線を行列配置してつくられる第１マト
リクスと、第１マトリクスの交点に接続された「１個あ
るいは複数の発光素子及び１個あるいは複数のトランジ
スタ・スイッチ」と、前記トランジスタ・スイッチで駆
動される１個あるいは複数のメカニカル・スイッチと、
その負荷と、前記負荷状態を検知するセンス回路と、前
記発光素子と対向配置された同数の受光素子と、その交
点に前記受光素子が接続されたｉ行ｊ列の第２マトリク
スと、ｊ行及びｉ列それぞれに接続されたｉ回路切り替
えの第３スイッチ及びｊ回路切り替えの第４スイッチ
と、第４スイッチに接続された第２ターミネータと、前
記第３スイッチ出力のパルス成分を増幅する交流増幅器
と、その出力を検波する検波器と、前記検波出力を一定
の参照値と比較する第１比較器と、第３スイッチ出力の
直流成分を通過させるローパスフィルタと、前記フィル
タ出力を一定の参照値と比較する第２比較器と、第１ス
イッチから第４スイッチの切り替え、パルス発生回路出
力の制御及び第１・第２比較器出力検出を行うマイクロ
・プロセッサで構成することによりスイッチ駆動回路は
１回路だけで済み、また本回路を複数基板で構成したと
き、基板間接続線を最少化できる合理的なタッチパネル
付きスイッチ装置を実現できる。
【００１８】請求項２では更にメカニカル・スイッチ入
力部であるセンス回路及び負荷を削除し、この機能をロ
ーパスフィルタ及び第２比較器で代行させることにより
一層の合理化と省線化を実現できる。
力部であるセンス回路及び負荷を削除し、この機能をロ
ーパスフィルタ及び第２比較器で代行させることにより
一層の合理化と省線化を実現できる。
【図１】本発明の一実施例のタッチパネル付きスイッチ
装置の機能ブロック図
装置の機能ブロック図
【図２】図１の実施例のタッチパネル付きスイッチ装置
の回路図（一部）
の回路図（一部）
【図３】本発明の別な実施例のタッチパネル付きスイッ
チ装置の機能ブロック図
チ装置の機能ブロック図
【図４】図３の一実施例のタッチパネル付きスイッチ装
置の回路図（一部）
置の回路図（一部）
【図５】本発明の一実施例のタッチパネル付きスイッチ
装置の各部波形例
装置の各部波形例
【図６】従来のタッチパネル付きスイッチ装置の機能ブ
ロック図
ロック図
【図７】従来のタッチパネル付きスイッチ装置の回路図
（一部）
（一部）
１ パルス発生回路 ２ ｉ回路切り替えの第１スイッチ ３ ｊ回路切り替えの第２スイッチ ４ 行列ｉ×ｊの第１マトリクス ５ 発光素子群 ６ 第１ターミネータ ７ トランジスタ・スイッチ群 ８ メカニカル・スイッチ群 ９ 負荷 １０ センス回路 １１ 受光素子群 １２ 第２マトリクス １３ ｊ回路切り替えの第４スイッチ １４ 第２ターミネータ １５ ｉ回路切り替えの第３スイッチ １６ 交流増幅器 １７ 検波器 １８ 第１比較器 １９ ローパスフィルタ ２０ 第２比較器 ２１ マイクロ・プロセッサ ２２ インパルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 3/03 330 G06F 3/033 360 H03K 17/96
Claims (2)
- 【請求項１】 パルス発生器と、前記パルス発生器出力
をｉ個に切り換える第１スイッチと、前記パルス発生器
出力信号を終端する第１ターミネータと、前記ターミネ
ータに接続されたｊ回路切り替えの第２スイッチと、第
１スイッチのｉ個の端子線と第２スイッチのｊ個の端子
線を行列配置してつくられる第１マトリクスと、第１マ
トリクスの交点に接続された１個もしくは複数の発光素
子及び１個もしくは複数のトランジスタ・スイッチと、
前記トランジスタ・スイッチで駆動される１個もしくは
複数のメカニカル・スイッチと、その負荷と、前記負荷
状態を検知するセンス回路と、前記発光素子と対向配置
された同数の受光素子と、その交点に前記受光素子が接
続されたｉ行ｊ列の第２マトリクスと、ｉ行及びｊ列そ
れぞれに接続されたｉ回路切り替えの第３スイッチ及び
ｊ回路切り替えの第４スイッチと、第４スイッチに接続
された第２ターミネータと、前記第３スイッチ出力のパ
ルス成分を増幅する交流増幅器と、その出力を検波する
検波器と、前記検波出力を一定の参照値と比較する第１
比較器と、第３スイッチ出力の直流成分を通過させるロ
ーパスフィルタと、前記フィルタ出力を一定の参照値と
比較する第２比較器と、第１スイッチから第４スイッチ
の切り替え、パルス発生回路出力の制御及び第１・第２
比較器出力検出を行うマイクロ・プロセッサで構成され
たタッチパネル付きスイッチ装置。 - 【請求項２】 パルス発生器と、前記パルス発生器出力
をｉ個に切り換える第１スイッチと、前記パルス発生器
出力信号を終端する第１ターミネータと、前記ターミネ
ータに接続されたｊ回路切り替えの第２スイッチと、第
１スイッチのｉ個の端子線と第２スイッチのｊ個の端子
線を行列配置してつくられる第１マトリクスと、第１マ
トリクスの交点に接続された１個もしくは複数の発光素
子及び１個もしくは複数のトランジスタ・スイッチと、
前記発光素子と対向配置された同数の受光素子と、その
交点に前記受光素子あるいは前記トランジスタ・スイッ
チで駆動される１個もしくは複数のメカニカル・スイッ
チが接続されたｉ行ｊ列の第２マトリクスと、ｉ行及び
ｊ列それぞれに接続されたｉ回路切り替えの第３スイッ
チ及びｊ回路切り替えの第４スイッチと、第４スイッチ
に接続された第２ターミネータと、前記第３スイッチ出
力のパルス成分を増幅する交流増幅器と、その出力を検
波する検波器と、前記検波出力を一定の参照値と比較す
る第１比較器と、第３スイッチ出力の直流成分を通過さ
せるローパスフィルタと、前記フィルタ出力を一定の参
照値と比較する第２比較器と、第１スイッチから第４ス
イッチの切り替え、パルス発生回路出力の制御及び第１
・第２比較器出力検出を行うマイクロ・プロセッサで構
成されたタッチパネル付きスイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10084892A JP3104390B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | タッチパネル付きスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10084892A JP3104390B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | タッチパネル付きスイッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05298011A JPH05298011A (ja) | 1993-11-12 |
| JP3104390B2 true JP3104390B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=14284746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10084892A Expired - Fee Related JP3104390B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | タッチパネル付きスイッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3104390B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP10084892A patent/JP3104390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05298011A (ja) | 1993-11-12 |
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